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タクシーの無賃乗車や乗り逃げの手口と対処法!実際の事件を例に解説

2020年08月08日 豆知識


タクシー運転手の被害で多いのが無賃乗車や乗り逃げです。仮に逃げられてしまうと、運賃がパーになるだけでなく、精神的にもつらい思いをしてしまいます。

そこで今回は、タクシーの無賃乗車の手口と対処法を実際の事例を元に紹介します。

タクシーを無賃乗車(乗り逃げ)すると詐欺罪になる可能性がある

タクシーで無賃乗車をすると、詐欺罪に問われる可能性があります。

詐欺罪とは「人を欺いて財物を交付させた」場合に成立し、運賃を払う予定だったにも関わらず、支払いをせずに逃走した場合は、詐欺罪が成立します。

詐欺罪になると「10年以下の懲役」、またはタクシー運転手と示談交渉をし、お金を支払うことで終わらせるケースもあります。

軽い気持ちで犯行におよぶ人もいますが、重い罪に問われる可能性がある行為です。

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タクシーの無賃乗車(乗り逃げ)のよくある手口

タクシーの無賃乗車や乗り逃げの手口を紹介します。手口を知っておくことで対策につながるので、タクシー運転手の方はチェックしてみましょう。

財布を取りに行ってくる(なくした)

無賃乗車や乗り逃げで多いのが「財布を取りに行ってくる」「財布をなくした」という口実でタクシーから出てしまう手口です。

犯人は身なりもしっかりしていて、お金を持っているような雰囲気を漂わせます。

しかし、目的地に着くと「財布がないので家まで取りに行っていいですか?」「財布がなくなったので探してきます」と言ってタクシーを降り、そのまま戻ってきません。

中にはケータイやバッグを担保に財布を取ってくるというケースもありますが、壊れたケータイだったり、安物のバッグだったりして、そのまま逃げられてしまうこともあります。

タクシー運転手に安心をさせておいてからの犯行なので、気付きににくく逃げられやすい手口です。

タクシーのドアを開けてすぐ逃げる

タクシーの無賃乗車には、ドアを開けて一目散に逃げるという手口もあります。

この手口では降車を引き止めたり、話しかけたりできません。あっという間の犯行なので、何が起こったのか分からなくなります。

タクシー運転手を脅して逃走する

一番危険なのがタクシー運転手を脅して逃走する手口です。暴言を吐いたり凶器で脅したりして逃げようとします。

最悪の場合は、乗り逃げだけでなく、お金を奪われてケガを負わされるケースもあります。

重大な事件に発展する可能性がある、危険な手口と言えるでしょう。

【実例】コンビニで変装をして逃走をする

2019年に東京で、「コンビニに寄る」と言ってタクシーを降り、コンビニの店内で変装をしてそのまま逃走した男が逮捕されました。

その男は自宅付近からJR小岩駅までの運賃約7,000円を支払わずに逃走したようです。

取り調べによると男性は「遅刻しそうだったのでタクシーを使ったがお金がなかった」と話していました。

「コンビニに寄る」という手口は多数報告されているので、注意が必要です。財布を忘れるよりもタクシー運転手が安心しやすいため、気付くのが遅れる可能性もあります。

【実例】「お金がない」と約16万円の運賃を支払わなかった少女

タクシーの無賃乗車の事件で大きく取り上げられたのが、約16万円の運賃を踏み倒そうとした18歳の少女です。

少女はJR東京駅から滋賀県の草津駅までタクシーに乗り、運賃を請求したところ「お金がない」と告白し、タクシー運転手が警察に通報したことで発覚しました。

しかも少女は自称、山形県寒河江市在住。なぜ東京駅にいて、滋賀県まで向かったか取り調べを行っているそうです。

「お金がない」という手口は比較的多いです。距離が長くなるほど金額が大きくなるので、無賃乗車をされるとタクシー運転手は大ダメージ。

ほとんどが歩合制なので給料が発生せず、自腹で費用を支払うことになります。

タクシーの無賃乗車(乗り逃げ)への対処法

それではタクシーの無賃乗車や乗り逃げをされた場合や、されそうになったときの対処法を紹介します。

身分証を預かる

タクシーの無賃乗車に有効なのが身分証を預かることです。無賃乗車の手口で最も多いのが「財布がない」「財布を忘れた」と言ってそのまま帰ってこないケースです。

そんな時は必ず身分証、もしくは身分が証明できるものを預かりましょう。そうすれば本当に忘れた乗客は快く渡してくれ、無賃乗車をしようと思っていた人は顔が渋ります。

そして「やっぱりお金ありました」と支払ってくれることもあります。

ただし、身分証は大切なものなので取り扱いは丁寧に行いましょう。預かる時も申し訳なさそうに切り出すと、相手の気分を損ねずに済みます。

支払いが終わるまでドアを開けない

支払いが終わるまでドアを開けないのも有効な手段です。目的地に到着してすぐにドアを開ける人がいますが、場合によっては一目散に逃げられてしまう可能性があります。

そのため支払いが完了するまではドアを閉めて、無賃乗車で逃げられるのを防ぎましょう。

防犯カメラステッカーを貼る

防犯カメラのステッカーも有効です。現在はほとんどのタクシーに防犯カメラが設置されていますが、ステッカーを貼ることにより、犯人に対してプレッシャーを与えることができます。

犯人はステッカーを貼っていないタクシーを中心に狙うので、ステッカーなしのタクシーは要注意です。そのため防犯カメラを設置している場合は、ステッカーを貼ってそれを知らせましょう。

すぐに警察に連絡をする

すでに逃げられてしまった場合は、すぐに警察に連絡をしましょう。犯人も近くに潜んでいる可能性があり、自分自身も犯人の特徴を覚えているからです。

またその流れで被害届の手続きも終わらせてしまえば、後から警察署に行く必要もなくなります。事件を拡大させないためにも、警察への連絡は迅速に行ってください。

必ず被害届を出す

無賃乗車をされた場合は、必ず被害届を出してください。 被害届を出せば運賃を保証してくれるタクシー会社もあります。

そして被害届を出す一番の理由は、逮捕につながる証拠を残すためです。面倒かもしれませんが、事件を減らすために協力をしましょう。

しかしタクシーの無賃乗車に遭ったにも関わらず、被害届を出さないタクシー運転手が多いです。

  • ほとんどお金が返ってこない
  • 被害届を出すのに時間がかかる
  • 新たな乗客を確保して稼いだ方が儲かる

という理由から、被害届を出す件数が少なくなっています。

警察に被害届を出しても、犯人が捕まらなければお金は戻ってきませんし、調書に数時間かかってしまうため、警察に被害届を出さずそのまま業務に戻ってしまう人がほとんどです。

新たな乗客を乗せて稼いだ方が、効率が良いと考えてしまうのです。

しかし犯人を野放しにしていると、さらに事件が発生し、被害に遭うタクシー運転手も増えてしまうかもしれません。

またタクシー会社の中には、被害届の提出を義務化しているところや、無賃乗車の保証を行っているところもあります。

タクシー会社を選ぶ時は、そういった被害時の対応などについても確認しておくといいでしょう。

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