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タクシーの待機料金はいくら?少し待ってもらう時や渋滞時の料金の仕組みを解説!

2020年09月07日

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タクシーの待機料金はいくら?少し待ってもらう時や渋滞時の料金の仕組みを解説!
タクシーで目的地に向かっている道中、どうしてもコンビニに寄りたくなったことはありませんか?
そしてその時、「タクシーに待っている間って乗車賃増えそうだな」と不安に感じ、コンビニに寄ってもらうのを諦めたことがありませんか?
タクシーの料金システムの仕組みは少しわかりにくくなっているので、どれだけの料金が発生するのかわからないと「待ってもらうこと」は頼みづらいですよね。
そこで本稿では、タクシーの待機料金は一体どれくらいかかるのか、どういったことに注意すべきなのかをまとめました。ぜひ、参考にしてください。

タクシーの待機料金とは?


タクシーの待機料金とは、乗車客がタクシーに少しの間待ってもらう場合や時速10km以下で走行する場合などにかかる時間距離併用運賃のことです。
この待機料金は、降車するタイミングで走行距離に応じた料金と合算して支払います。
時間距離併用運賃について、具体的にどれだけの金額が発生するかというと、地域差もありますが80~120秒ごとに80円~100円といった料金設定の事業会社がほとんどです。
例えば、日本交通株式会社における大阪エリアのタクシーを利用する場合、「1分30秒までごとに80円(※時速10km以下の運行時間が対象)」です。

タクシーの待機料金はいつ発生する?


タクシーの待機料金は、各タクシー会社で定められた一定の時間を超えてタクシーを待機させた時に発生します。
ほとんどのタクシー会社では、5~10分以上の停車または駐車で待機料金が発生します。
具体的な待機料金の発生時間は各事業会社で異なるため、あらかじめタクシードライバーに少し待ってもらうことがわかっている場合は、事前に何分後から待機料金が発生するのか問い合わせましょう。
配車依頼時に確認しておくとスムーズです。

ケース①迎車・配車サービス利用時に待たせた場合

迎車・配車サービスを利用して、お迎え場所まできたタクシーをその場で待機させた場合も待機料金が発生します。
日本交通株式会社の場合、タクシーが指定場所に到着してから待機時間が5分を超えたタイミングで、時間距離併用運賃の計算が開始され、1分30秒が経過するたびに80円の待機料金が発生します。
つまり、タクシーの到着から10分後に乗車した場合、その時点で迎車料金+320円分の乗車賃が発生していることになります。

ケース②最終目的地までの道中でコンビニに寄った場合

目的地に向かうまでにコンビニに寄ってもらったことがある人は少なくないでしょう。
実はこういった場合も待機時間が所定の時間を超えると待機料金が加算される仕組みになっており、気づいていなかったかもしれませんがメーターが少しだけ回っています。
各事業会社によって、5~10分の間はメーターを止めてくれるところもありますが、ほとんどのタクシー会社では5分以降から待機料金(時間距離併用運賃)が発生します。
したがって、走行途中に買い物をするなどは極力避けたほうが料金を安くすることができます。

タクシーの待機料金の相場は?


タクシー乗車中に発生する待機料金は、タクシー会社によって様々ではありますが、2分100円または1分30秒80円程度のところがほとんどです。
待機開始から5分間はメーターを止めてくれるところもありますが、そうではない事業会社もあるので事前に確認するようにしましょう。
なお、30分間の貸し切り(時間制運賃)を利用する場合は、待機料金が発生しません。

タクシーの待機料金について注意すべきポイント


待機料金の仕組みについて理解していても、多くの人がよくやってしまう「待機料金で割高になってしまう行動」があります。
以下のポイントを覚えておいて、タクシー利用時に思わぬ割高請求を受けないよう注意しましょう。

渋滞しそうなルートは避ける

一つは、渋滞しそうなルートは避けることが大切です。時速10km以下で走行するようなひどい渋滞に巻き込まれてしまうと、80秒~120秒につき80~100円が加算されます。
たとえば、時速10km以下の運行90秒あたり80円のタクシーを利用している際に渋滞に巻き込まれ、30分間も時速10km以下の走行が続いた場合、待機料金として1,600円も請求されてしまいます。
首都高速の上限金額が1,320円のため、仮に上限額いっぱいまで首都高速を利用したとしても渋滞に巻き込まれるよりも280円も得をし、目的地に早く到着することができる計算です。
待機料金は、このようにコンビニや病院などの待ち時間、配車時の乗車までの待ち時間だけでなく、渋滞時にも発生します。
駐停車含む、時速10km以下の走行が長時間続くことが予想される場合は、やや遠回りでも別のルートで行けないか検討することをおすすめします。

長時間の予定がある場合は待機させない

例え、行き帰りでタクシーを利用する予定でも、病院やスーパーなど長時間の予定がある場合は行きと帰りで別々のタクシーを利用しましょう。
例えば、病院に到着してから病院を出発するまでの時間が1時間半だったとすると、待機料金だけで4,800円前後も請求されることになります。
4,800円もあれば、ほとんどの場合は1~2往復できる金額でしょう。これだけの無駄遣いをする必要はありません。
少し手間に感じるかもしれませんが、行きで利用したタクシーには待機してもらわず、帰りは病院にある「タクシー配車用の電話」などから配車依頼をしたり、タクシー乗り場で空車のタクシーを見つけたりするようにしましょう。
帰りの時間がほぼズレなく予測できるのであれば、行きのタクシーを手配する際に、帰りのタクシーを予約しておくと手間が省けるかもしれません。

配車時の到着予定時刻に遅れない

朝、通勤等でタクシーを予約&配車したにも関わらず、到着時間に遅れてしまうとその分だけ待機料金が発生してしまいます。必ず、到着予定時刻どおりに乗車できるよう準備は済ませておきましょう。
タクシー事業会社の中には、配車依頼を受けた住所に到着した際、到着したことを知らせる連絡をもらえるところもありますが、一方で連絡がないところもあります。
後者の場合、到着したことが分かりづらいことがあるため、配車依頼時に「○○分後に到着予定です」と伝えられた時刻の3分前には、配車指定場所にいるようにしましょう。
待機料金をめぐってタクシードライバーとトラブルになるのを避けるためにも、余裕を持った配車依頼、タクシー利用を心がけましょう。

短時間でも停車を繰り返さない

待機時間は合計待機時間で計算されます。そのため、短時間の停車でも何度も繰り返すと待機料金が発生することを覚えておきましょう。
たとえば、90秒あたり80円のタクシーに乗車中、自販機で飲み物を買うために30秒だけ停止してから発車し、友人を拾うために60秒だけ停車したとしましょう。
この場合、1回あたりの停車時間は30秒と60秒のため、どちらか1回だけであれば待機料金は発生しません。
しかし、2回目の停車で合計待機時間が90秒に到達しているため待機料金80円が発生することになります。つまり、1回あたりの停車がどれだけ短くても「チリツモ」的に待機料金は加算されていくのです。
したがって、飲み物の購入などの細かい用事は乗車前に済ませておくことをおすすめします。

この記事を書いた人

木村 啓喜

木村

株式会社ピーアール・デイリー(厚生労働省認可 有料職業紹介事業許可番号13-ユ-305520)所属。入社17年目。P-CHAN TAXIのキャリアアドバイザーとして、多くのタクシー求職者を転職に導く、タクシー転職のプロ。日本全国のタクシー会社の営業も担当。
車の運転好きで、次の転職先はタクシー会社と決めている程、タクシーの仕事をこよなく愛しています!

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