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【2024年度】東京でタクシー運転手へ転職する時の選び方。おすすめ8社を徹底比較

2024年05月01日

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【2024年度】東京でタクシー運転手へ転職する時の選び方。おすすめ8社を徹底比較

タクシー業界に興味を持ち、転職したいと思っても、どのようにタクシー会社を選べば良いかわからないという方も多いことでしょう。
タクシー会社への転職は、土地勘や高い接客スキル、各種資格が求められるため、転職に足踏みしている方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、タクシー会社に転職する難易度やメリット・デメリットについて徹底解説していきます。
本記事を読むことで、東京のタクシー会社への転職に必要なものや会社を選ぶ際のポイント、転職後の働き方までが確認できます。

また、東京に数あるタクシー会社から選びきれない方のために、業界未経験の方や年配の方、女性の方にもおすすめの大手・準大手8社のタクシー会社を紹介します。
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目次

タクシー会社に転職(就職)は難しい?

タクシー会社に転職(就職)は難しい?

結論から申し上げると、タクシー乗務員への転職は決して難しくはありません。

東京でタクシー乗務員として働くためには、大きく分けて下記の2つの資格が必要です。

・普通自動車第二種免許
・地理試験合格

しかしほとんどのタクシー会社では、募集の段階でこれらの資格保有を条件としていません。

殆どのタクシー会社は、資格取得のための充実した研修が備わっており、これらの資格は入社後にタクシー会社の費用負担で取得できます。

つまり、タクシー会社への転職は難しくない上に、必要な資格は転職後に取得可能であるということです。

タクシー会社の選び方

タクシー会社の選び方

ここまで、タクシー会社に転職するメリットとデメリットについて解説しました。

一口にタクシー会社と言っても、給与形態や勤務時間は様々です。

日本には、2022年現在で6,400社ものタクシー会社があります。

その中から、自身に最適なタクシー会社を選ぶことは非常に困難であるため、ポイントを押さえた上で転職先を検討する必要があるでしょう。

そこで、タクシー会社を選ぶ際のポイントは下記の通りです。

・会社の規模はどのくらいか
・給与体系はどうか
・支度金や入社祝い金、養成中の給与保証はあるか
・営業所のエリア
・寮が完備されているか
・働きやすい環境になっているか
・研修制度が充実しているか
・二種免許取得費用を負担してもらえるか
・保有しているタクシー台数が多いか

それぞれ見ていきましょう。

会社の規模はどのくらいか

タクシー会社を選ぶ際には、まず規模はどのくらいかを確認しましょう。大手・準大手、中小それぞれのタイプ別に、働く上でのメリットとデメリットがあります。

例えば次のようなメリット・デメリットです。

区分メリットデメリット
大手・準大手福利厚生が充実していて、教育・研修制度が整っている求職者から人気があり、採用基準や採用倍率が高い
中小歩率が高い傾向にあり、頑張り次第で稼げる体系的な教育・研修制度で働きづらいことがある

自分の生活スタイルや希望する働き方に合わせて、タクシー会社を選んでみましょう。

給与体系はどうか

タクシー会社の給与形態として最も多いのは「基本給+歩合」の形態です。

ただし、タクシー会社によって基本給の額も歩合率も異なります。

そのため、タクシー会社を選ぶ際は必ず基本給と歩合率を見比べて判断する必要があります。

例として、タクシー会社の大手4社と呼ばれている会社のそれぞれの給与形態を比べてみましょう。

日本交通:182,000円(基本給)+歩合(歩合率62%)
大和自動車交通:180,000円(基本給)+歩合(歩合率59%)
国際自動車交通:170,500円~201,500円(基本給)+歩合(歩合率59%)
帝都自動車交通:197,000円+歩合(歩合率59%)

大手4社でも、基本給と歩合率が少しずつ異なっていることが分かります。

実際にはこれだけではなく、賞与の額やその他祝い金などを設けている会社もあり、一概に基本給と歩合率だけで判断するのは尚早です。

しかし、基本的な給与形態を比較することで稼ぎやすさが見えてくることも事実です。

固定給と歩合給の割合は、タクシー会社によってまちまちです。

安定して稼ぎたいという人は、固定給の割合が多めの会社を選ぶと良いでしょう。

どんどん稼ぎたい場合は、歩合給の割合が多めの会社がおすすめです。

ただし、注意したいのがノルマです。

会社によってはノルマや足切りを下回った場合に歩合給を減額するなどの条件を設定していることがあります。

給与形態でタクシー会社を選ぶ際は、そのような条件面まで細かくチェックするように心がけましょう。

支度金や入社祝い金、養成中の給与保証はあるかか

タクシー業界では、入社後、「支度金」「転職支援金」というものを支給する会社があります。相場としては10~30万円で、多くの場合、初任給などと同じタイミングで支給されます。

求人を探す際は、支度金があるかどうかを見ておく必要があります。

支度金がある場合でも、一括で受け取れるとは限りませんし、出勤率や売上が一定以上ないと支給されないという条件が設けられている場合もあります。

さらに支度金が退職金の前払いとなっている可能性もあり、数年でやめる際の退職金が少額になってしまうことも考えられます。

また、タクシードライバーとして独り立ちするまでを「養成期間」とし、その間は、月の売上に関係なく月収を保証するタクシー会社も多くあります。

保証してもらえる金額や期間の長さはタクシー会社によって異なります。例えば東京のタクシー会社の場合、売上に関わらず、月給保証は25万円〜40万円、期間は乗務開始3ヶ月〜12ヶ月と幅広くあります。

