ESへの就活の軸の書き方!見つける方法や業界・職種・文字数別の例文も紹介

すでに就活を始めている学生なら「就活の軸」と言う言葉を聞いたことがあるかもしれません。

「就活の軸」は多くの企業が重視するポイントで、就活をしていればES(エントリーシート)や面接で問われることもあるでしょう。「就活の軸」を明確にしておくことでミスマッチのない企業選びや選考対策に役立ちます。

この記事では就活の軸は何か、なぜ企業は就活の軸を知りたがるのか、就活の軸をどう見つけて、ESにはどう記載したら良いかなどを解説します。

「就活の軸が何か分からない」「言葉は知っているが、まだ自分の就活の軸を決められていない」と悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください。

もし、ESに就活の軸をどう書くのか迷った方はP−CHAN就活エージェントに相談してみてください。

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目次

就活の軸は「会社や仕事を選ぶ基準」のこと

就活の軸は「会社や仕事を選ぶ基準」のこと

就活の軸というのは、仕事をするにあたって譲れない条件のことです。この就活の軸をしっかりと定めておくことで、会社や仕事を選ぶ際の判断基準とすることができます。

もし就活を始めたばかりの就活生ならば、「自分が何をしたいか」「譲れない条件は何か」を明確にできている人は少ないかもしれません。

しかし、就活の軸を決めて応募先を選べば、入社後のミスマッチを減らせるだけでなく、ESや面接の受け答えにも役立ちます。就活の初めの段階で、就活の軸ははっきりとさせておきましょう。

就活の軸の一例としては「生活や福祉に役立つ仕事がしたい」「専門知識を活かせる仕事をしたい」「○○の事業に関わる仕事をしたい」「海外で活躍できる仕事がしたい」などが挙げられます。

就活の軸の一覧に興味がある方は、「就活の軸一覧|面接やES作成で役立つ軸を業界・業種別に紹介」も読んでみてください。

企業がESで就活の軸を知りたがる理由

企業がESで就活の軸を知りたがる理由

企業が就活の軸を聞く理由は、就活の軸を通して応募者の価値観を知り、自社とマッチする人材であるかを知るためです。

応募してきた学生について「どんな会社で働きたいか」「どんな仕事がしたいか」といった価値観がはっきりわからないまま採用してしまうと、入社後のミスマッチに繋がる恐れがあります。

入社したはいいものの、自社の事業や社風に合わなければ、力を発揮してもらえなかったり、早期退職に繋がったりすることもあります。そうなると採用にかけたコストや労力が無駄になってしまい、企業だけでなく学生にとっても大きな損失です。

企業・学生の双方が仕事に求めているものがマッチしているかどうか、学生が自社の社風にマッチしそうか、企業はそれを確かめるために就活の軸を知りたがります。

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ESに書く就活の軸を見つける6つの方法

ESに書く就活の軸を見つける6つの方法

ここでは就活の軸を見つけるための方法を紹介します。

「就活の軸について考えたことがない」「まだ就活の軸を決められていない」という人はぜひチェックしてみてください。

自己分析をする

就活の軸に欠かせないのが自己分析です。自己分析とは自分の性格や考え方、長所・短所、強み・弱みを分析し、自分を深く知る作業のことです。

まず、自己分析を行うにあたって、あなたがこれまでの人生で行った大きな決断や、強く印象に残っている出来事、感情が動いた出来事を書き出していきましょう。

いくつか書き出したら、その出来事に対し「どう行動したか?」「何を得たか?」「なぜそう感じたか?」と問いかけていきます。そうして自分の行動や感情を深堀することで、「自分は何に興味を持つか/何に価値を置いているか」などの自分らしさが明らかになっていきます。

