【新卒向け】月給21万円の手取りはいくら?差し引かれる額や生活レベルを分かりやすく解説!

【新卒向け】月給21万円の手取りはいくら?差し引かれる額や生活レベルを分かりやすく解説!

新卒で月給21万円と聞くと「実際の手取りはいくらになるの?」「この金額で一人暮らしはできる?」と不安に感じる人は多いものです。特に社会保険料や税金の仕組みがよく分からないまま社会人生活が始まると、思ったより手取りが少なくて驚くケースも少なくありません。

この記事では、月給21万円の新卒の手取り額を詳しく解説します。月給21万円の生活水準から、月給アップのコツまで紹介しているため、ぜひ最後までご覧ください。

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月給21万円の新卒の手取りは16~17万円

月給21万円の新卒の手取りは16~17万円

月給21万円の新卒の手取りは、21万円から社会保険料や税金を差し引いて計算すると、16万〜17万円前後になります。

ただし、16~17万円という試算は、平均的な社会保険料や税金が差し引かれた場合を前提としたものです。企業ごとの保険料率や住んでいる地域の住民税によって多少の差が生じる点に注意しましょう。

毎月どれだけ生活費に回せるかを把握するためにも、手取り額を理解しておくことは非常に重要です。特に一人暮らしを始める新卒の場合、家賃や生活費の計画を立てる上で、手取り額は大きな判断材料になります。

新卒の平均手取り額に興味がある人は、「新卒社員の平均手取り額は?年収や初任給を調べる際の注意点も解説」も読んでみてください。

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新卒で月給21万円の場合に差し引かれる費用

新卒で月給21万円の場合に差し引かれる費用

新卒が給与から差し引かれる費用は以下の通りです。

  • 社会保険料
  • 所得税

社会保険料と所得税は毎月の給与から自動的に天引きされるため、手取り額を大きく左右する重要な負担項目です。

以下から詳しく説明します。

社会保険料

月給21万円の場合の社会保険料は、3万~4万円程度が目安です。新卒が支払う社会保険料は、健康保険・厚生年金・雇用保険の3つで構成されます。

保険の種類

内容

加入について

健康保険

医療費の自己負担を軽減できる保険制度。病院受診時の負担が3割になる。

新卒でも必ず加入が必要。

厚生年金

将来の年金額を増やせる制度で、国民年金より保障が手厚い。

会社員や公務員として働く場合は加入が必要。

雇用保険

失業したときに失業手当の給付や教育訓練を受けられる制度。

週の所定労働時間が20時間以上かつ31日以上の雇用見込みがある場合に加入が必要。

上記の3つは全ての正社員が加入する必要がある保険です。保険料は収入に応じて変動し、給料が高いほど高くなります。

特に健康保険と厚生年金は負担割合が大きく、社会保険料の総額は毎月数万円にのぼるのが一般的です。

所得税

新卒が支払う所得税は、給与額と控除額に基づいて計算されます。月給21万円の場合、毎月の税額は3,000円前後となるのが一般的です。社会保険料と比べると負担は少なく、手取り額への影響も比較的小さいと言えるでしょう。

ただし、所得税は累進課税のため給与が上がるほど税額も増えていきます。そのため、将来的に昇給すれば所得税による負担が大きくなる可能性があります。

また、所得税額は扶養の有無や生命保険料控除などの適用によっても変動することに注意しましょう。

所得税は「源泉徴収」として毎月の給与から自動的に差し引かれ、年末調整で過不足が精算される仕組みです。

新卒で月給21万の手取りは平均と比べて低い?

新卒で月給21万の手取りは平均と比べて低い?

