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40代の転職者がタクシードライバーを選ぶ理由

2020年04月28日

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40代の転職市場

40代となると転職市場にはさまざまな方がいます。

同じ職務を10年以上経験しベテランの技術を持った方、一つの企業で様々な職種を経験し現場の知識を持ったうえでマネジメントについている方や複数の会社で働いた経験を持ち多角的な視点を持った方などさまざまです。

 

もしくは変化の激しいこの時勢のなか、残念ながら勤め先が倒産してしまった方もいらっしゃることかと思います。

このように十人十色の経歴が見られる40代という年齢ですが、労働者としては経験・体力ともに充実した戦力として強力な世代です。

 

一方で転職という点で見ると、例えば、長年営業を経験してきた方が40代で技術職に転向することは容易ではありません。

企業側から見ると培ってきたスキルをあまり活用できないうえに教育コストもかかるのですから、営業を経験してきた方は営業職に、技術を経験してきた方は技術職に加わってほしいと思うのは当然のことです。

 

そのようななか、過去の経歴はほとんど問われることが無く40代からでも転職してチャレンジできる仕事がタクシードライバーなのです。

ここでは、40代の転職にタクシードライバーをおすすめする理由を紹介します。

 

タクシー業界が40代を選ぶ理由

40代の転職者はタクシー業界でも人気です。

様々な労働経験から培った対人サービススキルといった点も理由としてあることでしょうが、一番は年齢の若さです。

タクシー業界の労働者の平均年齢は高く50歳を超えているので、40代はある意味若手社員なのです。

 

また、40代は全年齢層で最も事故率が低いというデータがあります。

若く、事故を起こしにくい、まさにタクシー会社からするとぜひとも社員に迎えたい世代ということになります。

40代が好まれることが分かったところで、転職者目線でのタクシードライバーの良いところをご紹介します。

 

タクシードライバーが40代の転職に人気の理由

タクシードライバーが40代に人気の理由としてはやはり給料が高いという点<があります。/p>

タクシードライバーの平均的な年収は全国平均では約330万円程度、東京都内だけの平均ですと約440万円とさらに100万円ほど上がります。

ですがこの平均年収だけを見ている限りですとそこまで魅力的には映らないかもしれません。

 

では一体何が人気の理由となっているのでしょうか。

まず、一つは多くのタクシー会社では給与形態として歩合制を採用していることがあげられます。

先ほど都内でも年収は440万円ほどと記載しましたが、これは平均の数値です。

 

そしてこの平均値にはパート勤務のようにさほど大きな稼ぎ得る必要がないタクシードライバーの収入も含まれているということがポイントです。

少し乱暴な言い方をするとそこまで稼ぐ意志の強くない人も含めた数値ということです。

 

40代未経験で転職して実際どれほど稼げるのか

ここが一番気になるところではないでしょうか。

タクシードライバーの月収について簡単にシミュレーションをしてみましょう。

まず、多くのタクシー会社では、給料に歩合制を採用していると記載しました。

 

ここでは平均的な歩合である、売り上げの6割で計算をします。

そして勤務形態はポピュラーな隔日勤務(11日/月 1日あたり18時間勤務)とします。

1回の輸送単価を1,500円(約3.5km 15分)として、1時間あたり2人を送迎したとすると計算式は以下のようになります。

 

【計算式】

1,500×2×18×11×0.6=356,400(円)

 

これはかなり単純化した計算式ですので当然このようにいかないケースもあることでしょう。

ですが、1時間あたり30分乗客を乗せていれば、およそ36万円が月々に稼げるのです。

そして出勤日数を1日増やせば40万円、年収にして480万円です。

 

いかがでしょうか、かなり現実的に年収のイメージが湧くのではないかと思います。

もう少し工夫して1時間あたり3人送迎できれば、月収は50万円後半まで伸びます。

1日の労働時間が長いとはいえ、月の3分の2を自由に使えることも考えると生活の充実度はかなり違ってくるのではないでしょうか。

 

 

40代未経験からでもできるタクシー業界

ここからはタクシードライバーに転職するために具体的に何が必要かということについて説明します。

 

タクシードライバーに転職する為には何が必要か

当然ですが、タクシードライバーになる為に一番重要なのは運転免許証です。

自家用車の運転に必要な運転免許証は、普通自動車第1種運転免許証ですが、クシードライバーに必要な運転免許証は普通自動車第2種運転免許証と呼ばれるものです。

 
・第2種運転免許証の取得方法について

第2種運転免許証とは、乗客を運ぶ目的での運転に必要な免許を指しています。

タクシー以外にもバスや救急車の運転手が取得を義務付けられています。

タクシー会社では多くの場合、取得費用は全額企業が負担してくれます。

第2種運転免許証の取得費用は約20万円程度ですので、これを無料で取得できるのは大きなメリットです。

 

