就活における職種の決め方は?わからないときにやるべき手順を解説

就活における職種の決め方は?わからないときにやるべき手順を解説

これから就活するにあたって、職種を決めなければならないのにもかかわらず「希望職種が思い浮かばない」「職種の決め方を教えてほしい」と困っていませんか?

就活で希望職種を決めることは、実は業界を決める以上に重要です。就職活動で選択した職種は、これからの長く続く社会人生活において、日々取り組む業務内容を大きく左右する要素になるからです。

しかし、社会人経験が少ない就活生にとって、自分に合う職種を見つけることは簡単ではありません。

この記事では、就活における職種の決め方や最低限知っておきたい職種の種類、決める際の注意点などを解説します。就活で職種が決められずに悩んでいる人は、ぜひ参考にしてみてください。

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就活における職種の決め方

就活における職種の決め方

就職における職種の決め方の手順は、次に紹介する通りです。

  1. 新卒が就職できる職種について幅広く調べる
  2. 自己分析によって職種を選ぶ上での基準を決める
  3. 基準を満たす職種をピックアップして優先順位をつける
  4. 企業説明会などを通じて職種に対する理解をさらに深める

社会人経験が少ない就活生にとって、希望する職種を決めるのは大変です。実際にやったことがない仕事を想像するのが難しく、自分に合った仕事が何かわからないからです。その前提を押さえたうえで、一つ一つ手順を踏みながら段階的に希望職種を決めていきましょう。

1.新卒が就職できる職種について幅広く調べる

就職活動において新卒が職種を選択するためには、第一に新卒が就職可能な職種について幅広い視点で情報を集めましょう。どんな職種が世の中にあるのかを知らなければ、そもそも興味を持つことすら不可能です。

とは言え、実際の職種の数は無数にあります。この時点では、職種一覧を軽く眺めて興味を持てそうな職種がないかチェックしてみるだけで十分です。なんとなく気になった職種をこの時点でメモしておけば、後々の作業で使えます。

2.自己分析によって職種を選ぶ上での基準を決める

世の中にいろいろな職種が存在することが理解できたら、次は自分自身に視点を移して、「どんな仕事が向いているのか」「やりたいと思う仕事は何なのか」を考えてみましょう。

仕事とは突き詰めれば、他人からお金をいただいてサービスを提供する行為です。自由にやりたいことを選べるプライベートとは異なり、仕事では常に義務と責任がつきまといます。

そのため、「やらざるを得ない環境下でもやりがいをもって取り組めること」を見極めることが、自分に向いている職種を見つけるポイントです。

過去の自分を振り返って、以下の問いを投げかけてみましょう。

  • これまでの人生で一番長く続けられたことは?
  • 何をしているときが一番わくわくする?
  • 他の就活生より器用にこなせることは?
  • これまでに時間を忘れて熱中できたことは?

上記の特徴に共通点がある職種なら、やらざるを得ない環境下でもやりがいをもって取り組める可能性があります。長く続けられることは、そもそもその仕事に適性があるということです。

また、わくわくすることや器用にこなせること、熱中できることなら、努力しているという実感なく成長でき、企業からも評価されやすいでしょう。

上記ができたら、次に「やらざるを得ない環境に追い込まれても、絶対にやりたくないこと」を取り上げてみます。

次に自分に問いかけてみるのは、以下の内容です。

  • これまでの人生で嫌だと感じたことは?
  • 他の就活生より苦手だと思うことは?