印象的な出来事がパッと思いつかないという人は、時系列で自分のことを振り返る「自分史」を作ってみたり、マインドマップなどで整理したりするとよいでしょう。

自分の性格や得意なこと・苦手なこと、部活やサークル・アルバイトでの出来事をヒントに自己分析を進めるのもおすすめの方法です。

他己分析をする

自己分析に加えて行いたいのが「他己分析」です。他己分析とは友達や家族、先輩後輩など自分以外の第三者から、性格や特徴を分析してもらうことをいいます。

他己分析をすることで、「自分が他者からどんな風に見えているのか」がわかります。自分では気づいていなかった特徴や長所・短所など、客観的な視点から見た自分の意外な一面を知ることができるでしょう。

他己分析を色々な人に頼んでみると、さまざまな角度から自分を知ることができ、就活の軸の幅や深さが増します。

家族や友人などの親しい人だけでなく、仕事でしか顔を合わせないアルバイト先の人や大学の知り合いといった、あまり近しくない人にも頼めるとなお良いです。

業界・職種・企業を知る

就活の軸を決め、自分に合う企業を知るためには、そもそもどんな業界・職種・企業があるかも知らなくてはいけません。

自分が知っている範囲、興味のある業界の中だけから志望先を選ぶのでは、企業選びの選択肢が狭まってしまい、本当にマッチする企業との出会いを逃してしまう可能性があります。

世の中にどんな業界があるのかは前もって調べておき、まずは興味の有無に関係なく、合同説明会などの機会を利用して複数の企業説明会へ参加してみましょう。

ある程度、興味や適性の方向が絞れてきたら、今度は企業訪問を行ったりして、より詳しく社風や事業内容・仕事内容を調べてみてください。

インターンシップ・OB/OG訪問をする

OB/OG訪問、インターンシップの参加によって、企業の雰囲気や実際の仕事の様子などリアルな情報を手に入れられます。

本やネットで業界研究・企業研究をしたり、会社の公式ホームページや採用ページで収集した情報だけでは、仕事内容や社風、働き方が本当に自分に合うものなのかは分かりません。

もし、訪問先の企業が自分にマッチする場所なら、会社の雰囲気や仕事の様子といった情報で就活の軸をさらにブラッシュアップすることもできるでしょう。

OB/OG訪問では、先輩に直接就活の軸を聞いてみるのもおすすめです。

自分が好きなことを考える

就活の軸は、自分が好きなことを考えれば明確になります。

自分が心から楽しめた経験を振り返り、ゼミ活動やアルバイトなど夢中になって取り組んだことをできる限りリストアップしてみましょう。過去を見つめ直すことで、自分の持っている価値観や仕事の適正が可視化されます。

例えば「飲食のアルバイトでお客様にありがとうと言われ、やりがいを感じた」「ゼミでのプレゼン発表を通じて、チームで協力しながら成果を出すことに達成感を覚えた」など、具体的なエピソードを書き出してみましょう。ピックアップしていくうちに、自分の本質的な興味が整理されます。

好きなことを明確にすれば、就活の軸が定まり志望動機にも一貫性が出てくるでしょう。

就活エージェントに相談する

就活の軸が決まらないときは、プロの就活エージェントに相談してみましょう。

就活エージェントとは、自己分析のサポートから志望動機の書き方まで提案してくれる就職支援サービスです。プロのアドバイザーからの客観的なアドバイスによって、自分では気づけなかった強みや興味を見つけ出せるでしょう。

また就活の軸に沿った企業選びのポイントも教えてもらえるので、効率良く自己PRや志望動機を作成できます。

例えばP-CHAN就活エージェントでは、一人ひとりに合わせたサポートを徹底し、本人が納得いくまで企業選びをサポートします。キャリアコンサルタントの意見を取り入れることで就活の軸が明確になり、より説得力のあるESを作成できるでしょう。

