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タクシードライバーに新卒採用が増加!増えている理由や就職するメリット・デメリットを解説

2025年03月09日

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タクシードライバーに新卒採用が増加!増えている理由や就職するメリット・デメリットを解説近年、各タクシー会社はタクシードライバーの新卒採用を積極的に行っています。新卒採用が活発に行われていることで、タクシードライバーに興味を持った新卒の人もいるのではないでしょうか。

この記事では、タクシードライバーの新卒採用が増えている理由や新卒として就職するメリット・デメリットについて解説します。タクシードライバーに向いている人の特徴や目指す際の注意点、入社してからの流れについても解説するので、新卒のタクシードライバーに興味がある人はぜひご覧ください。

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タクシードライバーの新卒採用が増えている理由

タクシードライバーの新卒採用が増えている理由タクシードライバーの新卒採用が増えている理由として、タクシー業界やタクシー会社が若返りを目指していることが挙げられます。

2022年時点のタクシードライバーの平均年齢は58.3歳(※1)と、他の業種と比べて高めです。このまま高齢化が進むと、引退するドライバーばかりが増えて次代の担い手がいなくなってしまいます。そのため、大手のタクシー会社を中心に新卒採用を活発化することで、業界全体の若返りを図っているのが現状です。

実際に、令和5年3月に全国ハイヤー・タクシー連合会が発表した報告では、全国の155事業者で新卒1,068人が採用されています(※2)。

※1 出典:国土交通省「令和5年版 国土交通白書 第Ⅱ部 関連データ集
※2 出典:全国ハイヤー・タクシー連合会「定時制乗務員数・新卒者乗務員採用状況

新卒でタクシードライバーになるメリット

新卒でタクシードライバーになるメリット新卒でタクシードライバーになるメリットとしては、下記が挙げられます。

  • 頑張り次第で高い収入が見込める
  • 働き方の自由度が高い
  • 学歴や資格を問わず活躍できる
  • 人間関係のストレスに悩まされにくい
  • 経験を積むことで独立の道を選べる

それぞれのメリットについて、詳しく見ていきましょう。

頑張り次第で高い収入が見込める

タクシードライバーは、新卒でも頑張り次第で高い収入が見込める職業です。高い収入が見込めるのは、タクシードライバーの給与形態が影響しています。

一般的なタクシードライバーの給与形態は歩合制であり、いかに利用者を見つけて稼働できたかによって給料が変動します。ベテランや新卒に関わらず、基本的な給料に違いはありません。

頑張って多くの利用者を送迎することで、新卒でもベテランドライバー並みの給料を得られるチャンスがあります。そのため、一般的な企業に入社した新卒よりも高い給料を得るケースも珍しくありません。

働き方の自由度が高い

タクシードライバーは働き方の自由度が高いため、ライフワークバランスが良いというメリットがあります。働き方の自由度が高い理由には、下記があります。

  • 仕事量を自分で調整できる
  • プライベートと仕事を切り分けられる

タクシードライバーは、1日の勤務時間は長いものの休憩を自由に取得できます。自分で仕事量を調整できるため、無理のない範囲で働けます。

多くの企業では、新卒はまず上司の指示にしたがって業務をこなすことが一般的です。しかし、タクシードライバーはある程度経験を積めば、自分の裁量で仕事を進められます。

例えば、休憩時間や営業エリア、働き方などを自分で決められます。これは、新卒にとって大きな魅力と言えるでしょう。

また、業務の性質上プライベートに仕事が影響することがありません。というのも、タクシードライバーは勤務時間内で業務が完結し、休日に仕事の電話がかかってくることは基本的にないからです。プライベートと仕事を切り分けられるため、休みの日は仕事を忘れてリラックスできます。