職種に配属されれば、それが自分の日々向き合う業務となります。「やらざるを得ない環境に追い込まれても絶対にやりたくないこと」が日々の業務に含まれていれば、その仕事を長く続けていくことは難しいでしょう。

ミスマッチによって早期離職につながる可能性が高いため、上記と共通点がある職種は早い時点で希望職種から除外しておくべきです。

3.基準を満たす職種をピックアップして優先順位をつける

職種を選ぶ上での基準が明確になったら、次にやるべきなのは、基準を満たす職種をピックアップして優先順位をつけることです。

職種を選ぶ上での基準を頭に入れたうえで、もう一度自分が興味を持てそうな職種がないかチェックしてみましょう。

「やらざるを得ない環境下でもやりがいをもって取り組める」という条件に対し、完全に一致する職種は少ないかもしれません。しかし、いくつか共通点がある職種は見つかるはずです。

将来のポテンシャルで評価される就活生には、そもそも幅広い可能性が開けています。その可能性を狭めないためにも、自分と相性が良さそうな職種はできるだけ残しておきましょう。

そして、自分にとって相性が良さそうだと感じられる職種の数がある程度揃ったら、次にその職種に関する条件を見比べながら、自分なりの優先順位をつけます。

自分に適性があるはずだと見越して選んだ職種であっても、年収や身につくスキル、キャリアパスなどの条件には違いがあります。それらを詳細に見比べながら「どの職種が自分のなりたい姿に近いか」をじっくりと考えてみると、優先順位を付けやすくなるでしょう。

「この職種なら頑張れそうだ」「ぜひこの職種にチャレンジしてみたい」と思えたら、いよいよ行動開始です。

4.企業説明会などを通じて職種に対する理解をさらに深める

就職活動で希望職種の優先順位を決めるときは、合同説明会やインターンなどの体験を通じて固めるのがおすすめです。

なぜなら、STEP3.で考えた優先順位は、所詮頭の中で考えたイメージにすぎず、企業説明会やインターンに参加した感想によっては順位が覆る可能性があるからです。

社会人経験が少ない就活生にとって、社会で働く先輩から聞ける話は貴重です。また、インターンのように実際に業務を体験できれば、なお理想的です。

職種選びは就活生のファーストキャリアに大きな影響を及ぼします。そのため、希望職種の優先順位は頭の中のイメージだけで決めず、実際に社会で働く先輩に話を聞いてから決めるようにしましょう。

就活での業界選びについて興味がある方は、「就活での業界の決め方は?押さえておきたい業界一覧や注意点も合わせて解説」も読んでみてください。

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就活前に最低限知っておきたい職種の種類

就活前に最低限知っておきたい職種の種類

就職で希望職種を決めるなら、以下の内容は少なくても理解しておきましょう。

職種カテゴリー

企業から期待される役割

営業

顧客の課題や問題解決につながる自社商品を提案し、売り上げ拡大につなげる

事務・管理

企業運営に必要となるさまざまな事務処理や管理を行って、売り上げ部門を支える

エンジニア

システム開発や保守、運用を通じて情報処理・伝達に関する顧客の課題を解決する

販売・サービス

便利なサービスや快適な買い物空間を提供することで、リピート客を増やす

企画

世の中に存在する情報を分析して今後の方針を決めたり、世の中で求められる商品やサービスを生み出したりする

研究・開発

既存の知識を応用したり商品の土台となる技術を新たに研究したりして、商品化に役立てる

クリエイティブ

デザインやゲーム、書籍、記事、プロジェクトなど依頼者の希望に合わせて新たな作品を生み出す

金融

お金の融通を促進して企業経営や個人の生活を支援する

その他専門職

専門知識を活用した助言や支援を通じて依頼者の問題解決を図る

世の中には数えきれないほど多くの職種があり、その数だけ人々のキャリアが存在します。しかし、その職種に就くには特別な資格や経験を必要とするものも多く、必ずしも就活生がすぐに配属されるものばかりではありません。

そこでここからは、一般的によく知られている職種の種類を中心に紹介していきます。

営業に関する職種

顧客の課題や問題解決につながる自社商品を提案し、売り上げ拡大につなげる営業職は、ありとあらゆる業界で必要とされる職種です。募集人数が多く、新卒で配属されることが多い職種でもあります。

