「就活がわからなくなってきた」と感じる原因は?対処法と合わせて紹介

就職活動は今後の人生を決める大切なイベントであり、これまでの人生で経験したことのないような出来事に対処していかなければなりません。
さまざまな苦労をするなかで、「自分が何をしたいのかわからなくなってきた」「自分に合う企業や業界がわからなくなってきた」と感じる人もいるでしょう。
本記事では、就活がわからなくなってきたと感じる原因と、実際にそう感じた時どう対処するかを紹介していきます。ぜひ参考にしてみてください。
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就活がわからなくなった原因はどこにあるか、どのように解決していくか、具体的にアドバイスをもらえるでしょう。さらに、ESの添削や面接対策など、就活を進めるうえで心強い味方となってくれます。
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目次
就活生の多くが就活で「わからない」と感じている
就活は今までの学生生活では体験したことのない出来事や、今後の人生を左右するような難しい選択の連続です。そのため、就活生の多くが「わからなくなってきた」と就活に悩みを抱えています。
以下は、ウォンテッドリー株式会社が行った「25年卒版 就職活動・新卒採用の課題に関する調査」における、「就職活動を行ううえで、不安に思っていること・悩んでいることがあれば教えてください」という質問への回答内容の抜粋です。
回答 | 割合 |
自分に合う企業がわからない | 30.6% |
やりたい仕事がわからない | 29.8% |
行きたい企業が見つけられるか不安、見つけ方がわからない | 24.5% |
※25卒学生からの回答を抜粋
「わからない」という気持ちは決して自分だけでなく、多くの就活生に共通します。
就活がわからなくなってきたと感じる7つの原因
就活でわからなくなってきたと感じる原因は大きく7つです。
- 自分が何をしたいのか定まっていないから
- やりたいことがたくさんあるから
- ESや面接の選考に落ちてしまったから
- 周囲と自分を比べてしまうから
- そもそも就活に前向きなイメージが持てないから
- 自分の将来に漠然とした不安があるから
- 就活に疲れてしまったから
5つの原因をそれぞれ紹介していきます。
自分が何をしたいのか定まっていないから
自分が将来何をしたいのか定まっていないと、就活の方向性を見失い「わからない」と感じてしまうことがあります。
「将来どんな仕事がしたいか」「将来どんな自分になりたいか」は、就活における大切な軸です。就活を進める中で変化するものですが、軸がぶれてしまうと、どのように就活を進めれば良いのかわからなくなります。
就活の軸の決め方がわからないという方は、「就活の軸がないときはどうする?決め方がわからないときに実施すべきこと」も読んでみてください。
やりたいことがたくさんあるから
何をしたいのか定まっていない人がいる一方で、やりたいことが多くて就職先を絞りきれず、就活に迷走する人もいます。趣味が多い人や幅広いスキルを持つ人、好奇心旺盛な人ほど自分に一番合っていることを決めるのは難しいかもしれません。
また、「他の選択肢にするべきだったと後悔するのでは」と慎重になりすぎて、就活がわからなくなってしまう人もいるでしょう。
実際、就活で選ばなかった選択肢でも、転職や独立などを通じ、今後の人生で改めて検討することはできます。とは言え、初めての就職だからこそ社会人生活のスタートでつまずきたくないと考えてしまい、考えがまとまらない人は多いです。
ESや面接の選考に落ちてしまったから
ESや面接の選考に落ちてしまうと「何が悪いのかわからない…」と自信を失い、就活に意味を見いだせなくなってしまいます。
また、不採用になった際は基本的にその理由を教えてもらえません。どこを直したら良いのかわからないことも、迷いを大きくする要因です。
周囲と自分を比べてしまうから
周囲と就活の進み具合を比較し、自分が遅れていると感じると不安が押し寄せてきます。
就活は自分のペースで進めるものですが、どうしても周囲の進み具合は気になってしまいます。周囲と自分を比較して不安な気持ちになると、これから自分がどうしたら良いかわからなくなることもあるでしょう。
