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自転車をタクシーに乗せるには?方法や注意点について解説

2020年09月07日

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自転車をタクシーに乗せるには?方法や注意点について解説
通勤・通学や趣味、または運動不足解消など、さまざまな目的で自転車に乗る方は多いです。
しかし乗っている途中で自転車がパンクしたり、自身がケガをしてしまったりで急に乗れなくなってしまうことも考えられます。
そして家族に迎えに来てもらうこともサイクルショップに立ち寄ることもできない場合、タクシーに自転車を乗せて帰宅することもあるかと思います。
今回は、自転車をタクシーに乗せる方法や乗せる際の注意点について解説していきます。

タクシーに自転車を乗せるには?


タクシーのタイプやサイズにもよりますが、自転車を乗せることは可能です。
特に「乗せやすい自転車を使う」、または「自転車を乗せやすいタクシーを選ぶ」ことで、乗せてもらえる可能性が高まります。

乗せやすい自転車を使う

タクシーのトランクや車内にコンパクトに収納できる自転車なら、一般的なセダンタイプのタクシーにも乗せてもらいやすいです。
折りたためるタイプやロードバイクなどのパーツを外せるタイプがおすすめですが、特に折りたたみ式自転車が使いやすいです。
また折りたたみ式自転車はタイヤが小さいため、コンパクトに収納できます。
一般的なシティサイクル(=ママチャリ)に比べて、スピードが少し物足りないという程度で、小回りがききやすいという特徴があるため、街中を走るのに便利です。
さらにパーツを外せる自転車の場合は、分解して「輪行袋」と呼ばれる収納袋に入れることでタクシーに載せやすくなります。ただし、パーツを外す手間がかかるので注意が必要です。

自転車を乗せるのに適したタクシーを選ぶ

タクシーには一般的なセダンタイプのほかにもさまざまなタイプがあります。自転車を乗せるのに適したタイプのものもあります。
特に「ミニバンタクシー」「サイクルレスキュータクシー」「UDタクシー」の3種類が、自転車を乗せるのに適しています。

ミニバンタクシー

ミニバンタクシーは、グループ旅行や大型の荷物を運ぶ際に便利な8人乗りのミニバンタイプのタクシーです。スペースに余裕があるため、自転車を乗せられます。
ミニバンタクシーに乗るには「車種指定料金」というものが発生するため、セダンタイプのタクシーより運賃が高くなります。
しかし、2人以上で自転車を伴うタクシー移動をするのであれば、セダンタイプを数台手配するよりもミニバンタクシー1台を手配したほうが効率的です。
ミニバンタクシーは予約限定のため、予約時に自転車を乗せることを伝えておきましょう。

サイクルタクシー

サイクルタクシーは、自転車を積み込むための器具である「サイクルキャリア」を装着したタクシーです。
自転車をそのままの状態で積むことができ、シチュエーションを問わずに利用できるメリットがあります。
また、「サイクルレスキュータクシー」と呼ばれるものもあり、パンクなどの軽度な故障であれば応急修理をしてもらえる場合もあります。

UDタクシー

自転車を乗せやすいタクシーとしてはUDタクシーもあります。UDとは「ユニバーサルデザイン」のことで、健常者以外の人でも快適に利用できるような設計のことです。
車いすも乗せられるほどの広いスペースがあるため、自転車を乗せることも可能です。

タクシーに自転車を乗せる2つの方法


タクシーに自転車を乗せる方法として、「車内に積み込む方法」と「車外に固定する方法」があります。

車内に積み込む方法

スペースを確保することができれば、自転車を車内に乗せることができます。先述の折り畳めるタイプやパーツを脱着できるタイプの自転車ならば、どのタクシーでも問題なく乗せられます。
またサイクルタクシーやUDタクシーのようにスペースに余裕があれば、シティサイクルでも乗せられます。

車外に固定する方法

サイクルキャリアと呼ばれる固定器具に自転車を固定することで、折りたたんだり分解することなく運べます。
サイクルキャリアには、「ルーフマウントタイプ」、「リヤマウントタイプ」、「トウバーマウントタイプ」の3種類があります。
ルーフマウントタイプは、屋根に自転車のタイヤを固定して運ぶというものです。簡単、安全、確実に乗せられるのが特徴です。
リヤマウントタイプは、車両後部のバックドアやリヤゲートを利用して取り付け、そこに車体やタイヤを固定して運ぶというものです。
比較的コンパクトに乗せられるのが特徴ですが、車種が限定されるため対応できるタクシーが少ないというのがデメリットです。
トウバーマウントタイプは、トウバーやヒッチメンバーなどの牽引装置を利用して取り付け、自転車の積み下ろしがスムーズに行えるのが特徴です。
いずれのタイプでも、自転車が雨ざらしになったりするため、車体が錆びてしまわないために輪行袋などで対策しておくと良いでしょう。

タクシーに自転車を乗せるときの注意点


タクシーに自転車を乗せるときには、覚えておくべき注意点もあります。「乗車拒否される可能性もある」「タクシーへの配慮が必要」ということを念頭に置いておきましょう。

乗車拒否される可能性もある

場合によっては、自転車を乗せたい旨を伝えると乗車を断られる可能性があります。タクシーは基本的には乗車拒否ができません。
しかし、自転車が落下したり車内が汚れたりして、タクシーの営業に支障をきたしそうだと判断された場合は乗車拒否ができるのです。
もし不当に断られた場合は、タクシー会社やタクシーセンターに相談してみましょう。
特にタクシーセンターはタクシードライバーやタクシー会社を指導できる立場にあるため、改善してもらえる可能性が高いです。
なお相談の際は実名か匿名か選択できますが、実名のほうが重要視してもらいやすいです。

タクシーへの配慮が必要

自転車を乗せられるタクシーを予約して自転車を乗せる場合でも、タクシーを汚したり傷つけたりしないように配慮する必要があります。
特に雨の日などは汚れやすいので、事前に拭き取ったり輪行袋に入れたりして、水滴や汚れを車内に付けないようにしましょう。
また輪行袋には縦長のタイプと横長のタイプがありますが、横長タイプだとスペースを取るため、縦長タイプのほうが望ましいです。

この記事を書いた人

木村 啓喜

木村

株式会社ピーアール・デイリー(厚生労働省認可 有料職業紹介事業許可番号13-ユ-305520)所属。入社17年目。P-CHAN TAXIのキャリアアドバイザーとして、多くのタクシー求職者を転職に導く、タクシー転職のプロ。日本全国のタクシー会社の営業も担当。
車の運転好きで、次の転職先はタクシー会社と決めている程、タクシーの仕事をこよなく愛しています!

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