営業所のエリア

タクシー乗務員の働き方は、基本的には一旦営業所に行き、営業所の車庫からタクシーに乗るという形態です。

つまり、通常のサラリーマンにおけるオフィスの役割をそれぞれの営業所が果たします。

もし活動範囲が近くても、営業所が遠ければ通勤の負担がその分大きくなります。

前述したように、タクシー乗務員は早朝に出勤し、深夜に退勤する機会が非常に多い職業です。

営業所が遠い場合はそれだけで大きな負担と感じることもあるかもしれません。

そういった意味でも、マイカーを持っている人は、マイカー通勤ができるかどうかも大事になってくるでしょう。

タクシーの営業所は駅から離れていることが多く、勤務時間によっては早朝出勤や深夜帰宅が多くなることも考えられます。

「仕事で長時間運転するから通勤は電車やバスがいい」という人もいるかもしれませんが、マイカー通勤のほうが便利な場合が多いです。

タクシー会社を選ぶ際は、業務エリアのみならず、必ず営業所のエリアを確認しましょう。

また、自分が希望した営業所に配属されるのかも事前に確認しておくことを推奨します。

寮が完備されているか

タクシー会社の中には、自社の寮を持っている会社があります。

寮と言っても、会社が買い上げたマンションに社員が住む形態が多いため、通常のマンションに住んでいる感覚と変わらないことがほとんどです。

タクシー会社の寮の多くは、社員であることから家賃の優遇を受けられたり、そもそも営業所から近いため通いやすかったりといったメリットがあります。

また、家電製品や通信設備が既に用意されており、生活必需品を1から準備する必要のない寮も増えてきています。

また、多くの寮は1人暮らし用であるものの、家族で住むことを前提とした寮を持つ会社もあるため、世帯を持つ方でも安心です。

タクシー会社に転職し、同時に引っ越しを行う必要がある場合は、必ず寮が完備されているのかを確認しましょう。

また、家族がいる場合は家族全員で入れる寮なのかの確認も怠らないようにしましょう。

働きやすい環境になっているか

働きやすい環境が整っているかどうかも、タクシー会社を選ぶ際には重要です。

勤務時間を柔軟に設定できるか、エリアは自分で選べるのかなど、勤務における自由度については必ずチェックしておきましょう。

稼ぎやすさの点において、タクシー配車アプリに対応しているかは非常に重要です。

現代では多くのタクシーユーザーが配車アプリを使ってタクシーを利用します。

タクシー配車アプリに適応しているだけで、非常にお客様が付きやすくなるのです。

また、女性がタクシー会社へ転職をする場合は、勤務形態や時間に加えて、必ず設備も確認しておきましょう。

特に注意すべき点は下記の通りです。

・営業所に女性用更衣室が準備されているか、また広さは十分であるか
・タクシー車両は十分な監視体制が備わっているのか
・勤務形態が柔軟であるか
・託児所付きの職場であるか

特に子育てを並行して行う場合は柔軟なシフトを組んだり、多く休みを取ったりできるか

タクシー会社は比較的働き方が自由ですが、社内規定などによって自由度にも限界があります。

必ずチェックした上で入社を決めましょう。

研修制度が充実しているか

タクシー会社では、必ず現場に出る前に研修が行われます。

なぜならタクシー乗務員には接客スキルや効率の良いルート走行など、高度なスキルが多く求められるからです。

これらのスキルが無ければ、顧客からの信頼を獲得できず、その結果リピーターを獲得できません。

つまり、スキル不足が収入に大きな悪影響を与えてしまうのです。

そのため、研修制度が充実しているタクシー会社を選ぶ必要があります。

入社直後の研修だけではなく、タクシー会社の中にはトップ乗務員による研修や、訪日外国人観光客をターゲットにした英語研修なども行われています。

常に、学べる機会が提供されているタクシー会社を選ぶことで、スキルとともに収入を上げやすくなるため、必ず研修制度の充実度はチェックしておきましょう。

二種免許取得費用を負担してもらえるか

前述した通り、未経験からタクシードライバーになる場合、二種免許取得が必要です。

もちろん、二種免許取得には普通免許と同様に費用がかかります。

必須の資格である第二種免許の取得のサポートがどうなっているのかを確認しておく必要もあります。

第二種免許の取得には20~30万円かかるため、個人的に取得するには負担が大きいです。

タクシー会社が第二種免許の取得費用を負担しサポートしてくれたとして、注意したいのはサポートの内容です。

多くのタクシー会社では、二種免許取得費用を負担して、自己負担なしの場合が多いですが、いったん肩代わりしたあとで、分割して給料から天引きされる場合もあります。

求人サイトだけでは分からないこともあるので、転職支援サービスに登録し、コンサルタントに確認してもらうのも有効な手です。

そのため、もし自分が二種免許を持っていない場合は、二種免許取得費用を負担してくれるタクシー会社を選ぶと良いでしょう。

保有しているタクシー台数が多いか

タクシー会社を選ぶ際には、必ず保有しているタクシー車両の台数をチェックしましょう。

車両台数が多いことは、その分お客様が多くて稼ぎやすいことを意味しますし、乗客に人気の車種JPN TAXIを多く保有している傾向があります。

1社あたりの平均台数は300台程度であるため、300台を基準に考えると良いでしょう。

ただし、東京や大阪といった都市圏のタクシー会社の中には、1,000台を超える数を保有している会社も少なくありません。

必ず、入社を検討している地域別で保有台数を比較し、その上で会社を選ぶことが大切です。

おすすめの大手タクシー会社4社【東京】

おすすめの大手タクシー会社4社【東京】

ここまで、タクシー会社への転職全般について解説しました。

実際に、タクシー会社への転職のイメージができた方も多いのではないでしょうか。

ここからは、東京のおすすめのタクシー会社を紹介します。

まずは、おすすめの「大手」タクシー会社です(募集要項は2022年3月時点の情報です)。

頭文字を取った、【大日本帝国】という通称を持つ東京大手4社。
・日本交通
・大和自動車交通
・国際自動車
・帝都自動車交通

どの会社も、タクシー乗務員として働きやすい環境が整っており、研修制度が充実していたり、安心感があります。

タクシー会社への転職で迷った場合、まずはこれらの会社を検討してみると良いでしょう。

ここからは、上記のタクシー会社についてそれぞれ順番に解説します。

日本交通

日本交通
日本交通は、グループ会社も含めると日本最大のタクシー会社です。

所有車両は6,000台を超えており、東京では後述の国際自動車交通と並んで最大手となっています。

日本交通では、単に人を運ぶだけではなく、障がい者向けのサポートタクシーや妊婦さん向けの陣痛タクシーなど、特定のニーズに合わせたタクシーサービスを展開しています。

日本交通の募集要項(2022年3月時点)は下記の通りです。

応募資格:21歳以上・普通1種免許取得者(男女)免許取得後3年以上(AT限定でも可)
給与: 18万2000円+歩合給(62%)入社1年間は、月収30万円保証
65才選択定年制
待遇:定年後も定時制雇用として68才まで雇用可・2種免許取得費用 会社全額負担・交通費支給(社内規定あり)・社会保険完備・年次有給、特別休暇制度有・保養所(伊東)等諸施設完備・財形、慶弔見舞い、無事故表彰他諸制度有・食堂、仮眠室、大浴場有・自社工場によるマイカー車検修理割引制度・制服貸与・全車AT車・各サークル活動
勤務時間:1ヶ月平均12〜13日乗務(大和自動車王子 (株) 11〜13乗務)
基本8:00〜翌2:00(休憩3時間)