月給21万円が高いか安いかは学歴区分や選ぶ業界、地域によっても変わります。

  • 大卒の中ではやや低め
  • あらゆる業界の中でも平均的
  • 地方エリアの中では平均~やや高め

以下からは以下の学歴区分・業界・地域別に平均月給を解説していきます。

大卒の中ではやや低め

大学の新卒初任給平均が24万8,300円であるため、月給21万円はやや低めの水準と言えます。

学歴区分別の平均初任給(令和6年)は以下の通りです。

学歴区分

平均初任給

大卒

24万8,300円

短大・高専卒

22万3,900円

専門学校卒

22万2,800円

高校卒

19万7,500円

出典:厚生労働省「令和6年賃金構造基本統計調査の概況

上記のように、学歴区分ごとに平均初任給には差が見られます。

ただし、企業規模や地域、業界によっても初任給は大きく変動するため、月給21万円という額面だけで給与の良し悪しを判断することはできません。

月給21万円スタートでも昇給制度やボーナス額が手厚い企業であれば、将来的に高年収も狙えるでしょう。

あらゆる業界の中でも平均的

月給21万円は、業界別の初任給水準と比べても平均的な数値です。

業界別の平均初任給を見てみましょう。

産業

初任給(万円)

建設業

21.7

製造業

20.7

情報通信業

21.8

運輸業、郵便業

20.2

卸売・小売業

21.1

金融保険業

20.7

学術研究・専門・技術サービス業

22.7

宿泊業・飲食サービス業

20.1

教育・学習支援業

20.9

医療・福祉

20.7

サービス業(その他)

20.5

出典:厚生労働省「令和元年賃金構造基本統計調査(初任給)の概況

上記の業界別初任給を単純平均すると、約21.01万円となります。

情報通信、学術研究、技術サービス業のように専門性や付加価値が高い業界は初任給が22万円前後と、平均よりやや高めです。一方で、宿泊・飲食サービス業、運輸業、郵便業などでは初任給が20万円前後となっています。

このように、業界の特性や給与相場によって、月給が高いか低いかの評価は変動します。そのため、就活では業界全体の基準を理解したうえで比較することが大切です。

地方エリアの中では平均~やや高め

月給21万円は、地域差を踏まえて見ると、全体としては平均からやや高めの水準に位置します。都市部では平均的な水準となる一方、地方では平均を上回るケースも多く見られます。

以下は、地域別に見た新卒初任給の水準を、都市部と地方部に分けて整理したものです。

地域

平均初任給

都市部

22万~26万円

地方部

18万~20万円

出典:厚生労働省「令和6年賃金構造基本統計調査結果

地方部は、都市部と比べて平均初任給が低めの傾向にあります。ただし、家賃や物価が比較的安い地域も多く、生活コストを抑えやすい点が特徴です。一方、都市部は初任給の水準が高いものの、家賃や物価の負担が大きくなりやすい傾向があります。

月給が低く感じるかどうかは居住地域にも左右されるため、平均初任給の金額だけで生活レベルを判断することはできません。

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月給21万の新卒は手取り金額だけで生活できる?

月給21万の新卒は手取り金額だけで生活できる?

結論から言うと、月給21万円の新卒でも生活は可能です。ただし、居住形態や家賃水準によって生活の余裕度には差が出ます。

ここからは一人暮らし、実家暮らし別に家計シミュレーションを行います。「月給21万と聞いても生活のイメージが掴めない」という人は、ぜひ参考にしてみましょう。

一人暮らしをした場合の家計シミュレーション

月給21万円(手取り16万〜17万円)の新卒が、家賃6万円前後で一人暮らしをする場合の家計シミュレーションは以下の通りです。

項目

月額目安

備考

家賃

60,000円

都市部のワンルームの平均ライン

食費

30,000円

自炊中心の場合(1日1,000円程度を消費)

光熱費

10,000円

季節で変動

通信費(スマホ+Wi-Fi)

7,000円

格安SIM想定

日用品・生活雑貨

5,000円

月により上下

交通費

5,000円

通勤費支給の場合は0円

交際費・娯楽費

15,000円

個人差が大きく、多いと赤字

美容・衣類など

5,000円

最低限の想定

その他(医療・雑費)

3,000円

突発費用

上記の合計額は14万円のため、月給21万円(手取り16万〜17万円)から計算すると手元に残るのは月2万~3万円程度です。日常生活は成り立ちますが、冠婚葬祭などで突然の出費があると生活が苦しくなるかもしれません。

