シングルマザーにタクシードライバーがおすすめ?その理由や働き方を徹底解説!
2020年10月05日
シングルマザーの方にとって、仕事選びは非常に難しいものです。なぜなら、育児と仕事を両立できる条件の仕事しか選択できないからです。
子どもが学校に行ってからでも働ける仕事、託児所があるような仕事は限られているので、なおさら職業選択の難易度は上がります。
そのような中、シングルマザーに向いている職業の一つとしてタクシードライバーが昨今注目されています。今回は、その理由や働き方を徹底的に解説します。
目次
シングルマザーにタクシードライバーがおすすめの理由
シングルマザーにタクシードライバーがおすすめの理由は大きく3つあります。それぞれ詳しく解説します。
勤務形態や給与形態を調整できる
タクシードライバーの仕事は、以下のように勤務形態や給与形態を選ぶことができます。そのため、自分のライフスタイルにあった働き方を実現しやすくなっています。
育児や家事などで働く時間が限られているシングルマザーの方にとって、非常にありがたい特徴と言えるでしょう。
日勤
一般的なサラリーマンと同じように8:30~17:30や9:00~18:00の時間帯で働きます。
夜勤
夕方から早朝まで勤務します。22:00以降は深夜早朝割増があるため客単価が高くなりやすいです。
隔日勤務
看護師や消防士など夜勤のある職業と同じような働き方です。勤務時間は8:00~26:00と非常に長いですが、翌日は必ず休みになる勤務形態です。勤務の間に3時間程度は休憩をとって良いことになっているため、思っている以上にハードではありません。
また、実働15時間で深夜早朝割増のお客さんを乗せられるため売上を上げやすく、月11~13回程度で乗務上限が設けられているため、3連休や4連休などのちょっとした長期休暇も取りやすいなど非常に魅力的な働き方ができます。
AB型賃金(歩合制)
歩合給の一部がボーナスに分配される給与形態です。後述のA型賃金よりも個人の営業売上が自身の収入に直結しやすくなっています。
一昔前まではボーナスのあるタクシー会社は非常に少なかったですが、この給与形態を採用するところが増えており、今ではタクシー会社の給与形態として主流になっています。
A型賃金(固定給+歩合給)
完全歩合ではなく固定給があるため、毎月安定した収入を得やすい給与形態です。その反面、個人の営業売上が収入に与える影響が少なくなります。
AB型賃金や完全歩合に不安を感じる方は、A型賃金で固定給がもらえる職場を探すことをおすすめします。
完全歩合制
個人の営業売上がそのまま収入になる給与形態です。売上の100%が収入になるわけではなく、定められた金額(または割合)が売上から差し引かれた金額が収入になります。
売上を上げた分だけ自身の収入が高くなるため夢がありますが、時期や運が悪く売上を下げてしまうと収入もその分だけ下がるため、安定した給与形態とは言えません。
同じような境遇の人が職場にいるから安心
近年では女性タクシードライバーが増加傾向にあります。シングルマザーの方や子どもはいなくても離婚を経験した人も多く在籍しており、自分の家庭状況を理解してくれる人が多いです。
特にシングルマザーの苦労や離婚による心の傷は同じような境遇に陥った人でないと理解しにくいものです。そのような人が身近にいる職場であれば、お互いの苦労が理解できるので積極的に助け合いながら仕事に従事できるでしょう。
体験入社で適性を判断できる
最近では、体験入社が可能になっているタクシー事業会社もたくさんあります。「自分にタクシーの運転ができるのか不安」という方でも、まずはお試しで業務を体験することができます。
中には体験入社のレポートを提出することで、「体験報酬」を得られるプログラムもあります。適性を判断しつつ一定の報酬ももらえて一石二鳥なので、積極的に利用してみることをおすすめします。
シングルマザーのタクシードライバーの働き方
実際、シングルマザーのタクシードライバーはどのような働き方をしているのでしょうか。
一日のスケジュール例
kmタクシーで働くとある女性(4人の子どもを育てるシングルマザー)のスケジュールは以下のようになっています。
時間 | 業務内容 |
7:00〜8:00 | 出社、車両チェック、検温/アルコール消毒など |
8:00〜12:00 | 午前の乗務 |
12:00~13:00 | ランチ休憩、仮眠 |
13:00~18:00 | 午後の乗務 |
18:00~19:00 | 夕食休憩、仮眠 |
19:00~翌1:00 | 深夜時間帯を含む乗務 |
翌1:00~翌5:00 | 営業所で仮眠 |
翌5:00~ | 帰宅して子どものお弁当を作る |
※勤務時間や休憩時間がイメージできるようにもう少し細かいタイムスケジュールにできますか?また、表にしていただいた方が見やすいです。
この方は隔日勤務の勤務形態を選択しています。末っ子のお子さんが小学生になって時間に余裕ができたため、この働き方を選んだとのことです。
それまで運転はほとんどしたことがなく方向音痴でもあったそうですが、今ではタクシードライバーとしての職務を全うしているだけでなく、働き方にも満足しているそうです。
平均年収
タクシーの利用者が多い都心部であれば、平均年収500万円を超えるところもあります。しかし、秋田県などいわゆる地方では年収200~250万円程度になるでしょう。
おおよそ運賃売上の50~60%が自身の収入になるため、お客さんをつかまえやすい東京都内や大阪市内などの都心部であればあるほど収入は高くなる傾向にあります。
シングルマザーが働きやすいタクシー会社の選び方
シングルマザーの方がタクシードライバーとして働く場合、以下の2点について十分に考慮することをおすすめします。
自分に合った働き方ができるか
先述の通り、一口にタクシードライバーと言っても多様な勤務形態と給与形態が存在します。
子どもが何歳か、毎月必要なお金がどれくらいかなど、人によって希望する働き方は異なります。自分に適した働き方ができるタクシー会社かどうか、入念にチェックしましょう。
託児所施設が併設されているか
子どもが1人で学校に通えないくらい幼い場合は、託児所施設が併用されているか確認しましょう。
近年では女性のタクシードライバーが増えているため、昔に比べれば女性にとっても働きやすい環境になってきていますが、シングルマザーの場合は働いている間に子どもをどうするかという問題があります。
最近では託児施設や託児手当、女性専用の休憩室などを併設している会社も増えてきています。子どもの問題で日中勤務ができないと困っている方は、そのようなフォロー体制が充実した会社を探すことをおすすめします。
シングルマザーにおすすめなタクシー会社を紹介してもらいたい方は?
タクシードライバーとして働きたいシングルマザーの方は、P-CHAN TAXIの無料相談をぜひご利用ください。
これまでタクシー運転が未経験だったとしても、書類選考通過率100%の手厚い転職サポートがあります。さらに、タクシードライバーに必要な二種免許の取得費用を全額負担してくれる求人や、年収600万円以上の求人なども紹介しています。
少しでもタクシードライバーとしての働き方に興味がある人は、一度以下のフォームからご相談ください。業界に精通したコンサルタントが親身に相談に乗るので、あなたの状況にあった求人を紹介することができます。
▶︎P-CAHN TAXIで無料相談する
木村
株式会社ピーアール・デイリー(厚生労働省認可 有料職業紹介事業許可番号13-ユ-305520)所属。入社17年目。P-CHAN TAXIのキャリアアドバイザーとして、多くのタクシー求職者を転職に導く、タクシー転職のプロ。日本全国のタクシー会社の営業も担当。
車の運転好きで、次の転職先はタクシー会社と決めている程、タクシーの仕事をこよなく愛しています!