学歴や資格を問わず活躍できる

タクシードライバーは学歴や資格を問わず活躍できる職業です。普通自動車二種免許さえ取得できれば、経験や年齢に関わらず誰でも挑戦できます。

一般的な企業に就職しようとすると、大卒の学歴や特定の資格を求められることも珍しくありません。しかし、タクシードライバーであれば学歴に自信がない人や専門的な資格を取得していない人でも未経験から活躍するチャンスがあります。

人間関係のストレスに悩まされにくい

タクシードライバーは、人間関係のストレスに悩まされにくいメリットがあります。

タクシードライバーは個々で営業するため、基本的に一般企業のように組織的に働くことがありません。そのため、上下関係やチームワークが必要な場面が少なく、人間関係のストレスを感じにくい環境と言えるでしょう。新卒は特に新しい環境で人間環境に悩まされがちですが、タクシードライバーならその心配も少ないと言えます。

経験を積むことで独立の道を選べる

新卒からタクシードライバーを続けて経験を積むことで、将来的に独立の道を選べます。独立することでより自由な働き方を実現でき、自分が求める労働環境で働けるようになるでしょう。

もちろん、独立せずにタクシー会社に所属したままでも長い期間働けます。選択肢の一つとして独立があることで、人生設計の幅が広がるでしょう。

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新卒でタクシードライバーになるデメリット

新卒でタクシードライバーになるデメリット新卒でタクシードライバーになる際には、下記のデメリットに注意が必要です。

  • 勤務形態が変則的
  • 社会人経験を積みにくい
  • キャリアプランの幅が狭まりやすい

それぞれのデメリットについて、詳しく解説します。

勤務形態が変則的

タクシードライバーの働き方は隔日勤務が多く、一般的な平日の5日間働いて土日の2日間が休みの形態と比べると変則的です。そのため、新卒で入社してから実際にタクシードライバーとして働き始めると、今までの生活習慣との違いに慣れるまで大変と感じることもあるでしょう。

また、一般的な会社員とは異なる勤務形態であるため、周りと予定を合わせるのが難しくなるというデメリットもあります。私生活で家族や友人との予定を立てる際、どうしても自分の休みが合わせられないケースも出てきてしまいます。

社会人経験を積みにくい

タクシードライバーは個人で仕事を進めることになるため、新卒で働き始めると社会人経験を積みにくい点がデメリットです。

一般的な企業であれば、研修が終わって配属後は上司や同僚との業務上のコミュニケーションを取ります。そのため、わからないことは聞きやすい環境であり、周りの人の行動などからビジネスマナーを学びやすいです。

しかし、タクシードライバーは働き始めると基本的な業務は1人で行います。組織やチームとして働くことが少ないと、ビジネスマナーや組織での働き方を学ぶ機会が限られてしまいます。手本となる先輩や上司が近くにいないため、社会人経験を積むのは難しいでしょう。

キャリアプランの幅が狭まりやすい

新卒でタクシードライバーになるデメリットとして、キャリアプランの幅が狭まりやすいことが挙げられます。

タクシードライバーのスキルは、他の職種で必ずしも活かせるわけではありません。そのため、いざタクシードライバーから転職しようと考えても、専門的な知識や資格を必要とする職種への転職は高いハードルとなる場合があります。

会社によっては、ハイヤードライバーなど他のドライバーへの転向や事務職への転向などのキャリアプランが用意されています。しかし、全く別の業界や職種への転職は難しいと言えるでしょう。

新卒でタクシードライバーになるのに向いている人の特徴

新卒でタクシードライバーになるのに向いている人の特徴ここでは、新卒でタクシードライバーになるのに向いている人の特徴について、下記の2つを解説します。

  • 自己管理能力が高い人
  • 丁寧なコミュニケーションが取れる人

自己管理能力が高い人

タクシードライバーは自分で仕事をコントロールしなければならないため、自己管理能力が高い人に向いています。

タクシードライバーは自分で休憩するタイミングや取り方を決めるため、自己管理能力が高い人はより無駄のない営業が行えます。人に指示されるわけではないため、自己管理能力が不足していると効率的に業務をこなせず、希望する収入を得ることが難しいでしょう。