営業職と一口に言っても、提案を行う対象によって大きく2種類に分かれます。一般消費者に提案を行う営業職は個人営業、企業や組織に対して提案を行う営業職は法人営業と呼ばれることが多いです。

営業職が提案する商材は幅広く、日用品や消耗品など手に取って確認できるものもあれば、人材紹介や不動産仲介、電気契約のように形のない商品を扱うこともあります。そのため営業職は取り扱う商材によって仕事のやりがいや大変さが大きく異なります。

また、営業は基本的に人と接する機会が多いのが特徴です。顧客から商品を購入してもらうには信頼関係を築くことが不可欠であるため、コミュニケーション能力が高く、相手の立場に立って物事を考えられる人が向いています。また、仕事の成果が売上成績に連動しやすいため、目標達成しようとする意思が強く、プレッシャーに負けずに粘れるタフさも大切です。

営業職に興味がある人は、以下の職種に関する記事も参考にしてみてください。

  • 営業職:顧客に対して商品を販売する仕事
  • 個人営業職:個人を相手に営業活動を行う職種
  • 法人営業職:法人を相手に営業活動を行う職種
  • MR職:医師や薬剤師に医薬品の品質や有効性・安全性などの情報を提供する営業

事務・管理に関する職種

事務・管理に関する職種では、企業運営に必要となるさまざまな事務処理や管理を担います。営業職と同様、幅広い業界で募集がある職種です。

事務管理は一般的にバックオフィスと呼ばれ、企業経営を裏方から支えているのが特徴です。営業のように企業に直接売上をもたらすことはありませんが、他の職種の人々が自分の業務に専念できるよう、さまざまなサポートを行っています。

事務・管理はさらに以下の職種に分けられます。

  • 人事:企業を人材面から支える専門職
  • 経理:企業のお金の動きを管理する専門職
  • 財務:企業の資金調達や運用を担う専門家
  • 法務:企業運営を法律面のリスクから守る専門家
  • 秘書:経営者や幹部が自身の業務に専念できるようさまざまなサポートを行う
  • 総務:人事や経理・財務・法務など特定の職種に振り分けられない多種多様な業務を担う
  • 一般事務:営業や人事・経理・財務などの職種の補佐役として、さまざまな事務処理を担当する
  • 医療事務:病院や診療所で医師や看護師が治療に専念できるようさまざまな事務手続きを行う

それぞれの職種の詳細な仕事内容や向いている人を知りたい人は、各記事を判断材料にしてみてください。

エンジニアに関する職種

エンジニアは、システム開発や保守、運用を通じて情報処理・伝達に関する顧客の課題を解決しあす。急速な技術革新が進むIT業界において、需要が拡大している職種です。

IT業界は日々新たな技術が誕生しているため、高度な専門知識を備えていることに加え、日々学び続ける姿勢が求められます。一言でエンジニアと言ってもさまざまな職種が存在し、それぞれ求められる役割が異なります。

それぞれの職種の詳細な仕事内容や適性がある人の特徴について知りたい人は、各記事を判断材料にしてみてください。

販売・サービスに関する職種

販売・サービス職は、便利なサービスや快適な買い物空間を提供することで、リピート客を増やすことを目的としています。主に小売業界や飲食業界などで募集が見られる職種です。

実際にサービスを利用したり買い物をしたりする顧客の間近で業務を行うことから、顧客の反応をダイレクトに実感しやすいのがこの職種の醍醐味です。

店舗や支店など現場を任される場合は、アルバイトを含むスタッフの育成・指導・管理も担当業務に含まれます。多くの人を率いて売上目標を達成しなければならないため、リーダーシップやコミュニケーション能力なども必要です。

販売・サービス職は大きく、以下の3種類に分けられます。

  • 店長:各店舗の責任者として人材管理や仕入れ管理、売上管理などを担当する
  • スーパーバイザー:現場や支店を統括する役割があり、トラブルに対応したり本社や取引先との橋渡し役を担ったりする
  • バイヤー:売れる商品を見極めて値段を交渉し、安く仕入れて自社に利益をもたらす

