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女性のタクシー運転手が年々増加中?女性がタクシー会社を選ぶ際のポイント

2025年02月13日

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女性のタクシー運転手が年々増加中?女性がタクシー会社を選ぶ際のポイント
タクシー運転手は男性の仕事だというイメージを持つ方、多いのではないでしょうか。

確かにタクシーは利用者のニーズに応じてDoor to Doorの輸送サービスを24時間提供する重要な公共交通機関であるものの、高齢化社会による労働人口の減少や、男性に依存した就業構造が課題となっています。

しかしながらタクシー運転手は、柔軟な労働時間の設定が可能で子育てとの両立も実現でき、女性の活躍が大いに見込まれる職業です。

今回は、女性がタクシードライバーに適している理由、歓迎される理由をご紹介します。転職を考えている社会人女性や、これから就職活動を始めようとしている女子学生の方、ぜひ参考にしてください。

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タクシー運転手の男女割合|女性のタクシー運転手が増加中?

タクシー運転手の男女割合|女性のタクシー運転手が増加中?実際にタクシー運転手の男女割合を調査したところ、2013年の時点で女性はわずか2.3%(6,799人)(※)しかいませんでした。

それが5年後の2018年3月には3.1%(9,179人)になり、緩やかではあるものの増加傾向が確認されています。

そして2024年3月末における女性タクシー運転手の数は11,213名となり、運転手総数で見た構成比は4.8%です。

以下は、平成25年、平成30年、過去5年の女性タクシー運転手の推移です。

年度女性乗員数男女構成比
平成25年6,799人2.3%
平成30年9,179人3.1%
令和2年9,723人3.6%
令和3年10,108人3.7%
令和4年9,470人3.9%
令和5年9,673人4.2%
令和6年11,213人4.8%

業界全体で見るとまだ女性運転手は多くはありませんが、女性運転手を指名できるサービスが誕生し、需要が増えてきています。
※ 出典:一般社団法人全国ハイヤー・タクシー連合会「統計調査

女性のタクシー運転手が増えている理由

女性のタクシー運転手が増えている理由女性のタクシー運転手が増えている理由は、次の通りです。

  • タクシー会社が女性運転手を積極的に採用している
  • 女性専用タクシーの需要が増えている
  • 子育てと仕事の両立がしやすくなった

タクシー会社が女性運転手を積極的に採用している

従来のタクシー会社と言えば男性運転手が中心でしたが、近年はタクシー会社が女性運転手を積極的に採用しています。

理由として、社会全体が多様性を尊重する時代になってきたこと、女性客のタクシー需要が増えてきたことなどが挙げられるでしょう。

女性運転手はきめ細かで繊細な気遣いができる点で、タクシー業界から重宝されています。タクシー会社としても女性運転手を採用するメリットは大きく、企業に利益をもたらすと考えられています。

女性専用タクシーの需要が増えている

女性専用タクシーの需要が増えており、女性が業界で活躍できるチャンスが広がっています。安心して移動できる手段が欲しいといった女性利用客のニーズが増えてきたことが、需要拡大の理由です。

各タクシー会社は、需要を受けて女性専用タクシー設置のほか、女性ドライバーを希望できるサービスを開始しています。これからも成長が見込まれる分野として、その担い手となる女性運転手が求められるようになってきました。

子育てと仕事の両立がしやすくなった

従来より、タクシー会社勤務でも子育てと仕事の両立がしやすくなった点も女性のタクシー運転手が増えている理由です。各タクシー会社では、女性が働きやすい環境作りに取り組んでいます。

例えば、次のような環境作りです。

  • 短時間勤務
  • フレックス制
  • 昼間限定の勤務制度
  • 女性専用の休憩室・更衣室の設置
  • 育児支援制度
  • 有給休暇取得促進など

時間的な融通が利くようになり、女性が抱え込みがちな育児や家事などの問題が解消されるようになりました。

社会全体で働き方が見直される中で、働きやすい環境に力を入れることは企業のブランド価値向上にも繋がります。そのため今後も働きやすさや福利厚生は、さらに充実していく可能性が高いでしょう。

