安心のサービス内容! 子供や妊婦さんに優しいタクシーとは?
2017年01月06日 豆知識
最近、子供や妊婦さんのお客さんを対象とした「キッズタクシー」や「マタニティータクシー」といった、少し変わったサービスを提供してくれるタクシーが増えています。安心で優しいと評判の高いサービス内容やタクシードライバーに求められる条件なども紹介します。
キッズタクシーとは?
「子供の塾や習いごとに毎回付き添いで行くのは時間がもったいない」「下の子供もいるので一緒に送り迎えは大変」。そんな時、「できれば子供だけでタクシーに乗って行ってくれると楽だけど」と思うことがあるかもしれません。
ですが、子供を1人でタクシーに乗せるのは心配でしょう。
そうした状況を助けてくれるのがキッズタクシーです。
目的地到着後にタクシーから保護者に、送り届けた旨のメールが届いたり、車内での会話の内容を保護者に伝えたり安心できる工夫がされています。会社によっては塾と提携しているタクシー業者もあり、同じ塾に通っている近所の子供同士で相乗りし、金額も抑えることができます。
マタニティータクシーとは?
妊婦の方にとって、「1人でいる時に陣痛が来たらどうしよう」「出産後、自宅に赤ちゃんを連れて電車で移動できるのか」など、さまざまな不安がついてくるものです。
そこで登場したのが、マタニティータクシーです。
妊婦さんをサポートしてくれるタクシーで、全国的には「陣痛タクシー」「マタニティータクシー」といったさまざまな名称で知られています。
使い方としては、陣痛が来た際に病院まで連れていってくれることはもちろん、産後の退院や赤ちゃんの検診などの移動にも利用することができます。
妊婦の方にとってストレスとなる電車に乗った時の周りの方に対しての気疲れなどを軽減することができます。タクシー会社に事前登録しておくことで、電話一本でスムーズに迎えに来てくれます。
タクシードライバーに求められること
以上のようなキッズタクシーやマタニティータクシーを運転するドライバーの方にはさまざまなことが求められます。乗客が安心できる運転技術を持っていることはもちろん、心強いサポート役になることが求められます。
タクシー会社によっては、上記のドライバーになるためには条件が定められています。そうした条件をクリアした人がキッズタクシーやマタニティータクシーのドライバーになることができます。
例えば、黒タクシーに乗れるドライバーになれる資格を持っていること。これは、1日のうち急加速と急減速が5回以下、お客様からのクレームがないことや事故違反が一定期間ないことなどが条件になります。
また小児救命救急のための講習を受けていることが条件となっているタクシー会社もあります。
子供や妊娠中の女性が安心して利用できるさまざまなタクシー。今後もタクシー業界は時代に見合ったサービスが提供していくことが予想されています。時代に、求められるタクシードライバーに関心をお持ちの方はタクシー業界への就職・転職を検討されてはいかがでしょうか。