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流しのタクシーで売上アップ!知っておきたいコツや意識するポイント

2025年02月13日

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流しのタクシーで売上アップ!知っておきたいコツや意識するポイント
「流し」はタクシードライバーにとって基本的な知識であり、日常的な仕事内容の1つとなっています。

タクシー業界で使われる「流し」とは、乗客を乗せるために車を走らせることです。それだけ聞くと容易に聞こえるかもしれませんが、この流しの実践方法一つで稼げるドライバーと稼げないドライバーが分かれます。

流しで稼ぐためには、売上を伸ばすテクニックや走行中に意識しておくポイントなどを押さえることが大切です。

今回は、現在タクシードライバーとして働いている人やタクシードライバーに興味がある人に向けて、より具体的に「流し」のコツや考え方などをご紹介します。

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タクシーの「流し」とは

タクシーの「流し」とはタクシーの「流し」とは、街中でタクシーを走らせながら乗客を探す営業スタイルです。

乗客として街を空車で走行しているタクシーを拾った経験がある人も多いのではないでしょうか。流しのタクシーは営業区域内であれば、どこでも自由に乗客を拾えるメリットがあります。

流し営業では、人が多いエリアや時間帯によって需要が変わるエリアを見極めて走らせることが重要です。東京や大阪などタクシー需要が散らばっている都心部などでは、いかに効率良く流しができるかが、売上を左右するカギとなります。

流しのタクシーで売上をアップさせるコツ

流しのタクシーで売上をアップさせるコツ流しのタクシーで売上をアップさせるコツは、以下の通りです。

  • 無意味に流し営業はしない
  • 需要のある時間帯を把握する
  • 人の多い場所を狙う
  • 周辺の情報を常に頭に入れておく
  • 電車の遅延情報を把握する
  • 天候を見ながら流しの場所を変える
  • ロング狙いはしない

無意味に流し営業はしない

売上をアップさせるなら、無意味に流し営業をしないようにしましょう。無計画に車を走らせているだけでは、結果として需要のない場所も走ってしまい、上手く乗客を乗せられないからです。

そのため流し営業をするにしても、需要があるエリアをしっかりと見極めて走らせる必要があります。

例えば東京都内で、山手線のターミナル駅を拠点に仕事をした場合です。

ターミナル拠点でお客様を降ろしたら、必ずお客様を捕まえられる別のターミナル駅へ移動しましょう。次々とテンポ良く流し営業で乗客を乗せられるようになります。

この際、よりお客様を得られる確率が高い道を使用することが大切です。移動も営業の手段にする癖をつけましょう。

需要のある時間帯を把握する

朝・昼・晩など、どの時間帯にどのような人が集まるのか、タクシーの需要があるかを知って走ることが流しの基本です。

たとえば「朝の通勤時間にバスと同じコースを走り、乗り遅れた人に目的を定める」または「深夜の繁華街を走り、お店を出て帰宅するお客さんを狙う」など、時間と場所によって需要はさまざまです。

人の多い場所を狙う

未経験でタクシードライバーを始める人は、とにかく人の多い場所を狙って流し営業をすることが大切です。

スキルや経験が備わっていれば、時間帯・場所によって乗客を乗せられるタイミングがわかります。しかし経験の浅いタクシードライバーは、どこを走らせれば良いかも検討がつかないことがほとんどです。そのため人の多い場所を狙って車を走らせることで、乗客を乗せやすくなり、稼げる場所について徐々にわかってくるでしょう。

ランチタイムに賑わいを見せる商業施設や、夜に帰宅する人が増えるオフィス街など、時間帯によって需要の高まるエリアは異なります。まずは人の多い場所で営業を行い、流しの感覚を掴んでおきましょう。

周辺の情報を常に頭に入れておく

情報収集を行い、自分なりの稼ぎ場所を発掘することが流しの向上になります。

例えば「どの駅を利用する人が多いか」「どこでイベントが行われているか」といった情報です。営業エリア周辺を細かく分析することで、稼げる場所が見えてくるようになります。