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女性のタクシー運転手に対する世間の声

女性のタクシー運転手に対する世間の声

お客様はなぜ女性タクシー運転手を好ましく思われるのか、実際に頂いたと言うご意見を通して考えてみましょう。

「女性運転手で驚いたけど運転が丁寧で安心感があった」
「子どもの送り迎えを頼むのにも女性の方が安心できる。」
「子供も女性運転手の方がリラックスできるようだ」
「女性だからほっとするし、しゃべりやすい」
「産婦人科に行く時に利用したが、女性運転手だったので助かった」
「手荷物を持って乗り降りを助けてくれた」
「車椅子を丁寧に扱ってくれてうれしかった」
「夜中だったけど女性運転手だから安心してリラックスできた」

タクシーに乗り込んだお客様は、まず運転手が女性であることに驚くようです。

「また来てほしい」とリピーターになってくれるお客様も少なくないので、女性にとって働きやすい状況と言えるでしょう。

「やっぱり女性だと安心する」とお客様がおっしゃるのは、女性の物腰の柔らかさなどが与える無条件の安心感が、大きなアドバンテージになっているためなのかもしれません。

女性がタクシー運転手になるメリット

女性がタクシー運転手になるメリット女性がタクシー運転手になるメリットは、以下の通りです。

  • 柔軟に働ける
  • 頑張れば誰でも高収入が目指せる

柔軟に働ける

タクシー運転手は時間の融通が利くため、仕事と家庭の両立が必要な女性でも働きやすいメリットがあります。近年では日勤・夜勤・隔日勤務を選んで働けるタクシー会社が増えています。

他の業界・職種に比べると、タクシー運転手は自由にシフト希望が出せるので、自分の裁量で時間の管理が可能です。例えば仕事を決まった時間に終わらせて、保育園に預けた子どもを迎えに行ったり、夕食を作るためにスーパーに寄ったりできます。

そしてタクシー運転手は、基本的にチームワークを必要としない仕事です。自分の都合で動きやすいのが、大きなメリットでしょう。また休憩時間や休日を自分で決められるため、プライベートを大切したい独身の女性でも安心して働けます。

頑張れば誰でも高収入が目指せる

タクシー運転手の仕事は、性別に関係なく頑張れば誰でも高収入が目指せる仕事です。

業界によっては男女間で年収に差が出ることもあります。しかしタクシー運転手の場合は、歩合制により立場や勤務年数に関係なく平等な評価を受けることが可能です。自分の頑張りがそのまま収入に反映されるので、モチベーションを保ちながら働き続けられます。

歩合制と言うと、厳しいノルマをイメージする人がいるかもしれません。しかし現在では最低給与保証制度を設けているタクシー会社も増えており、経験の浅い女性でも安心して挑戦できます。給与保証を受け取りながら営業方法を覚えていけば、未経験でも徐々に稼げるようになってくるでしょう。

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女性がタクシー運転手になるデメリット

女性がタクシー運転手になるデメリット一方で、女性がタクシー運転手になるデメリットは、以下の通りです。

  • 乗客トラブルに巻き込まれる可能性がある
  • 生活リズムが崩れる可能性がある

乗客トラブルに巻き込まれる可能性がある

さまざまな人を乗せるタクシー運転手は、乗客とのトラブルに巻き込まれる可能性も否定できません。ときには運転手が女性という理由だけで強気な態度で接してくる乗客もいて、対応に困る場面もあるでしょう。

夜は泥酔した乗客を乗せる機会もあり、連絡先を聞かれたりセクハラ発言を受けたりといった被害を受ける可能性もゼロではありません。仕事に慣れていないうちは、戸惑ってしまうことも多いでしょう。

トラブル防止のために重要となるのが、防犯仕切り板の設置やドライブレコーダー導入などタクシー会社による防犯対策です。面接時に防犯に対する取り組みについて、事前に確認しておくと良いでしょう。

生活リズムが崩れる可能性がある

タクシー運転手を続けると、生活リズムが崩れてしまうおそれがある点もデメリットです。

基本的に運転手は働き方を選べますが、人手不足のときなどに夜勤や隔日勤務を依頼される可能性もあります。常に昼間に働いている人は、生活リズムが乱され、体調を崩すこともあるでしょう。

睡眠時間が不規則になってしまうと、自律神経の乱れを引き起こし体調不良や肌荒れの原因となってしまいます。女性がタクシー運転手になると、生活リズムの変化によって大きなストレスを感じてしまうことがあるかもしれません。

