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タクシー運転手になるには?必要な資格や就職までの流れを解説

2020年08月08日

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タクシー運転手になるのに必要な資格や条件

未経験からタクシー運転手を目指している人の悩みの一つが「どのような資格が必要なのか?」という部分ではないでしょうか。

結論から言えば、タクシー運転手に必要な資格は普通自動車第二種運転免許だけです。しかし必要な資格がわかっても、どのような流れで取得を目指していけば良いかわからないという人もいるでしょう。

そこでこの記事では、タクシー運転手になるために必要な資格や取得して、実際に働くまでの流れについて解説します。

向いている人や求められるスキルについても触れていくので、これからタクシー運転手を目指す人は、ぜひ参考にしてみてください。

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タクシー運転手になるには「第二種運転免許」を取得する必要がある

タクシー運転手になるには「第二種運転免許」を取得する必要がある

タクシー運転手になるには、先述のとおり第二種運転免許の取得が必須です。

第二種運転免許の試験内容について詳しく見ていきましょう。

二種免許の学科試験

二種免許の学科試験の問題形式は、マークシート式で全部で95問、90点以上で合格となります。

内訳としては、文章問題が1問1点で90問、イラスト問題が1問2点で5問出題されます。合格のためには、点数配分が高いイラスト問題を間違えないことが重要です。

また、二種免許の学科試験は、一種の普通免許の試験と比べ応用問題が多く出題されます。例えば、旅客自動車の運転に関する法規問題などが出題されるため、難易度自体は高くなっていると言って良いでしょう。

なお、他の二種免許をすでに取得している場合は学科試験は免除になるので、その点も事前に理解しておきましょう。

二種免許の技能試験

二種免許も、一種免許と同様に指定の自動車教習所にて技能試験があります。技能試験は教習所内試験と路上試験の2種類があり、いずれも90点以上で合格です。

教習所内では、主に方向転換や縦列駐車などを行います。減点方式で採点するため、正確なドライビングスキルが求められるでしょう。

教習どおりに運転できていれば問題はありませんが、普段運転が荒っぽくなりがちな人は注意が必要です。荒い運転が癖になっている人は、運転マナーを見直して安全なドライビングを学び直しておきましょう。

二種免許取得で必要な講習

二種免許取得に必要な講習として、応急救護処置講習と旅客者講習の2種類があります。

旅客者講習は、旅客の安全を確保するために必要な知識を得るための講習で、6時間前後で受講します。そして応急救護処置講習は、心肺蘇生や心臓マッサージ、人工呼吸といった乗員の命に関わる講習です。

旅客者講習同様、6時間の講習となり、ビデオやテキストを使って講義を受け、最後に実技を進めていきます。

二種免許取得は上記2つの講習が必要なので、事前に覚えておきましょう。

二種免許取得にかかる費用

費用は取得方法によって異なります。具体的には教習所に通って取得する方法と、タクシー会社で取得する方法の2種類です。

教習所の場合は250,000円~300,000円程度が相場となっており、通いか合宿かで金額が異なります。決して安い費用ではないため、余裕のない人はタクシー会社で取得を目指しましょう。

多くのタクシー会社では二種免許取得制度を設けており、会社が費用を負担してくれます。ただし「勤務年数〇〇年以上」など、あらかじめ条件が設けられていることが多いので、利用する場合は制度について必ず確認しておきましょう。

一部エリアではタクシー運転手になるために地理試験を受ける必要がある

一部エリアではタクシー運転手になるために地理試験を受ける必要がある

一部エリアでタクシー運転手を目指す場合、学科試験・技能試験のほかに地理試験(輸送の安全及び利用者の利便の確保に関する試験)に合格する必要があります。

次に地理試験の概要について見ていきましょう。

地理試験の受験が必要なエリア

地理試験の受講が必要なエリアは、次のとおり東京都、神奈川県、大阪府の3エリアです。

都道府県名エリア
東京東京23区・三鷹市・武蔵野市
神奈川県横浜市、川崎市、横須賀市、三浦市
大阪大阪市、堺市、池田市、箕面市、豊中市、茨木市、高槻市、島本町、吹田市、摂津市、守口市、門真市、東大阪市、八尾市、和泉市、高石市、泉大津市、忠岡町

これらのエリアは道路が複雑で入り組んでいることから、地理に関する知識が必須となっています。

地理試験の出題内容

地理試験は「タクシー事業に係る法令、安全及び接遇」と「指定のエリアに関する地理に関する内容」の2種類があります。

「タクシー事業に係る法令、安全及び接遇」で出題される内容は、法律に関する問題がメインで、さらに道路運送法についても問題も多いです。

そして「指定のエリアに関する地理に関する内容」では、乗客を目的地に送り届けるために必要な知識となる主要幹線道路や主要施設に関する出題がなされます。

なお仮に不合格になっても、どちらか1科目だけ合格している場合は次回受験時に片方が免除されますので、覚えておきましょう。

地理試験の会場

地理試験の会場には、以下の3つがあります。

都道府県名会場名住所
東京公益財団法人東京タクシーセンター東京都江東区南砂7-3-3
神奈川県一般財団法人神奈川タクシーセンター神奈川県横浜市中区日ノ出町二丁目130番地
大阪府公益財団法人大阪タクシーセンター大阪府大阪市鶴見区鶴見4丁目5番9号

