【2021年版】転職サイト14選を徹底比較!年代や業界別に利用すべき求人サイトを紹介!

公開日:2021年7月1日 更新日:2022年5月30日

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転職しようと思ったら、まずは転職サイトへの登録を考えることでしょう。ただ、調べてみると転職サイトの多さにびっくりした方もいるのではないでしょうか。

実は、転職サイトはサービスごとにそれぞれ強みが違います。そして、その強みを理解して活用すれば、転職の成功確率を大きく上げることができます。

本記事では、年代や性別、業界別ごとに最適な転職サイトを紹介します。どの転職サイトが自分に合っているのか参考にしてみてください。

目次

おすすめの転職サイト・求人サイト一覧【比較表】

まずは、おすすめの転職サイトを一覧でお伝えします。

全ての人におすすめできる「リクナビNEXT」「doda」と、条件別でおすすめできる転職サイト12社を紹介しています。

ご自身に当てはまる条件の所を参考にして、3~4社の転職サイトに登録し、転職活動を進めていただければと思います。

全ての人におすすめ

どの条件の方にもおすすめできるサイトは以下の2つです。圧倒的に求人数が多く、幅広い案件を取り扱っているため、迷ったらひとまずこの2社に登録しておきましょう。

転職エージェント名リクナビNEXTdoda
公開求人数47,960件76,786件
非公開求人数48,074件非公開
主な対象年齢全年齢全年齢
特徴転職サイト求人数No.1業界最大手でサポートも充実

20代におすすめ

20代の若手におすすめの転職サイトは以下の5つです。

未経験の業界に挑戦する時、キャリアアップしたい時など、20代の中でも条件によって適した転職サイトは変わるので、詳細情報を読んだ上で登録するサイトを選んでください。

転職エージェント名Re就活マイナビ転職キャリトレエン転職AMBI
公開求人数約10,000件12,930件非公開非公開非公開
非公開求人数非公開非公開106,242件13,158件67,799件
主な対象年齢20代前半20代~30代前半20代後半20代~30代前半20代後半~30代前半
特徴第二新卒・未経験向け独占求人が多い20代のキャリアアップ向けユーザー目線の企業情報が充実20代のハイクラス求人

30代以降のキャリアアップにおすすめ

30代以降で、さらなる高収入やキャリアアップを目指して転職する際におすすめの転職サイトは以下の2つです。

転職エージェント名ビズリーチリクルートダイレクトスカウト
公開求人数51,087件9,189件
非公開求人数非公開非公開
主な対象年齢30代以降30代以降
特徴ハイクラス求人で業界最大手リクルート運営で優秀なヘッドハンターが多い

特定の条件、業界の人におすすめ

IT業界のエンジニア転職、女性向けの転職に特化している転職サイトは以下の5つです。

転職エージェント名typeGreenイーキャリアとらばーゆ女の転職type
公開求人数2,503件18,195件20,605件2,729件1,597件
非公開求人数非公開非公開非公開非公開非公開
主な対象年齢20代~30代20代後半~30代全年齢20代~30代20代~30代
特徴エンジニア転職に特化IT・WEB業界に特化IT・ゲーム業界に特化女性向け、医療系求人が多い女性向け、営業や技術職が多い

困ったらココ!万人におすすめの転職サイト・求人サイト2選を比較

転職サイトは数多くありますが、ほとんどは得意な業界や条件が決まっているため、万人におすすめできる転職サイトはほぼありません。

しかし、以下の2つの転職サイトは求人数が圧倒的に多く、様々な条件の求人を幅広く取り揃えているため、どんな方が利用しても効果的に転職活動を行うことができます。

転職エージェント名リクナビNEXTdoda
公開求人数47,960件76,786件
非公開求人数48,074件非公開
主な対象年齢全年齢全年齢
特徴転職サイト求人数No.1業界最大手でサポートも充実

リクナビNEXT|圧倒的な求人数が特徴

リクナビNEXT

出典:リクナビNEXT

リクナビNEXTは、国内No.1人材会社のリクルートが運営している転職サイトです。圧倒的に求人数が多く、幅広い業界・職種を網羅しているのが特徴です。

地方の求人も多く、他の転職サイトには登録されていない求人も多数あるため、他の転職サイトで自分に合った求人が見つからなかった方も、リクナビNEXTなら見つかる可能性があるでしょう。

