タクシー配車アプリDiDiは安い?使い方やクーポン情報、迎車料金やアプリ利用料を徹底解説!
2020年10月05日 豆知識
日本で使えるタクシーアプリはいくつかありますが、DiDiタクシーもその一つです。タクシーを捕まえたいのに、空車のタクシーが全然通らなくて困ったという経験は誰もがあるでしょう。そんな悩みを解決できるのがDiDiタクシーです。
本稿では、DiDiタクシーの使い方や迎車料金、クーポン情報をわかりやすく解説します。
Contents
タクシー配車アプリDiDiとは?
DiDiとは、アプリからタクシーの配車依頼ができるタクシー配車アプリです。大元は中国の「滴滴出行」というライドシェアで最大手の会社が提供しているサービスで、日本版は「DiDiモビリティジャパン」という会社が運営しています。
DiDiモビリティジャパンはソフトバンクが50%出資しており、2018年以降サービスを徐々に拡大しています。日本版リリース当初は、大阪をはじめとした関西エリアのみ対応していましたが、現在では全国各地で利用できるようになっています。
DiDiのアプリは、DiDi公式サイトからインストールしてみましょう。
DiDiでタクシーを呼ぶメリット
タクシーアプリDiDiを使うメリットをわかりやすく解説します。
アプリから配車依頼できる
これまで、タクシーを配車依頼するには配車センターに電話をかけなければなりませんでしたが、DiDiアプリなら電話せずに配車依頼ができます。
そのため、これまで煩わしかった以下のような電話での配車依頼のデメリットを解消できます。
・電話しても繋がらない
・電話応対の人の態度が横柄で不快だった
・電話して「確認する」と言われて何分も待たされた
・待たされた挙句、配車できないと言われた
・毎回通話料金が発生する
また、アプリから配車するとタクシーがあと何分で乗車位置に到着するのかが表示されるため、待ち時間を効率的に使えます。
さらにアプリ上で降車位置を選択すると、配車されたタクシーに自動で目的地が入力されるため、乗車後に目的地を伝える手間も省けます。
ネット決済できる
DiDiには支払い方法が全部で3つ用意されており、事前にクレジットカード登録を済ませておけば、降車時に支払いを省略できます。なお、選べる支払い方法は以下の通りです。
・現金
・クレジットカード
・PayPay
ネット決済を行う場合は、クレジットカードやPayPayの支払い情報を入力しておく必要があるので、アプリをインストールしたらまず支払い情報を入力しておくことをおすすめします。
クーポンが利用できる
DiDiでは、最大で13,500円もクーポンで割引できます。JapanTaxi、GO、MOVなど他のタクシー配車アプリに比べると、クーポン適用可能額は非常に大きくなっています。(他アプリの場合500~2,500円程度の割引)
クーポンの種類も数多く、初回登録クーポン、友達紹介クーポン、エリア限定クーポン、タクシー会社固有クーポンなどがあります。
友達紹介クーポンは既にDiDiを利用したことがある人から「紹介コード」を教えてもらい、アプリ上で入力することでクーポンが適用されるようになっています。
多くの人がブログ上で紹介コードを掲載しているので、紹介コードをお持ちでない人も「DiDi クーポン」などで検索すると、利用できる紹介コードを見つけることができるでしょう。
DiDiでタクシーを呼ぶデメリット
DiDiを利用する上では、メリットだけでなくデメリットもあります。あらかじめ理解しておくことで、適切なタイミングで利用できるようになるでしょう。
サービス内容に地域差がある
一部の地域では、事前確定運賃制度が未導入だったり、一般タクシー以外の車種を指定できなかったりします。そのため、都心部でDiDiを使い慣れている方が、同じようなサービスを期待して地方で利用するとガッカリしてしまうこともあります。
地方で利用する場合は、まずはサービス対応エリアかどうかから確認するようにしましょう。
配車されないこともある
DiDi利用時には、配車まで長時間待たされるだけでなく、交通状況が混雑している場合はドライバー側から配車をキャンセルされることがあるようです。
「配車されると思って待っていたのに、配車されなかった」となると予定に間に合わなくなるリスクが大きく、待ち合わせ相手との信頼性にも影響するため大きなデメリットといえるでしょう。
DiDiタクシーの迎車料金やアプリ利用料は安い?
