株式会社内外出版社の会社訪問・潜入取材レポート

創業60年を超える老舗企業なのに「常に進化と向き合い続ける」理由とは? 株式会社内外出版社の潜入取材に行ってきた!

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こんにちは!

▲やってきたのは東京の北の玄関口「上野駅」。上野駅より徒歩10分程の所に今回調査する「株式会社内外出版社」があります。

まずは、上野駅から内外出版社さんまでの道のりの調査から始めたいと思います。

ドドーン!いきなり大きな鳥居と遭遇!

▲あまりの大きさにカメラのフレームに収まりません。

▲大きな鳥居の神社は「下谷神社」。

 早速寄ってみましょう!

礼儀は大切です。

▲鳥居の前では一礼を

▲しっかり一礼しました。

▲境内のいたるところに千社札が貼ってあります。

 時代を感じる札もありますね。

ゲン担ぎ

▲お賽銭は穴の開いたコイン。「良いご縁」があるように5円玉で!

▲2礼2拍手1拝。今回の取材の成功をお祈りしました。

 これで取材成功間違いなし!

神社と言えば「おみくじ」。

▲運も実力のうち!

 さあ~運勢は!

▲な・なんと「大吉」!いい予感しかしません。

▲下谷神社のご利益に後押しされていざ出発です!

取材の前に腹ごしらえ!

▲お昼ご飯にやってきたのは昭和40年創業の鰻の老舗「鰻 かねいち」さんに行ってきました。

▲店内には愉快なPOPがありました。

待ちに待った「鰻重」到着!

▲国産鰻を贅沢にも1匹と1/4使用。

 早速いただきます!

▲醤油味強めのタレが焦げと相まってうまさ倍増!

▲もう箸が止まりません。

▲あっという間に完食です。他とは違う老舗の味を堪能させていただきました。

内外出版社到着!

▲下谷神社から歩くこと5分。内外出版社に到着しました。ミニストップが目印のビルです。

今回は3名の事業局のリーダーにお話を聞きました。

早速潜入取材スタートです!

▲アルバイトから始めて社歴32年。

二輪編集局/四輪編集局 局長 WEBチーム担当 月刊自家用車統括編集長の清水謙一さん。

木川:本日は宜しくお願い致します。まずは、内外出版社はどのような会社か教えていただけますか。

清水:創業60年を超える老舗出版社です。雑誌では、モーター誌の『月刊自家用車』『ヤングマシン』、フィッシング誌の『ルアーマガジン』を定期刊行。WEBでは、釣りの総合情報サイト『ルアマガ+』(ルアマガプラス)、バイクの総合情報サイト『WEBヤングマシン』、車の総合情報サイト『月刊自家用車WEB』などのWEBメディアサイトを運営しています。

 

▲月刊自家用車は創刊60年を超える歴史ある雑誌

 

木川:内外出版社はどのような会社ですか?

清水:自分にとって内外出版社は家族みたいなものです。仕事の情熱で議論が白熱する時もありますが絆で結ばれているので成果が出しやすい会社だと思っています。また、60年の看板に驕ること無く変える事への挑戦は常にしています。月刊自家用車は60年を超す雑誌ですがB5の判型をA4の判型に変えました。「これって雑誌も見やすくなり変えるの簡単!」と思われがちですが歴代の編集長からは「よく変えられた」と驚かれた程のことで、業界ではタブーなのです。読者も高齢の方が増えてきたので、文字を大きくして見やすくし、やらなければならなかった取組だったと思います。おかげ様で売れ行きも良くなりました。

 

木川:雑誌業界のタブーに着手できたのは読者の方の為なんですね。

清水さんは2輪・4輪・WEBを担当されていますがどのような仕事をされていますか?

清水:モーター誌の『月刊自家用車』『ヤングマシン』の発行と横展開でバイクの総合情報サイト『WEBヤングマシン』、車の総合情報サイト『月刊自家用車WEB』、釣りの総合情報サイト『ルアマガ+』(ルアマガプラス)などのWEBメディアサイトを運営しています。

 

木川:これだけの雑誌やWEBを作り続けるのは大変ではないですか?

 

清水:私たちは、読者が喜んでくれる記事作りに力を入れています。常に世の中のトレンドを読むことが大切なんです。先を読んでそれを形にしてみることが大切です。新しい情報も今までの長いお付き合いがあるバイクメーカーや車メーカーなどからも教えていただいています。WEBメディアは他社と比べて後発スタートだったんですが、メーカーさんからの協力もあり『WEBヤングマシン』は業界NO.1のページビューを誇るまで成長しています。

木川:長い歴史があるからこそ有利に進められることもあるんですね。

この仕事の醍醐味や大変なことは何ですか?