また、リクナビNEXTには自己分析ツール「グッドポイント診断」や、職務経歴書作成ツール「レジュメNAVI」など、転職活動をサポートするツールが充実しているのも特徴です。

リクナビNEXTはこちら

リクナビネクストについて詳しく知りたい方は「リクナビNEXTの評判は?サービスの特徴から強みや弱み、おすすめできる人を徹底検証!」も読んでみてください。

doda|求人検索とアドバイザー相談を併用可能

doda

出典:doda

リクナビNEXTの次に求人数が多いのが「doda」です。

こちらは転職サイトとエージェントが合体したサービスを提供しているため、最初は気軽に求人情報を探しておいて、必要になったらアドバイザーのサポートを受ける、という使い方ができます。

dodaでは、リクナビNEXTと同じく幅広い業界や条件の求人を扱っていますが、エンジニアの求人が多めで、キャリアアップにぴったりの求人が多いのも特徴です。

また、「doda年収査定」「レジュメビルダー」など支援ツールも充実しています。

dodaはこちら

dodaについて詳しく知りたい方は「dodaエージェントの悪い評判の真相は?利用者の口コミを徹底分析」も読んでみてください。

20代におすすめの転職サイト・求人サイト5選を比較

ここでは、20代の転職におすすめの転職サイトを5つご紹介します。

若い人材を求めている企業は非常に多いため、求人数も多く幅広い求人があります。

どの転職サイトもおすすめですが、未経験の業種に挑戦したい場合やキャリアアップを狙いたい場合など、目的に応じてサイトを選ぶようにしましょう。

転職エージェント名Re就活マイナビ転職キャリトレエン転職AMBI
公開求人数約10,000件12,930件非公開非公開非公開
非公開求人数非公開非公開106,242件13,158件67,799件
主な対象年齢20代前半20代~30代前半20代後半20代~30代前半20代後半~30代前半
特徴第二新卒・未経験向け独占求人が多い20代のキャリアアップ向けユーザー目線の企業情報が充実20代のハイクラス求人