日本交通では、入社祝い金として最大20万円が支給されます。

大手の中では帝都自動車交通の25万円という金額には劣るものの、十分な金額が支給されます。

もちろん祝い金だけで転職を決めることはおすすめしません。

タクシー運転手にとって大切な地理の研修では、ベテランのタクシー運転手が研修をしてくれるなど、非常に充実した研修制度や、入社1年目の月収30万円保証などによって、未経験でも働きやすい環境が整っています。

運転技術はもちろんのこと、実際に売上を上げるための研修が最初から組み込まれていることも強みですので、この様な入社後のサポートなどを考慮し、応募を決めることが重要です。

日本交通の求人情報一覧

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日本交通株式会社の評判や採用について!倍率や厳しさは?

大和自動車交通

大和交通
大和自動車交通は、タクシー業界の中では最も早く上場し、タクシー業界を牽引してきたリーディングカンパニーです。

独自の配車アプリを開発するほど、利用者が多い東京スタンダード市場上場のタクシー会社です。

タクシーに留まらずハイヤー業も展開しており、エグゼクティブやスポーツ選手、海外の要人まで多くの方に利用されています。

また、日本だけに留まらず台湾にも観光タクシーを展開しており、台湾の観光業にも貢献しています。

大和自動車交通の募集要項は下記の通りです。

応募資格:1種免許取得後3年以上又は、2種免許所持者
給与: 月収25万円~ 入社1年間は、月収32万円保証
待遇:昇給年1回、賞与年3回(4・8・12月)
交通費規定支給、健康保険・厚生年金・労災保険・雇用保険完備、制服貸与、退職金制度、社内慶弔制度、育児休暇・産休制度あり
勤務時間:月間11~12回乗務、1乗務15.5~18時間

大和交通では、入社祝い金として最大20万円が支給されます。

その上、二種免許取得に必要な費用を会社がすべて負担し、研修中は日当が発生します。

この様な点は決して珍しくないポイントではありますが、大和交通は不動産業も営んでいるため、転職と同時に引っ越しとなった場合は住まいの相談ができます。

選択肢も多く、ニーズに合った住まいを会社が一緒に探してくれるため、住まいの問題も解決するでしょう。

タクシー運転手として上京して働こうと思っている地方の方には、ぜひ選択肢に入れていただきたい会社です。

大和自動車交通グループの求人情報一覧

【関連記事】
上場タクシー企業、大和自動車交通のサービスの特徴・働くならこんな人がおすすめ!

国際自動車

国際自動車
国際自動車は全国展開しているタクシー会社であり、「kmタクシー」の名前で知っている方も多いのではないでしょうか。

日本交通と同様に非常に多くのサービスを展開しており、アプリを使ったWeb予約や観光タクシーなど様々なサービスがあります。

また、国際自動車ではタクシーやハイヤーのみならず、バス事業も展開しており、人の運送という分野においては、最前線を走っていると言えるでしょう。

国際自動車の募集要項は下記の通りです。

応募資格:1種免許取得後3年以上、第二種運転免許取得者も歓迎
給与: 月給180,180円~201,500円+歩合 研修終了後6ヶ月、月収30万円保証
待遇:臨時給年3回
第二種運転免許取得費用負担、慶弔見舞金、社内表彰制度、自社健康保険組合
つり銭出入金システム、定年65歳(選択定年制)
勤務時間:◎昼日勤(月22~24日乗務)
出社時間:6:00~8:00 の間から選択
実働時間:7時間45分(他に休憩時間有り)
◎ 夜日勤(月22~24日乗務)
出社時間:18:00~20:00 の間から選択
実働時間:7時間45分(他に休憩時間有り)
◎ 隔日勤(1日おきの勤務・月11~12回乗務)
出社時間:7:00~9:00 の間から選択(その他の出社時間も選択可)
実働時間:15時間30分(他に休憩時間有り)

国際自動車では、入社祝い金として最大9万円が支給されます。

勤務時間が3種類から選べるため、自らのライフスタイルに合った働き方ができます。

夜勤のみの働き方があるのは非常に珍しいため、夜勤希望の方は国際自動車交通がおすすめです。

また、東京都内と横浜に合計8箇所の営業所があるため、自身に合った勤務場所を選べます。

国際自動車交通では、社員教育に非常に力を入れています。

二種免許取得はもちろんのこと、接客スキルや運転技術、地理対策など様々な研修を自社の研修センターで行っており、教育環境は他のタクシー会社を上回る充実度です。

タクシー乗務員として必要なスキルが手に入る環境が揃っているため、非常に稼ぎやすい環境と言えるでしょう。

国際自動車グループの求人情報一覧

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国際自動車交通株式会社の概要や特徴は?