また、家賃や通信費といった固定費が高いと、食費や日用品などの変動費が少し増えた際に赤字になるリスクがあります。そのため、月給21万円で一人暮らしをする場合は支出管理が重要です。

一人暮らしをする場合、家賃は手取りの30〜35%以内(5万〜6万円台)が現実的なラインです。家賃補助制度がある企業を選べば毎月の固定費が大幅に軽減されるため、月給21万円でも生活に余裕が生まれるでしょう。

実家暮らしを選んだ場合の家計シミュレーション

月給21万円(手取り16万〜17万円)の新卒が、実家暮らしを選んだ場合の家計シミュレーションは以下の通りです。

項目

月額目安

備考

家に入れる生活費

10,000〜30,000円

家庭により変動

食費(自分で購入分)

5,000〜10,000円

昼食・追加の飲食費など

通信費(スマホ・Wi-Fi)

5,000〜7,000円

格安SIMならさらに節約可

交通費

0〜5,000円

通勤費支給なら0円

交際費・娯楽費

20,000〜30,000円

人により大きく変動

美容・衣類

5,000〜10,000円

必要に応じて

その他(医療・雑費)

3,000〜5,000円

突発的な支出

上記の支出を合計すると、毎月の生活費はおよそ5万〜7万円程度に収まります。手取り16万〜17万円の場合、毎月5万〜10万円前後を貯金に回せる計算です。家計を圧迫しやすい家賃が不要なため、資格取得や自己投資、資産運用などに積極的に資金を回すことができるでしょう。

ただし、支出が少ない安心感から浪費につながる場合もあるため、目的を持って貯金計画を立てることが重要です。

新卒で手取り金額の多い企業に入社するには

新卒で手取り金額の多い企業に入社するには

新卒で手取り金額の多い企業に入社するためのコツは、以下の4つです。

  • 昇給制度が優れている企業を選ぶ
  • 家賃補助や手当が充実した企業を選ぶ
  • 福利厚生が充実した企業を選ぶ
  • 就活エージェントに高待遇求人を紹介してもらう

昇給制度が優れている企業を選ぶ

新卒で手取り額の高い企業に入社するためには、昇給制度が優れている企業を選ぶことが重要です。スタートの収入が同じであっても、昇給制度が整っている企業であれば将来的には高年収が狙えます。

昇給が年1回なのか複数回あるのか、また評価によって昇給幅がどれほど変わるのかを確認することで、自分の将来の年収イメージを掴みやすくなります。

さらに、成果給がある企業や、入社年数にかかわらず役職が狙えるベンチャー系企業であれば、新卒でも収入アップの機会を得やすいでしょう。

家賃補助や手当が充実した企業を選ぶ

新卒で手取り額をできるだけ高めたい場合は、家賃補助や住宅手当、通勤手当などの各種手当が充実している企業を選びましょう。基本給が低くても、手当の有無によって月の可処分所得が1万〜3万円以上変わることがあり、生活のゆとりに大きく影響します。

例えば住宅手当が支給される企業であれば、一人暮らしの固定費を大幅に軽減でき、貯金や自己投資に回せるお金が増えます。また、通勤手当や地域手当、食事補助なども実質的な収入アップにつながるため、新卒にとって見逃せないポイントです。

反対に、手当がほとんどない企業は初任給が高くても手取り額が伸びにくい場合があります。そのため、企業選びでは月給額だけで判断せず、手当や福利厚生を含めた実質的な収入を比較することが重要です。

福利厚生が充実した企業を選ぶ

新卒で手取り額の高い企業に入社するためには、福利厚生が充実している企業を選ぶことも重要です。福利厚生が手厚いほど自己負担が減り、同じ月給でも「実質的な手取り額」が増えるのと同じ効果を得られます。