電車であれば終電の時間を、都内の劇場であれば演目や終演時間、野球やサッカーの終了時間も常にアンテナを張っておくことが大切です。

野球は終了時間がある程度予想はできるものの、早まったり遅くなったりしますし、劇場は駅から近かったり若い人が集まる内容ではタクシーの利用率が下がるかもしれません。

常に、どういった年齢層がどこに集まり、何時に終わるのかを把握することが大切です。

電車の遅延情報を把握する

流しのタクシーで売上をアップさせるためには、常に電車の遅延情報を把握しておきましょう。

都心部では度々電車が遅延したり運休したりします。遅延や運休が発生すると急ぎの用事がある人は、駅周辺で移動手段を探すことになるでしょう。その際に素早くタクシーで流し営業をすれば、乗客をすぐに拾うことが可能です。

電車に乗る人は、遠方まで移動するケースが多くあります。そのためタクシーを利用してもらうことで、長距離移動による売上単価アップが狙える可能性があるでしょう。

ただし遅延する可能性があるからといって、駅の前で常時待機するのは時間を浪費するだけなので、おすすめできません。ラジオやインターネットを駆使して、いつでも駅へ行けるように遅延情報を確認して動くことが大切です。

天候を見ながら流しの場所を変える

売上を伸ばすなら、天候を見ながら臨機応変に流しの場所を変えていくことも大切です。天候によって、タクシー需要には大きな変化が訪れます。

例えば急に雨が降ってきた場合は、駅や商業施設で移動手段を探している人が増え、タクシー需要が高まるでしょう。道が滑りやすい寒波時などは、自転車移動を避ける人がタクシーを利用しようと考えるケースもあります。

そこで朝のニュースや天気予報アプリで、常に天候を確認しておくことがポイントです。天候が安定しているときは需要の高い場所を走りつつ、雨や台風などがあった際に特定の場所で流し営業ができるようにしておきましょう。

ロング狙いはしない

短距離か長距離かは、車に乗せたお客様に目的地を聞くまで分かりません。

さらに言えば、長距離客を乗せたとしても拠点に戻るまでに2~3時間もかかってしまえば効率は悪いでしょう。であれば、こまめにお客様を乗せて都心を回ることのほうが、より収入につながります。

もちろん、先にご紹介したように、広域の情報が活かせれば問題ありません。

しかし、いつも情報のある場所をお客様が要望するとは限りません。

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流しのタクシーが運転中に意識すべきポイント

流しのタクシーが運転中に意識すべきポイント流しのタクシーが運転中に意識すべきポイントは、以下の通りです。

  • 左車線をキープし続ける
  • 車間を取って「空車」を見せる
  • 交差点で先頭になる
  • 速度を落として視野を広く保つ
  • 乗客を降ろした後の行動を決めておく

左車線をキープし続ける

流し営業では、常に左車線をキープすることを意識しましょう。

日本は左側通行であり、タクシーは通常、道路の左端に停車して乗客の乗降を行います。そのため、左車線を走行していれば、乗客は歩道から安全かつスムーズにタクシーに乗車でき、運転手も速やかに乗客を乗せられます。

流し営業中は複数車線の道路では、常に左車線を走るようにしましょう。ドライバーとしての経験が浅い人も、左車線を意識しながら走らせるだけで多くの乗客を乗せられるでしょう。

車間を取って「空車」を見せる

タクシーが空車かどうか分からなければ、お客さんはサインを出すか迷ってしまいます。

「空車」のサインを見てもらうには、前の車との車間距離を空けることが大切です。

特に大型車の後ろは意識して車間を空けましょう。

交差点で先頭になる

交差点の先頭(左車線)は絶好の営業位置です。「空車」のサインが多くの人に見えやすくなるからです。

また停車していることもあり、お客さんも乗車しやすいでしょう。

左車線と付け加えたのは、右折レーンにいるとお客さん乗せにくい場合もありますし、発進して直進車を待っている最中に、他のタクシーにお客さんを拾われてしまう恐れがあるためです。

