「就活がわからなくなってきた」と感じる原因は?対処法と合わせて紹介
目次
就職活動は今後の人生を決める大切なイベントであり、これまでの人生で経験したことのないような出来事に対処していかなければなりません。
さまざまな苦労をするなかで、「自分が何をしたいのかわからなくなってきた」「自分に合う企業や業界がわからなくなってきた」と感じる人もいるでしょう。
本記事では、就活がわからなくなってきたと感じる原因と、実際にそう感じた時どう対処するかを紹介していきます。ぜひ参考にしてみてください。
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就活がわからなくなった原因はどこにあるか、どのように解決していくか、具体的にアドバイスをもらえるでしょう。さらに、ESの添削や面接対策など、就活を進めるうえで心強い味方となってくれます。
就活生の多くが就活で「わからない」と感じている
就活は今までの学生生活では体験したことのない出来事や、今後の人生を左右するような難しい選択の連続です。そのため、就活生の多くが「わからなくなってきた」と就活に悩みを抱えています。
以下は、ウォンテッドリー株式会社が行った「22卒~24卒の就職活動に関する調査結果」における、「就活で困ることを教えてください」という質問への回答内容の抜粋です。
- 「就活の軸がわからない」:30%
- 「自分が今後何をしたいかわからない」:28%
- 「どの情報を信じれば良いかわからない」:32%
※23卒学生からの回答を抜粋
「わからない」という気持ちは決して自分だけでなく、多くの就活生に共通します。
就活がわからなくなってきたと感じる5つの原因
就活でわからなくなってきたと感じる原因は大きく5つです。
- 自分が何をしたいのか定まっていないから
- ESや面接の選考に落ちてしまったから
- 周囲と自分を比べてしまうから
- そもそも就活に前向きなイメージが持てないから
- 自分の将来に漠然とした不安があるから
5つの原因をそれぞれ紹介していきます。
自分が何をしたいのか定まっていないから
自分が将来何をしたいのか定まっていないと、就活の方向性を見失い「わからない」と感じてしまうことがあります。
「将来どんな仕事がしたいか」「将来どんな自分になりたいか」は、就活における大切な軸です。就活を進める中で変化するものですが、軸がぶれてしまうと、どのように就活を進めれば良いのかわからなくなります。
ESや面接の選考に落ちてしまったから
ESや面接の選考に落ちてしまうと「何が悪いのかわからない…」と自信を失い、就活に意味を見いだせなくなってしまいます。
また、不採用になった際は基本的にその理由を教えてもらえません。どこを直したら良いのかわからないことも、迷いを大きくする要因です。
周囲と自分を比べてしまうから
周囲と就活の進み具合を比較し、自分が遅れていると感じると不安が押し寄せてきます。
就活は自分のペースで進めるものですが、どうしても周囲の進み具合は気になってしまいます。周囲と自分を比較して不安な気持ちになると、これから自分がどうしたら良いかわからなくなることもあるでしょう。
そもそも就活に前向きなイメージが持てないから
就活や働くことに対して前向きなイメージが持てないと、就活の意味を見失うこともあります。
「大変そう」「つらそう」といったマイナスイメージを社会に対して抱いてしまうと、自分が働く意味を見出せなくなってしまいます。
「自分が働く意味」は就活の重要な軸のひとつです。その軸を見失ってしまうと、「なぜ就活するのかわからない…」と感じてしまうでしょう。
自身の将来に漠然とした不安があるから
人生は先が見えないものですが、将来に対する不安が大きくなると、就活に対しても不安を感じてしまうことがあります。
人生には正解があるわけではなく、自分のキャリアプランは自分で決めていかなければなりません。キャリアプランは、自身の将来をイメージするためには必要不可欠で、就活の方向性を決める要素でもあります。
自分のキャリアプランがイメージできないと、就活の方向性がわからなくなり、「自分の就活はこれで正しいのか?」「自分の志望する業界はこれで合っているのか?」といった不安が大きくなってしまいます。
就活がわからなくなってきたときに意識すべきこと
就活でわからないと感じたときは次の4つを意識してみましょう。
- やりたいことがわからず悩む就活生は多い
- 内定はゴールではなくスタートラインである
- 選考に落ちるのは否定されているからではない
- 自分にピッタリの企業は必ずある
やりたいことがわからず悩む就活生は多い