ESに書く就活の軸を作るために必要な要素

ESに書く就活の軸を作るために必要な要素

就活の軸が見えてきたら、今度はそれをESに書けるように肉付けをしていきます。就活の軸をESに書くためには以下の4つの要素を材料として整理しておく必要があります。

  • 自分にできること
  • 過去に努力したこと・経験
  • 将来どうなりたいか
  • 本音と建前の書き分け

自分にできること

まず、今の自分になにができるのかを書き出してみます。「できること」が難しければ、得意なことや好きなことでも構いません。

これまでの経験で得たもの、大学の勉強で学んだもの、アルバイトやサークルでの経験で身につけたものはないでしょうか。

もちろん、職場ですぐに役立つ能力である必要はありません。あまり気負わず、簡単に箇条書きでリストアップしてみましょう。

例)

  • 英語が得意(日常会話程度)
  • Word・Excelが扱える
  • 人を楽しませるのが好き

過去に努力したこと・経験

過去に努力したことを書き出してみましょう。学業・アルバイト・その他趣味に関することでもOKです。

これまで打ち込んできたこと、粘り強く取り組んできたことを明らかにすることで、何に強いモチベーションを感じるのかが分かります。

また、そこで苦労したことや起きた障害をどう乗り越えたかなども合わせて書いておくと良いでしょう。

将来どうなりたいか

将来どうなっていたいのか、どのような働き方をしたいのか、どんなキャリアを描きたいのかをイメージしておくことも重要です。ここでは具体的な仕事内容までは分からなくても構いません。

特に関わりたい分野がある、成し遂げたいことがあるといった場合は、それが直接志望先企業の選択にも役立つでしょう。

例)

  • バリバリ働いて、管理職を目指したい
  • ○○の分野で活躍したい
  • ワークライフバランスを重視したい

就活の軸の決め方に興味がある方は、「就活の軸の決め方は?具体的な方法や考慮すべき要素を紹介」も読んでみてください。

本音と建前の書き分け

就活の軸は、本音と建前で分けて考えましょう。

まず自己分析で「本音の軸」を見つけ出すことが重要です。例えば「安定した企業で働きたいけど、残業はしたくない」「営業職をしたいけど、厳しいノルマは避けたい」など、理想と現実のバランスについて考えてみましょう。

全ての条件を満たす企業と出会うのは難しいため、優先順位をつけながら譲れないポイントを明確にすることが重要です。

本音の軸ができれば、次は「建前の軸」を作成しましょう。説得力のある建前の軸は、許容できる部分をポジティブな言葉に置き換えることで作れます。

例えば「風通しの良い環境が優先だけど、給料も高い方が良い」という場合「成果が正当に評価される環境に身を置きたい」とすれば、前向きな伝え方が可能です。

本音と建前を上手く書き分ければ面接がスムーズに進むため、しっかりと就活の軸を作成しておきましょう。

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ESへの就活の軸の書き方

ESへの就活の軸の書き方

先に挙げた要素をもとに、ESへ就活の軸を書いていきましょう。書き方には構成がありますので、それに沿って書いていくと読みやすく伝わりやすい文章になります。

結論

書き出しは「私の就活の軸は○○です」と結論から先に述べましょう。

面接官は膨大な量のESに目を通すため、一文目で言いたいことがすぐに伝わるように書かなければ、要旨が分かりづらく印象に残らない文章となってしまいます。

理由・具体的なエピソード

次に、一文目で述べたことを就職の軸としたのはなぜか、その理由を説明します。

主張に説得力を持たせるため「~~(理由)だから」と書くだけではなく、自分が経験した具体的なエピソードを就活の軸に結び付けて説明しましょう。

どうしてそれが就活の軸となったのか、どうしてそのような価値観が育まれたのかをエピソードとともに掘り下げます。

そうすることで、主張に説得力が増すだけでなく、就活の軸を面接官が具体的なイメージで理解しやすくなります。

企業とマッチする部分

就活の軸とエピソードを踏まえて、最後は、自分の就活の軸がどう志望先の企業にマッチしているのかを伝えます。ここでは、単に「入社したい」という熱意をアピールするのではありません。