また第2種運転免許証取得にかかる日数は、約1週間から3週間程度ですが、都内のタクシー会社のほとんどでは、合宿で取得する事が多いので約1週間程度で取得ができます。

 

都内でタクシードライバーになるために必要な地理試験とは

都内でタクシードライバーになるためには、第2種運転免許証の他に地理試験の合格が必要になります。

地理試験とは都内の幹線道路や高速道路といった地理問題、タクシー事業に係る法令について出題される試験です。

 

試験に合格しなければ都内ではタクシー運転手になれません。では、その地理試験はどれぐらい難しいのでしょうか。

合格率はおよそ5割程度となっており、一発合格とはなかなかいかないかもしれません。

ですが、反対に言えば、2回に1回は合格できるのです。

各タクシーセンターで過去問も配布されていますのでしっかり予習しておけば、怖くはありません。

 

 

選べる勤務体系や給与制度であなたの理想の働き方

先ほど給料について説明をしましたが、ここでは働き方について詳しくご紹介します。

 

40代未経験の方が転職してから本当に稼げるドライバーになれるのか

都内のタクシードライバーは稼げます!という広告を目にする事が多いですが、タクシー業界の事を知らない方にとっては、そうはいっても不安を感じることだと思います。

 

都内のタクシードライバーの給料はほとんど歩合制になっており、完全歩合と言う言葉にも未経験の方はとても不安になると思いますが、やる気と少しの工夫があれば誰でもできます。

ただし、都内でタクシー会社を選ぶ際に確認しておくべきポイントはあります。

 

それは最低保障の待遇や未経験者向けの教育や研修の有無です。

今現在ほとんどのタクシー会社が研修期間の最低給与保証30万円や40万円を出していますが、未経験からのスタートでちゃんと稼げるか不安だという方は必ず確認する事をお勧めします。

 

また、ほとんどのタクシー会社では新人乗務員教育を行っていますが、念のため、研修の有無は転職の際には確認しておきましょう。

必ず稼げるポイントを教えるようにタクシー会社も努力しているので安心してください。

 

ドライバーとしての勤務について

様々な研修を終了し本格的に一人でタクシードライバーとして勤務するようになってからの勤務体系は、各タクシー会社によって多少の違いはありますが、大まかに言いうと、3パターンあります。

それが、日勤勤務・隔日勤務・夜勤勤務の3つです。

 

まず、日勤勤務とは朝から夕方まで約8時間程度の勤務のことを言います。

隔日勤務とは朝から翌朝までの約18時間程度の勤務で、2日分の仕事を一回の勤務で行う形態のことを言います。

夜勤勤務とは夜から翌朝までの勤務のことを言います。

 

都内のタクシー会社では主に隔日勤務の求人募集を多くしています。

隔日勤務では、一回の仕事で18時間程度を一日おきに繰り返しますが、どのタクシー会社でも現在はドライバーの方の意見を多く取り入れ、この隔日勤務では、月に11日から12日間仕事をこなせば済むような勤務体系になっていますので、趣味の時間や家族との時間を多くとりたいという方にはとてもいい勤務体系です。

 

また、日勤勤務は一般的な仕事の勤務と同じ朝から8時間の勤務体系になっています。

安定して一般的な勤務時間にしたい方は日勤勤務を選ばれる方が多いです。

そして、公共交通機関が停止した夜間に営業する夜勤勤務となります。

 

まとめ

40代でタクシードライバーに転職する事は、特に未経験であれば勇気のいる決断でしょう。

しかし、初めての方でも決して心配することはありません。タクシー業界では、現在、たくさんの求人募集があります。

都内でたくさん稼ぐこともできますし、エリアを変えて乗務してみることもできます。

 

また、タクシードライバーを続けることで、個人タクシーとして開業をすることもできます。

そして、いろいろな乗客を乗せて目的地まで無事にたどり着いた時、「ありがとう!」という感謝の言葉をいただいた時の満足感には、やりがいも感じられます。

 

このように、タクシードライバーは大変メリットの多い魅力のある仕事です。

車の運転が好きな方、都内でたくさん稼ぎたい方、接客が好きという方などご興味がある方は、ぜひタクシードライバーという仕事を転職の候補として検討してみるのはいかがでしょうか。

この記事を書いた人

木村 啓喜

木村

株式会社ピーアール・デイリー(厚生労働省認可 有料職業紹介事業許可番号13-ユ-305520)所属。入社17年目。P-CHAN TAXIのキャリアアドバイザーとして、多くのタクシー求職者を転職に導く、タクシー転職のプロ。日本全国のタクシー会社の営業も担当。
車の運転好きで、次の転職先はタクシー会社と決めている程、タクシーの仕事をこよなく愛しています!

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