30代転職者に人気急上昇!タクシードライバーの仕事内容
2020年04月28日
一度は企業に入社したものの、新しい環境で経験を積みたい、もしくは職場環境や仕事内容に納得できないといった理由から、転職を考える30代の方は多くいます。
ですが、どのような仕事を選べば良いのか迷っている方には、タクシードライバーを一つの選択肢として考えてみることをお勧めします。
その理由は何か、タクシードライバーにはどのような魅力があるのかをご紹介します。
目次
30代は転職のチャンス!
転職を考えるにあたって、30代という年齢は一つの節目になります。
特にまったくの異業種への転職となると、一からスキルを付けなおすことになるため、体力・気力のある30代のうちにと考える方は多いのではないでしょうか。
そんな中、30代の転職希望者には、タクシードライバーへの転職をお勧めします。
タクシードライバーは、求人需要が多く比較的転職がしやすいこと、未経験であっても資格取得といった補助があること、多くの収入が望めることや将来性があることが理由として挙げられます。
では、それぞれについて詳しく説明します。
タクシードライバーは30代の求人需要が多い
高齢化が進むタクシー業界では、特に若い世代の転職者を必要としています。
ある程度の社会経験があり、エネルギーもある30代は最も多く稼げることで特に重要視されている傾向があります。
タクシードライバーの仕事は勤務時間が変則的であることからも、体力を必要とする側面も持ちます。
また比較的新しいことを吸収しやすい30代でタクシードライバーになることで、これからの業界の変革にも対応できると考えられています。
東京都内での初乗り料金が改正されましたが、外資のタクシーサービスが上陸したりITが活用されたりと、業界内では様々な変化が見られるようになっています。
そのような環境の変化にも柔軟に対応できる30代の働き手は、どのタクシー会社でも必要としています。
また高齢化により引退するドライバーも増えてくるので、その代わりとなる若い働き手が求められているのです。
このような背景の元に、多くの求人募集を見つけることができるというわけです。
免許取得の補助や研修がある
タクシードライバーになるためには、普通第二種免許の取得が必要です。
もちろん自分で取得してから求人募集に応募しても良いのですが、会社に入社してから取得することも可能です。
この場合には会社が普通第二種免許の取得費用を立て替えてくれるケースも多く見られます。
これは数年かけて会社に返済することになりますが、最初に負担なく仕事を始めることができる点で有利と言えます。
また全くの未経験でも仕事を始めることができるように、研修が充実している会社も多く存在します。
タクシードライバーはまず道を覚えることが必要です。
さらに乗客を探すための車の流し方や場所の選び方なども心得ておかなければ、売上を増やすことができません。
さらに他社との差別化のために、サービスの向上も必要です。
これらをしっかりと学んでおくことで、多くの売上を上げて収入につなげることができるようになります。
タクシードライバーはしっかりと稼げる
タクシードライバーは未経験での転職でも高収入が期待できる数少ない業種です。
通常であればそれなりの経験やスキルがなければ、途中入社で高収入を得ることは難しいものです。
けれどもタクシードライバーの場合には、給与に歩合給が含まれることで、売上に応じて収入を増やせることになります。
特に若い30代となれば、バイタリティもあるので、隔日勤務のように長時間の乗車でもしっかりと売上を確保することが可能です。
隔日勤務の場合には休日も多いので、自由に時間を使えるメリットもあります。
稼いだお金で投資などの資産運用をしても良いですし、勉強など自己投資に時間を費やすこともできます。
趣味の時間を多く持てることも魅力ですね。
タクシードライバーは将来性もある
高齢者が多いタクシー業界ですが、裏を返すとそれだけ長く務めることができるのも魅力のひとつです。
技術革新の速い業界となれば、年齢を重ねるとその技術にはついていくこと自体が大変になるかもしれません。
けれどもタクシードライバーは接客業なので、そのような技術は必要ありません。
もちろんシステムにITを活用することはありますし、今後はAIも導入されることでしょう。
けれどもドライバーはあくまでも、そのようなAI技術に支えられたシステムを利用するに過ぎません。
また、そのようなIT技術の導入により、タクシー需要は今後も増加すると予測されています。