そのため、しっかりと自分で1日のスケジュールを決めて、効率的に働く必要があります。例えば、部活動やアルバイトなどで時間に追われながらも目標達成のために計画を立てて行動していた経験がある人は、タクシードライバーとしても高いパフォーマンスを発揮できるでしょう。

丁寧なコミュニケーションが取れる人

タクシードライバーは接客する必要があるため、利用者と丁寧なコミュニケーションを取れる人に向いています。

丁寧なコミュニケーションは接客の基本です。例え新卒でも利用者はタクシードライバーをプロとして見ています。丁寧なコミュニケーションが取れないと、利用者が不快に感じてしまう可能性があるでしょう。

好感を得られる接客を心がければ、タクシードライバーとしての経験が少ない新卒でも利用者に安心感を与えられます。また、好感を持たれれば指名してもらえる可能性も高くなります。

そのため、丁寧なコミュニケーションが取れる人はタクシードライバーとして働きやすく、利用者を獲得する可能性も高いです。

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新卒でタクシードライバーを目指す際の注意点

新卒でタクシードライバーを目指す際の注意点新卒でタクシードライバーを目指す際は、下記に注意する必要があります。

  • 普通自動車免許を取得したタイミングによっては二種免許をすぐに取得できない
  • 新卒で就職することを反対される可能性がある

それぞれの注意点について、詳しく見ていきましょう。

普通自動車免許を取得するタイミングによっては二種免許をすぐに取得できない

タクシードライバーに必要な二種免許は、取得するために最短でも普通自動車免許を取得してから1年経過する必要があります。普通自動車免許を取得するタイミングによっては、入社時に二種免許の取得条件を満たしておらずタクシードライバーになれない可能性があります。

そのため、タクシードライバーを目指す場合は、入社1年前までには普通自動車免許を取得しましょう。1年以上前に取得しておくことで、新卒で入社したタイミングで二種免許を受けられるようになります。

ただし、普通免許を所持していなくてもタクシー会社に入社できるケースも多いです。タクシードライバーになると決めて入社までの期間が1年以内だった場合でも、二種免許が取得できるまで営業所事務や無線センターなどの業務に従事できます。

やむを得ず普通自動車免許の取得タイミングが遅くなる場合は、事前にタクシー会社に二種免許取得までの流れを確認しておきましょう。

新卒で就職することを反対される可能性がある

新卒でタクシードライバーになろうとすると、家族や友人などから反対される可能性があります。と言うのも、タクシードライバーのイメージとして「タクシードライバーは誰でもなれる仕事」「最終就職の職業だ」というネガティブな考えを持っている人が一定数いるからです。

自分で考えて決断した就職先に反対されてしまうと、タクシードライバーとして働きたいという意欲を失う恐れがあります。また、家族から反対されて諦めざるを得ない状況になる人もいるでしょう。

タクシー会社によっては、保護者の理解を得るために保護者説明会を開催している会社もあります。もし反対された場合は、納得してもらえるように上手く活用しましょう。

新卒タクシードライバーの入社してからの流れ

新卒タクシードライバーの入社してからの流れ新卒でタクシードライバーとして入社して実際に働き始めるまでは、下記の流れとなるタクシー会社が一般的です。

  1. 普通自動車二種免許の取得
  2. 接客やビジネスマナーなどの研修
  3. 実地研修
  4. 配属

それぞれどのようなことを行うか、詳しく見ていきましょう。

1.普通自動車二種免許の取得

タクシードライバーとして働くには二種免許が必要なため、まずは二種免許の取得を目指します。二種免許を取得するまでは新卒の研修の一部として組み込まれているため、取得費用は会社負担であることがほとんどです。

