仕事辞めたい!相談したいときは上司にすべき?転職を考えたときにすべきこと
2020年12月02日
仕事辞めたい相談はどこでするのが良いのでしょうか。辞めたい理由ごとに相談先を紹介するので、ぜひ参考にしてください。
また、仕事を辞めるためには、転職先を探さなくてはいけません。働きながら転職活動をするヒントについても解説します。
目次
そもそも仕事を辞めたくなる理由とは?
「辞めたいと思ってすぐに辞表を提出する」ような衝動的な行動はおすすめできません。仕事を失って収入への不安や焦りが生じ、辞める前よりも状況が悪くなることもあります。
まずは仕事を辞めたいと感じる理由について分析し、次の転職先を見つける際に活かしていきましょう。
例えば「職場の人間関係が辛い」と感じているなら、次の職場は社員同士の関わりが少ない方が良いかもしれません。仕事を辞めたいと感じるよくある理由を3つ紹介するので、ご自身の状況と照らし合わせて考えてみてください。
職場の人間関係が辛い
職場の人間関係が辛くて辞めたい人も多いでしょう。
例えば、売上が低いことを大勢の前でネチネチと言う上司や噂話ばかりする同僚、私生活について根掘り葉掘り尋ねるパート社員がいる職場では、仕事自体は辛くなくても会社を辞めたくなるかもしれません。
不規則な勤務時間が辛い
職種によっては勤務時間が不規則なため、体調管理が難しく、ストレスになることもあるでしょう。「シフトを変えてほしい」と会社や同僚から急に頼まれることが多い職場も、ストレスが溜まりやすいです。
また、休みが取りにくい職場に勤めている場合も、仕事を辞めたいと感じることが多いでしょう。有休が残っているはずなのに「誰も消化していないから」という理由で取れなかったり、取れたとしても後で嫌みを言われるのでは困ってしまいます。
低収入が辛い
一日中働いても月収が20万円ほどという職場も、将来が見えずに辛いものがあります。拘束時間が長く、時給で換算したら最低賃金以下…というブラックな職場もあるでしょう。残業代がもらえない、サービス残業を強要されるなどの悪質な企業もあります。
また、日給や時給の仕事なら、休んだ分だけ収入が減ることもストレスになります。正社員として働いて、毎月の収入を安定させたいと考えている方も多いのではないでしょうか。
仕事を辞めたいときに誰に相談すべき?
仕事辞めたいときは、まずは誰かに相談してみましょう。感情的に辞めてしまうのは後味が悪く、決して得策とは言えません。いつか何かの縁で関わることもあるかもしれないので、できるだけ不快な感情を誰にも与えないようにしておきたいものです。
また、辞めたい理由によって相談先を変えることも大切です。以下では、辞めたいと思った理由ごとの相談先について見ていきましょう。
会社や取引先との人間関係・業務内容については上司に相談
職場での人間関係や会社の理不尽なルール、業務内容については、直接上司に相談してみましょう。上司の理解や同意を得られれば、ルールや業務内容が改善されて、居心地の良い職場になるかもしれません。
上司に相談するときは、できるだけ誠実な態度で話すようにしてください。最初から喧嘩口調では良い結果は生まれません。例えば次の順に話すと、上司の理解を得やすくなります。
<上司に相談するときの順序>
- どのような点が辛いのか、できるだけ客観的に説明する
- どう改善すると望ましいのか、客観的な利益を提示する
- 時間を取ってくれたことに対して、丁寧にお礼を述べる
例えば「〇〇さんが私だけに辛く当たります」というのでは、客観性はありません。「〇日と〇日に残業を命じられましたが、私以外は誰も命じられていません」と具体例と日時を説明するようにしましょう。
また、「〇〇さんが私に優しくしてくれれば良い」というようなあいまいな改善策を提案するのも賢明とは言えません。
「残業があるときは順番制にし、誰が残業をしたのかが一目で分かる表を作って壁に貼っておきたいです」などと、職場の誰にとっても利益になるように提案することも大切です。
上司との人間関係や愚痴は同僚に相談
上司との関係で困っているときは、同僚に相談してみましょう。具体的な解決策や対応策が見つかることもあります。
また、上司に相談しても改善することができない愚痴、例えば「職場が駅から遠い」「近くにおいしいランチの店がない」などの愚痴も、同僚に相談してみましょう。具体的な解決策が出ない場合でも、困っていることを聞いてもらい共感を得るだけでストレス軽減につながります。
<同僚に相談する際の注意点>
- あからさまな悪口は言わない。どうしても言いたいときは社外の友人にする。
- あまりにも深刻な雰囲気にしない。
- できれば会社外で話す。外食をしながら、飲みながらなど。
上司や同僚に相談することが難しい場合には社外の友人に相談
同僚との関係があまりうまく行っていない場合や、社内の雰囲気が軽口をたたくような雰囲気ではない時は、仕事の悩みや愚痴を社外の友人に話してみましょう。
他の業界に勤めている友人ならば、広い視野でのアドバイスを期待することができます。転職先を探すヒントになることもあるので、気心の知れた友人に連絡してみましょう。
就業体制や収入の不安定さは転職アドバイザーに相談
無理なシフトや収入の不安定さが辛ツラいときは、上司や同僚に相談しても解決することは困難です。転職を視野に入れて、別の職場に移る準備をする方ほうが良いでしょう。
職場自体に問題がある場合は業界内で転職することを検討できますが、業界全体の問題だと考えられるなら、その他の業界への転職を検討してみることもおすすめです。
どの業界がご自身に合っているのか分からないときは、いくつかの転職サイトに登録して、実際の案件を見ながら転職先を考えてみてはいかがでしょうか。
転職サイトの中には、個別にアドバイザーがつくなどのサービスを実施していることがあります。また、アドバイザーがつかなくても、希望する条件に合う仕事をまとめて紹介してくれるため、手間をかけずに職探しできるように工夫されています。
ぜひ積極的に転職サイトを活用し、ご自身に合った職場を見つけていきましょう。
自分に合った職場を探すには?
仕事を辞めたいと思っているだけでは何も変わりません。不満点を洗い出し、上司や同僚、職場外の友人などに相談し、解決策を考えていきましょう。解決策が見つからない場合は、転職などの次のステップに進むことも検討できます。
転職先として、ストレスが少なめの職種を選ぶのもおすすめです。職場の人間関係が辛ツラいなら、内勤がほとんどないタクシードライバーなどを検討してみてはいかがでしょうか。
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木村
株式会社ピーアール・デイリー(厚生労働省認可 有料職業紹介事業許可番号13-ユ-305520)所属。入社17年目。P-CHAN TAXIのキャリアアドバイザーとして、多くのタクシー求職者を転職に導く、タクシー転職のプロ。日本全国のタクシー会社の営業も担当。
車の運転好きで、次の転職先はタクシー会社と決めている程、タクシーの仕事をこよなく愛しています!