帝都自動車交通

帝都自動車
帝都自動車交通は、東京の4大大手のタクシー会社の一つであり、非常に多くのお客様を抱えている会社です。

帝都自動車交通の募集要項は下記の通りです。

応募資格:1種免許取得後3年以上又は、2種免許所持者、21歳~64歳位まで
給与: 月給19万7,000円(14万7,000円+一部手当)+歩合給+諸手当+交通費最高3万円まで、配属後半年間は月収32万円保証
待遇:賞与年3回(3月・7月・12月)
社会保険完備、独身寮完備、慶弔、各種健診補助金制度(産業医・保健師による健康相談あり)、定年後再雇用制度、マイカー車検の割引制度、定年時優待旅行(当社規定による)、スポーツクラブ利用補助、人間ドッグ補助金、各種表彰制度※無事故・無違反乗務員(1年以上)表彰 等、仮眠室・浴室有、クラブ活動
勤務時間:1ヶ月単位変形労働時間制(週実働40時間)、月間勤務日:12~13日(公出日含む)

帝都自動車交通では、入社祝い金として最大25万円が支給されます。

大手タクシー会社の中では最も祝い金が高いといった点も魅力です。

帝都自動車交通では、一人暮らし専用の寮が完備しているため、一人暮らしの方は引っ越しの不安がありません。

また、各種健康診断の費用や交通費も支払われるため、非常に働きやすいでしょう。

4つの営業所から勤務場所を選べる上に、その人のライフスタイルに合った勤務時間で働けます。

働きやすさ重視で選ぶなら帝都自動車交通は非常におすすめの会社です。
【関連記事】
帝都自動車交通株式会社のサービス概要は?働き方の特徴についても紹介

おすすめの準大手タクシー会社4社【東京】

おすすめの準大手タクシー会社4社【東京】

次に、準大手タクシー会社の紹介をします。

おすすめの準大手タクシー会社は以下です(募集要項は2022年3月時点の情報です)。

・グリーンキャブ
・日の丸交通
・東京無線タクシー
・コンドルタクシー

ここからは、上記タクシー会社の概要を紹介していきます。

グリーンキャブ

グリーンキャブ
グリーンキャブは、東京を中心に展開しているタクシー会社であり、独特の緑色の車両で多くのタクシーユーザーに知られています。

グリーンキャブの車両には、乗り心地を良くするアンチブレーキシステムや接触事故を防ぐドアライトなど、乗客の安全と乗り心地に配慮した車両を揃えていることが特徴です。

グリーンキャブの募集要項は下記の通りです。

応募資格:1種免許取得後3年以上又は、2種免許所持者、21歳以上
給与: 月給22万160円(一律手当含む)+歩合給、他諸手当有
待遇:昇給有、賞年3回(4・8・12月)、社会保険完備、事故弁償金全額負担、優秀ドライバー表彰制度、マイカー車検割引有、各種サークル活動実施、生活応援資金制度(当社規定有)、社員寮完備(冷暖エアコン付)、新生活準備金応援制度
勤務時間:一週間合計40時間の乗務、1回乗務:実働16h

グリーンキャブは、入社支援金として10万〜20万円が支給されます。

東京都内にある7つの営業所の近くに社員寮が完備されているため、住まいの心配がありません。

また、グリーンキャブの強みは稼ぎやすさにもあり、勤続1年ながら月収40万円を稼いでいる社員も多くいます。

生活応援資金制度などの生活支援も充実しているため、転職先としておすすめの会社です。

グリーンキャブの求人情報一覧

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準大手タクシー会社のグリーンキャブの特徴は?働くならどんな人に向いてる?

日の丸交通

日の丸交通
日の丸交通は、東京を中心にタクシー業を展開している会社です。

様々なニーズに合わせて、多様なサービスを展開していることが特徴です。

特に、女性限定で、女性乗務員を指定できる「なでしこタクシー」は日の丸交通独自のサービスと言えるでしょう。

ホームページにて出発地点と到着地点を入力することで、必要な運賃を事前に把握できるのも利用者としては嬉しい機能です。

日の丸交通の募集要項は下記の通りです。

応募資格:1種免許取得後3年以上又は、2種免許所持者
給与: 月給18万8700円+諸手当+歩合 営業所配属後6ヶ月間月給30万円支給(条件あり)
待遇:社会保険完備(入社日加入)、各種手当・精勤手当・愛車手当(無事故手当)・歩合、二種免許取得支援制度、GPS連動カーナビ、車内防犯設備(全車両防犯カメラ付)、仮眠室、展望大浴場(営業所による)、個人ロッカー完備、自転車・バイク通勤可(車通勤応相談)、介護・育児短時間勤務、住宅支援制度(家賃補助など)、提携保育園利用可(補助あり)、無料英会話講座、資格取得支援、クラブ活動
勤務時間:隔日勤務/月11乗務制(1乗務実働16時間)
昼日勤/月22乗務制(1乗務実働8時間)
夜日勤/月22乗務制(1乗務実働8時間)

日の丸交通では、入社祝い金として最大10万円が支給されます。

日の丸交通では、上京して働く方への支援が非常に手厚くなっています。

上京交通費や家賃の補助があるため、上京して働きたい場合は非常におすすめです。

他のタクシー会社とは違い、職場体験会を実施しており、営業所の雰囲気や人を確認してから応募できます。

良好な人間関係が築けるか不安な方は、一度職場体験会を利用するのも良いでしょう。

また、日の丸交通では女性乗務員や訪日外国人観光客とコミュニケーションを取れる乗務員の採用を強化しています。

女性や外国語が話せる方は、積極的にエントリーすると良いでしょう。

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日の丸交通株式会社のサービスの特徴は?働くならどんな人におすすめ?

東京無線タクシー

東京無線
東京無線タクシーは全国に展開している協同組合です。

※東京無線協同組合に所属するグループ会社の詳細はこちらをご覧ください。

東京無線タクシーは、加盟会社のグループの様なものですが、統一された非常に手厚い研修を受けられます。

合計9日間に渡る研修によって、未経験でも一人前のタクシー乗務員として働けるスキルを身に付けます。

これは、東京無線協同組合で義務付けられている研修のため、どのグループ会社に入社しても共通で受けることができます。

40年以上にわたり、培ってきたノウハウと、加盟会社を訪問する巡回教育を通じて研修内容の質を担保しています。

また、訪日外国人、韓国客向けの接客や、障がい者向けの接客にも力を入れており、こうしたノウハウを手に入れられるのも特徴の一つです。

東京無線タクシーの募集要項は加盟会社により異なりますが、随時タクシードライバーを募集しているため、詳しく詳細を知りたい方は、一度お問い合わせをすることをおすすめします。