タクシー運転手に向いている女性の特徴

タクシー運転手に向いている女性の特徴タクシー運転手に向いている女性の特徴は、以下の通りです。

  • 介護職や接客業を経験している女性
  • 運転免許を持っている女性
  • 好奇心旺盛で人と話すのが好きな女性
  • 一人の時間が好きな女性
  • 運転や地理が好きな女性

介護職や接客業を経験している女性

介護職や接客業を経験している女性なら、タクシー運転手としても活躍できるでしょう。タクシー運転手をする上で欠かせないコミュニケーション能力を活かせる可能性が高いからです。

タクシー運転手は、どのような乗客に対しても柔軟に対応する必要があり、介護職や接客業をしていた女性なら、すぐに仕事に馴染めるでしょう。

心地良い乗車体験をしてもらうという意味で、タクシー運転手は一種のサービス業です。多くのお客様と関わった経験を持つ女性なら、タクシー運転手として成功できる可能性があります。

運転免許を持っている女性

運転免許を持っている女性は、タクシー運転手を選択肢の一つに入れてみましょう。すでに普通免許を持っていれば、タクシードライバーが必要とする普通二種免許の取得がスムーズです。

逆に何も免許を持っていない人は、まず普通免許取得が必須なので、タクシー運転手を目指す際、時間的・コスト的に大きな負担となってしまうことがあります。たとえ取得できたとしても、直後に高度な運転スキルが求められる二種免許試験に合格するのは難しいでしょう。

しかしすでに普通免許を取得している人であれば、運転でも応用が効き、最短で普通二種免許を取得できます。学科試験においても、普通免許取得で培った知識を活かせるでしょう。

さらにすでに二種免許を持っているのであれば、タクシー会社への転職は非常に容易になります。

好奇心旺盛で人と話すのが好きな女性

タクシーに乗るとき、運転手との会話を楽しみたいという乗客は少なくありません。

このため、当たり障りのない天気についての会話から時事ネタまで、幅広い「雑談力」のある女性は、タクシー運転手としての素質に恵まれていると言えるでしょう。

一人の時間が好きな女性

タクシー運転手に向いている女性の特徴としては、ドライバー一人で過ごす時間が好きというものが挙げられます。

タクシー運転手は、お客様の目的地まで運転した後、次のお客様を拾うまでの間、一人で運転しなくてはなりません。

お客様の中には、辺鄙な場所を目的地にしている人もいるため、再びお客様を拾うために長時間かけて人通りの多いところまで一人で運転しなくてはならないケースもあります。

お客さまを乗せずに、一人で過ごす間も運転を続けなければならないので、一人の時間を楽しむことができる人だと仕事の時間を有意義に過ごすことができるでしょう。

つまり、一人の時間も集中して作業をこなせるような勤勉な性格の方について、タクシー運転手としての適性があると言えます。

運転や地理が好きな女性

安全で、正確、迅速なサービスが期待できるという点で、運転や地理が好きな女性はタクシー運転手に向いています。

もし運転や地理に自信があり、さらに接客にも自信があるという場合には、タクシー運転手として成功が見込めるため、経験を積んだ後でハイヤーや個人タクシー運転手などへのキャリアアップも考えられます。

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女性がタクシー運転手になるには?

女性がタクシー運転手になるには?女性がタクシー運転手になるには、普通自動車第二種運転免許の取得が条件です。取得するために、運転技術や道路交通法に関する試験に合格しなければなりません。

二種運転免許についてもAT限定があるため、現在の自動車免許がAT限定でも問題ありません。現在は多くのタクシー会社でAT車を取り扱っており、AT限定を理由に転職で苦労することはないでしょう。

二種免許は教習所に通って取得を目指すと、25万円から40万円ほどかかってしまい非常に高額です。タクシー運転手になるつもりで取得を考えているなら、二種免許の取得費用を負担してくれるタクシー会社を選びましょう。入社後に研修を受けながら、二種免許の取得を目指すことが可能です。

女性がタクシー会社を選ぶ際のポイント

女性がタクシー会社を選ぶ際のポイント女性がタクシー会社を選ぶ際は、以下のポイントに注目しましょう。

  • 希望の勤務スタイルが選べるか
  • 「女性ドライバー応援企業」に認定されているか
  • 女性向けの設備が充実しているか
  • タクシーに十分な防犯対策が取れているか

