糖尿病などの病気があるとタクシー運転手になれない!?
2020年05月12日
タクシー業界に転職するための条件はそこまで厳しくない印象がありますが、病歴に関しては条件があります。
どのような病気があると転職が難しいのでしょうか。
タクシー運転手の就職面接の際の身体検査や、確認される病歴についてご紹介します。
タクシー運転手になれない病気とは
普通運転免許を取得する際、ほとんどの人は自動車学校に通って試験を受けることができますが、てんかんやそううつ病などの方はそれができません。
同じように
心臓疾患や糖尿病、肝硬変、精神病など特定の病気を抱えている人は
タクシー運転手として転職したくてもできない場合があります。
また、アルコール依存症の兆候がある方、睡眠時無呼吸症候群の危険性がある場合も不採用になる可能性があります。
ただし、不採用になる「可能性」ですので、確実に不採用になるとは一概に言えません。
どういった時に不採用になるかというと、タクシーの採用選考の中には必ず健康診断があります。
その際に、医師が「タクシー運転手になるのは危険だ」と判断した場合が不採用になります。
なぜ不採用になる可能性があるのか
上記のような病気は、突発的に発作を引き起こす可能性があります。
もし発作がタクシーを運転している最中に起こった場合、乗客はもちろんのこと周囲を走行している車にも危険が及ぶ可能性があるのです。
しかし、こういった病歴があったとしても、しっかりと治療を受けて病気の進行を抑えることができていれば問題はありません。
そういった状態にある方は主治医などに相談し、医師に診断書を書いてもらい、それをタクシー会社に持参すれば面接時に会社に納得してもらうことも可能でしょう。
タクシー運転手を目指すためにどんな生活をするべきか
まずは、病気もそうですが、物を立体的に見る視力、深い視力を養いましょう。
深視力が劣っているとタクシー乗務員に必要な第二種運転免許も取得できないので要注意です。
また、これはタクシー運転手に限らずですが、生活習慣や食習慣が乱れていると病気になりやすくなるので、生活習慣を正し、健康な体作りを心がけましょう。
タクシー業界に就職する際の面接で行われること
タクシー業界に転職する際にはもちろん面接があるのですが、冒頭でも触れたように面接後に必ず健康診断を行います。
面接時にも健康状態について訊かれたり、アンケートなどでチェックされることもあります。
また、過去に運転をしている際に事故や交通規則に違反したことがないかということもチェックされます。
タクシーというのはお客様の命を預かる職業でもありますから安全運転ができるかどうかをここでも判断されるのです。
タクシードライバーになるならないに限らず、日頃から安全運転、健康にも配慮した生活をする必要がありますね。
木村
株式会社ピーアール・デイリー(厚生労働省認可 有料職業紹介事業許可番号13-ユ-305520)所属。入社17年目。P-CHAN TAXIのキャリアアドバイザーとして、多くのタクシー求職者を転職に導く、タクシー転職のプロ。日本全国のタクシー会社の営業も担当。
車の運転好きで、次の転職先はタクシー会社と決めている程、タクシーの仕事をこよなく愛しています!