それぞれの職種の詳細なそれぞれの職種の詳細な仕事内容や適性がある人の特徴について知りたい人は、各記事を判断材料にしてみてください。

企画に関する職種

企画は世の中に存在する情報を分析して今後の方針を決めたり、世の中で求められる商品やサービスを生み出したりする職種です。

自分が考えたアイデアを具体化できる企画は、就活生に人気のある職種です。しかし、コストや時間をかけた分だけ成果が問われるため、周囲を納得させるだけの説得力やリサーチ能力が求められます。

企画職は、大きく以下の5種類に分けられます。

  • 経営企画:経営陣の意向を受け、企業の具体的な方向性を定める職種
  • 商品企画:斬新な発想で世の中にはない新商品を生み出す職種
  • 営業企画:営業職の方針や戦略を決め、売り上げ拡大に貢献する職種
  • 市場調査・リサーチ:商品やサービスを開発するために消費者ニーズを調査する職種
  • 広報・PR:社会に自社サービスに関する情報を発信し、認知度を高めて売上拡大に貢献する職種

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研究・開発に関する職種

研究・開発は、既存の知識を応用したり、商品の土台となる技術を新たに研究したりして商品化に役立てるのが主な役割の職種です。

メーカーやIT業界において募集されることが多く、高度な専門知識が求められます。そのため、募集対象となるのは、主に理系出身の大学生や大学院生です。

研究・開発は、大きく以下の5種類に分けられます。

  • 基礎研究:新たな素材や技術など商品開発の必要となる可能性を模索する職種
  • 応用研究:既知の理論を応用して商品の実用化に結び付ける職種
  • 技術開発:既存の技術を用いてより世の中のニーズに合った商品を生み出す職種
  • 商品開発:商品企画のアイデアを基に試作やテストを通じて実際に商品を作り上げる職種

それぞれの職種の詳細な仕事内容や適性がある人の特徴について知りたい人は、各記事を判断材料にしてみてください。

クリエイティブに関する職種

クリエイティブは、デザインやゲーム、書籍、記事、プロジェクトなど、依頼者の希望に合わせて新たな作品を生み出す職種です。

クリエイティブに関する職種は、出版業界やゲーム業界、広告業界、マスコミ業界などでよく募集されています。クリエイティブ職で働く魅力は、自分が興味のある分野に深く関わっていけるところです。

また、さまざまな職種の人と協力し合いながら一つの作品を生み出す場に立ち会えるのも、仕事を通じて実感できるやりがいの一つです。

クリエイティブに関する職種は、大きく以下の5種類に分けられます。

  • デザイナー:ホームページ、雑誌、カタログなどさまざまな媒体のデザインを制作する職種
  • ゲームクリエイター:ゲームソフトやアプリの開発に関わる職種
  • 編集者:書籍や雑誌、漫画、Webコンテンツなどの制作を担う職種
  • ライター:依頼者の要望に合わせ、さまざまな文章を執筆する職種
  • プランナー:専門知識をもとにプロジェクトの企画・立案を行う職種

それぞれの職種の詳細なそれぞれの職種の詳細な仕事内容や適性がある人の特徴について知りたい人は、各記事を判断材料にしてみてください。

金融に関する職種

金融業界には、お金の融通を促進して企業経営や個人の生活を支援できる職種が数多くあります。銀行や証券会社のほか、保険会社や損害保険会社などから募集があります。

金融商品は市場によって価値が上下する性質から、高度な専門知識が必要です。そのため、身に着けた知識を生かして顧客の役に立てるのは、金融業界の職種を選ぶメリットです。