 

清水:読者からの反応に「一喜一憂」できる事です。

「雑誌で紹介された車を買って良かった」

「雑誌で掲載されたツーリングコースを回って感動した」など、

読者からお褒めの声を頂いた時はやっててよかったと思います。

大変なことは、原稿を書くことや企画を考えるときに煮詰まってしまってうまくいかない事じゃないですかね。

仕事だからと言って片意地貼って作るようなものじゃないと思うんですよね。

SNSで情報を発信するような感覚で自分目線の表現をすれば良いと思っています。

折角考えた企画もうまくいかず心が折れることもありますよ。

1回2回心おれてもめげないでくよくよしないことが大切です。

▲記事打ち合わせの社内風景 常に読者目線で記事が制作されています。

 

木川:良い話ありがとうございます。この話はどんな仕事でも共通する大切なことですね。

どんな学生に応募して欲しいですか?

清水:決まり切った求める人物像はありません。「内外出版社で仕事をしたい!」という考えがあればOKです。やりたい人であればどんな人でも受け入れますよ。何をやってみたいのかを面接で語ってください。また、面接では自分の生い立ちから嬉しかった事や悲しかったこと、どんな人生を歩んできたのか聞きたいです。ご自身の壮大なエピソードを話してみてください。

木川:多くの学生と合って話をしてみたいという事なんですね。

清水さん色々お話してくださりありがとうございました。

 

続いては、

企画販売局 局長 町田武史さんにお話を聞きました。

 

木川:町田さんよろしくお願いします。

いきなりなんですが、町田さんにとって内外出版社はどのような会社ですか?

 

町田:それぞれの社員の強みが活かせる会社だと思います。人には得意な面や苦手な面があると思うんですよね。それをお互い認め合って得意な部分は自分で、苦手な部分は彼にというような形でフォローし合ってやっているのが内外出版社だと思います。また、やりたい事があればチャレンジさせてくれる寛大な考えがある会社だとも思っています。今まで続いてきた事だから同じにするのではなくワクワク・ドキドキするものであれば新しいことでもチャレンジすることを応援してくれる寛大な会社です。

 

木川:社員同士お互い認め合えるって素晴らしいですね。ちなみに、企画販売局はどのような仕事をするんですか?

▲企画販売局のスタッフ。足らない部分はスタッフ同士が補い合って仕事を進めています。

 

町田:書籍を書店に販売したり、雑誌を卸業者に卸したり、通販サイトの運営で一般のお客様の対応をしたり、イベントの立案や運営、釣りメーカーとのコラボで釣竿を作ったり幅広く行っています。

木川:ただ販売するだけでなくイベントの企画・新商品の開発までやるという事は、新しいことにチャレンジしてみたいと考えている人にはもってこいですね。

町田:なので「販売局」ではなく「企画販売局」なんです。

木川:納得です。ちなみに企画販売局の仕事の醍醐味・大変なことは何ですか?

町田:様々な個性を持った社員が集まっていますから、その力が一致団結した瞬間は感動を覚えます。それがわかりやすいのがイベントに出展したときですかね。日本で一番大きな釣りのイベントに出展するとなった時、企画から考えました。今までと同じやり方で売り上げを上げるのではなく、新しく「ガラポン」を導入し、そこでオリジナルルアーを開発し販売をしたんですね。それがお客さんに大うけで大成功。展示会に不慣れなメンバーもいる中で、売上目標を大きく超えた時はみんなで喜びました。

大変な事でいうと販売の部署なので折角良いものを作っても売り方が悪ければ良いものも売れないというプレッシャーはあります。

 

 

▲イベントのガラポンの商品。メーカーとコラボしてルアーを作りました。

 

木川:売上ノルマはあるんですか?

町田:売上ノルマはありません。ただし目標は必要だと思っていて、上司が一方的に決めるのではなく自分で達成できそうな少し上を目標として数字を置いています。営業職をするメリットはお客さんとの関係構築をするためのコミュニケーション能力が身に付くことと、何より人間関係を構築できることだと思っています。

 

木川:なんか自主性も重んじていただける環境で伸び伸び営業ができそうですね。町田さんはどんな学生に来てほしいと考えますか?

町田:「熱意」と「素直さ」がある学生に来てほしいですね。何をするにしても一歩を踏み出すには熱意が必要だと思っています。上司が言っていることをただやるだけではダメだと思うし、「自分がやりたい!」と思えることがないと。また、素直さも必要で、人から指摘をされた時に素直に指摘を自分のものにできるかどうかがその人の成長スピードに繋がってくると思います。「素直さ」や「謙虚さ」がないと周りの人が味方になってくれないと思います。

 

木川:ちなみに町田さんが内外出版社に入社する決め手は何だったんですか?