自分の就活の軸(仕事において大切にしている価値観)が志望先企業の事業や社風にマッチしており、企業に適した人材であるということを、理論立てて訴えます。

ここで重要なのは、前もって企業研究をしっかり行っておき、実際の企業の事業や仕事内容とズレがないようにすることです。

将来のビジョン

就活の軸を書く際は後半部分で、将来のビジョンを明確に伝えることが大切です。

企業は応募者がどのようなキャリアを築き、貢献していくかを理解し、採用の判断材料にしています。応募者は将来のビジョンを具体的に伝えることで、志望動機に説得力を持たせられます。

例えば営業職志望なら「経験を積みながら、将来は海外市場の開拓を任されるリーダーになりたい」などです。具体的なキャリアの方向性を示すことで、採用担当者は応募者の働く姿をイメージしやすくなります。

就活の軸の中で将来のビジョンをしっかり伝えることで選考での評価が上がり、内定のチャンスが高くなるでしょう。

ESを書く前に就活の軸を決めるメリット

ESを書く前に就活の軸を決めるメリット

ここでは、改めて就活生にとって就活の軸を決めるメリットを紹介します。

企業選びの基準にできる

就活の軸は就活生にとって応募先を決める際の大きな基準となります。就活を始めてみてから、世の中には今まで知らなかったような多様な業界や企業で溢れていることに気づく就活生も多いでしょう。

どうやって応募先を選んだら良いか、自分に合う仕事が何かわからず、足が止まってしまう学生もいるはずです。就活の軸はそうした不安や迷いを払拭し、数多の企業の中から応募先となる企業を選ぶ際の指標となります。

また、志望先の業界・企業がある程度決まっている就活生にも、就活の軸は役立ちます。自分の就活の軸を知ることによって自分の興味や価値観が分かり、企業が自分の価値観に合っているかどうかを見極められるためです。

自己アピールに一貫性が出る

就活の軸が事前に定まっていれば、ESや面接で一貫性のある自己アピールができるでしょう。

企業は応募者の強みや価値観を把握した上で、発言に整合性があるかどうかを採用の判断材料にしています。自分の軸がしっかりしていれば、伝える内容がぶれることなく、具体的かつ納得感のある自己アピールが可能となります。

一貫性のあるアピールができれば、企業側も応募者の志望理由や将来の活躍イメージを明確に描きやすくなり、好印象を与えられるでしょう。

履歴書やES・面接などの選考対策になる

就活の軸は選考で企業が重視する項目の一つです。直接的または間接的に履歴書やES・面接などさまざまな場面で尋ねられます。どのような企業の選考でも問われる内容と思っておいて良いでしょう。

また、ぶれない就活の軸は志望動機や自己PRの基礎にもなるので、応募書類の作成もしやすくなるでしょう。前もって就活の軸をしっかり決めておくことはあらゆる選考対策に役立ちます。

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ESに就活の軸を記載するときの注意点

ESに就活の軸を記載するときの注意点

ここでは、ESに就活の軸を記載するときに気を付けたいポイントを解説します。すでにESを作成している人は、ここにある注意点に当てはまるところがないかチェックしてみてください。

具体的に書く

就活の軸や、それに添えるエピソードはできるだけ具体的に分かりやすく書きましょう。

「成長できる仕事をすること」「やりがいのある仕事をすること」など漠然とした内容では面接官には伝わりません。

「○○の分野で活躍したい」「顧客の抱える○○な問題を解決したい」と、具体的な内容にまで落とし込むことが大切です。

また、エピソードも「いつ」「どこで」「何をしたのか(何が起きたのか)」「何を得たのか」など、面接官から深堀りの質問を受けたときでも対応できるよう、掘り下げておきましょう。

自己PR・志望動機と就活の軸は一貫性を持たせる

ESに就活の軸を書く際は、必ず自己PR・志望動機と一貫性を持たせましょう。

企業は面接だけでなく、ES全体の整合性を隈なくチェックしています。就活の軸と他のエピソードが噛み合っていなければ、採用担当者は違和感を持ちます。整合性が取れていない文章は、採用担当者が「考えがまとまっていない」と受け取り、評価を下げる要因となるので注意が必要です。