Re就活|第二新卒・未経験向け求人が充実

Re就活

出典:Re就活

「Re就活」は、20代・若手社会人専門の転職サイトです。

一度社会に出たからこそ分かった「得意・不得意」や「合う・合わない」をもとに、新しいキャリア形成をしていきたい人を応援するのがコンセプトです。

そのため、求人のほとんどが「未経験可能」のポテンシャル採用になっているのが特徴で、業界を変えて活躍したい人におすすめです。

ただし、20代未経験可の条件に絞っている分、求人数は少なめなので、他にも転職サイトに登録しておくことをおすすめします。

Re就活はこちら

re就活について詳しく知りたい方は「Re就活の悪い評判は本当?口コミをもとにメリット・デメリットを徹底分析!」も読んでみてください。

マイナビ転職|独占求人の多さが魅力

マイナビ転職

出典:マイナビ転職

マイナビ転職は、就活として有名なマイナビが運営しているため、第二新卒や20代の転職に強みを持つ転職サイトです。

求人数も多く、リクナビNEXT、dodaに次ぐ規模で、幅広い求人を扱っているため、地方に転職する人にもおすすめできます。

また、マイナビの独占求人が多く、他にない案件が見つかる場合があるので、20代で転職するなら登録しておいて間違いないでしょう。

マイナビ転職の公式サイト

マイナビ転職について詳しく知りたい方は「マイナビ転職は利用すべき?登録するメリットと評判を徹底調査!」も読んでみてください。

キャリトレ|20代のキャリアアップにぴったり

キャリトレ

出典:キャリトレ

「キャリトレ」はビズリーチ株式会社が運営する、「挑戦できる20代」にターゲットを絞った転職サイトです。

キャリアアップを目的とする求人が多いため、ベンチャーなど急成長している企業や、管理職の求人が充実しているのが特徴です。

また、「レコメンド機能」という求人自動振り分け機能があるのが特徴です。

自分が希望する求人に「興味あり」というのを押し続けることで、希望条件と相性の良い求人が自動で表示されるようになるので、とても便利に利用できます。

キャリトレはこちら

エン転職|ユーザー目線の企業情報が充実

エン転職

出典:エン転職

「エン転職」は取材力が高く、企業情報が非常に充実しているのが特徴の転職サイトです。

募集要項だけでなくインタビュー記事なども掲載されていて、企業の雰囲気などもある程度知ることができます。

エン転職が取り扱っているのは、転職コア層である30代前半までの求人が多く、20代向けの求人が53%を占めています。

また、ハイクラスに転職したい人には「AMBI」があるので、そちらで転職活動をするようにしましょう。エン転職の登録情報でAMBIにもログインできます。

エン転職の公式サイト

エン転職について詳しく知りたい方は「エン転職の評判は悪い?口コミや使うべき人まで詳しく解説」も読んでみてください。

AMBI|20代向けのハイクラス求人が多い

AMBI

出典:AMBI

「AMBI」は、エン転職が運営する、20代向けのハイクラス求人サイトです。20代後半から30代前半にかけての求人が多く、年収500万円を超える求人が多いのが特徴です。

ただし、AMBIに登録できるのは現職で年収400万円以上の人に限られているため、注意しましょう。

また、サイト上で求人に「興味あり」ボタンを押すと、応募する前に合格の可能性が表示される、ユニークなシステムになっています。

サイトを利用するとポイントが貯まり、そのポイントで「興味あり」ボタンが押せるようになったりと、ゲーム要素もあって楽しく利用できるでしょう。

2017年に始まったサービスで、知名度には伸びしろがあるので、他の転職サイトとも併用して利用するのがおすすめです。

AMBIの公式サイト

20代の転職におすすめの転職サイトについてより詳しく知りたい方は「【目的別】20代におすすめの転職サイト・転職エージェント」も読んでみてください。

30代からのキャリアアップに最適な転職サイト・求人サイト2選を比較

ここでは、30代以降でさらなる高収入、キャリアアップを狙いたい人におすすめの転職サイトを2社紹介します。

登録時に審査があり、ある程度の実績がないと登録できないようになっているため、ハイクラスを狙う人以外は「リクナビNEXT」「doda」などに登録することをおすすめします。

転職エージェント名ビズリーチリクルートダイレクトスカウト
公開求人数51,087件9,189件
非公開求人数非公開非公開
主な対象年齢30代以降30代以降
特徴ハイクラス求人で業界最大手リクルート運営で優秀なヘッドハンターが多い

ビズリーチ|ハイクラス求人としては業界最大

ビズリーチ

出典:ビズリーチ

「ビズリーチ」は、年収500万円以上のハイクラス向け転職サイトで業界No.1です。

ヘッドハンターと呼ばれる転職エージェントが多数在籍していて、自分で求人を探すだけでなく、スカウトが来るシステムになっています。

ハイクラス限定の転職サイトのため、一定条件を満たさないと登録できないよう審査がありますが、通れば良い求人と出会える確率が高いでしょう。

また、ビズリーチには「プラチナスカウト」機能があり、普通のスカウトとは一線を画した、本気のスカウトを受けられることが多いのも特徴です。

ちなみに、ビズリーチは無料でも利用できますが、機能や閲覧できる求人が一部制限されています。

すべての機能を利用するには有料会員登録する必要がある(月額3,278円または5,478円)ことには注意しましょう。

ビズリーチはこちら

ビズリーチについて詳しく知りたい方は「ビズリーチの悪い評判は本当?口コミをもとにメリット・デメリットを徹底分析!」も読んでみてください。

リクルートダイレクトスカウト|優良なヘッドハンターが在籍

リクルートリクルートダイレクトスカウトリクルートダイレクトスカウトダイレクトスカウト

出典:リクルートダイレクトスカウト

「リクルートダイレクトスカウト」はリクルートが運営するハイクラス・エグゼクティブ向けの転職サイトです。

サービス内容はビズリーチと似ており、ヘッドハンターによるスカウトを受けて転職を行えます。

自分でヘッドハンターを選び、転職相談ができることが特徴で、ビズリーチと異なり完全無料で利用できるのがメリットです。

ビズリーチと比較すると求人数は少ないですが、無料なので登録しておいて損のない転職サイトです。

「リクルートダイレクトスカウト」はこちら

特定の業界や条件に強い転職サイト・求人サイト5選を比較

ここでは、ITエンジニアの転職や女性の転職におすすめの転職サイトを5社紹介します。
転職サイト毎に特徴が異なるので、登録する際は詳細を読んで、特徴を理解してからにしましょう。

