だから今後も続ける! タクシー運転手のやりがい3つ
2020年04月27日
タクシー運転手を長く続けている人の中には、異業種から転職したという人も少なくありません。
そうした人たちは、タクシー運転手としてどのような点に魅力ややりがいを感じているのでしょうか?よくタクシー運転手のやりがいとして挙げられる事の多い声3つをご紹介します。
(1)地理や運転技術が身につく
タクシー運転手は二種免許が必要となりますが、いきなり地理を完璧に覚え、優れた技術で仕事を始める人はいないと言って良いでしょう。
タクシー運転手として仕事をする中で、先輩やお客様から教えてもらい、また実践することで、どんどん裏道やドライビングテクニックなどに関する知識が増えていきます。
時にはお客様から「今までで1番早く到着したよ!」などといったうれしい言葉をもらえることもあります。
何気ないお客様の言葉から技術の成長を実感し、やりがいに感じる運転手は多いです。
(2)いろいろな働き方ができる
タクシー運転手は基本的に朝から夜中まで20時間労働(休憩3時間含む)をした後、「明け番」と呼ばれる1日休みになり、翌朝また仕事をするスタイルが一般的です。
イメージとしては1日働き1日休むという感じで、週1回程度連休があります。
「月30日のうち、11~12日だけ働く」といった働き方ができる企業も多いです。
自由な時間を利用してサイドビジネスを始める人も多く、軌道に乗った結果、タクシー業務を副業にする人もいるほどです。
集中力のいる職業でもありますが、時間の融通が効くため自分の時間を楽しめるのは大きなメリットです。
一般的なサラリーマンとは異なるさまざまな働き方ができる点も、タクシー運転手のやりがいのひとつだと言えるでしょう。
(3)ストレスフリーな人間関係が構築できる
未経験者からでも活躍できるタクシー運転手は、異業種からの飛び込みも多く、いろいろな人生経験をしてきた人たちが働いています。
かつては有名な大手企業に勤めていたけれども人間関係の悩みで転職したという人も少なくありません。
タクシー業界は仕事中は基本ひとりの仕事だからこそ、過度な管理や厳しい上下関係などはありません。
もちろん先輩・後輩といった上下関係はありますが、適度な距離を置いて働くことができる環境です。
「この環境は本当に働きやすい」と、やりがいを感じているタクシー運転手は多いのです。
今とこれからを意識した「働く楽しさ」
タクシー運転手は、日々働くことで上記3つのやりがいを感じられるだけでなく、自分の頑張り・工夫次第で高収入や将来のビジョンといった「これから」を意識したやりがいも手に入ります。
二種免許を取得することで、他のタクシー会社への転職はもちろん、個人タクシーになれる可能性もあります。
タクシー運転手のやりがいを見てみると、あらためて「働く楽しさ」の大切さが感じられますね。
木村
株式会社ピーアール・デイリー(厚生労働省認可 有料職業紹介事業許可番号13-ユ-305520)所属。入社17年目。P-CHAN TAXIのキャリアアドバイザーとして、多くのタクシー求職者を転職に導く、タクシー転職のプロ。日本全国のタクシー会社の営業も担当。
車の運転好きで、次の転職先はタクシー会社と決めている程、タクシーの仕事をこよなく愛しています!