試験日は毎週何曜日と会場ごとに決められているため、ホームページから確認するようにしましょう。

タクシー運転手になるための専門学校はない

タクシー運転手になるための専門学校はない

タクシー運転手になるために専門学校に通うことを考える方もいるかもしれませんが、結論から言うと、タクシー運転手になるための特別な専門学校はありません。なぜなら、普通自動車第二種運転免許の取得と地理試験の合格以外に必要な資格がないからです。

普通自動車第二種運転免許は、教習所で学ぶか免許試験場での受験で取得ができます。また地理試験はタクシーセンター等で販売されている問題集(タクシー運転者地理試験問題例集等)で独学が可能です。

タクシー運転手になるにはどうすれば良い?仕事を始めるまでの流れ

タクシー運転手になるにはどうすれば良い?仕事を始めるまでの流れ

タクシー運転手として仕事を始めるまでの流れを次の順で見ていきましょう。

  • STEP1:タクシー会社へ応募する
  • STEP2:普通自動車第二種運転免許を取得する
  • STEP3:地理試験に合格する(一部エリアのみ)
  • STEP4:タクシー会社の研修・営業所の研修を受ける
  • STEP5:タクシー運転手として仕事を始める

STEP1:タクシー会社へ応募する

まずは、タクシー会社へ応募します。

免許を持っていない場合は、二種免許取得制度のあるタクシー会社へ応募しましょう。タクシー会社が免許取得費用を負担してくれるので、入社後の取得なら運転手として働くまでの道のりが非常にスピーディーです。

STEP2:普通自動車第二種運転免許を取得する

免許のない人は、タクシー会社で普通自動車第二種運転免許取得を目指しましょう。

タクシー会社の場合は合宿形式で、以下の手順で進んでいくケースがほとんどです。

  • 適性検査
  • 学科講習
  • 技能講習
  • 技能の卒業試験

最終的に卒業証書が交付されると卒業となり、筆記試験に合格できれば取得となります。

普通自動車第一種運転免許よりも難易度が高いため、油断せずにきっちりと学習をしておくことが大切です。なお、合宿の場合は最短1~2週間程度で取得ができます。

STEP3:地理試験に合格する(一部エリアのみ)

東京・神奈川・大阪エリアでタクシー運転手になるときは、地理試験の合格が必須です。タクシー会社によっては、地理試験について講習を開いてくれるところもあるので、不安な人は会社へ相談してみましょう。

その他のエリアでタクシー運転手を目指すなら地理試験は不要なので、次のステップに進みます。

STEP4:タクシー会社の研修・営業所の研修を受ける

タクシー運転手に必要な資格が集まれば、現場で働くための研修を受けましょう。

具体的には、次のような研修を受けることとなります。

  • 接客のマナー・方法
  • 安全・安全な運転の心構え
  • 営業ルール
  • 地理に関することなど

研修期間は20日間から30日間程が一般的で、その間も給料は発生します。

STEP5:タクシー運転手として仕事を始める

資格取得し研修を受けたあとは、晴れてタクシー運転手としてデビューできます。

お客様に信頼されるタクシー運転手として、現場で経験を積んでいきましょう。

タクシー運転手の魅力とは?

タクシー運転手の魅力とは

続いてタクシー運転手の魅力を紹介します。他の業界とは違った良さがあるので、ぜひ参考にしてみてください。

休みが多い

タクシー運転手は1日の勤務時間は長時間になるものの、その反面、実は休日が多い職種です。

タクシー運転手は法律で、月最大13勤務(隔日勤務の場合)までと定められています。

そのため月17〜19日は休日で、実に月の半分以上は休日となります。1日の勤務時間は長いですが、休日が多いので「自由な時間が増えた」「慣れたら抜け出せないほど楽」という声も多くあります。

タクシー運転手になったばかりの人は、休日は寝て過ごす人も多いです。慣れるまでは大変かもしれませんが、慣れたら自分のリズムを掴んで、プライベートを謳歌している人が多いです。

最初だけ踏ん張りましょう。

未経験からでも挑戦できる

タクシー運転手は、普通免許を取得して3年以上の人であれば、学歴や経験を問わず誰にでも門戸が開かれたチャンスがある職業です。

入社後も収入は自分の売上次第で稼げるので、入社10年以降じゃないと稼げないということもありません。

大きく稼ぐことも可能

タクシー運転手のほとんどが歩合制で働いています。
そのため頑張り次第では、年収600〜700万円も目指せる職種です。効率良く乗車してもらえるように試行錯誤すれば、徐々に給料が上がっていくでしょう。

