疲労とストレス対策! タクシードライバーのストレス解消法
2020年05月15日
タクシードライバーに限らずですが、仕事をする上で皆さん抱えているのが、「疲労とストレス」です。
タクシードライバーの場合、業務中は一人だからストレスはあまりないのではと思う方もいるかもしれませんが、長時間の運転や沢山のお客様の接客で疲労やストレスが溜まることがあります。
ストレスを溜め続けると精神的にも肉体的にも病気の原因に繋がりやすいので、日頃からの心がけが重要です。
ここでは、タクシードライバーにおすすめのストレスを貯めない方法・解消法をご紹介していきます。
神経の使う運転を控える
複数の操作が生じる運転はできるだけ控えるようにしましょう。
例えば、「車線変更や右折左折の回数は極力減らす」「狭い道路や複雑な構造の道路は極力避ける」「渋滞や視界の悪い時間帯の運転は極力減らす」など、こういった工夫を加えるだけでも大幅なストレス解消に繋がります。
タクシー運転手は、一日何時間も車を運転しているため、運転一つ一つの細かな負荷を減らしていくことが大切です。
好きな音楽を聴くなど一人の時間を有効に利用する
タクシードライバーは、実にさまざまなタイプのお客さんと接します。
なかには「お客さんとのコミュニケーションが苦手」という人もいるでしょう。
そんな方は、1人の時間にストレスを溜めない工夫をおすすめします。
例えば、1人で車を運転している間に好きな音楽やラジオなどを社内で流すといったものです。
好きな音楽を聴くことはストレス解消につながりますし、ラジオを聴くことでお客さんとの会話のネタにもなります。
姿勢を調整する
タクシー運転手もある種のデスクワークのようなものです。
タクシー運転手は同じ姿勢で長時間運転していますので、姿勢が悪いと身体全体の血行が悪くなっていき、肩こりや腰痛の原因となります。
運転時の姿勢は、背はシートにしっかりと付け伸ばすこと、足はピンと伸ばさず少し曲がった状態にすることがベストです。
シートやハンドルの位置を調整しながら正しい姿勢で運転するように心掛けましょう。
こまめに休憩をとる
最後にタクシー運転手が仕事をする上で最も意識したいのが休憩です。
どんなに熟練したドライバーでも、長時間の運転は疲労やストレスが溜まってしまうものです。
このため適度に休憩を入れて身体と精神を休息を与えることを心掛けましょう。
タクシー運転手として、より多く給料を稼ごうと休憩を避ける人が少なからずいます。しかし、それは逆効果です。
休憩と取らずに無理をして、身体を壊してしまっては、仕事を休むことになり、収入も増えるどころか減ってしまいます。
タクシー運転手だからこそ休憩は徹底する必要があるのです。
休憩の目安は、極力1~2時間毎に取るのが望ましいです。
5分程度休憩を入れるだけでも身体への負担は大きく変わりますので、小まめに休憩を取ることをおすすめします。
仕事は自分が自覚している以上にストレスの掛かっていることもあるので、たとえ自覚がなくても、自分の心と身体を大切にしようと心がけてください。
木村
株式会社ピーアール・デイリー(厚生労働省認可 有料職業紹介事業許可番号13-ユ-305520)所属。入社17年目。P-CHAN TAXIのキャリアアドバイザーとして、多くのタクシー求職者を転職に導く、タクシー転職のプロ。日本全国のタクシー会社の営業も担当。
車の運転好きで、次の転職先はタクシー会社と決めている程、タクシーの仕事をこよなく愛しています!