通年採用とは?新卒にとってのメリット・デメリットや内定のコツを解説

通年採用とは?新卒にとってのメリット・デメリットや内定のコツを解説

従来までの日本の就活は、春〜夏にかけて一括で募集を行うのが主流でしたが、最近では「通年採用」を取り入れる企業も出てきました。

通年採用とは文字通り1年を通じて採用を行うことを指しますが、「定期採用とは何が違うのか」「なぜ通年採用が始まったのか」など疑問に思うこともあるでしょう。

この記事では通年採用の仕組みや、新卒にとってのメリットやデメリットを解説しています。通年採用への応募を検討している人は、ぜひ就職活動の参考にしてください。

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通年採用とはどういう意味?

通年採用とはどういう意味?

通年採用とは、1年を通じて新卒・中途を問わず採用を行うことです。従来日本では、学生の本分である学業に影響が出ないようにするため、新卒者を一斉に採用する定期採用が主流でした。

しかし近年は、採用対象者のグローバル化や、少子化による企業の人材不足など、さまざまな理由で通年採用が広がりを見せています。

通年採用と聞くとただ採用の時期が異なるだけと思われるかもしれませんが、通年採用と定期採用には以下のような違いがあります。

採用区分

通年採用

定期採用

採用期間

時期に関わらず通年

決まった時期のみ

採用対象

・新卒

(翌年の卒業見込者)

・第二新卒

・中途

・留学生

・海外大学卒

など

新卒

(翌年の卒業見込者)

入社時期

年複数回

翌年4月

実際、就職みらい研究所によって発表された「就職白書2021」によれば、2022年卒の学生に対して通年採用を検討した企業は全体の27.0%を占めます。全体の約4分の1の企業が導入していると考えると、通年採用は徐々に浸透してきていると言えるでしょう。

企業が通年採用を導入する理由

企業が通年採用を導入する理由

企業が通年採用を導入する理由としては、以下の4つが挙げられます。

  • 選考に時間をかけられる
  • 定期採用よりも多くの学生と接触できる
  • 内定辞退者が出ても対応できる
  • 留学生や海外の学生も採用しやすい

まずは時間的な問題です。定期採用のように採用活動の期間が限られる場合、一人ひとりの選考に時間をかけるわけにはいきません。あらかじめ選考対象者を絞り込んだうえで、短期間で採用を決めることになります。

一方、活動期間の限りがない通年採用なら、面接回数を多く設定するなど、学生をじっくり見極める機会が増やせます。時間的な余裕ができることで、より自社に合った学生を見つけられるだけでなく、内定辞退者が出た場合も対応しやすくなるでしょう。

また、1年を通じて採用することで、これまで就職活動のタイミングが合わなかった留学生や海外の学生も採用者候補になります。その結果、人材不足の中でより多くの学生を採用するチャンスを求める企業や、グローバル人材を求める企業が通年採用を選ぶ傾向が強くなっています。

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新卒が通年採用の企業に応募するメリット

新卒が通年採用の企業に応募するメリット

新卒が通年採用の企業に応募することには、以下の4つのメリットがあります。

  • より多くの企業に応募できる
  • 時間・気持ち的なゆとりを持って活動できる
  • 1つ1つの選考にしっかり準備して臨める
  • 留学の妨げにならない

それぞれのメリットを理解し、通年採用も就職活動の選択肢に加えてみましょう。

より多くの企業に応募できる

通年採用は定期採用のように活動期間が限られないため、より多くの企業に応募できるチャンスがあります。

定期採用だけで就活を進めようと思うと、就職したい企業同士の選考日程が被ってしまうことも珍しくありません。そのため、受けたい企業が多くある場合、選考日程が被って諦めざるを得ないケースも出てくるでしょう。

その点通年採用に目を向けると、選考時期が限定されていないことから、応募したい企業の選考日程が重なる可能性は少ないです。少しでも興味があればとりあえず応募することで、さまざまな企業と接点を持てます。

また、定期採用のときに応募できなかった企業に対し、通年採用で応募するという方法を取れば、検討できる企業の幅はさらに広がるでしょう。

時間的・気持ち的なゆとりを持って活動できる

活動期間が限られない通年採用なら、時間的・気持ち的な余裕を持って就活ができます。

例えば従来の定期採用では、短い期間で内定を獲得するために1日で複数の企業の面接を受けなければならないこともありました。

その点通年採用は、決められた短い期間で焦って内定を獲得する必要がなく、1年に複数回のタイミングで内定を獲得できるチャンスが訪れます。そのため、定期採用と比較すると時間的なゆとりは大きいでしょう。