転職エージェント名typeGreenイーキャリアとらばーゆ女の転職type
公開求人数2,503件18,195件20,605件2,729件1,597件
非公開求人数非公開非公開非公開非公開非公開
主な対象年齢20代~30代20代後半~30代全年齢20代~30代20代~30代
特徴エンジニア転職に特化IT・WEB業界に特化IT・ゲーム業界に特化女性向け、医療系求人が多い女性向け、営業や技術職が多い

type|エンジニア向けに特化

type

出典:type

月刊誌「エンジニアtype」から生まれた、エンジニア向けに特化した転職サイトです。求人の大半がエンジニア募集で、特にWeb系の求人が充実しています。

日本最大級のエンジニア転職フェアや、Web媒体での情報発信メディア「エンジニアtype」の運営など、転職サイト自体より関連事業での知名度が非常に高いのが特徴です。

typeには、エンジニア以外の求人はほとんど存在せず、勤務地も東京都に集中しているため、東京都でエンジニア(特にWeb系)に転職したい人に向いています。

求人数自体はかなり少ないので、リクナビNEXTなど大手の転職サイトも忘れず登録しておくのをおすすめします。

typeの公式サイト

Green|IT・WEB業界に特化

Green

出典:Green

Greenは、Web業界に特化した、IT業界でトップクラスの求人数を誇る転職サイトです。20代後半~30代で、エンジニアとして活躍している人向けの求人が特に多いです。

企業情報が詳細に掲載されていて、かつインタビュー記事なども掲載されているので、転職先のイメージがしやすいのが特徴です。

ただし他の転職サイトと異なり、掲載料が掛からないサービス(転職仲介費用のみ)なので、求人が終わっても掲載している企業がある、という口コミがあることには注意しましょう。

Greenの公式サイト

イーキャリア|IT業界、ゲーム業界の求人が充実

出典:イーキャリア

イーキャリアは、ソフトバンクグループが運営する、IT業界、特にゲーム業界の求人が多い転職サイトです。

求人のほとんどが関東に集中しているので、関東圏で就職したい人におすすめです。

また、ゲーム業界以外にもある程度の求人が掲載されており、そちらは未経験歓迎の求人が多めになっています。

イーキャリアの公式サイト

とらばーゆ|女性限定で医療系の職が多い

とらばーゆ

出典:とらばーゆ

とらばーゆは、業界最大手のリクルートが運営している、女性向けの求人に特化した転職サイトです。

「土日休みあり」「産休・育休あり」など、女性の悩みに答える求人が多数あります。

医療系の求人が圧倒的に多く、また求人が関東に集中しているので、異なる条件で探したい場合は「女の転職type」など、他の転職サイトを利用するのがおすすめです。

とらばーゆはこちら

女の転職type|女性限定で営業やエンジニア職が多い

女の転職type

出典:女の転職type

「女の転職type」は「とらばーゆ」と同じく、女性向けの求人に特化した転職サイトです。

「出産」「育児」など女性のライフスタイルを考慮した求人が充実しているのは同じですが、エンジニア職や営業職などを始め、幅広い業界の求人を取り扱っているのが特徴です。

逆に医療系求人は少なめなので、医療系を希望する人は「とらばーゆ」や他の転職サイトを利用するのがおすすめです。

ちなみに女の転職typeは、「type」と同じく、会社説明会・各種セミナーなど様々なイベントを定期的に開催しています。

女の転職typeの公式サイト

他の転職サイトについても知りたい方は「【転職サイトおすすめ】人気の転職支援サービスや自分に合った求人サイトの選び方」も読んでみてください。

転職サイトと転職エージェント、どっちがおすすめ?

ここまで条件別のおすすめ転職サイトを紹介しましたが、転職サイトと転職エージェントの違いはご存知でしょうか?