「やりたいことがわからない」と悩む就活生は、自分だけではありません。そもそも、アルバイトや学生時代の経験から、自分が「どのような仕事をしたいのか」「どのような仕事が向いているのか」を決めるのは非常に難しいです。
悩みを抱えていると、どうしてもネガティブな気持ちが大きくなってしまいます。それでも、悩んでいるのは自分だけではないと意識すると、少し気持ちが楽になるかもしれません。
内定はゴールではなくスタートラインである
就活がわからなくなると、早く就活を終わらせたくて、「どこでもいいから早く内定が欲しい」と内定を獲得することが目的になってしまいます。しかし、「どこでもいいから早く内定が欲しい」という考え方は危険です。
どの会社に入るか、どのスタートラインに立つかはとても重要で、今後の人生を大きく左右する可能性があります。自分が納得できる企業に出会えるまで、就活をやりきることが大切です。
選考に落ちるのは否定されているからではない
選考に落ちると、自分が否定されているように感じてしまいます。しかし、決して否定されているわけではありません。
それぞれの企業には、企業ごとの雰囲気や採用したい就活生の像があります。その人物像にマッチしなかっただけなので、深く考えすぎず、次へと気持ちを切り替えることが大切です。
ただし、「否定されていないから大丈夫」と過信するのは危険です。面接や選考に対する準備不足で、落ちた場合もあります。客観的に見て、面接対策や企業研究が十分かにも意識を向けてみましょう。
自分にピッタリの企業は必ずある
日本には約400万もの会社があり、自分にピッタリの会社は必ずあります。選考に落ちたとしても、「この会社は自分にはマッチしなかった。他にもっと良い会社がある。」と気持ちを切り替えることが大切です。
どこの会社からも「必要ない」と言われる人などいません。必ず自分にピッタリの会社があるので、その会社に出会えると信じて就活を続けてみましょう。
就活がわからなくなってきたときの対処法
就活がわからなくなってきたときにおすすめの対処法を5つ紹介していきます。
- 自己分析をやり直してみる
- 幅広い業界を改めて調べてみる
- 一旦就活から離れてリフレッシュしてみる
- 就職以外の選択肢ても考えてみる
- 就活エージェントに相談してみる
自己分析をやり直してみる
まずは、自己分析を改めて行ってみましょう。「わからなくなってきた」という気持ちを抱くのは、正しい自己分析に基づいた行動を取れていないからかもしれません。
また、就活を進めると社会人との接点が増えるため、自分の価値観は常に変わっていきます。そのため、自己分析は常にアップデートしていくことが大切です。
幅広い業界を調べてみる
「自分が志望するのはこの業界で良いのか」とわからなくなってきたときは、幅広い業界を調べてみることが大切です。就活を始めて間もない頃に絞り込んだ志望業界は、狭い視野で考えてしまっている可能性があります。
学生生活やアルバイト経験だけでは、社会のほんの少ししか見ることはできません。幅広い業界を調べ、視野を広げてみることで、新しい発見があるかもしれません。
一旦就活から離れてリフレッシュしてみる
一旦就活から離れてリフレッシュしてみると、頭がスッキリして気持ちを切り替えられる可能性があります。就活をしているといろいろなことを考え過ぎて頭がパンク状態になり、「わからなくなってきた」と感じるケースがあるからです。
たまには遊びに出掛けてみるなど、就活のことを考えない日を作ってみましょう。
就職以外の選択肢も考えてみる
新卒での就職以外にも選択肢があることを知っておきましょう。進学や就活浪人、あるいは起業など、今すぐ就活する以外にも選択肢はたくさんあります。
もちろん、どれも簡単な選択ではありません。しかし、他にも選択肢があることを知っておくと、就活に対して少し気持ちが楽になるかもしれません。
自分の将来は自分で決めるものです。後悔のない選択をするためにも、就活が全てではないことも知っておきましょう。
就活エージェントに相談してみる
就活がわからなくなってきたと感じたとき、おすすめなのが「就活エージェント」に相談してみることです。
過去に就活生の悩みを何度も解決している就活エージェントは、就活のプロです。課題は何でどのように解決すべきか、具体的なアドバイスがもらえるでしょう。
就活がわからなくなってきたら、1人で悩まず就活のプロに相談しよう
就活中に「わからなくなってきた」と感じる就活生は少なくありません。就活でわからなくなってきたと感じたら、今回紹介した対処法を参考にしてみましょう。
就活を進めるうえでは、1人で悩まないことが特に重要です。抱えている悩みを就活のプロに相談してみましょう。
P-CHAN就活エージェントは、専任エージェントがプロ目線で相談に乗っているので、ぜひ気軽にご相談ください。