東京無線グループの求人情報一覧

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東京無線タクシーの特徴は?概要を紹介します

コンドルタクシー

コンドルタクシー
コンドルタクシーは、小規模ながら東京を中心にお客様が付いているタクシー会社です。

メディアへの露出に注力しているため、テレビなどで見たことがある方も多いのではないでしょうか。

コンドルタクシーでは、三段階遠距離割引や特定区間における定額タクシーなど、お得にタクシーを利用できるサービスが展開されています。

これらのお得なサービスもあいまって、リピーターを獲得しているタクシー会社です。

コンドルタクシーの募集要項は下記の通りです。

応募資格:1種免許取得後3年以上又は、2種免許所持者
給与: 月収25~45万円以上可
待遇:ノルマなし、研修期間中(2種免許取得期間含む)は日給あり、マイカー通勤可、勤務日数・時間はご相談に応じて柔軟に対応します、2種免許取得と地理試験のための養成講座あり(100%合格、2種免許取得は会社負担)、全車に最新型カーナビ搭載、ソフトバンクと共同開発した3G携帯電話回線網を利用したIP無線システム、オペレーターによるサポート完備、制服貸与、女性ロッカー/シャワールーム完備、寮もしくは、お住まいのご相談可能

コンドルタクシーには、入社祝い金はありません。

コンドルタクシーの車両は、常に無線でオペレーターと繋がっており、万が一道が分からなくなっても、オペレーターに聞くことで道案内をしてくれます。

他にも最新のカーナビが搭載されており、東京に来て間もない方、地理が苦手な方にとってはおすすめの会社と言えるでしょう。

柔軟な働き方ができるのもコンドルタクシーの強みなので、何かと両立して仕事を頑張りたい方にもおすすめです。

実際に募集要項などを見ると「俳優・女優・芸人・作家…などなど、夢や趣味との掛け持ちOK」といった文言が付記されており、様々な働き方に対応している様子がうかがえます。
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コンドルタクシーの募集情報は?概要やサービス内容

数字で見るタクシー会社比較

数字で見るタクシー会社比較

タクシー会社を数字で比較しました。

それぞれの会社の違いをみていきましょう。

所持しているタクシーの台数ランキング【東京】

ここでは、所有している総車両数ランキングを紹介します。

日本交通が圧倒的に多く所有しています。

東京無線タクシーは、準大手ではあるものの、協同組合かつ、総車両台数であるため所有台数が多くなっています。

※台数はグループや無線協同組合を合計しています。

1位:日本交通(6,939台)

2位:国際自動車交通(​​4,790台)

3位:東京無線タクシー(3,570台)
※総車両台数です

4位:大和自動車交通(​​2,167台)

5位:日の丸交通(1,429台)

6位:グリーンキャブ(1,355台)

7位:帝都自動車交通(1,183台)

8位:コンドルタクシー(200台​​)

順位タクシー会社所有している台数
1位日本交通6,939台
2位国際自動車交通​​4,790台
3位東京無線タクシー3,570台
4位大和自動車交通​​2,167台
5位日の丸交通1,429台
6位グリーンキャブ1,355台
7位帝都自動車交通1,183台
8位コンドルタクシー200台

売上高ランキング【東京】

ここでは、売上高ランキングを紹介していきます。

ただし、売上高に関しては、公開していない会社が多く、ここで紹介できるのは3つだけです。

売上高は多ければ多いほど経営が安定しやすいと言えます。

例えば大和交通は、3期前の新型コロナウィルス前は年間6億近い利益を出しており、自己資本としても88億近い資本を持っていました。

特に去年は各社コロナの影響を受けていましたが、コロナ禍においても、経営を続けていられるのは売上高が多い大手だからこそでしょう。

1位:日本交通
売上:975億円(2022年5月期、業務提携会社を含む)

2位:国際自動車
売上:377億円(2022年3月期)

3位:大和自動車交通(2021年3月期第3四半期)
売上:115億円

順位タクシー会社売上高
1位日本交通975億円
2位国際自動車交通377億円
3位大和自動車交通115億円

祝い金で選ぶランキング

最後に、祝い金ランキングを紹介します。

入社したときに祝い金をもらえることもあります。

20万円前後の会社が一番多いです。

祝い金だけで入社を決めるのは良くないですが、一つの参考にしてみると良いでしょう。

※採用条件などによって変更がある可能性があります。

1位:帝都自動車交通(25万円)

2位:日本交通グループ(20万円)

2位:大和自動車交通(​​20万円)

4位:東京無線(10万〜20万円)

4位:グリーンキャブ(10万円〜20万円)

6位:日の丸交通(10万円)

7位:国際自動車(​​9万円)

8位:コンドルタクシー(祝い金なし​​)

順位タクシー会社祝い金
1位帝都自動車交通25万円
2位日本交通グループ​​20万円
2位大和自動車交通20万円
4位東京無線タクシー10万〜20万円
4位グリーンキャブ10万〜20万円
6位日の丸交通10万円
7位国際自動車9万円
8位コンドルタクシー祝い金なし

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タクシー会社に転職(就職)するメリット

タクシー会社に転職(就職)するメリット

ここまで、タクシー乗務員の働き方や稼げるのかについて解説しました。

タクシー会社に転職することで、下記のメリットがあります。

・未経験でもチャレンジしやすい
・歩合制のため、やればやるだけ一般企業より稼ぎやすい
・勤務シフトによっては時間の余裕がある
・長く働き続けられる
・お客様との繋がりを持てる
・その土地の地理に詳しくなれる
・サークル活動が開催されている会社もある
・人間関係が複雑にならない
・女性も働きやすい会社が増えてきている

それぞれ順番に解説します。

未経験でもチャレンジしやすい

タクシードライバーは未経験者でも問題なく働けるのがメリットです。

なぜならタクシー業界は人手不足から未経験歓迎の会社が多く、募集も数多く出されているからです。また他の業界に比べ研修制度も整っているため、誰でもチャレンジできるような環境が整っています。