金融に関する職種は、大きく以下の4種類に分けられます。

  • ファンドマネージャー:投資家から預かった資金を運用して利益を生み出し、投資家に還元する職種
  • 融資審査:融資を希望する人に対して審査を行い、貸し倒れリスクを未然に防ぐ職種
  • 証券アナリスト:経済の動向や財務諸表などから企業や業界価値を分析し、投資家の判断を支援する職種
  • アクチュアリー:高度な数学知識を活用して将来のリスクを見積り、保険料率などを算定して商品開発に役立てる職種

それぞれの職種の詳細な仕事内容や適性がある人の特徴について知りたい人は、各記事を判断材料にしてみてください。

その他専門職

世の中には、上記で挙げた以外にも高度な専門知識が求められる職種があります。

例えばコンサルタントは、その中でも特に高い専門性が求められる代表的な職種です。コンサルタントの役割は、自身が持つ高度な専門知識をベースに依頼者から相談を受け、問題や課題を見つけて解決に導くことです。

主に経営陣など組織のトップクラスから問題解決を依頼されるコンサルタントは、生半可な知識ではやっていきません。そのため、高度な専門知識を身につけていることに加え、依頼者を取り巻く業界について貪欲に学び続けられるような向上心の高い人が向いています。

コンサルタントの職種についてより詳しく知りたい人は、「コンサルタントとは?種類や仕事内容、年収事情もわかりやすく簡単に解説!」の記事も一緒に読んでみてください。

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就活で職種の決め方がわからないときの有効な手段

就活で職種の決め方がわからないときの有効な手段

就活で職種を決めるのを手助けしてくれる有効な手段は、以下の3つです。

  • 就活生と企業双方の目線に精通している就活エージェント
  • 質問内容に答えると職種を教えてくれる適職診断
  • 実社会で働く先輩の本音を聞くチャンスがあるOB訪問

どうしても職種を決められないときには、判断をサポートしてくれる手段の活用も検討しましょう。手段を活用することで、迷う時間を短縮し、効率よく就活を進められます。

就活生と企業双方の目線に精通している就活エージェント

就職活動をするとき、職種の決断を最も強力に後押ししてくれるのが、就活生と企業の人事担当者両方の視点を持つ就活エージェントです。

就活エージェントは、就職に悩む就活生と人材を採用したい企業をつなぐ役割を担っているため、企業の本音を踏まえた客観的なアドバイスが期待できます。

また、就活エージェントは、それぞれの職種に関しても詳しい情報を持っています。職種ごとのやりがいや大変さも教えてくれるので、希望職種を決めるのに大いに役立つでしょう。

P-CHAN就活エージェントは、就活生一人ひとりに合わせた就活相談を実施しています。

「希望職種が決められない…」「自分に合う企業がわからない…」といった悩みも聞いてくれるので気軽に相談してみましょう。あなたの希望や適性を考慮したうえでどの職種が向いているか客観的なアドバイスをもらえます。

おすすめの就活エージェントについて詳しく知りたい人は、「【2023年最新】新卒におすすめの就活エージェント10選!使うべき理由や選び方も解説」の記事も合わせて読んでみてください。

質問内容に答えると職種を教えてくれる適職診断

自分で希望職種を決められない場合は、質問内容に答えるだけで職種を教えてくれる適職診断を活用してみるのも一つの方法です。

適職診断は無料で利用でき、決められた数の質問に答えるだけで、自分に合った職種を診断してもらえます。自分では気付けなかった意外な一面を知るチャンスとなるため、一度試してみても損はないでしょう。

P-CHAN適職診断は心理学と統計学を掛け合わせたディグラム診断と、就活のプロである「P-CHAN」がタッグを組むことで開発されたオリジナルの診断ツールです。20の質問に答えるだけで自分の適職がわかるので、興味のある人は一度診断してみましょう。

実社会で働く先輩の本音を聞くチャンスがあるOB訪問

自分で希望職種を決めきれずに困っている場合、OB訪問を活用してみるのも良いでしょう。OB訪問では、実社会で働く先輩に直接本音を聞き出すチャンスがあるのがメリットです。

