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タクシー運転手あるある12選!タクシー業界の裏側やおもしろエピソードまとめ

2020年08月08日

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タクシー運転手あるある12選!タクシー業界の裏側やおもしろエピソードまとめ
タクシー運転手は1日に何十人もの乗客を相手に仕事をしています。
そのため、普通の人が体験しないようなエピソードをたくさん持っていることもあります。そこで今回はタクシー運転手あるあるを紹介していきたいと思います。

タクシー運転手のうっかりあるある


タクシー運転手でもうっかりミスはあります。まずはうっかりあるあるから紹介します。

メーターを入れ忘れる

タクシー運転手の多くが「メーターの入れ忘れ」を経験しています。入れ忘れてしまうと正規料金を請求できないため、損をしてしまうことになります。
お客さんが気付けばいいですが、ほとんどの人は気づいてくれない、もしくは「ラッキー」と感じて隠す人もいます。
メーターの入れ忘れは、他のことに気を取られているときに発生しやすいあるあるです。

アルコールチェックに引っかかる

新人のタクシー運転手にたまにあるのが、アルコールチェックに引っかかってしまう事例です。さすがに運転当日に飲む人はいませんが、前日に飲んだだけでも引っかかってしまうことがあります。
そしてアルコールチェックに引っかかってしまうと、その日の乗車ができなくなるだけでなく、謹慎もしくは無期限乗車禁止の処分が下される場合があります。
多くの会社で重い処分が定められているので「ちょっと飲み過ぎた」では済まされません。
またタクシー運転手のほとんどが歩合制なので、乗車ができなくなるとその分売上を作れなくなるので、給料が支払われません。
そのためベテランドライバーは、引っかからないように前日はお酒を飲まないことがほとんどです。
仮に飲み過ぎてしまった場合は、謹慎や無期限乗車禁止のリスクを避けるために、体調不良で休んだ方がいいかもしれません。

免許証を忘れる

新人のタクシー運転手に多いのが「運転免許証忘れ」です。免許証がなければその日の仕事ができないので、厳重注意を受けてしまいます。
また新人だけでなく、運転がない日の出勤に免許証を忘れる人も多いです。
「運転しないからいいのでは?」と思うかもしれませんが、タクシー会社では、運転しない人に対しても毎日免許証のチェックをしています。そのため、どんなときでも免許証は携帯しておきましょう。

タクシー運転手の迷惑あるある


接客業でもあるタクシー運転手は、迷惑な行為を受けることも多いです。そこでタクシー運転手が受けた迷惑あるあるを紹介します。

運賃を払わない乗客

乗客の中には難癖をつけて運賃を払おうとしない人がいます。

  • 遠回りをした
  • 指示した通りに走っていない
  • 時間をオーバーしている

などさまざまな理由をつけて、ドライバーを困らせます。
こういったトラブルを避けるためにも、通るルートはお客様に確認し、到着予定時間を伝えながら運転をしましょう。
仮に運転手が良かれと思った行動でも、乗客にとっては気に入らないこともあります。あらかじめ確認をとってから、行動に移すようにしてください。
【関連記事】
タクシーの無賃乗車や乗り逃げの手口と対処法!実際の事件を例に解説

お客さんを横取りされる

タクシー運転手の中には、乗客を横取りする悪質な競合ドライバーもいます。
例えば手を上げている人がいて止まろうとすると、後ろのタクシーが急に前に出てきて乗客を横取りするという人もいます。
タクシー運転手の多くが経験し、繁華街などでは乗客を奪った奪っていないで喧嘩をする人もいます。
タクシー運転手の中で悪い噂が立つだけでなく、会社に苦情が入る可能性もあるため、ルールを守って業務にあたることを心がけましょう。

酔っ払いの乗車は行き先が分からない

繁華街では酔っぱらった人を乗せることがあります。夜の繁華街はタクシー運転手にとって、最も稼げるタイミングなので、避けては通れない部分です。
しかし中には、泥酔して何を言っているのか理解できない人や、熟睡をしてしまい目的地が聞けない人もいます。
そのような場合は「道路運送法を第十三条」にある「正当な理由」があると判断でき、乗車拒否ができます。
迷惑客の対応は、あらかじめマニュアルを確認し、冷静に対処ができるようにしておきましょう。