また、慣れるまでの間、乗務開始6ヶ月間は月収保証をしてくれる会社もありますので、会社選びも重要です。

ただし、稼ぎたいあまり長時間労働になってしまう人が多いです。適度な休憩を取りながら、安全に業務するこを優先してくださいね。

副業もOK

日本では副業禁止の会社が多いですが、タクシー業界では、業務の支障がないことを前提に許可してくれる会社もあります。

タクシー運転手は、休日も多いことから、副業をしている人も多いです。ただし運転に関わる副業を禁止している会社もありますので、必ず就業規則を確認しておいてください。

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タクシー運転手に向いている人

タクシー運転手に向いている人

最後にタクシー運転手に向いている人はどのような人か、特徴をまとめてみました。

体調管理ができる人

タクシー運転手は勤務時間が長くなるので、体調管理が重要になってくるでしょう。

長時間の運転は体に負担がかかり、疲労が抜けないこともあるでしょう。疲労が溜まったまま運転を続けると、体調を崩してしまったり、事故の原因になったりします。

そのため適度な休息を取り、自己管理をして万全な状態で働くことが求められています。

また体調を崩して休んでしまうと、給料に反映されてしまうので、無理して働くことはおすすめしません。会社員といっても歩合制なので、自営業に近い部分がある特殊な職業です。

運転が好きな人

タクシー運転手は一日中運転をするため、運転が好きな人にとっては最高の職業です。逆に運転が苦手だと、疲れやストレスが溜まり、体調を崩してしまいます。

運転が好きな人は、楽しく業務にあたれるため、疲れやストレスも溜まりにくいでしょう。

むしろ色んな景色が見れてリフレッシュできるという人もいるので、運転が好きな人はぜひ挑戦をしてみてください。

コミュニケーション能力がある人

タクシー運転手はドライバーと接客業を兼ねた職種です。お客さんと会話をしたり、目的地の情報を細かく聞いたり、迷惑な人の対処をしたりと、コミュニケーション能力が試されます。

もちろん会話が苦手な人でもできる仕事ですが、話がうまい人の方が固定客を取れたり、臨機応変に対応したりできるでしょう。

そのため接客業や営業職の経験がある人は、タクシー運転手に向いているといえます。

タクシー運転手に求められるスキル

タクシー運転手に求められるスキル

タクシー運転手に求められるスキルは、次のとおりです。

  • ドライビングスキル
  • 接客スキル
  • 地図を読むスキル
  • 情報収集スキル

ドライビングスキル

タクシー運転手である以上、ドライビングスキルは必要です。安全に乗客を送り届けることはもちろん、停車・発車の際に揺らさないなど快適性を確保しながら運転する能力が求められます。

運転に慣れている人は、ついつい荒っぽくなってしまいがちですが、タクシー運転手であれば常に乗客に気を配りながら運転をしなければなりません。

接客スキル

タクシー運転手は乗客との距離が近いため、ある意味で接客業的なスキルも求められます。どのような人が相手であっても笑顔で挨拶ができ、柔和な対応がとれる人は、リピートにつながっていくでしょう。

仕事では、空調の調整や適度なコミュニケーションなど、細かな気配りがポイントとなります。

人と話をすることが好きという人は、タクシー運転手として活躍していけるでしょう。

地図を読むスキル

タクシー運転手は、地図を読むスキルが必要です。地図を読むスキルが高ければ乗客を乗せてすぐに発車でき、ストレスを与えることなく目的地へ送り届けることができます。

また地図がわかっていれば目的地に応じたルート提案ができるようになり、乗客からの信頼を獲得できるでしょう。

仕事の効率がグンと上がるスキルの一つなので、ぜひとも習得しておきたいです。

情報収集スキル

タクシー運転手は、情報収集スキルもあると良いでしょう。

ここでいう情報収集スキルとは、効率よく稼ぐための情報を集める能力のことです。営業エリア内で人が増える時間帯はいつごろか、観光客が集中するスポットはどこかなど、タクシー運転手は効率良く乗客を乗せるための情報が欠かせません。

必要なとき、必要なタイミングで乗客を乗せられるようになると、インセンティブがつき大きく稼ぐことができるでしょう。

タクシー運転手になるにはまず専門の転職エージェントに登録しよう

タクシー運転手になるにはまずは専門の転職エージェントに登録しよう

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この記事を書いた人

木村 啓喜

木村

株式会社ピーアール・デイリー(厚生労働省認可 有料職業紹介事業許可番号13-ユ-305520)所属。入社17年目。P-CHAN TAXIのキャリアアドバイザーとして、多くのタクシー求職者を転職に導く、タクシー転職のプロ。日本全国のタクシー会社の営業も担当。
車の運転好きで、次の転職先はタクシー会社と決めている程、タクシーの仕事をこよなく愛しています!

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