就活生が自分に合った職種を簡単に決められないのは、社会人経験の少なさによる部分が大きいです。経験がなければ想像することも難しいため、実際に社会を経験した先輩の話を聞けば、職種や仕事への向き合い方について、これまで予想もしなかった新たな気付きや学びが得られるでしょう。

先輩が業務についてどう感じているか聞き出すついでに、自分がどんな職種が向いていそうか聞いて見ると、興味深い回答をもらえるはずです。

就活で職種を決める際の注意点

就活で職種を決める際の注意点

就活で職種を決める際の注意点は、次の3つです。

  • 希望通りの職種に配属されるとは限らない
  • 職種から企業を選ぶ際も業界に対する理解は必須である
  • 同じ職種でも業界や企業で年収が異なる場合がある

就職先は職種から決めることも可能ですが、職種だけで全てが決まるわけではありません。就職先は最終的には、職種だけでなく業界の違いも比較検討したうえで、総合的に判断して決めるのが望ましいでしょう。

希望通りの職種に配属されるとは限らない

日本では、総合職や一般職といった区分で採用を行う企業が多く、希望通りの職種に配属されるとは限らない点に注意が必要です。

特に総合職採用では、適性を見ながらさまざまな職種を経験していくことが多いです。そのため、自分の適性や社内の人員配置によっては、なかなか異動願いがかなわない可能性もあります。

総合職の求人に興味を持った場合は、配属のリスクがあることを理解したうえで応募するかどうかを決めるのがおすすめです。

職種から企業を選ぶ際も業界に対する理解は必須である

職種から企業を選ぶ際でも、業界に対する理解は必須であることに注意が必要です。

たとえ希望職種で働けることを理由にその企業を選んでも、「〇〇業界を志望した理由は?」「なぜ〇〇業界でなければならないの?」と聞かれることは十分あり得ます。このような質問は就活生の熱意を確かめるのに効果的なため、必ず事前に回答を用意しておきましょう。

また、いくら希望していた職種に配属されても、実際に働いてみるとイメージと異なる場合もあります。そんな場合でも、業界全体を通じて世の中に貢献できていると実感できれば、今後もモチベーションを維持しやすいでしょう。

同じ職種でも業界や企業で年収が異なる場合がある

就活で職種を決める際に注意しなければならないのは、同じ職種でも業界や企業で年収が異なる場合があることです。

例えば、売上成績に差が出やすい営業職では、業界との間で2倍近い年収の違いが現れることもあります。そのため、いくら挑戦してみたい職種でも年収面に不満があれば、モチベーションを高く保って働き続けるのは難しくなるでしょう。

就職先を職種で決める際は、自分のこだわりの基準についてそれぞれを比較検討したうえで、最も良いと思える企業を選択することが重要です。

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就活で職種の決め方がわからないときは就活エージェントに相談しよう

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この記事では、就活における職種の決め方や最低限知っておきたい職種の種類、決める際の注意点などを解説しました。

就活で希望職種を決められないのは、社会人経験が少なく、具体的に仕事内容を想像しにくいことによる側面が大きいです。自分の過去を振り返って得意なことや苦手なことを整理することも大切ですが、最終的には社会人に話を聞いたうえで希望職種の優先順位を決めましょう。

P-CHAN就活エージェントでは、大学生や大学院生に向けたさまざまな就活支援サービスを提供しています。

自己分析や業界研究を手伝ってくれるほか、エントリーシート対策や面接対策までしてもらえます。就職活動を納得できる結果で終えたい人は、ぜひ一度相談を検討してみてください。

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創業60年。一貫して人材サービスに携わり、累計2万社を超える企業の採用を支援。
東京・神奈川・埼玉・千葉の1都3県を中心にサービスを展開。
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