例えば「チーム一丸となって成果を出したい」と伝えたあとで「個人の裁量で仕事をしたい」と言えば矛盾が生まれ、違和感が生じてしまいます。

そのため協調性をアピールするなら「チームワークを重視しながら、主体的に業務を進められる環境に身を置きたい」とすることで説得力の高いESとなるでしょう。一貫性が出れば、志望動機やキャリアビジョンも統一され、質の高い自己アピールができます。

企業に寄り添いすぎない

企業理念や求める人物像をそのまま自分の就活の軸として書く人もいますが、それは自分自身で定めた就活の軸とは言えません。

このようなやり方で就活の軸を作り、選考に臨んで高評価を受ける学生もいますが、長期的に見てそれは就活生にとって良い結果には結びつかないでしょう。

会社の理想像を強引に自分の軸にしても無理が生じるだけでなく、その場では上手くいったとしても結局、入社後にミスマッチの元となってしまいます。就活の軸は自分を中心に考えなくてはいけません。

やりたいことをメインにアピールする

就活の軸は「その仕事を通して自分のやりたいこと」をベースにして考えましょう。

「大手だから」「その製品が好きだから」といったような、消費者目線のものは就活の軸とは言えません。

もちろん、「製品が好きだから」という入口からその企業を目指すことは悪いことではありませんが、それだけでは安易な動機と思われてしまいます。

「○○の製品によって顧客の問題を解決したい」「○○の事業を通して、多くの人の生活を支えたい」など、自分のやりたいことに基づいた軸にしましょう。

どの企業にも当てはまる内容は避ける

どの業界・事業にも転用できてしまうような就活の軸は避けましょう。

「社会貢献できる仕事をしたい」「成長できる仕事をしたい」といった内容は漠然としているだけでなく、どの事業や会社にも当てはまるものです。

なぜその業界や企業を選んだのか、その企業でなくてはならない理由は何なのかを問いかけて深堀し、面接官が納得させられる内容にしなくてはいけません。

就活の軸を作るときは「なぜその会社なのか」「どうしてこの仕事なのか」を常に自分自身に問いかけ、内容をブラッシュアップしていきましょう。

給与・待遇ばかりを前面に押し出さない

就活の軸として、給与や待遇ばかりを前面に押し出すのは避けましょう。

確かに給与の高さや待遇の良さは志望動機ともなりえますが、面接は入社や仕事への意欲を示す場です。

給与や待遇ばかりを率先して「軸」としてしまうと、仕事そのものへのやる気・熱意を面接官に疑われてしまい、マイナス印象に繋がってしまいます。

【業界別】ESに書く就活の軸の具体的な例文

【業界別】ESに書く就活の軸の具体的な例文

ここでは、就活の軸の具体例を紹介します。ES作成の参考にしてみてください。

  • 関わった人を笑顔にする仕事がしたい
  • 専門知識を生かした仕事をしたい
  • 顧客の抱える○○の課題を解決する仕事がしたい
  • 人を支える仕事をしたい
  • 地域経済に貢献できる仕事がしたい
  • グローバルに活躍したい
  • ○○の事業で社会課題を解決したい
  • 実力・成果が評価される仕事がしたい
  • 妊娠・出産を経ても働き続けたい
  • チームワークを大切にできる職場で働きたい など

以下より、業界別のES例文を3つ紹介します。

サービス業界志望の場合

私の就活の軸は関わった人を幸せにできる仕事をすることです。私は大学時代の4年間を通して、ファミリーレストランでアルバイトをしてきました。

お客様が料理を楽しんでいる姿を見たり、サービスを喜んでくれたりすることに大きなやりがいを感じており、お客様と直接関わり安らぎや幸せを提供できる仕事をしたいと考えていました。

そのため、幅広く飲食店を展開し、食を通してお客様に幸せを提供できる御社を志望しています。

アルバイトで培ってきた経験から、お客様が心地よく感じられるような明るい接客やスムーズなオペレーションが得意です。私のこうした長所を生かし、御社の事業に貢献したいと考えています。