そして次のようなサポートが実装されているケースがほとんどです。

  • 第二種運転免許取得のサポート
  • 費用を全額負担
  • 地理に関する講習など

経験やスキルが浅くても、運転することが好きな人であれば、問題なく働くことができるでしょう。

歩合制のため一般企業より稼ぎやすい

上述したように、多くの場合はタクシー乗務員の給与形態は歩合制です。

また、歩合率も60%が相場となっており、非常に高くなっています。

そのため、タクシー乗務員は働き方によっては非常に稼ぎやすい職業です。

また、未経験の方にとっては、歩合制で稼げないことに対する懸念点があるのではないでしょうか。

多くのタクシー会社では研修が非常に手厚い上に、研修中でも日当が支払われます。

さらに、初年度は最低給与保証がある企業が多く、未経験でも一定の給与をもらいつつ経験を詰めます。

勤務シフトによっては時間の余裕もある

タクシー乗務員の働き方は多種多様です。

上述した3つの働き方に加え、より柔軟な働き方ができる会社もあります。

働き方によっては時間の余裕があるのも、タクシー乗務員の長所と言えるでしょう。

時間の余裕があるため、プライベートの充実が可能です。

長く働き続けられる

タクシードライバーは、長く働き続けられるのがメリットです。

一般の会社では定年が設けられていますが、タクシー会社には定年制をとっていないケースも多くあります。体力さえあればいつまでも働くことができ、中には70歳以上の人がタクシードライバーとして活躍中です。

また働き続けることによって徐々にサービスの質が磨かれていきます。ドライビングのスキルも上がっていくので、売上を伸ばして昇給することも可能です。

お客様との繋がりが持てる

タクシー乗務員には接客スキルも身につきます。

車内という密室の中で、快適な時間を過ごしてもらうための配慮が必要です。

お客様の機微を見て、適切な対処を行うスキルが身に付くでしょう。

また、お客様に気に入られた場合、リピーターになる可能性もあります。

このように、お客様と密接な関係を築ける可能性があるのもタクシー乗務員のメリットです。

その土地の地理に詳しくなれる

タクシー乗務員は、自分が担当するエリアの地理に詳しい必要があります。

そのため、働いているうちにその土地の地理に詳しくなれます。

普段では通らないような道を通る中で、思わぬ発見があることも珍しくありません。

お客様から土地に関する情報を聞けることも非常に大きなメリットです。

サークル活動が開催されている会社もある

タクシー会社の中には、サークル活動が行われている会社もあります。

タクシー乗務員として働いていると、ずっと座りっぱなしになるため運動不足が懸念されます。

サークルに所属することで、運動不足の解消に繋がるでしょう。

また、他のタクシー乗務員との情報交換や交友を深める場にもなります。

趣味がある方は、タクシー会社を選ぶ際に趣味に該当するサークルがあるかを確認すると良いでしょう。
もちろん、サークルは参加必須ではないので、興味がなければ入る必要はありません。

人間関係が複雑にならない

タクシードライバーは、人間関係がシンプルであまり複雑になりません。なぜなら個人で働く時間の方が長く、勤務中のほとんどはタクシーの中で過ごすからです。

人と関わることがあるとすれば、利用者様との関わりです。社内的には人とすれ違った際などに挨拶を交わせる程度のコミュニケーションがあれば、特に問題ありません。

タクシードライバーは、人間関係に悩んで仕事を辞めてしまったという人でも転職しやすい仕事です。

女性も働きやすい業界になってきている

従来のタクシー業界は、女性にとって働きにくい環境でした。

なぜなら、お客様と密室となる仕事である上に、多くの場合深夜に勤務することになるからです。

しかし、現在のタクシー業界は女性でも働きやすくなっています。

女性も働きやすい業界になっている理由は下記の通りです。

・車内外の様子がドライブレコーダーで保存されている
・常にタクシー車両がGPSによって監視されている
・女性乗務員が働きやすいシフトの設定
・女性乗専用の更衣室、保育所完備

現在では女性乗務員の採用を強化している企業も多くあります。

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タクシー会社に転職(就職)するデメリット

タクシー会社に転職(就職)するデメリット

これまでタクシー会社に転職するメリットについて解説しました。

一方で、タクシー会社で働くデメリットがあることも事実です。

タクシー会社に転職するデメリットは下記の通りです。

・体調管理ができる方でないと難しい
・トラブルに巻き込まれるリスクがある
・売上が給与に直結する
・二種免許などの取得・研修が発生する

それぞれ順番に見ていきましょう。

体調管理ができる方でないと難しい

タクシー乗務員として働くには、体調管理が必要不可欠です。

なぜなら、タクシー乗務員には、長時間運転し続ける集中力が必要だからです。

また、給与制度が歩合制である以上、体調不良で欠勤が続くとその分給与が下がります。

そのため、自らを律して体調管理を行う必要があります。

生活リズムや栄養バランスにも気を遣いつつ、運動も欠かさないことが大切です。

トラブルに巻き込まれるリスクがある

タクシー運転手は、毎日いろんな乗客を乗せる仕事である以上、中には悪質な人から嫌がらせを受けるなどのトラブルに巻き込まれる可能性もゼロではありません。

特に夜の繁華街などでは酔っぱらった乗客から、思いもよらないクレームを入れられてしまうこともあるでしょう。

そのようなトラブルに対しては、対処法をあらかじめ想定しておくことが重要です。防犯ブザーを活用したり乗車拒否をしたりして、自己防衛を徹底するようにしましょう。

トラブルに不安を覚える人は、防犯に関する研修に力を入れる会社に応募するのがポイントです。

売上が給与に直結する

お客様を乗せて売上をあげないと給与も低くなります。
当たり前ですが、歩合制に比重を置いているので、売上を多く上げれば、その分多くの給与をもらえますが、逆も然りなのです。

お客様を効率良く獲得するために、どの時間帯に、どのエリアを走るかなど、ノウハウ・経験が必要です。

また、稼いでいるタクシー乗務員の多くは、多くのリピーターを抱えています。

お客様との繋がりを深めてリピーターを作ることで定期的に仕事が発生するため、安定して収入を上げられます。

前者のように、常にお客様が見つかるルートを開拓するか、後者のようにリピーターを多く獲得するかのいずれかができなければ稼ぐことは難しいでしょう。
最近では、タクシーアプリの普及で、予約配車も増えているので、タクシーアプリと提携しているタクシー会社に就職することも大切になってきます。