例えば社員食堂や食事補助、社宅制度、健康診断などの補助は、日々の生活費を抑えるうえで新卒にとって大きなメリットになります。また、企業型確定拠出年金(企業型DC)や退職金制度は、将来の資産形成に役立ち、長期的な収入面での安心にもつながるでしょう。

さらに、資格取得支援やセミナー補助など自己投資を支援する制度がある企業では、スキルアップを通じて将来的な昇給・昇格も狙いやすくなります。

福利厚生は給与明細には表れませんが、自己負担の軽減という形で年間に換算すると数万円〜十数万円分の価値があります。そのため、就活では必ず確認しておきたいポイントです。

就活エージェントに高待遇求人を紹介してもらう

新卒で手取り額の高い企業に入社したい場合は、就活エージェントを活用して高待遇の求人を紹介してもらう方法も有効です。

就活エージェントは企業との独自ルートを持っているため、初任給・手当・福利厚生が充実した求人を紹介してもらえる可能性が高まります。また、高待遇・好条件の非公開求人を扱っているケースもあります。

さらに、履歴書の添削や面接対策などのサポートを受けられるため、選考対策の質を高めやすい点もメリットです。人気企業や選考難易度の高い企業に挑戦する場合でも、準備を整えやすくなります。

自己分析をサポートしてもらえば、自分の強みを客観的に把握できるため、企業とのミスマッチも防ぎやすくなります。

おすすめの就活エージェントに興味がある人は、「新卒におすすめの就活エージェント23選!使うべき理由や選び方も解説」も読んでみてください。

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月給21万の新卒の手取りに関するよくある質問

月給21万の新卒の手取りに関するよくある質問

新卒の月給に関するよくある質問の回答を紹介します。

  • 新卒社員は住民税がかからない?
  • 新卒社員でもボーナスはもらえる?

新卒社員は住民税がかからない?

新卒1年目は、原則として住民税はかかりません。住民税は前年の所得をもとに計算・課税される仕組みであり、学生時代に大きな収入があった場合を除き、非課税となるためです。

ただし、アルバイト等で前年に一定以上の所得がある場合は、新卒1年目でも住民税が課税されることがあります。

新卒社員でもボーナスはもらえる?

多くの企業では、新卒社員でも入社初年度からボーナスが支給されます。ただし、在籍期間が短い場合は満額支給とならず、支給額が調整されるケースが一般的です。

例えば、夏のボーナスは算定期間に在籍していない期間が含まれるため、支給額が少ない、または支給されない企業もあります。

ボーナスの有無や支給額は企業ごとに異なるため、就活時には支給条件や算定期間を含めて確認しておくことが重要です。

新卒の平均ボーナス額に興味がある人は、「新卒社員のボーナスの平均は?夏冬の平均支給額や決まり方を解説」も読んでみてください。

月給21万の新卒の手取りに不安を感じたら就活エージェントを活用して最適な企業選びを

月給21万の新卒の手取りに不安を感じたら就活エージェントを活用して最適な企業選びを

月給21万円の新卒の手取りは16万〜17万円ほどであり、一人暮らしでもやりくり次第で生活は可能です。ただし、家賃や固定費の設定によって毎月の余裕に大きな差が生まれます。

そのため、就活段階では初任給だけでなく、昇給制度や福利厚生などの待遇面をしっかり見極めることが大切です。

収入面に不安がある人は、給与面やボーナス支給の実態といった企業の内部事情に詳しい就活エージェントに相談してみましょう。ピーチャン就活エージェントなら、企業紹介から内定後の条件交渉まで無料でサポートしているため、待遇面も含めて納得のいく企業が見つかります。

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この記事の著者

ピーチャン(P-CHAN)
就活エージェント
編集部

ピーチャン(P-CHAN)就活エージェント編集部

株式会社ピーアール・デイリー(厚生労働省認可 有料職業紹介事業許可番号13-ユ-305520)の新卒求人に関するコラムを管轄する編集部。
創業60年、一貫して人材サービスに携わり、累計2万社を超える企業の採用を支援した実績をもとに、就活に役立つコラムを提供。

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