銀行業界志望の場合

私の就活の軸は企業経営を支える仕事をすることです。

私の生まれ育った○○市には、中小企業が数多くあります。小さな頃から社長やそこで働く従業員の人たちを身近に見てきており、こうした人たちを支える仕事をしたいと感じておりました。そのため、大学では経済学部を専攻し経済や金融に関する専門知識を学んできました。

御行を志望したのは一社でも多くの企業の経営を支える存在になりたいという強い思いがあり、「金融を通じて企業の経営や地元の経済を支える」という理念に共感したためです。

御行で業務をするにあたっては、私が学生時代に身につけた経済・金融の専門知識を役立てたいと考えています。

ベンチャー企業志望の場合

私の就活の軸は大きな裁量の持てる仕事をすることです。年齢に関係なく大きな裁量を持てることが、自分の仕事への高いモチベーションに繋がると考え、実力を重んじる社風の企業で働きたいと思っています。

学生時代に3年間続けてきた飲食店のアルバイトでは、バイトリーダーに任命され、シフト作りや入社してきたアルバイトの教育、チームのコミュニケーション促進など、大きな裁量のある仕事を任されました。

私はこの経験を通して自分で裁量を持って働けることの楽しさを感じました。裁量の大きい仕事をするということは大きな責任も伴うものですが、それ以上にやりがいもあるものです。

御社には、経験や年齢に関わらず若いうちから大きな仕事を任せるという社風があると聞いております。私がバイトリーダーを行った経験で培ったマネジメント能力や責任感の強さが御社でも活かせると考え、志望いたしました。

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【職種別】ESに書く就活の軸の具体的な例文

【職種別】ESに書く就活の軸の具体的な例文

ここでは、職種別のES例文を3つ紹介します。

営業職志望の場合

私の就活の軸は、人との信頼関係を築き上げることで、成果を上げられる環境で働くことです。長期的な取引を成立させるためには、お客様との関係構築が何よりも必要なことだと考えております。

そのため単なる商品説明や提案に終わらず、まずは相手の課題に耳を傾け、最適な解決策を提供する仕事をしていく所存です。

学生時代のアルバイトでは、店舗スタッフとして利用者のニーズを引き出し、その結果としてリピーターが10%アップして売上に貢献した経験があります。アルバイトを通じ、相手に寄り添って話をすることの重要性を学びました。

営業職としてお客様の期待を超える付加価値を提供し、長期的な信頼を築きながら、企業の成長に貢献したいと考えています。

事務職志望の場合

企業内の業務がスムーズに進むよう全体のサポート役として組織を支えることが、私の就活の軸です。

企業の成長には、営業や開発などの前線で活躍する社員だけでなく、社内業務を支える存在が欠かせません。私は正確で効率的な業務遂行を通じて、組織全体の生産性・パフォーマンスの向上に貢献できる人材を目指しております。

大学のゼミ活動では、メンバーのスケジュール調整や教授と学生の間の連携窓口を担当し、チームが効率良く活動に参加できるようサポートしました。感謝の言葉をもらうことも多く、タスクを的確に処理し、周囲を支えることにやりがいを感じました。

誰からも頼られる事務職を目指し、社内の業務を支えながら組織の成長に貢献したいと考えています。

エンジニア志望の場合

私の就活の軸は、最先端の技術を活用し、人々の暮らしが豊かになる社会を作ることです。

現代社会において、IT技術は生活やビジネスの効率化に不可欠な存在となっています。私もその変革を推進する一員として大学で積み上げた自らのスキルを活かし、価値を生み出せるような環境で働きたい所存です。

大学ではプログラミングを学び、チームでオリジナルのWebアプリを開発しました。アプリ開発は一からのスタートで、仕様の設計から実装までの過程を経験したため、技術のみならず問題解決力の重要性を実感しています。