町田:内外出版社の前に2社経験していたんですね。これが最後の転職だって思って動いていました。出版社2社内定が出た時に「勤続年数の長さ」を質問したんですね。そうしたら圧倒的に内外出版社でした。なので今でも長く続けてこれているんだと思います。

木川:町田さんお話聞かせていただいてありがとうございました。

 

続いては、

ルアマガ事業局 シニアマネージャー 田原義之さんにお話を聞きました。

 

木川:田原さんよろしくお願いいたします。

田原さんにとって内外出版社はどのような会社ですか?

田原:出版社の枠を超えた「創造企業」だと思います。0から1を創造する企業として会社の大小は関係なく、読者に「如何に感動してもらえるのか?」。好きを通してメッセージを伝えることのできる会社だと思っています。私たちは読者のニーズに応える形でコンテンツを作っていくんですが、雑誌やWEBメディアだけでなく物販やイベント、動画まで幅広く横展開を行っています。これが他社にはない内外出版社だけの「創造企業」だと思うんですよね。

木川:なんか話を聞いているだけでワクワクしますね。ところでルアマガ事業局はどのような事を行っているんですか?

田原:ルアーマガジンの略で「ルアマガ事業局」という名前でやっています。釣りの事業に特化した事業局です。「広く浅く」ではなく「広く深く」マルチなコンテンツを発信しています。雑誌・WEB・動画すべて行っています。考え方も多彩で、「釣り=魚=水」なのでメインは釣りですが水遊びやキャンプ、そして食までも提唱し幅広く情報発信をしています。

 

木川:雑誌だけでもすごいのに複数のメディアを使って釣り以外の情報も配信するのはすごいですね。読者も楽しんで読んでいただけそうですね。

次は、仕事の醍醐味と大変なところを教えていただけますか?

田原:仕事の醍醐味は、読者の方が、世に出したコンテンツを見たり読んだりして笑顔になっていただくことが仕事の醍醐味だと思います。また、大変な所は、0から1を作り出すことなのですが、それを70の力で作るのか120の力で作るのかは、自分との戦いです。苦しくて大変な思いをして120の力で作ったものが、多くの人が喜び騒いでくれるのであれば編集者として成長している証だと思います。企画から取材、取材時の現場力、文章力。一貫して担当しますので様々な力が身につくと思います。

 

▲ルアーマガジン取材風景

 

木川:何か作り手としてのこだわりを感じます。

田原さんはどんな学生に来てほしいですか?

田原:趣味を仕事にするので、同じ趣味の人が「どの導線」にいるのか考えたり、自分の範疇外の事であってもアンテナを張れる人。また、読者からいただいた反応を次の糧に活かせる方に来てほしいですね。

木川:ありがとうございます。ところで田原さんが内外出版社に入社したきっかけは何だったんですか?

 

 

田原:学生時代からバンド活動と釣りを趣味にしていたんですね。大学卒業後は、バンド活動でプロを目指しながら商社の営業という2足の草鞋を履いていました。バンド活動は30歳迄って決めていました。しかし夢は叶いませんでした。自分の仕事の軸は「物作りで世の中の方に認めてもらう」という事が軸だったんですね。そんな時出会ったのが、内外出版社の釣りメディアの拡充の募集でした。大好きな釣りでモノ作りをしてみよう!という流れで飛び込みました。今では自分の趣味とモノ作りがセットになった仕事ができてとても幸せです。

 

▲ルアマガ事業局のみなさん 社内で大物が釣れた!と楽しんでいるスタッフがいました。(笑い)

 

木川:田原さん色々お話聞かせていただきありがとうございます。

 

内外出版社さんの取材を終えて

お話を聞いて感じたことは下記5点

①モノ作りに対してのこだわりが強いエキスパート集団が揃った会社でした。

②趣味を通して仕事を楽しみ、読者の反応に一喜一憂して改善に取り組んでいました。

③新しい取り組みへのチャレンジ精神も社内に深く根付いていました。

④何より社員が認め合って仕事をしているという事、長く働ける職場であることを感じました。

⑤他の企業には真似ができない雑誌という枠を超えたモノ作りの創造企業でした。

本日、お話を聞いてみてわかったことは、「指示されたことをやるだけ」という方には向いてなく、自分で考え出し「自分で何かやってみたい!チャレンジしてみたい!」と思える方にはピッタリの会社だと思いました。趣味のコンテンツを通して読者の喜ぶ顔が想像できる方にもピッタリだと思います。また、気持ちが折れたとしてもケロッと回復できてしまう、そんな気持ちのコントロールも必要になってくるとも思いました。

60年続く老舗なのに、読者の事を想うあまり常に新しいことにチャレンジを続けるひたむきな姿が内外出版社さんにありました。

 

本日お話を聞かせていただいたみなさん。取材のご協力ありがとうございました。

 

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