例外もありますが、基本的には転職エージェントを利用した方が転職が成功しやすいです。

それぞれで特徴は異なるため、ここでは転職サイトと転職エージェントの違いや、おすすめな人の特徴をお伝えします。

転職サイトがおすすめな人の特徴

転職サイトとは、求人広告が掲載されているサイトのことです。

ただ掲載されているだけなので、基本的には転職したい人は自分で求人に応募し、面接を進めていく必要があります。

その分、自分のペースで転職活動ができるので、以下のような人におすすめです。

  • 気軽に登録して、スキマ時間に求人を探したい
  • 応募したい企業の条件が明確
  • 自分で企業とのやりとりや面接対策ができる

基本的には転職に慣れている人におすすめなので、転職が初めてという方や自信がないという方は、次に紹介する転職エージェントを利用する方がよいでしょう。

転職エージェントがおすすめな人の特徴

転職エージェントは、アドバイザーにサポートしてもらいながら、転職活動を進めていくサービスです。

求人の選定や履歴書の添削、面接対策まで、様々なサポートを行ってもらえるので、スピーディに転職活動を進めることができます。

  • 時間をとってしっかりと転職活動したい
  • 転職のプロに相談しながら応募する企業を決めていきたい
  • 少しでも採用される可能性を上げたい
  • 企業探しや面接準備のサポートが欲しい

こんな方には転職エージェントを利用するのがおすすめです。

ただし転職エージェントの場合は、アドバイザーとの相性によって転職が成功する確率が大きく変わります。そのため、複数のエージェントに登録して相性の良いアドバイザーを探すのがよいでしょう。

転職エージェントについて知りたい方は「【転職エージェントおすすめ】自分に合った転職エージェントの選び方と人気サービスを紹介」や「転職エージェント比較!サービス同士の違いや登録時のポイントも解説!」も読んでみてください。

転職サイトを利用した転職活動の流れ

ここでは、転職サイトを利用した場合の転職活動の流れについてご説明していきます。

転職サイトでは、基本的に一人で転職活動を進めていく必要があるので、ここの内容をしっかり理解した上で進めていって下さい。

1.自己分析

まずは、転職活動を進めていく前に、自己分析は忘れずに行いましょう。特に「ここは譲れない」という軸を押さえておくことは重要です。

  • 可能な限り年収を上げたい
  • 仕事内容にこだわりたい
  • 仕事のやりがいを優先したい
  • 通勤時間を30分以内にしたい
  • 定時に帰れる企業が良い