つまりそれだけ売上が確保できるわけですし、収入も増えることが期待できます。
お金も稼げて自分の時間も作れるタクシードライバーが人気
タクシードライバーは転職者にとっては稼ぎやすいことで人気があります。
自分が自由にできる時間も多いので、自己投資などに費やすこともできます。
30代の転職希望者にとってはどれほど魅力があるのか、詳しくご紹介します。
頑張り次第で稼げるのがタクシードライバーの魅力
上記でも触れましたが、タクシードライバーの魅力のひとつは歩合で稼げることです。
未経験での転職で前職よりも多くの収入を得るためには、それなりのスキルアップや資格取得が必要です。
けれどもタクシードライバーは需要がある限り、いくらでも稼ぐことが可能です。
また高齢化やタクシーアプリのようなITサービスの発達に伴って、ちょっとした移動にタクシーを利用するケースが増えることも考えられます。
さらに他のドライバーとサービスなどの質で差別化を図ることにより、もっと多くの収入を得ることも可能です。
タクシードライバーはいかに効率良く乗客を探すか、自分なりに研究して学習する人は多くの報酬を得ているようです。
このように頑張りがしっかりと収入に結び付いていることが、タクシードライバーの魅力と言ってよいでしょう。
自分の時間もしっかりと確保できる
タクシードライバーの勤務は変則的です。
隔日勤務や日勤・夜勤の交代勤務などという形になりますが、休みも多いのが特徴となります。
特に隔日勤務となれば、月の出勤日数は12~13日ほどです。
休日が多いので、自分の時間をしっかりと確保することができます。
休日をどのように使っても良いのですが、若い30代であればさらなる飛躍に向けて自己投資に費やすのも良いのではないでしょうか。
例えば教養を身に付けることで、ハイヤードライバーへの転身も有利になります。
一般企業に勤めていると、なかなか自分の時間を確保できない方もいますが、タクシードライバーであれば勉強の時間もしっかりと確保できます。
それを自分の将来のため投資に費やせるというわけです。
未経験でタクシードライバーになるには
タクシードライバーになるためには、まず求人募集を探す必要があります。
募集は求人サイトや新聞、雑誌などでも探せますが、転職エージェントを利用することもできます。
転職エージェントは転職希望者の要望と、人材を必要とする会社のマッチングを行うサービスです。
タクシードライバーは未経験者にも広く門戸を開いていますが、やはり会社によって稼げるかどうかが違います。
けれどもタクシー業界が未経験であれば、どのような会社を選べば良いのか判断がつきにくいものです。
そこで転職エージェントに相談することで、満足できる条件の会社を探すことができます。
またエージェントのカウンセリングを受けることで、自分の強みなどを自分で再確認することが可能です。
その結果、的確に面接などでアピールすることができるので、採用される可能性も高まります。
自分一人で求人情報を探すのも良いのですが、このような転職エージェントを利用すれば有利な形で希望する会社に就職することができるようになります。
もちろんタクシードライバーとなってからは、自己管理の元にスキルアップを図る必要があります。
売上を増やすためには日々の業務の中で、自分から学びを得る必要があるからです。
実践の場に出れば細かく教えてくれる人がいないので、向上心を持って業務に取り組むことを心得ておきましょう。
まとめ
30代の転職希望者にタクシードライバーを勧める理由は、まず求人募集が多いことと未経験でも採用されやすいことが挙げられます。
さらに多くの収入を得やすいこと、自分の時間もしっかりと確保できることも利点と言えます。
未経験で入社しても研修をしっかりと受けることができるので、慣れれば満足できる収入を得ることができるでしょう。
30代であればバイタリティもありますし、これからの業界の変革にも対応できます。
タクシー業界もこれからIT化が進むと予測されますが、その結果需要も増えるでしょうし、さらに多くの収入を確保して将来の生活設計にも役立つのではないかと思います。
木村
株式会社ピーアール・デイリー(厚生労働省認可 有料職業紹介事業許可番号13-ユ-305520)所属。入社17年目。P-CHAN TAXIのキャリアアドバイザーとして、多くのタクシー求職者を転職に導く、タクシー転職のプロ。日本全国のタクシー会社の営業も担当。
車の運転好きで、次の転職先はタクシー会社と決めている程、タクシーの仕事をこよなく愛しています!