そもそも就活に前向きなイメージが持てないから
就活や働くことに対して前向きなイメージが持てないと、就活の意味を見失うこともあります。
「大変そう」「つらそう」といったマイナスイメージを社会に対して抱いてしまうと、自分が働く意味を見出せなくなってしまいます。
「自分が働く意味」は就活の重要な軸のひとつです。その軸を見失ってしまうと、「なぜ就活するのかわからない…」と感じてしまうでしょう。
自身の将来に漠然とした不安があるから
人生は先が見えないものですが、将来に対する不安が大きくなると、就活に対しても不安を感じてしまうことがあります。
人生には正解があるわけではなく、自分のキャリアプランは自分で決めていかなければなりません。キャリアプランは、自身の将来をイメージするためには必要不可欠で、就活の方向性を決める要素でもあります。
自分のキャリアプランがイメージできないと、就活の方向性がわからなくなり、「自分の就活はこれで正しいのか?」「自分が志望する業界はこれで合っているのか?」といった不安が大きくなってしまいます。
就活に疲れてしまったから
就活に疲れてしまうと考え方がネガティブになり、自分が何をしているのかわからなくなってしまいます。
例えば自己分析や企業選び、選考対策などを考えすぎて精神的に疲れてしまう人は多いでしょう。企業説明会に参加したり選考を受けたりするために長距離の移動が必要になる場面では、肉体的な疲れを感じる人もいるかもしれません。
時間や体力を多く使う過程で疲れて、ネガティブな思考に陥り就活がわからなくなる恐れがあります。
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就活がわからなくなってきたときに意識すべきこと
就活でわからないと感じたときは次の5つを意識してみましょう。
- やりたいことがわからず悩む就活生は多い
- 就活は自分のために行うものである
- 内定はゴールではなくスタートラインである
- 選考に落ちるのは否定されているからではない
- 自分にピッタリの企業は必ずある
やりたいことがわからず悩む就活生は多い
「やりたいことがわからない」と悩む就活生は、自分だけではありません。そもそも、アルバイトや学生時代の経験から、自分が「どのような仕事をしたいのか」「どのような仕事が向いているのか」を決めるのは非常に難しいです。
悩みを抱えていると、どうしてもネガティブな気持ちが大きくなってしまいます。それでも、悩んでいるのは自分だけではないと意識すると、少し気持ちが楽になるかもしれません。
就活は自分のために行うものである
「就活は自分のために行うものである」という前提をきちんと意識しておきましょう。この意識が欠けていると、自分の意見よりも人の意見を優先してしまい、自分が目指すべき就活のゴールがわからなくなる恐れがあるためです。
また、人の意見だけで就活を進めると、選考などにも悪影響が及びます。例えば「この会社が良いのではないか」と家族に紹介されて選考に進んだとしても、自分の考えがないと気持ちがこもった受け答えはできません。
就活において、第三者の意見を取り入れるのは大切です。とは言え、就活は自分のために行うものであるということを意識し、自分の意見をしっかりと持っておきましょう。
内定はゴールではなくスタートラインである
就活がわからなくなると、早く就活を終わらせたくて、「どこでもいいから早く内定が欲しい」と内定を獲得することが目的になってしまいます。しかし、「どこでもいいから早く内定が欲しい」という考え方は危険です。
どの会社に入るか、どのスタートラインに立つかはとても重要で、今後の人生を大きく左右する可能性があります。自分が納得できる企業に出会えるまで、就活をやりきることが大切です。
選考に落ちるのは否定されているからではない
選考に落ちると、自分が否定されているように感じてしまいます。しかし、決して否定されているわけではありません。
それぞれの企業には、企業ごとの雰囲気や採用したい就活生の像があります。その人物像にマッチしなかっただけなので、深く考えすぎず、次へと気持ちを切り替えることが大切です。