希望の勤務スタイルが選べるか

女性がタクシー会社を選ぶときは、希望の勤務スタイルが選べるかどうかをチェックしましょう。

各タクシー会社は、働きやすい環境作りの一環としてさまざまな制度を設けています。仕事と家庭を両立させたい女性は、昼勤務のみの求人やフレックス勤務ができる求人を探しましょう。

求人情報に「昼勤務メイン」と記載されていても、実際はまれに夜勤が発生するタクシー会社もあります。そのため面接で、本当に求人に掲載された働き方ができるのかをしっかりと確認することが大切です。

また子育て中の女性なら、子どもの病気や学校の用事などで急に予定が変わることもあるでしょう。勤務時間の希望が出せるかの確認はもちろん、急な日程調整が可能かについても、採用担当者に確認しておきましょう。

「女性ドライバー応援企業」に認定されているか

タクシー会社を選ぶ際、「女性ドライバー応援企業」に認定された企業を探してみると良いでしょう。女性ドライバー応援企業とは、平成26年7月に国土交通省が定めた、女性のタクシー運転手を積極的に採用する企業を認定する制度です。

労働力不足の解消に向けた女性の新規就労・定着を図るべく、女性運転手の採用に向けた取り組みや、子育て中の女性が働き続けられる環境整備を実施するタクシー会社を国が認定しています。認定を受けた事業者は700社を超えており、女性が応募しやすいタクシー会社も増えてきました。

女性ドライバー応援企業は、国土交通省のホームページにある「認定事業者一覧」からすぐに検索できます。

女性向けの設備が充実しているか

女性向けの設備が充実しているかを求人情報から確認しましょう。

具体的には、次のような設備です。

  • 女性向け休憩室・更衣室
  • 仮眠室
  • 託児所

など

設備の充実は、女性の働きやすさに直結する部分です。一通り整備されていれば、女性にとって非常に働きやすい職場環境だと言えるでしょう。入社後にギャップを感じてしまわないよう、職場体験ですでに働いている女性運転手から話を聞いてみるのもおすすめです。

タクシーに十分な防犯対策が取れているか

タクシー会社を選ぶときは、十分な防犯対策がなされているかも確認しておきましょう。

基本的にタクシー運転手は乗客を選べないので、夜間や隔日勤務で泥酔した乗客を乗せることもあります。暴力やセクハラをされるリスクもゼロではないため、防犯対策の充実度が何よりも重要です。

具体的には、次のような防犯対策があります。

  • 防犯カメラの設置
  • 防犯仕切り板の設置
  • 緊急通報システムの導入
  • GPSの導入
  • ドライブレコーダーの設置
  • 24時間の監視体制

タクシー運転手は、乗客とのトラブルが発生する可能性もある仕事です。女性は防犯面を特に重要視しましょう。

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タクシー運転手を目指す女性はP-CHAN TAXIにぜひご相談ください!

タクシー運転手を目指す女性はP-CHAN TAXIにぜひご相談ください!タクシー運転手の需要は安定しており、未経験でも目指しやすい職業の一つです。そのため、自分に合った企業を見つけることができれば、女性の方でも長期的なキャリア形成が可能です。

また、企業によってはタクシー運転手として勤務するために必要な二種免許の取得を、金銭的に支援する社内制度が設けられているところもあります。

こうした好条件の企業や、自分に合った働き方ができる企業を探すためには、業界に通じる者の知識やコネクションが不可欠です。

P-CHAN TAXIでは、業界に通じたスタッフによるタクシー運転手への無料転職相談を提供しており、希望の勤務条件に合ったタクシー会社をご紹介することができます。

未経験・二種免許未取得という場合でもお気軽にご相談ください。それぞれのキャリアスタートにふさわしい企業をご紹介させて頂きます。

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この記事を書いた人

木村 啓喜

木村

株式会社ピーアール・デイリー(厚生労働省認可 有料職業紹介事業許可番号13-ユ-305520)所属。入社17年目。P-CHAN TAXIのキャリアアドバイザーとして、多くのタクシー求職者を転職に導く、タクシー転職のプロ。日本全国のタクシー会社の営業も担当。
車の運転好きで、次の転職先はタクシー会社と決めている程、タクシーの仕事をこよなく愛しています!

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