速度を落として視野を広く保つ

タクシーを今すぐ必要としているお客さんは、対向車線を走っているタクシーでも止めようと必死になります。

そのため、タクシードライバーもお客さんを見落とさないように広い視野を持っていなければいけません。

車は速度を上げるほど視野が狭くなりますから、迷惑にならない程度に速度を落とすことが大切です。

乗客を降ろした後の行動を決めておく

乗客を拾えたときは、降ろした後の行動についても走りながら決めておきましょう。あらかじめ次に流し営業を行う場所を決めておけば無駄な移動時間が減り、効率良く次の乗客を拾えます。

流し営業を行う場所を考える上で欠かせないのが、需要の増えるエリア・時間や周辺に関する情報です。営業経験で得た情報を蓄積していくほど、降ろした地点から最短で乗客を乗せられる場所がわかるようになるでしょう。

一度の移動では大きな時間の節約にはなりませんが、それでも効率を優先させていけば、やがて売上に繋がっていきます。

ただし運転中に深く考え事をするのは危険です。必ず信号待ちや会計中など車が止まるタイミングで判断するようにしましょう。

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流し以外のタクシーの営業方法

流し以外のタクシーの営業方法タクシーの営業方法は流し以外にもあります。流しでは上手く稼げないタクシードライバーは、次の2つも織り交ぜながら営業してみましょう。

  • 付け待ち営業
  • 配車営業

営業方法を組み合わせることで、効率良く乗客を拾えるようになります。例えば人通りの多いお昼時は流しで街中を巡回し、ピークを過ぎたあとは配車営業に切り替えるなどです。需要の変化に合わせて臨機応変に対応することで、売上を大きく伸ばせます。

付け待ち営業

付け待ちとは、駅や乗り場にタクシーを停めてお客様を待つ営業方法です。

燃費が抑えられるだけでなく、ドライバー自身の休憩にもなります。基本的にタクシー乗り場は、人通りの多い駅や空港などに設置されているので、待機していれば確実に乗客を乗せられるのがメリットです。

ただし他のタクシーも停車していることが多く、待ち時間が長くなってしまい、流し営業の方が素早く乗客を乗せられる場合もあります。また需要の波によって乗車率が大きく変動するので、収益は不安定になりがちです。

付け待ちのメリットを活かし、他の営業方法と組み合わせることで、効率良く乗客を探せます。長時間の営業になる隔日勤務では休憩時間も兼ね、流しと合わせて付け待ち営業で乗客を探すのも良いでしょう。

配車営業

配車営業は、利用者の要請を受けてタクシーに乗せる営業方法です。

アプリからリクエストを受ける形なので、付け待ち営業と同じく確実に乗客を確保できます。リクエストは近隣から届く仕組みになっており、無駄な時間も省けます。配車は長距離での依頼が多いので、継続的にリクエストを受けることで、一定以上の売上をキープできるでしょう。

ただしドライバー同士の競争が激しく、流し営業のように乗客を選んで乗せることはできません。またアプリによっては一部地域で使えないこともあり、地方では上手く稼働できない可能性もあります。

配車営業は確実に乗客を乗せられる面で大きなメリットがありますが、ややシステム依存な部分がデメリットでしょう。流しや付け待ちと組み合わせて、効率良く乗客を乗せることを意識するのがおすすめです。

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タクシーは法律で1日の走行距離は365㎞以内、かつ出車から最大21時間までと決められています。この条件の中で「いかに流しのコツをつかんで空車の時間を減らすか?」が重要なポイントです。

今回紹介した流しのコツは一部であり、ドライバーそれぞれに独自の技術があるものです。熟練の先輩にいろんな技術や知識、情報を聞いてみて、自分なりの流しを極めていきましょう。

今よりもタクシードライバーとして稼ぎたい、未経験だけどタクシードライバーに挑戦したい人には、P-CHAN TAXIがおすすめです。

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この記事を書いた人

木村 啓喜

木村

株式会社ピーアール・デイリー(厚生労働省認可 有料職業紹介事業許可番号13-ユ-305520)所属。入社17年目。P-CHAN TAXIのキャリアアドバイザーとして、多くのタクシー求職者を転職に導く、タクシー転職のプロ。日本全国のタクシー会社の営業も担当。
車の運転好きで、次の転職先はタクシー会社と決めている程、タクシーの仕事をこよなく愛しています!

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