中高年でも可能?営業職からタクシードライバーに転職した人の現実とは
2020年05月19日
大手のタクシー会社から小規模の会社まで、世の中は、さまざまなタクシー会社があります。
そして、多くの会社で、常に人材が不足しています。
そういった背景もあり、タクシー運転手に転職するのは難しいことではありません。
目次
営業職からタクシー運転手に転職する人は多い
特に、営業職から転職してタクシー運転手になっている人は意外と多いものです。
タクシー運転手とは、営業職で身につけた経験を活かして働ける仕事です。
実際に多くの人が営業職からタクシー運転手に転職しています。
30代・40代からでも活躍できるのがタクシードライバーの魅力
タクシー運転手の魅力は、何と言っても、30代や40代でも採用されやすく、年齢的なハンディがなく中高年が中心となって活躍できることです。
●お客様との会話のために人生経験が問われる?
なぜ中高年が活躍できるかというと、ある程度の社会経験と運転経験が問われるからだと言えます。
タクシードライバーは接客も大切な仕事の一つですが、横柄な人や酔っ払いなどさまざまな利用客がいますから、トラブルに発展しないようにするためには社会経験が必要です。
ドライバーとの会話を楽しむ利用客もいるため、会話を広げて盛り上げるためには、さまざまな知識を持っていなくてはいけません。
●運転の経験が問われる?
タクシー運転手は、運転するのが仕事であるため、当然、運転経験も問われます。
40代は最も事故率が低い年代でもあり、安全運転ができるという点が評価されています。
このようなことから、若手よりも30代40代といった年齢層のドライバーが求められ、また、年齢を重ねることでさらに活躍できるという魅力があるのです。
タクシードライバーへ転職する際のよくある不安
中高年でも採用されやすく、年齢に関係なく活躍できるのがタクシードライバーの仕事ですが、転職には不安がつきものです。
未経験の業界であればなおさら、不安も大きいでしょう。
後悔しない転職をするためには、どのようなことが不安に思われるのか把握しておくことが大切です。
収入面での不安
タクシードライバーの給料は、売上に対する歩合で計算される場合が多いです。
このため、頑張って売上を上げれば上げるほど収入がアップする、やりがいのある仕事ですが、売上が伸びなければ収入に響いてしまいます。
タクシー会社によっては、入社して数ヶ月間は、最低限の給料を保証してくれる給料保証の制度を設けているところもあるので、未経験の人も安心です。
売上が作りやすい稼働率がある程度高い会社、歩合率が高い会社を選ぶことで、収入面の不安は回避できます。
タクシー会社は、給与保証などが手厚く、会社によって給料体系が異なるのも特徴のひとつです。
自分にあった給料体系の会社を選ぶことで、自分の希望する働き方にあったかたちで収入を伸ばすことができます。
体力的な不安
タクシードライバーは長時間労働の印象があるため、体力面や健康面への不安を持つ人も少なくありません。
しかし、確かにタクシードライバーは長時間労働ですが、それゆえ、休みが多いのが特徴です。
タクシー会社の多くは、隔日勤務を採用しています。
隔日勤務というのは、文字の通り、1日おきに勤務する働き方のことです。
1回の稼働で20時間程度と長時間働くことで、2日に1日は休みになるのです。
このため、一般的なサラリーマンと比較して、労働時間が少ないわけではありませんが、休日の日数に関しては一般的な職業より多いと言えます。
一回の労働時間が長くてもしっかりと休みが取れるため、決して体力的に負担が大きすぎる職業ではありません。
隔日勤務が自分に合いさえすれば、タクシードライバーの体力面で不安になる必要はないでしょう。
経験を活かして働く人の事例
タクシードライバーは、元営業職や販売職など、これまでの社会経験を活かして多くの人が活躍しています。
タクシー転職を成功させるためには、経験の活かし方を知ってくことも必要です。
ここでは、経験を活かして実際にタクシードライバーとして活躍している人の事例をご紹介します。
営業の経験を接客に活かしている人
不動産会社の営業職をしていたのですが、毎月ノルマを達成するのが大変で、休日出勤も多く、体力的にも精神的にも苦痛でした。
そこで、タクシードライバーへの転職を決意しました。
タクシードライバーの仕事を選んだのは、営業職で身につけた対話スキルが活かせると思ったからです。
