どう定める? タクシードライバーで稼ぐための目標設定術
2020年05月18日
多くのタクシードライバーの給料は歩合給です。
淡々と運転をするのではなく、稼ぎを意識した働き方が重要になってきます。
タクシードライバーで稼ぐために必要なのが仕事の「目標設定」です。
ここでは目標設定のポイントやコツをご紹介します。
タクシードライバーで稼ぐためには目標設定が重要
「思考は現実化する」という言葉がある通り、仕事の成果を上げるには、目標を定めることがとても重要です。
目標を定めるとそれを達成すべく脳が自然と思考錯誤を重ねるため、掲げた目標を達成しやすくなります。
また、目標に向かって進むことで意欲が高まり、これも目標達成に貢献します。
どんな仕事であっても目標設定は大切ですが、自由度が高く自己管理が重視されるタクシードライバーの場合は特に、稼ぐうえで非常に重要な要素となってきます。
タクシードライバーとして稼ぐための目標設定の方法
タクシードライバーとして稼ぐための目標設定の方法をご紹介していきます。
目標設定の方法はさまざまですが、おすすめなのは月収から逆算していく方法です。
まずは月収でどのくらい稼ぎたいかの目標を設定してください。
そこから逆算して一日の営業目標を定めていきます。
例えば月収36万円稼ぎたいのであれば、歩合率60%として、タクシー会社に支払うマージン(40%)を上乗せすると、月に必要な営業収入は60万円となります。
これを出勤日数で割ります。
月に12日出勤するのであれば、1日辺りに必要な営業収入は60÷12で5万円となります。
この5万円が一日の目標額となるわけです。
このように自分がいくら月収が欲しいかを決めることで、日々の目標が必然的にでてきます。
毎月必ず必要になる金額が決まっている方は、この方法で設定するのがよいでしょう。
そしてその目標を達成することで、大きな達成感と自信を手に入れることができるはずです。
目標設定をする際のコツやポイント
目標設定は大切ではありますが、過度に厳しい目標を設定すると仕事がやりにくくなったり意欲を落としたりして逆効果になることもあります。
例えば、新人ドライバーがいきなり月に100万円を稼ぐなどといった過度な目標を設定すると破綻しやすいです。
自分の力量や担当する地域の営業収入相場などに合わせて、達成可能で現実的な目標を設定するのが大切です。
目標を達成し力量や自信が付いてきたら、少しずつ目標のハードルを上げていきましょう。
一歩一歩目標達成していくことで、いずれより大きな目標を達成できるはずです。
このように目標設定をすることで効率よく稼げるのはもちろん、達成感や充実感にもつながるため、日々の仕事がより楽しくなるはずです。
ぜひ質の高い目標設定を心がけてみてください。
木村
株式会社ピーアール・デイリー(厚生労働省認可 有料職業紹介事業許可番号13-ユ-305520)所属。入社17年目。P-CHAN TAXIのキャリアアドバイザーとして、多くのタクシー求職者を転職に導く、タクシー転職のプロ。日本全国のタクシー会社の営業も担当。
車の運転好きで、次の転職先はタクシー会社と決めている程、タクシーの仕事をこよなく愛しています!