ただし、「否定されていないから大丈夫」と過信するのは危険です。面接や選考に対する準備不足で、落ちた場合もあります。客観的に見て、面接対策や企業研究が十分かにも意識を向けてみましょう。
自分にピッタリの企業は必ずある
日本には約400万もの会社があり、自分にピッタリの会社は必ずあります。選考に落ちたとしても、「この会社は自分にはマッチしなかった。他にもっと良い会社がある。」と気持ちを切り替えることが大切です。
どこの会社からも「必要ない」と言われる人などいません。必ず自分にピッタリの会社があるので、その会社に出会えると信じて就活を続けてみましょう。
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就活がわからなくなってきたときの対処法
就活がわからなくなってきたときにおすすめしたい10の対処法を紹介していきます。
- わからなくなってきた原因を明確にする
- 就活スケジュールを立てる
- 自己分析をやり直してみる
- 「できること」から考えてみる
- 「やりたくないこと」から考えてみる
- 幅広い業界を改めて調べてみる
- OB・OG訪問を行う
- 一旦就活から離れてリフレッシュしてみる
- 就職以外の選択肢も考えてみる
- 就活エージェントに相談してみる
わからなくなってきた原因を明確にする
就活がわからなくなってきたときは、まず「なぜわからなくなってきたのか」を明確にしましょう。わからなくなってきた原因を明確にすることで、対策を立てやすくなります。
例えば、就活がわからなくなった原因が「自分のしたいことが定まっていない」という理由である場合、より深く自己分析を行う必要があります。一方「就活がうまく進まなくてどうしたらよいかわからない」という場合は、自分だけではなく他の人に意見を求めたり相談したりする必要があるでしょう。
「わからない」がわかるようになれば、自ずと何をすべきかはっきりします。まずは原因を明確にして、それぞれの原因に効果的な対処法を考えましょう。
就活スケジュールを立てる
就活を進めるうえで、スケジュールを立てることは重要です。なぜなら、就活は9ヶ月〜1年以上の長期戦であり、計画を立てずに漠然と就活を進めていると途中で何をすべきかわからなくなる可能性があるためです。
就活スケジュールを立てておくことで、次に何をすべきかが明確になり、迷うことなく進められます。例えば、自己分析の次は企業選び、企業選びが終わったら説明会への参加といった流れが見えてくるため、やるべきことを把握しやすくなります。
また、就活で行うべきことなどをリスト化することで早めの対策が可能になるので、効率的かつ余裕をもって就活を進められます。不安や困りごとも少なくなるため、「就活がわからない」という状態も防げるでしょう。
就活スケジュールを立てる方法について興味がある方は、「就活はなにするべき?やり方がわからない人向けの始め方ややることリスト」も読んでみてください。
自己分析をやり直してみる
まずは、自己分析を改めて行ってみましょう。「わからなくなってきた」という気持ちを抱くのは、正しい自己分析に基づいた行動を取れていないからかもしれません。
また、就活を進めると社会人との接点が増えるため、自分の価値観は常に変わっていきます。そのため、自己分析は常にアップデートしていくことが大切です。
「できること」から考えてみる
自己分析をしても自分のことがわからない場合は、視点を変えて「できること」から考えてみましょう。できることを明確にしていくうちに、やりたいことに出会える可能性があります。
できることが思い浮かばない場合は、これまでの人生で達成感を感じたことや褒められたことなどをリストアップしてみましょう。その中から自分が「できそう」と感じるものが何か考えてみると、できることがはっきりしてきます。
自分の得意分野に関わる企業や職種を選べば、後の社会人生活もうまくいきやすいでしょう。就活を始めても「やりたいこと」が見つからない人は「できること」から考えてみましょう。
「やりたくないこと」から考えてみる
やりたいことやできること以外に、「やりたくないこと」から考えてみることも1つの方法です。消去法のような考え方ですが、自分がやりたくないことや苦手なことを選択肢から消去していくことで、やりたいことやできることに気付ける可能性があるでしょう。