乗り逃げならぬ「置き逃げ」

タクシーの乗り逃げはたまにニュースで聞く話ですが、最近は「置き逃げ」が問題となっています。置き逃げとは、不要になったものをタクシー内に捨てて、そのまま降車するというものです。
捨てられる物は、弁当やペットボトル、使わなくなった財布やアクセサリーなどさまざまです。
タクシー運転手が処分を任されるようなものなので、非常に面倒です。乗客が降りる際には後部座席をチェックし、声かけを徹底しましょう。

見下してくる乗客

乗客の中にはタクシー運転手を見下してくる人もいます。「タクシー運転手=底辺の仕事」と偏見を持ち、横暴な態度を取ってくるのです。
このような乗客は刺激をせず、すみやかに目的地まで送り届けましょう。
もし暴言を吐かれたり万が一暴力をふるわれたりしたら、すぐに会社のマニュアルに従い、警察に連絡を入れてください。

タクシー運転手の雑学・おもしろあるある


1日に何十人も乗せて走っていると面白い出来事にも遭遇します。そんなタクシー運転手のおもしろあるあるを紹介します。

グループ客がいればすぐに止まる

タクシー運転手を長年やっていると、「稼げる客」と「稼げない客」の見分けがつくようになります。
一番稼げるのはグループ客で、それぞれの家に送っていく必要があるため、タクシー運転手の間では「上客」とみなされています。
中には個人客をスルーして、グループ客を優先するタクシー運転手もいます。

お客さんとの会話に困る

タクシー運転手は乗客との会話で困ることが多いです。「話しかけた方が良いのか?」「静かにしておいた方が良いのか」「沈黙でなんか気まずい」など距離感で悩むことがある。
運転手の中には話が好きな人もいますが、会話が苦手で困っている人もいるのが事実です。そのため、最初に挨拶をした時の反応で判断したり、会話をする中で見極める力をつけたりする必要があります。
最近では、乗客もイヤホンをしていたり、PCで仕事をしていたり、スマホでゲームをしていたりすることが多いので、あまり話さないのが主流になっています。

迎車で走っている時に限ってお客さんがいる

タクシー運転手の会話で多いのが「迎車の時に限ってお客さんがいる」という話題です。いつもはお客さんが見つからなくて困っているのに、迎車の時に限ってお客さんが見つかるのです。
こういった事例は、どの職業にもある出来事ですよね。例えば「来客があった日に限ってトラブルが発生する」「品薄な時に限ってお客さんが来る」など、働いていれば誰もが経験する出来事です。

長時間待った挙句ワンメーターのお客さん

なかなかお客さんがつかまらない。数時間粘った挙句、乗ったお客さんがワンメーターという体験は、タクシー運転手のほとんどが経験しています。
「これだけ待ったのに売り上げは410円」と悲しい気持ちになってしまいますね。

昼飯を買った直後に手が上がる

タクシー運転手は、休憩時間に悲劇が訪れます。

  • ほか弁を買って食べられるところに移動しているとき
  • マックのドライブスルーを抜けた瞬間

こういったときに手が上がる。このような経験は、タクシー運転手なら誰もが共感するあるあるです。
先ほど紹介した「迎車で走っている時に限ってお客さんがいる」に似た事例ですね。もし落ち着いて食事がしたいなら「回送」にしてからランチに入りましょう。
今回はタクシー運転手のあるあるを紹介してきました。迷惑な乗客に苦しむこともあれば、面白い出来事に遭遇することもあります。
これからタクシー運転手になる人は、本記事で紹介した事例をふまえ、業務に備えてみてください。

ストレスなく働くためには職場選びが重要


どのタクシー会社に勤めても働き方は変わらないと思うかもしれませんが、実は会社によって客層の違いがあるのも事実です。
また、タクシー会社によっては専用の乗り場がある場合もあります。
自分が働きやすいタクシー会社を探してみてはいかがでしょうか。
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この記事を書いた人

木村 啓喜

木村

株式会社ピーアール・デイリー(厚生労働省認可 有料職業紹介事業許可番号13-ユ-305520)所属。入社17年目。P-CHAN TAXIのキャリアアドバイザーとして、多くのタクシー求職者を転職に導く、タクシー転職のプロ。日本全国のタクシー会社の営業も担当。
車の運転好きで、次の転職先はタクシー会社と決めている程、タクシーの仕事をこよなく愛しています!

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