上記のように、転職する時は様々な希望条件を考えて企業を探すことでしょう。

ただし実際に転職活動をしていくとわかりますが、自分の希望条件を全て満たした企業に出会えることはほぼありません。

そして、希望を一部満たす企業がいくつか出てくると、どの企業にすれば良いのか迷ってしまう人が多いです。

そんな時は、希望条件のうち絶対に譲れないものを決めておいて、その条件を満たす企業を選んでいくことをおすすめします。

中途半端に妥協して転職先を選んでしまうと、後々後悔することになるかもしれません。

転職後のミスマッチをなくすためにも、「ここは絶対に譲れない」というポイントは必ず明確にしておきましょう。

2.転職サイトに登録

自己分析が終わったら、次は転職サイトに登録しましょう。これまでの繰り返しになりますが、転職サイトは以下の流れで3~4社登録しておくのがおすすめです。

  1. リクナビNEXT、dodaに登録する
  2. 自分に合った条件の転職サイトに登録する

会社ごとにそれぞれ強みがあり、他社にはない求人に出会える可能性があるため、少し面倒だと感じるかもしれませんが、ぜひ複数サービスに登録しておいてください。

会員登録自体は数分で終わりますので、まずは登録してみて、求人を比べてみるのが良いでしょう。

ちなみに、求人は日々入れ替わっていくため、早いうちに登録して定期的に求人を見ておくのがおすすめです。

3.「履歴書」と「職務経歴書」を作成

続いては、企業への応募に必要となる書類を作成しましょう。応募に当たっては、以下の二つが必要となります。

  • 履歴書:学歴や職歴など、基本的なプロフィールを記載する
  • 職務経歴書:業務経験やスキルなど、何ができるかをアピールする

ここで重要なのが、志望動機や自己PRなどが「企業にとって魅力的か」どうかです。そのため、職務経歴書は企業ごとに毎回作り直すのをおすすめします。

初めて書類を作成するときは、リクナビNEXTの「レジュメNAVI」、dodaの「レジュメビルダー」などのサポートツールが便利です。

また、自己PRの内容で迷ったら、「グッドポイント診断」で自分の長所を見直してみるのも良いかもしれません。

考えても自己PRなどが書けなかったり、書いた内容に自信がないようであれば、転職エージェントに登録してアドバイザーにチェックしてもらうのがおすすめです。

4.応募・面接

書類の作成が終わったら、いよいよ応募の段階に進みます。

書類選考に通った企業に、面接しに行くことになります。面接で聞かれる内容は主に以下の3点なので、話す内容を事前に準備しておきましょう。

  • 自己紹介、自己PR
  • 転職理由、志望動機
  • 転職先で活かせるスキル

また、面接で重要なのは「企業に自分が欲しいと思ってもらえるかどうか」です。

  • 相手(企業)がどんな人材を求めているか
  • 自分がどんなスキル、能力を持っているか

これらを良く照らし合わせ、「企業にとって自分がどんな役に立つか」を明確にして面接に臨みましょう。

書類選考を通過できた時点で、企業にとって必要たりえる人材だと認められています。そのため、面接では自信をもって自分のPRをしていってください。

5.内定・承諾

面接を通過したら内定となり、企業から「内定通知書」をもらいます。

内定通知書には給料や勤務時間など、詳しい労働条件が記載されていますので、よく内容を確認するようにしましょう。

また、内定通知書が送られてこない場合は自分で請求するようにしましょう。詳しい条件を確認せずに入社契約をしてしまうと、後々のトラブルの原因になります。

条件に問題がなく入社することを決めたら、入社の承諾契約を行い、並行して現職場の退職を進めていきましょう。

なお、退職日と入社日が離れてしまうと、年金や国民健康保険の手続きが必要となってしまうので、入社日の前日に退職日を設定するのがおすすめです。

転職サイトでよくあるQ&A

ここでは、転職サイトを利用する上で良く出る質問についてお答えします。

Q.転職サイトと転職エージェントの違いは?

大きな違いは「求人を仲介するアドバイザーがいるかどうか」です。

転職サイトでは企業と直接やりとりしますが、転職エージェントでは基本的にアドバイザーとやりとりすることになります。

Q.複数サービスに登録すべき?

はい、複数の転職サイトに登録したほうがよいでしょう。転職サイトごとに扱っている求人が違うので、企業に出会える可能性が上がります。

ただし、プロフィール登録なども複数行うことになり手間がかかるので、「どの転職サイトに登録するのが自分にとって効果的か」を理解した上で、3,4社に絞って登録するようにしましょう。

複数の転職エージェントを利用するメリットについて詳しく知りたい方は「転職エージェントに複数登録すべき理由とは?注意点やメリット・デメリットを徹底解説!」も読んでみてください。

Q.利用・登録に費用はかかる?

いいえ、費用は全くかかりません。

転職サイトは企業から掲載料や仲介報酬をもらうビジネスモデルになっているので、利用者はすべてのサービスを無料で利用できます(ビズリーチのみ一部有料)。

もちろん転職が成功した際にお金を請求されることもありませんので、安心して転職サイトに登録してください。

Q.退会するのは簡単?

転職サイトはマイページからすぐに退会できます。退会後、再登録も可能なので、不要だと思ったら退会しましょう。

ただし、一度退会してしまうとプロフィール内容は全て消去されるので、登録したままで放置するのも一つの手です。

スカウトメールが邪魔になる場合は、こちらもマイページから簡単に停止申請ができます。

Q.転職サイトに登録すると今の会社にバレる?

会社にバレる可能性はありますが、バレないように工夫することはできます。

企業は登録している会員の情報を探すことができます。

そのため、会社が登録している転職サイトに登録すると、転職サイトに載っている情報から個人を特定できる可能性があります。

また、勤務先などは非公開になっているため、職務経歴書などで会社が推測できる表現を避けたり、住所などを非公開にしたりと、対策を行うことでバレる可能性を下げることができるでしょう。

まとめ

今回は、年代や性別、業界別ごとに最適な転職サイトを14社紹介しました。

転職サイトを利用して転職する際は、求人数が圧倒的に多く、幅広い求人が揃っている「リクナビNEXT」「doda」と、条件に合った転職サイトを合わせて3社以上に登録するのがおすすめです。

また、転職に慣れていない人や、応募書類の添削などのサポートが欲しい人は、転職エージェントを利用するようにしましょう。

転職サイトを上手く活用することで、あなたの転職が成功することを願っています。

この記事の監修者

木川 雄策

木川 雄策

株式会社ピーアール・デイリー 人材紹介事業部 次長
1998年入社、求人広告・人材紹介事業と募集・採用に携わり入社24年目。
累計10,000人以上の採用・転職に貢献。
メンタルヘルス検定合格 認証番号090720001611