また、数か月にも及ぶ就職活動の間には、体調不良でスケジュール変更を余儀なくされることも珍しくありません。そのような際にも、時間的な余裕があれば十分に挽回が可能です。

さらに、時間的な余裕が生まれると気持ち的な余裕も生まれてきます。余裕が持てると面接での焦りや緊張も緩和され、選考にも良い影響を及ぼせるでしょう。

1つ1つの選考にしっかり準備して臨める

通年採用を視野に入れることで、何社もの選考が同時期に集中する可能性が低くなるため、1つ1つの選考にしっかり準備して臨めるようになります。

定期採用の企業だけに絞った就活は、何社もの準備を同時進行で行わなければならないため、優先度の低い企業への準備が手薄になってしまうという側面が少なからずありました。

その結果、獲得できるはずだった内定が獲得できなかったり、気持ちが焦ってしまって面接に失敗したりする人も出てきます。

その点通年採用は、企業ごとの選考タイミングが被りづらいため、毎回しっかり対策と準備をする時間があります。計画的にエントリーして自己分析や企業研究に割く時間を確保しておくことで、自信を持って選考に臨めるでしょう。

留学の妨げにならない

1年を通じて就職活動ができれば、留学の妨げにもなりません。現在留学していて「就活はどうしよう」と不安になっている人も、通年採用を視野に入れれば不安が緩和されるでしょう。

留学は新たな環境に飛び込むチャレンジ精神や、さまざまな視点から物事を見る視野の広さを養う良い機会です。実際に、留学経験者を積極的に採用したいと考えている企業もあります。

通年採用を利用すれば就職活動の時期に合わせて帰国する必要もなく、留学と志望企業への就職の両方が叶う可能性が出てくるでしょう。

新卒が通年採用の企業に応募するデメリット

新卒が通年採用の企業に応募するデメリット

前述のようなメリットがある一方で、通年採用には以下の4つのデメリットも存在します。

  • 内定の難易度が高くなる
  • 能動的な活動が求められる
  • 一緒に就活を進める仲間が少なくなる
  • 内定獲得が遅くなる可能性がある

それぞれのデメリットが許容できるものなのか、よく検討したうえで通年採用を利用するようにしましょう。

内定の難易度が高くなる

通年採用では、定期採用よりも内定の難易度が高くなる可能性があります。これには主に以下の2つの理由が考えられるためです。

  • 企業の採用担当者が慎重に選考を進めるから
  • 他の学生も入念な準備をして選考に臨んでくるから

応募する学生側に時間の余裕ができるということは、採用する企業の担当者にとっても選考にかける時間が増えるということです。定期採用よりも慎重に選考が進められるので、担当者が就活生を見る目も厳しくなります。

さらに言うと、他の就活生もしっかり準備をして選考に臨むと予想されます。他の就活生との差別化を図るには、より明確な志望動機やスキルの高さが求められます。

能動的な活動が求められる

定期採用よりも、能動的な活動が求められるのが通年採用です。大学や就活サイトなどで大体的に周知される定期採用と異なり、通年採用の企業は自社のHPなどでしか情報を公開していません。

そのため、気になる企業を見つけて応募するまで、全ての流れを自分一人でこなさなければなりません。企業はそれぞれのタイミングで選考を進めるので、情報収集が甘くならないように能動的に動く必要があります。

流れに乗って活動していれば情報が手に入る定期採用と同じ感覚で活動していると、あっという間に遅れを取ることになってしまいます。通年採用を利用するなら、就活に対する意識を一段階上げる必要があるでしょう。

一緒に就活を進める仲間が少なくなる

通年採用は時期を問わず行われているため、定期採用で就活を進める人たちとはタイミングが合わなくなってしまう可能性があります。選考のタイミングにもよりますが、基本的には定期採用の方が早く内定が決まるケースが多いです。

同じ時期に就職活動をする仲間は、情報交換をしたり、面接練習の相手になってくれたりする貴重な存在です。ときには状況報告をして、お互いに励まし合える存在でもあります。

そのような仲間が少ない通年採用では、就職活動へのモチベーションを保つのが難しいと感じる人もいるかもしれません。

内定獲得が遅くなる可能性がある

初めての内定が秋以降になるなど、内定獲得が遅くなる可能性があるのも通年採用のデメリットです。周りに定期採用で内定を獲得した学生が増えてくると、どうしても気持ち的に焦ってしまいます。

選考が遅れて不安な気持ちになりたくないという人は、定期採用を行う企業にもエントリーしておくことをおすすめします。早期に選考を受けることで面接対策にもなり、内定が出れば不安も解消されるはずです。