DiDiを利用すると迎車料金がかかりますが、実際にいくらかかるのか解説します。
迎車料金
迎車料金は配車されるタクシー会社によって大きく異なります。
地方なら迎車料金が無料のタクシー会社も多くありますが、東京では290〜410円ほどかかります。これは他のタクシー配車アプリと同様の相場のため、安くも高くもないと言えます。
ただし、DiDiでは迎車料金がないタクシー会社を指定することができないため、迎車料金が無料になるかどうかはその状況次第です。
一方、JapanTaxiのアプリの場合はタクシー会社を指定できるため、毎回迎車料金が安い(または無料の)タクシー会社を選択できれば、DiDiよりも安く利用できるでしょう。
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アプリ利用料(2020年10月30日廃止)
DiDiではかつて、2020年7月よりアプリ利用料という料金がかかっていました。東京・大阪などの主要エリアで260円、それ以外のエリアでは120円が発生し、これは迎車料金や通常運賃とは別で乗車ごとに請求される料金でした。
しかしこのアプリ利用料は、10月30日に廃止となっています。このアプリ利用料廃止を受けて、乗客としてはさらに便利にアプリを利用しやすくなっています。なお、これに伴い9/16より開始していたアプリ利用料0円キャンペーンも終了しています。
DiDiタクシー利用上の注意点
DiDiを利用する上で注意すべきポイントがいくつかあります。これからDiDiを利用される方は、利用前に必ずお読みください。
利用可能エリアが縮小された
2020年7月より全国11県でサービスが停止されました。2018年以降サービスの拡大を進めていたDiDiですが、業績悪化に伴いサービスの縮小を行い始めました。
アプリ利用料の導入に加えてサービスエリアの縮小と続いているため、今後もサービスは縮小傾向にあるのかもしれません。DiDiを利用する場合は、まずはサービス対象エリアかどうかから確認するようにしましょう。
キャンセル料が発生することも
DiDi利用時には、ある特定の条件を満たすとキャンセル料が請求されます。
特定の条件は以下の通りです。
・配車依頼完了後から1分が経過してからキャンセルした
・タクシーが到着予定時刻どおりに到着したのにキャンセルした
この場合は720円のキャンセル料が発生します。逆に配車依頼後1分以内にキャンセルしたり、タクシーが到着予定時刻をすぎても到着せずキャンセルしたりした場合は、キャンセル料が発生しません。
720円もあれば、短い距離ですがタクシー1回は利用できます。なるべくキャンセルしないように注意しましょう。
DiDiタクシーのアプリの使い方
DiDiアプリは直感的に操作できるため、初めて利用する方でも簡単に利用できます。以下の手順で進めれば、誰でも簡単に使いこなすことができるでしょう。
①アプリインストール
以下のURLよりアプリをインストールしてください。
・iPhone版(App Store)
・Android版(Google Play)
本アプリは無料でインストール可能です。
DiDiのアプリは、DiDi公式サイトからインストールしてみましょう。
②必要情報の入力
個人情報を入力します。この際、アプリ内決済を利用する場合は一緒に支払い情報も入力するようにしましょう。
③クーポン入力
必要情報の入力が完了するとデフォルト画面に遷移します。その画面上で「クーポン」ボタンを押下し、クーポンコードを入力すると、タクシー配車時に利用できるクーポンを入手できます。
④乗車地と目的地の入力
ここまでで下準備は完了です。次に実際に乗車地と目的地を入力してタクシーの配車をしてみましょう。
目的地は、住所やビル名を検索することで選択できます。
乗車地は、マップ上に乗車しやすい位置が「緑色のドットマーク」で表示されます。そこをタップするとスムーズに乗車できるため、緑色のドットマークを選択することをお勧めします。
⑤配車
目的地と乗車地を選択できたら、「一般タクシーを呼ぶ」または「注文する」ボタンを押下しましょう。これで配車依頼は完了です。あとはタクシーが乗車地に到着するまで待ちましょう。
DiDiタクシーのクーポンの使い方
DiDiタクシーのクーポンは以下の手順で使用可能です。
①クレジットカード情報の登録
「サイドメニュー」→「お支払い方法」→「クレジット/デビットカード」を押下し、クレジットカード情報を登録してください。
②クーポン適用条件を満たす注文を行う
DiDiには様々なクーポンが存在します。そのため複数のクーポンを手に入れることも少なくありません。どのクーポンがどのような条件で適用されるのかを把握し、利用したいクーポンが適用される注文を行いましょう。
なお、DiDiの場合は所持しているクーポンの適用条件を満たす注文をした場合、自動で該当クーポンの割引が適用されます。
1回の利用で複数クーポンが適用されることはなく、利用限度額が大きいもの、利用限度額が同一の場合は有効期限が近いものから自動で適用される仕組みになっています。
DiDiタクシーではキャンペーンも利用できる
DiDiでは2020年の10月30日〜11月28日、「帰ってきた!PayPay決済で毎週金土初乗り無料」キャンペーンを開催しています。
地域ごとのクーポンコードを入力したうえで、アプリに連携したPayPayで支払いをすれば、金曜日または土曜日の初乗り分の料金が無料になります。割引になる金額は地域によって異なりますので、DiDi公式プレスリリースをご覧ください。
なお、キャンペーンの利用条件は以下のようになっています。
※1日1回まで、アプリ決済限定、他クーポン併用不可
※「現金・その他」のお支払い方法を選択した場合は適用されません
※PayPay残高が680円以上ないと注文できません
※割引額は各地域のDiDi加盟会社の初乗り料金の最大値となります