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二種免許などの取得・研修が発生する

通常の運転免許証だけではタクシー乗務員になれません。

タクシー乗務員になるためには、「普通二種免許」の取得と、一部の地域では「地理試験」の合格が不可欠です。

それぞれの詳細は下記の通りです。

・普通二種免許:「人を乗せて運び、運賃をもらう」旅客運送に必要な免許
・タクシーやハイヤー、運転代行などが対象
・地理試験:東京でタクシー乗務員を行うために合格する必要がある試験
・国家試験であり、ランドマークの名称や施設の位置や名称、高速道路の出入り口の場所と名前などが出題される

また、これらの免許や試験の合格に関しては、募集条件として定められているわけではありません。

タクシー会社に就職後、その会社内の研修によって日当をもらいながら資格の取得ができます。

また、タクシー会社ではこれらの資格取得のための研修以外にも、接客における研修やルートにおける研修などが多く用意されています。

会社で教育体制が整っているものの、資格取得やその他の研修によって現場に出るまで時間がかかるという点では、デメリットと感じる人もいるでしょう。

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タクシードライバーに向いている人

タクシードライバーに向いている人

タクシードライバーに向いているのは、主に次のような人です。

  • 車が好きな人
  • コミュニケーションが好きな人
  • 仕事を着々と覚えていける人
  • 自己管理ができる人

車が好きな人

まず大前提として、車が好きな人はタクシードライバーに向いています。

言うまでもなく、タクシードライバーは運転をするのが仕事です。状況によっては10時間以上の長時間運転をすることもあります。車が好き、あるいは運転をするのが好きという人でないとつらいことがあるかもしれません。

またお客様を安全に送り届けるというミッションがあるので、交通ルールをきちんと守る気持ちが大切です。安全第一で運転する人がタクシードライバーとして重宝されるでしょう。

コミュニケーションが好きな人

コミュニケーションが好きな人は、タクシードライバーに向いています。タクシー運転手はお客さんと直接やりとりすることが多く、コミュニケーション能力の高さがそのままサービスの質に直結するからです。

またコミュニケーション能力の高い人であれば、ちょっとした気配りで売上を確保することもできます。例えば急いでいるお客様がいれば困りごとがないか声かけをする、観光されているお客様に対してはおすすめの観光スポットを紹介するなどです。

コミュニケーション能力が高ければ、その分タクシードライバーとして活躍ができます。

仕事を着々と覚えていける人

タクシードライバーは、仕事を着々と覚えていける人に向いている職業だと言えるでしょう。なぜなら巡回するルートや稼げるエリアなど仕事を通じて覚えていかなければならないことが多いからです。

またルート通りではなく、渋滞する道を知っておけばスムーズにお客様を運ぶことができ、リピート率につながります。

自己管理ができる人

タクシードライバーは、自己管理能力が求められます。

ドライバーは勤務時間が不規則になりがちなので、自身の体調管理やスケジュール調整が必要な仕事です。もし体調が悪い状態で勤務を続けると、安全運転がおろそかになったりサービスの質が低下してしまうおそれがあります。

定期的に健康診断を受けたり、適度に休憩したりできる人が向いている仕事です。

タクシー乗務員の年収

タクシー乗務員の年収

一般社団法人全国ハイヤー・タクシー連合会の「令和4年タクシー運転者の賃金・労働状況の現況」によれば、東京のタクシー乗務員の平均年収は361万円3,300円です。

多くのタクシー会社の給与制度は、歩合に比重を置いた給与体系を設けているので、稼ぐ人は年収1,000万円を超える人もいますが、売上が上がらない人は、年収300万円を切る方もいるのが現状です。一般的には、年収500〜700万円は無理なく狙える年収です。

東京のタクシー乗務員の歩合率はおおむね50~70%なので、入社する会社、自身の頑張り次第で年収1,000万円を超える人がいるのです。

タクシー乗務員としての稼ぎやすさは、会社の給与形態によっても異なりますので、タクシー会社への転職をする際は、必ずそのタクシー会社の給与形態を確認してから応募しましょう。

当然ですが、歩合率50%の会社と65%の会社では、同じ売上を上げても、年収が大きく異なります。

一般的な求人サイトや各タクシー会社のホームページには、歩合率が掲載されていないことがほとんどなので、タクシー専門の転職エージェントに相談することをオススメします。

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タクシー乗務員の年齢層

タクシー乗務員の年齢層

一般社団法人全国ハイヤー・タクシー連合会の「令和4年タクシー運転者の賃金・労働状況の現況」によれば、タクシー乗務員の平均年齢は50歳以上の割合が高く他の産業と比べると非常に高齢です。