今後はエンジニアとして最新の技術を学びながら、社会に役立つシステムを開発することを目指しています。将来は誰からも頼られるプロフェッショナルのエンジニアになり、人々の生活をより豊かにし、貴社の利益に貢献したいと考えております。

【文字数別】ESに書く就活の軸の具体的な例文

【文字数別】ESに書く就活の軸の具体的な例文

ESは、文字数が指定されている場合もあります。

文字数に制限がある場合は、指定された文字数をオーバーすることなく、8割〜9割以上埋めるようにしましょう。ここでは、文字数に指定があった場合の参考例を紹介します。

200文字以内の場合

私の就活の軸は、相手の課題を解決し信頼を築ける仕事をすることです。

大学のゼミ活動では、チームの意見をまとめるポジションでした。個々の意見を尊重しながら論点を整理することで、発表の完成度が向上した経験があります。

学生時代の経験を通じ、相手のニーズを理解し、適切な提案を行う力を磨きました。「信頼で結ぶ成功へのお手伝い」という考えを持つ貴社であれば、営業職として利益に貢献できると自負しております。

300文字以内の場合

私の就活の軸は、相手の課題を解決することで信頼を築ける仕事を担うことです。

大学のゼミ活動では、プレゼンの方向性を整理し、意見をまとめる役割を担当しました。メンバーの意見を丁寧に聞き、論点を整理しながら適切な提案を行うことで、議論を円滑に進めました。結果的に発表の完成度が向上し、ゼミ内でも高い評価を得られました。

またアルバイトでは顧客の要望を正確に把握し、適切な提案を積極的に行った結果、多くのリピーターを獲得した経験があります。

これまでの経験を活かし「信頼で結ぶ成功へのお手伝い」をモットーとする貴社で信頼を積み重ねながら、企業の成長を支えたいと考えております。

400文字以内の場合

私の就活の軸は、相手の課題を解決することで信頼を築ける仕事を担うことです。

大学のゼミ活動では、プレゼンの方向性を整理し、チームの意見をまとめる役割を担当しました。課題解決のためにメンバーの意見を尊重しながら論点を整理し、適切な提案を行った結果、発表の完成度が向上し、高い評価を得ることができました。

また接客のアルバイトではお客様の要望を汲み取り、最適な商品やサービスの提案を心がけたことで、名前を覚えていただく機会が増えました。現在では、業務の中でお客様との信頼関係を築くことにやりがいを感じております。

学生時代の経験を経て、相手のニーズを的確に捉え、最適な提案を行うことの難しさと大切さを実感しました。

貴社の「信頼で結ぶ成功へのお手伝い」という理念に感銘を受けたため、営業職として顧客の課題を解決し、信頼を築きながら企業の成長を支えたいと考えております。

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ESに書く就活の軸に悩んだらP−CHAN就活エージェントに相談を

ESに書く就活の軸に悩んだらP−CHAN就活エージェントに相談を

就活の軸は選考対策であるとともに、就活において重要な企業選択の芯ともなる重要な要素です。選考においても重要ですが、就活生が入社後のミスマッチを避け、長く働くためにも重要なものであると言えるでしょう。

「就活の軸を固めてから選考に臨む」と言うと一見遠回りなようですが、就活の軸がぶれると、応募書類やES・面接での受け答えもぶれてしまいます。しっかりと就活の軸を固めることは、効率的で確度の高い就活にも繋がるでしょう。

また、一度決めた軸でも、就活をしている中で「何か違う」と感じるようなら都度見直していくことも大事です。

もし、ESに就活の軸をどう書くのか迷った方はP−CHAN就活エージェントに相談してみてください。就活の軸決めについて相談にのってくれるプロのエージェントも在籍しているので、あなたの力になることでしょう。

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この記事の監修者

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創業60年。一貫して人材サービスに携わり、累計2万社を超える企業の採用を支援。
東京・神奈川・埼玉・千葉の1都3県を中心にサービスを展開。
数多ある企業の中から、平均年収・研修制度・福利厚生、働きやすさなど、様々な審査をクリアした厳選した求人のみを取り扱う。

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