定期採用・通年採用それぞれにこだわりすぎることなく、複数の選択肢を持っておくことが大切でしょう。

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新卒が通年採用の企業から内定をもらうコツ

新卒が通年採用の企業から内定をもらうコツ

定期採用とはさまざまな点で異なる通年採用で結果を出すには、いくつか押さえておきたいポイントがあります。具体的には、以下の4つのポイントを意識しておきましょう。

  • 求められるスキルを身につける
  • 志望動機を明確にする
  • インターンを活用する
  • 情報収集を日々行う

求められるスキルを身につける

通年採用の企業で内定を勝ち取るためには、志望する企業が求めるスキルを見極め、できるだけ高い水準でそのスキルを身につけておくことが重要です。前述の通り、企業側も時間をかけて選考を行える通年採用では、選考の難易度が上がる傾向があります。

通年採用では、スキルの有無が選考を分ける要因になります。企業ごとに求められるスキルが分からない場合は、就活イベントなどで企業の採用担当者に質問しておくと良いでしょう。

志望動機を明確にする

志望動機を明確にして、他の就活生との差別化を図りましょう。優秀な人材を求めている通年採用では、内定後の辞退に敏感になっていることが多いです。そのため、この人なら辞退しないという安心感を与えることで内定の可能性を高められるでしょう。

「この企業でなければならない」という志望動機が明確になっていれば、内定辞退を疑われて採用を見送られる可能性を下げられます。

インターンシップを活用する

インターンシップの機会を活用するのも、通年採用の企業から内定をもらうのに有効な対策です。企業によってはインターン生から採用を決めることもあるため、志望度の高い企業へのインターンシップは積極的に応募しておきましょう。

また、インターンシップに参加することで入社後のミスマッチも防げます。入社後に想像した会社と違ったという事態を避けるためにも、参加しておくと良いでしょう。

情報収集を日々行う

定期採用のように一斉に情報が流れてくるわけではない通年採用では、日々の情報収集が大切です。情報を見逃しただけで、志望する企業に応募すらできないかもしれません。

通年採用の企業に応募するなら、就活情報サイトはもちろんですが、なるべく各企業のHPまで確認しておくことをおすすめします。就活情報サイトに記載されていないケースもあるので、注意しましょう。

とは言え、多くの企業の情報を毎日追うのは時間的な負担も大きくなります。どうしても時間が取れない場合は、就職エージェントなどを利用するのも1つの方法です。

新卒を通年採用している企業を見つける方法

新卒を通年採用している企業を見つける方法

前述の通り、通年採用している企業に応募するには、日々の情報収集などの能動的な活動が欠かせません。ここでは、通年採用をしている企業を見つける、以下の3つの方法について解説していきます。

  • 就活エージェントを利用する
  • 大学や企業で行われている就活イベントに参加する
  • 求人サイトなどを活用する

就活エージェントを利用する

就活エージェントを利用すれば、通年採用の企業を簡単に見つけられます。自分に合った企業も紹介してもらえるので、通年採用を活用できるだけでなく、入社後のミスマッチも防げるでしょう。

通年採用での就職活動に不安のある人には、「P-CHAN就活エージェント」がおすすめです。通年採用の企業が見つけられるだけでなく、専門のアドバイザーが面談を通じて就活の進め方やポイントをアドバイスしています。

誰でも無料で利用できるため、気になる人は利用してみると良いでしょう。

大学や企業で行われている就活イベントに参加する

大学や企業で行われている就活イベントには、積極的に参加しましょう。通年採用の企業に出会えるだけでなく、一度参加するだけで複数の企業と接点を持てるからです。

このようなイベントは、実は就活エージェントでも紹介してもらえます。自分で就活イベントを探すのが難しい場合は、就活エージェントの力も借りてみましょう。

求人情報サイトなどを利用する

通年採用の企業に応募するなら、求人情報サイトの利用は必須です。「通年採用」とキーワードで検索すれば、大手企業から中小企業まで、通年採用を実施している企業をすぐに見つけられます。

定期的に自分で検索する必要はありますが、それぞれの企業のHPを見るより効率的に探せるでしょう。また、情報を取りこぼす可能性も低くなるためおすすめです。

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通年採用も活用して内定を獲得しよう

通年採用も活用して内定を獲得しよう

1年を通じて選考が受けられる通年採用にはデメリットもありますが、多くの企業を知り、また多くの選考を受けるチャンスになることは間違いありません。

本記事で紹介したポイントを押さえ、通年採用を活用して内定を獲得しましょう。

就職活動で通年採用を活用するなら、「P-CHAN就活エージェント」がおすすめです。専門のアドバイザーが通年採用を行う企業を紹介や就活の進め方のアドバイスをしているので、ぜひ活用を検討してみましょう。

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この記事の監修者

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