自分がタクシーに乗った時にもそうなのですが、タクシーの運転手と会話をするのも楽しみの一つです。
自分自身、人と話をするのが好きですし、営業の経験からマナーもしっかり心得ているつもりです。
タクシードライバーは中高年でも採用されやすい、という理由もあり、活躍できると思いました。
運転に自信があったわけではないのですが、経験を重ねることですぐに負担なく運転できるようになりました。
お客様の中には、会話を求めない人もいますから、様子をみながら快適に過ごしてもらえるように心がけています。
転職前は、歩合制で収入が大きく減ってしまうことを心配していましたが、給料保証がある会社に転職したので、問題はありませんでした。
自分のペースで働くことができ、年齢に関係なく活躍できるタクシードライバーに転職して、本当に良かったです。
30代や40代からも問題なく活躍できるのは、タクシー運転手ならではだと思っています。
運送業から転身した人
大手の運送会社で20年近く勤務していましたが、朝から晩まで長時間仕事に縛られ、時間に追われているのがストレスでした。
年齢を重ねたことで体力的な限界も感じ、タクシードライバーに転職をしました。
知人からタクシードライバーの仕事内容を聞いていたのですが、今までの運転経験や土地勘を活かして働けると思ったのが選んだ理由です。
実際に転職してみて、勤務時間を選べ、自分のペースで働くことができるので、気苦労がなくて楽しく仕事ができます。
運送業をしていた時は、インセンティブがあっても大きい額では無かったのですが、タクシー運転手の場合は歩合制なので、頑張った分だけ給料が増えて行くのが明確にわかってやりがいがあります。
収入面も運送業をしていた時以上にもらえる月もあり、大満足しています。
また、今まで、近隣から遠方まで色々なところを走っていたため、渋滞を回避できる裏道も把握しており、前職を生かしつつ、お客様に喜んでもらうことができるのが本当に嬉しいです。
時間に追われることがないので、昼食もゆっくりと摂れるし、年齢を重ねても長く活躍できる自信があります。
私は40代で転職しましたが、ある程度社会経験を積んだ人が転職するのに、タクシー運転手は最適だと思っています。
今の職場に辛いことがある人や、前職を活かして転職したい人に、タクシー運転手はオススメです。
軌道に乗ると開業できる場合も
営業職からタクシー運転手に転職している人の事例を紹介しましたが、タクシー運転手は独立を視野にいれることもできます。
タクシードライバーの給料は歩合が影響する会社が多く、どうやったら一番コストをかけずに稼ぐことができるかを考える習慣やスキルが身に付きます。
つまり、自分で稼ぐ方法を考えるなど、独立して仕事をしている個人事業主に近い立場だと言えるのです。
このため、タクシードライバーとして軌道に乗ってスキルが身に付けば、独立して開業することも可能です。
実績と経験があるので、新たな事業を始めるのに比べるのと成功率はかなり高く、営業職時代の接客スキルを活かして、お客様をどんどん増やすことができるでしょう。
タクシードライバーへの転職なら
社会経験や運転経験が問われるタクシードライバーは、中高年からでも十分に活躍できる魅力のある仕事です。
接客スキルや知識が豊富な営業職の人にとっては非常にオススメの職業であり、実際に多くの人が転職して活躍しています。
タクシー転職を成功させるためには、情報収集をしっかりとおこなって、自分にあったタクシー会社を選ぶことが大切です。
勤務体系や給与体系、福利厚生など、会社の情報収集をしっかりと行う必要があります。
会社選びの準備を怠らないことが、後悔しないタクシー会社選びに繋がり、収入や職場環境、待遇、働きやすさなどが大きく変わってきます。
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タクシー運転手という職業を楽しむには、営業職をはじめ、さまざまな人と関わってきた前職を持つ人が非常に有利になります。
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木村
株式会社ピーアール・デイリー(厚生労働省認可 有料職業紹介事業許可番号13-ユ-305520)所属。入社17年目。P-CHAN TAXIのキャリアアドバイザーとして、多くのタクシー求職者を転職に導く、タクシー転職のプロ。日本全国のタクシー会社の営業も担当。
車の運転好きで、次の転職先はタクシー会社と決めている程、タクシーの仕事をこよなく愛しています!