タクシー乗務員は、普通自動車1種免許を取得してから、3年以上経過していれば、2種免許は入社後に取得できますので、応募時には特別なスキルが必要ありません。

そのため、中高年の転職先や定年退職後の仕事として選ばれることも多いです。

また、中高年からの転職が可能である一方で、定年の年齢も気になるのではないのでしょうか。

法人の場合は、65歳が区切りになることが多いです。

65歳以降のタクシー乗務員の働き方としては、下記の3種類があります。

・正社員として契約を続けて働く
・非正規社員として働く
・嘱託社員として働く

タクシー乗務員は、法令で年齢制限が定められていません。

そのため、健康状態に問題が無ければ働き続けられます。

また、タクシー乗務員の中には個人タクシーとして働く方もいるでしょう。

個人タクシーの場合は75歳までという制限が定められています。

タクシー乗務員の一般的な働き方

タクシー乗務員の一般的な働き方

タクシー乗務員の働き方は多種多様です。

それぞれのタクシー会社で、異なる勤務形態が設けられています。

どのタクシー会社にもある、タクシー乗務員の一般的な働き方は下記の3種類です。

・日勤
・夜勤
・隔日勤務

それぞれの勤務形態について順番に解説します。

日勤

日勤とは、一般的なサラリーマンと同様に、朝から夕方頃まで勤務する働き方のことです。

サラリーマンと異なる点は、早朝から午後まで働くパターンと午前中から夕方まで働くパターンの2パターンがある点です。

前者は他にも仕事がある方や、夕方から夜にかけて別の活動を行う方でも働きやすくなっています。

また、多くの場合、途中で1時間ほどの休憩を挟みつつ勤務します。

日勤の主な顧客層は、病院に行く高齢者の方や商談の移動を行うビジネスパーソンなどです。

地域によっては、定期的にタクシーを利用する層がいるため、お客様が絶えずいることもあります。

夜勤

夜勤とは、日勤とは逆に、夕方から出勤して深夜の2:00~3:00頃まで勤務する働き方のことです。

深夜のタクシーには深夜料金がかかるため、料金が割高になっています。

その分、日勤に比べて顧客単価が上がり、結果的に収入が上がりやすい点が特徴です。

また、日中に別の活動や仕事をすることもできます。

夜勤の主な顧客層は、終電を逃してしまった方や都市圏から地方に移動する人です。

移動距離も長くなる傾向があるため、深夜料金とあいまってより高い収入を望めます。

なお、収入が上がりやすい一方で、夜勤専門の勤務形態を設けているタクシー会社は日勤に比べ少ないので確認が必要です。

隔日勤務

隔日勤務とは、簡単に表現すると、丸1日働いて丸1日休むというサイクルを繰り返す働き方のことです。

稼働率が高まるため、ほとんどのタクシー会社では隔日勤務の勤務形態をメインとしています。

勤務日は朝6〜8時に出勤し、合計3時間ほどの休憩を挟みつつ深夜1〜3時頃に退勤します。

隔日勤務では、1日の勤務時間が20時間前後(休憩3時間含む)となるため、1ヶ月の出勤日は11〜13日で、逆に月の半分以上は休日です。

勤務形態に慣れてしまえば、時間を効率的に活用できる働き方といえるでしょう。

タクシー会社の転職前に準備するべきこと

タクシー会社の転職前に準備するべきこと

ここまで、タクシー会社で働くメリットやデメリット、実際に転職先としてのタクシー会社を選ぶ際のポイントについて解説しました。

ここまで読んで、タクシー会社への転職を本格的に考えている方も多いのではないでしょうか。

ここからは、タクシー会社への転職前に準備するべきことについて解説します。

転職前に準備するべきことは、大きく分けて下記の3つです。

・応募する企業の研究
・履歴書・職務経歴書の作成
・面接対策

上記3つに加え、注意点も交えて解説します。

応募する企業の研究

タクシー会社に応募する前には、必ず会社の特徴を調べておきましょう。面接内で、会社の特徴に関する言及を求められる可能性も低くありません。

そこで回答できなければ、「この志望者は会社に興味がない」と認識されて、不採用になりかねません。特に、面接前には必ず会社の特徴や情報について調べておきましょう。

また、採用が決まった場合、希望の配属先や対応可能なサービスについて聞かれる可能性があります。会社の特徴に対する理解が不十分な場合、回答に困ってしまいます。

必ず、会社の特徴やサービスを理解し、自分の希望をはっきりと言える状態にしておきましょう。

履歴書・職務経歴書の作成

タクシー会社に転職する際には、当然ながら履歴書と職務経歴書を用意する必要があります。

履歴書や職務経歴書の中で、タクシー乗務員として求められる資質をアピールできるかが採用のカギとなります。

タクシー会社で求められる代表的な資質は下記の通りです。

・接客の適性
・安全運転走行
・正確に仕事をこなせる几帳面さ

上記をアピールできる履歴書や職務経歴書を書くことが大切です。

運送業などでドライバーをしていた経験や接客業の経験は、積極的に書きましょう。

ドライバーの経験がなかったとしても、無事故や運転年数は評価の1つとなるため、記載しておくことをおすすめします。

また、語学力がある場合は非常に強い武器になるので、忘れずに記載しましょう。

訪日外国人が多いエリアでの活躍を期待され、採用に繋がる可能性が広がります。

面接対策

他業界の転職と同様にタクシー会社でも面接が行われます。

面接は採用担当者に自分の印象を植え付ける大切な機会です。

必ず対策を行ってから臨みましょう。

まず、服装については細心の注意を払いましょう。

タクシー乗務員は常にスーツで接客する上に、清潔感が命の職業です。

ネクタイやスーツのしわ、靴が磨かれているかなどに注意を払っておくことが大切です。

また、タクシー乗務員にはコミュニケーション能力が必要不可欠です。

なぜなら、お客様とのコミュニケーションの機会が多い上に、コミュニケーションの質が顧客満足度に大きく影響するからです。

そのため、面接官からの質問に円滑かつ的確に回答する必要があります。

ただし、タクシー会社の面接において、頻出の質問があります。

その質問に対する対策をしておくことで通過率が高まるでしょう。

頻出の質問は下記の通りです。

・タクシードライバー・応募先企業への志望動機
・過去に運転をしていて、事故歴は無いか
・前の仕事について、退職理由
・病歴や現在の体調について

上記3点に関しては、すぐに答えられるように回答を準備しておくと良いでしょう。

二種免許の勉強は基本的に不要

タクシー会社に転職する際の注意点として、二種免許の勉強は不要です。

なぜなら、ほぼすべてのタクシー会社では、入社直後に二種免許取得のための研修を受けられるからです。

さらに、二種免許取得のためにかかる費用をすべて会社で負担する企業も少なくありません。

また、研修期間中ももちろん日当が発生します。

ただし、二種免許取得には、一種免許取得から3年以上経過していることが条件です。

逆に言えば、この条件を満たしている限り、二種免許取得に関して何も考える必要はありません。

二種免許に関する勉強などをするのは、非常に労力や時間の無駄になります。

二種免許のことは気にせず、目の前のタクシー会社に入ることだけを考えましょう。

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この記事を書いた人

木村 啓喜

木村

株式会社ピーアール・デイリー(厚生労働省認可 有料職業紹介事業許可番号13-ユ-305520)所属。入社17年目。P-CHAN TAXIのキャリアアドバイザーとして、多くのタクシー求職者を転職に導く、タクシー転職のプロ。日本全国のタクシー会社の営業も担当。
車の運転好きで、次の転職先はタクシー会社と決めている程、タクシーの仕事をこよなく愛しています!

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