やりたくないことが明確であれば、企業選びなどでも活用できます。人とのコミュニケーションが苦手な場合は直接顧客と関わるような仕事は避けるというように、業界や企業、職種選択でも役に立つでしょう。
ただし、選考での受け答えには注意が必要です。消去法で決めてしまった場合、やりたい理由などを説明しにくくなります。ポジティブな印象の受け答えができるように、入念に準備しておきましょう。
幅広い業界を調べてみる
「自分が志望するのはこの業界で良いのか」とわからなくなってきたときは、幅広い業界を調べてみることが大切です。就活を始めて間もない頃に絞り込んだ志望業界は、狭い視野で考えてしまっている可能性があります。
学生生活やアルバイト経験だけでは、社会のほんの少ししか見ることはできません。幅広い業界を調べ、視野を広げてみることで、新しい発見があるかもしれません。
OB・OG訪問を行う
就活がわからなくなってきた場合は、OB・OG訪問で就活経験のある先輩にさまざまな話を聞いてみましょう。OB・OG訪問を行うことで、選考対策や将来に対する不安の払拭など、さまざまな効果が期待できます。
例えば選考対策のコツや面接での質問・回答方法、エントリーシートの作成方法など、就活を進めるうえで欠かせない情報を得られるため、就活の「わからない」を解決しやすいです。
また、実際に働いている先輩の意見を知ることで、将来をより具体的にイメージできます。例えば、気になる企業のOB・OGを訪問することで、働き方や給与、職場の雰囲気など会社の内情を把握できます。
将来の不安から就活がわからなくなっている人も、OB・OG訪問を行うことで将来をイメージしながら就活が行えるようになるため、具体的なビジョンを持って就活に望めるでしょう。
一旦就活から離れてリフレッシュしてみる
一旦就活から離れてリフレッシュしてみると、頭がスッキリして気持ちを切り替えられる可能性があります。就活をしているといろいろなことを考え過ぎて頭がパンク状態になり、「わからなくなってきた」と感じるケースがあるからです。
たまには遊びに出掛けてみるなど、就活のことを考えない日を作ってみましょう。少しの間就活を忘れて楽しむことで心身共にリフレッシュできます。
また、就職以外の選択肢を想像してみるのも効果的です。進学や留学など、就職以外の選択肢があることを認識するだけでも肩の力を抜くことができます。
就職以外の選択肢も考えてみる
新卒での就職以外にも選択肢があることを知っておきましょう。進学や就活浪人、あるいは起業など、今すぐ就活する以外にも選択肢はたくさんあります。
もちろん、どれも簡単な選択ではありません。しかし、他にも選択肢があることを知っておくと、就活に対して少し気持ちが楽になるかもしれません。
自分の将来は自分で決めるものです。後悔のない選択をするためにも、就活が全てではないことも知っておきましょう。
就活エージェントに相談してみる
就活がわからなくなってきたと感じたとき、おすすめなのが「就活エージェント」に相談してみることです。
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「わからない」を解決できる!おすすめの就活エージェント
ここでは、就活がわからなくなってきたときにおすすめの就活エージェントを3つ紹介します。
- P-CHAN就活エージェント
- マイナビ新卒紹介
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就活がわからなくなってきたら、1人で悩まず就活のプロに相談しよう
就活中に「わからなくなってきた」と感じる就活生は少なくありません。就活でわからなくなってきたと感じたら、今回紹介した対処法を参考にしてみましょう。
就活を進めるうえで重要なことは、1人で悩まないことです。抱えている悩みを就活のプロに相談してみましょう。
P-CHAN就活エージェントは、専任エージェントがプロ目線で相談に乗っているので、ぜひ気軽にご相談ください。
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