新卒で年収400万円は高い?目指せる職種や企業の選び方も解説
目次
就活において「新卒から年収400万円を目指したい」と考えている人もいるでしょう。同時に、年収400万円が目指せる職種や企業が気になっている人もいるはずです。
この記事では、新卒で年収400万円とはどれくらいの水準で、どうすれば目指せるのかを解説しています。1年目から高年収を目指したい人は、ぜひ最後までご覧ください。
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新卒で年収400万円は高い?
新卒で年収400万円は、一般的に高い部類に入るでしょう。新卒の平均初任給と平均年収を卒業区分ごとにまとめると、以下のようになります。
卒業区分 | 平均初任給(※1) | 平均年収(※2) |
大学院卒 | 22.7万円 | 326.9万円 |
大学卒 | 20.9万円 | 301万円 |
高専・短大卒 | 19.2万円 | 279.4万円 |
高卒 | 17.2万円 | 246.7万円 |
※1 出典:産労総合研究所「2021年度 決定初任給調査」
※2 DODA「ボーナス平均支給額の実態調査【最新版】(冬・夏、年代別、職種別の賞与)」より、2.4か月分のボーナスが支給されると仮定して算出
つまり、最も高い大学院卒の「平均年収326.9万円」と比べても、年収400万円は高い水準にあることがわかります。
新卒で年収400万円を目指せる職種の例
職種によっても年収には幅があります。ここでは、新卒で年収400万円を目指せる職種の例を紹介します。
- 営業
- エンジニア
- コンサルタント
- 医療系専門職
営業
頑張り次第で高年収を目指せるのが、営業職です。
営業職の場合、企業によってはインセンティブ(成果に応じて基本給にプラスアルファの報酬が加わる制度)が設けられています。入社後すぐに結果を出せれば、新卒1年目でも年収400万円以上を稼ぐことが可能です。
しかし高い年収が望める反面、企業によっては営業ノルマ(月度ごとに必要な営業成績)が課されていることもあり、精神的な負担が大きな職種でもあります。
営業に興味がある方は、「営業職とは何か説明!種類や仕事内容、向いている人の特徴や年収」も読んでみてください。
エンジニア
エンジニアも、若いうちから年収400万円が狙える職種です。
エンジニアは知識やスキルが物をいう世界であるため、技術者としての実力が発揮できれば新卒でも年収400万円以上を得られる可能性があります。昇給に前向きなスタートアップ・ベンチャー企業なら、数ヶ月スパンで昇給査定が行われるケースも多いです。
しかし完全未経験の場合は、現場で経験を積むまで高年収を得るのが難しいこともあります。学校で実践的なプログラミング技術を学んでいるなど、ある程度の経験を持ち合わせていることが新卒から高年収を目指すための条件です。
エンジニアに興味がある方は、「エンジニアとは?仕事内容や向いている人の特徴・年収・給料などを解説」も読んでみてください。
コンサルタント
新卒で大手コンサルティングファームに入社できれば、若いうちから高年収を得られる可能性があります。入社後は、まずアナリストとしてキャリアをスタートさせますが、この時点で年収が400万円から700万円に設定されていることもあります。
ただし、コンサルタントは現場で経験を積んだ社員が部署異動や転職で務めるケースが多く、新卒の就職難易度は非常に高いと言えるでしょう。
コンサルタントに興味がある方は、「コンサルタントとは?種類や仕事内容、年収事情もわかりやすく簡単に解説!」も読んでみてください。
医療系専門職
医療分野の専門職は、年収が高い傾向にあります。具体的な職種としては、看護師や理学療法士、薬剤師などです。
人の命に関わる仕事であること、また国家資格や専門知識が必要であることが、年収が高くなりやすい理由です。資格が必須であるため就職難易度は高めですが、職場によっては新卒から年収400万円以上が期待できます。
新卒で年収400万円を目指せる企業の特徴
新卒で年収400万円を目指せる企業には、次のような特徴があります。
- 専門性が求められる
- 成果主義を採用している
専門性が求められる
専門性が高い企業は代わりになる人材が少なく、かつ人々の生活に欠かせない業務に携わることが多いことから、年収が高く設定されています。
例えば次のような企業は、専門性が高いと言えます。
- IT系企業
- 医療系企業
- 研究・開発系企業
新卒で専門性の高い企業へ就職する場合、その分野に該当する学部を卒業していること、業務に活かせる資格を保有していることが望ましいです。
成果主義を採用している
成果主義を採用する企業は、高年収を得ながら働ける可能性があります。給与やボーナスが、成果によって左右されるからです。
新卒で入社しても、きちんと結果を出せる社員であれば初年度から年収400万円前後を得ることは十分に可能でしょう。ただし成果主義の企業は、自ら主体的に考えて行動できる人材が求められているため、競争心や向上心のない人は働きづらい環境かもしれません。
新卒で年収400万円を得たときの生活レベル
先述のとおり、新卒で年収400万円は全体から見ても高い水準にあると言えます。次に新卒で年収400万円を得たときの生活レベルについて見ていきましょう。
項目 | 支出の目安(1ヶ月あたり) |
家賃 | 7万円 |
食費 | 3万円 |
水道光熱費 | 1万円 |
通信費(スマホ・インターネット等) | 1万円 |
交際費 | 5万円 |
雑費 | 3万円 |
貯金 | 6.5万円 |
合計 | 26.5万円 |
年収400万円の年間手取り額は320万円ほどであり、手取り月収で考えるとおよそ26.5万円です。
上記の中でも家賃は、郊外であればもっと安くなったり、会社によっては補助が出たりします。支出を安く抑えられた分については、貯金に回すことも可能です。
交際費に5万円使っても6.5万円貯金できる計算のため、特に生活に困らないレベルと言うことができるでしょう。
新卒で年収400万円を目指す方法
新卒で年収400万円を目指す方法には、主に次のようなものがあります。
- 早くから就活を進める
- じっくり企業研究をする
- 新卒エージェント利用する
早くから就活を進める
一般的な就活の開始時期は大学4年の春ごろですが、高年収を目指したい場合はなるべく早い段階から就活を進めましょう。なぜなら20代から高年収を目指せる企業は就職難易度や倍率が高く、早い段階から就活準備を始める必要があるからです。
周りの就活生と同じタイミングで準備をするのではなく、できるだけ早く行動しましょう。
じっくり企業研究をする
事前に企業研究をしておけば今後の業績推移や将来性がわかり、高年収が目指せる企業が見えてきます。
具体的な企業研究の方法は次の通りです。
- 企業のホームページを見る
- 会社説明会に参加する
- 短期・長期インターンシップに参加する
- OB・OG訪問をする
- 「四季報」を活用する
特に就職四季報は、平均年収や初任給とその内訳・ボーナスなどの情報がすぐに得られるので、読んでおくのがおすすめです。単に求人情報を見るだけでなく、企業研究で一歩踏み込んだ部分まで調査しましょう。
新卒エージェント利用する
年収にこだわって就活をするなら、新卒エージェントを利用しましょう。キャリアアドバイザーに希望年収を伝えれば、それに合った求人を紹介してくれます。
また就活に関する相談も気軽にできるので、自己分析やキャリアプランの設計も進めやすくなるでしょう。「年収400万円を目指している」「自分で求人を探すのが苦手」という就活生に、新卒エージェントはおすすめです。
新卒で年収400万円は高水準!目指すには企業選びが大切
新卒で年収400万円は非常に高い水準であり、余裕を持った生活ができます。しかし年収の高い企業では専門性や成果が求められることが多く、就職難易度も高い傾向にあります。
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