多くのタクシー会社では、2週間程度の教習期間を経て二種免許の取得を目指すことが一般的です。二種免許を取得するまではタクシードライバーとして働けません。したがって試験に不合格となった場合には、その分業務開始が遅れることとなります。

二種免許取得はタクシードライバーとして活躍するための重要な第一歩となります。確実な合格を目指し、教習には真摯に取り組みましょう。

2.接客やビジネスマナーなどの研修

二種免許を取得できたら、次に接客マニュアルやビジネスマナーを学びます。特に新卒は一般的なビジネスマナーについて、まだ十分に習得していないことが多いため、タクシードライバーとして知っておきたいマナーを中心に学ぶことになるでしょう。

また、タクシードライバーには乗客とのトラブルや事故発生時における緊急対応など、不測の事態への対処が求められる場合があります。そのため、いかなる状況においても冷静かつ適切に対応できるよう、研修を通じて必要な知識や対処法を習得することが重要です。

3.実地研修

タクシードライバーとしての働き方を学んだら、教官や先輩をタクシー利用者と見立てて実際のタクシードライバーの仕事について研修を受けます。実地研修では、接客やビジネスマナーなどの座学研修で学んだことをもとに、タクシードライバーとしての一連の仕事の流れが理解できているかを確認します。

新卒タクシードライバーは、研修で得た知識を現場で即座に実践するのは難しい場合があります。しかし実地研修を通して、より実践的な状況下で知識を反復することで、業務に必要なスキルを確実に身につけられるようになるでしょう。

4.配属

研修を受けて実際にタクシードライバーとして働き始めるために、営業所に配属されます。タクシー会社や営業所によっては、配属後にも営業所内で研修が行われる場合もあるでしょう。

自分が働くエリアが決まるため、営業エリア特有の営業方法や土地勘などを教わります。

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タクシー業界の「新卒採用」の波はいつまで続く?

タクシー業界の「新卒採用」の波はいつまで続く?タクシー業界全体に「新卒採用」の波が顕著に確認できますが、これはいつまで続くものなのかと疑問に思われた人もいるでしょう。

タクシードライバーの新卒採用は、この先も続くことが予想されています。というのも、高齢ドライバーの引退が増えている影響でタクシードライバーの人数が減少しているからです。

国土交通省によると、タクシードライバーの人数は2020年3月時点では約28万人なのに対して2024年7月時点で約24万人と、4年間で4万人ほど減少しています。

今後も現役のタクシードライバーが高齢を理由に引退していくことが予想されているため、タクシードライバーの確保のために新卒採用の波は続くでしょう。

※出典:国土交通省「タクシー乗務員数の推移(法人)

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新卒でタクシードライバーの選択肢はあり!

新卒でタクシードライバーの選択肢はあり!タクシー業界では、ドライバーの高齢化が進む中で業界全体の若返りのために新卒採用を活発に行っています。

タクシードライバーは入社してからすぐに戦力として働けるため、新卒でも高い収入を得ることが可能です。また、勤務時間や休日を自分で調整できるため、ワークライフバランスを保ちやすい点もメリットです。

ただし、タクシードライバーには向き不向きがあることにも注意しましょう。残念ながらデメリットの要素も存在するため、まずは自分にタクシードライバーが向いているかを確認することが大切です。

P-CHAN TAXIでは、自己分析から企業選び、選考対策などタクシードライバーを目指す多くの人のサポートをしています。タクシードライバーに興味がある新卒の人は、P-CHAN TAXIを利用してみましょう。

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この記事を書いた人

木村 啓喜

木村

株式会社ピーアール・デイリー(厚生労働省認可 有料職業紹介事業許可番号13-ユ-305520)所属。入社17年目。P-CHAN TAXIのキャリアアドバイザーとして、多くのタクシー求職者を転職に導く、タクシー転職のプロ。日本全国のタクシー会社の営業も担当。
車の運転好きで、次の転職先はタクシー会社と決めている程、タクシーの仕事をこよなく愛しています!

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