26卒とは大学何年生?就活事情と今すぐ取り組むべき10項目を紹介

26卒とは2026年3月に卒業見込みの大学生を指しています。26卒の人の中には、今就活を始めるべきだとは理解していても、何から取り組めば良いのか、どんな点に注意すべきか迷ってしまう人もいるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、26卒とは大学何年生?から始まり、26卒の就活事情や就活を始めていない学生が今すぐ取り組むべき10項目などを紹介します。26卒の就活事情を把握したい人や今から就活を始める人は、ぜひ参考にしてください。
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26卒とは大学何年生?
「26卒」とは、2026年3月に大学を卒業する見込みがあり、同年4月に企業に入社する人を指しています。
そのため、2025年4月時点で大学4年生または大学院2年生で、翌年卒業予定の人が「26卒」に該当します。なお、「XX卒」とは一般的に「西暦20XX年3月に大学を卒業する見込みがあり、翌4月に就職する人」という意味で使われる言葉です。
以下に、2025年4月時点における卒業年と対応する学年をまとめました。
名称 | 卒業年 | 2025年4月時点での学年 |
26卒 | 2026年卒業 | 大学4年生・大学院2年生 |
27卒 | 2027年卒業 | 大学3年生・大学院1年生 |
28卒 | 2028年卒業 | 大学2年生 |
26卒の就活の流れ
26卒の就活の流れを以下にまとめました。
年月日 | 学年 | 就活スケジュール |
2024年6月~2025年2月 | 大学3年 | インターンシップ期間 |
2025年3月 | エントリー受付開始 | |
2025年6月 | 大学4年 | 採用選考開始 |
2025年10月 | 正式な内定日 |
就活スケジュールや就活事情は、年度の切り替わりとともに変化することがあります。例えば25卒と比較すると、26卒の就活ではインターンシップ後に早期の選考が可能になりました。こうした背景から、26卒の就活は人材獲得競争がより激しくなっており、選考の早期化が進んでいる傾向があります。
就活スケジュールに興味がある方は、「26卒の就活スケジュールは?内定獲得のための準備事項を徹底解説」も読んでみてください。
26卒の就活はいつからはじめるべき?
リクナビが運営する就職みらい研究所によると、大学生が就活を始める時期で最も多いのは、大学3年生6月の11.4%、次いで大学3年生4月の10.0%です。大学3年生の6月頃からインターンシップの申し込み・参加が始まるため、業界研究や企業研究、自己分析に取り組む人が多いと考えられます。
また就活を始める時期で、3番目に多いのが大学3年生3月の7.8%で、選考受付が始まる時期と合致します。インターンシップに参加せずに、選考受付開始と同時に就活を始める人も一定数いることが分かります。
出典:就職みらい研究所(リクナビ)「就職白書2025」
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26卒の就活事情
ここでは26卒の就活事情について、以下の4項目から紹介します。
- 採用活動を早期化する動きがみられる
- インターンシップの重要性が高まっている
- インターンシップ参加者を対象に早期選考を行う企業が増加している
- オンラインとオフラインの就活が共存している
就活を始める前に、チェックしておきましょう。
採用活動を早期化する動きがみられる
就活市場では近年、政府が提唱するスケジュールよりも採用活動を早期化する動きがみられます。
厚生労働省が実施した2024年度卒業・修了予定者の就活・採用活動のアンケート(※)からも、採用活動の早期化は明らかです。企業説明会への参加のピークが大学3年生の9月以前と回答する人は以下のように上昇しています。
- 2023年度:21.2%
- 2024年度:27.5%
加えて「大学3年生の1月・2月に採用面接を受けた」と回答した学生の割合も増加傾向にあります。以下は年度別の比較です。
時期 | 2023年度 | 2024年度 |
1月に面接を受けた割合 | 4.6% | 5.2% |
2月に面接を受けた割合 | 8.5% | 11.5% |
つまり26卒でまだ就活を始めていない学生は、少しでも早く就活に取り組むべきと言えるでしょう。
出典:厚生労働省「2026 年度卒業・修了予定者の就職・採用活動日程に関する考え方」
インターンシップの重要性が高まっている
インターンシップの重要性は年々高まっており、26卒でもその影響の大きさは顕著です。特に25卒の学生から、企業がインターンシップ参加者の情報を本選考で活用できるようになりました。その影響で重要性の高まりが加速しています。
例えばインターンシップでの業務経験を通じて企業からの評価が上がり、本選考の合否に直結するケースが増加しています。そのため、早期からインターンシップに参加し、企業との接点を持っておくことが、26卒の就活を有利に進める鍵となるでしょう。
インターンシップ参加者を対象に早期選考を行う企業が増加している
インターンシップ参加者を対象に、早期選考を行う企業は増加しています。厚生労働省が、26卒の学生から「専門活用型インターンシップ」を活用した場合に限り、採用選考開始時期を問わないことをルール付けたためです。
専門活用型インターンシップとは、企業独自もしくは大学が連携する、専門性を重視したインターンシップを指しています。期間が2週間以上と定められているため、学生はじっくりと企業や業務内容との相性を確かめることが可能です。
加えて企業にとっても、学生の能力や企業との相性をより深く理解できるメリットがあります。そのため、26卒の学生はインターンシップを単なる職業体験と捉えるのではなく、早期選考への足がかりとして積極的に参加することが、内定獲得への近道となるでしょう。
オンラインとオフラインの就活が共存している
26卒の就活は、オンラインとオフラインが共存しています。どちらもメリット・デメリットがある中で、企業によってその比率が異なります。
コロナ禍の影響によって、オンラインでの就職活動が定着していました。その後状況が落ち着いたことにより、オフラインでの実施に戻す企業が増加しています。
方式 | 特徴 |
オンライン | ・多くの企業の説明会に参加できる |
オフライン | ・企業の雰囲気を目で見て確かめられる |
どちらも伝えるべき内容は同じであるものの、担当者と画面越しで対面するか、直接対面するかで空気感は大きく異なります。オンライン・オフライン両方に対応できるよう準備しておきましょう。
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26卒が就活において今すぐ取り組むべき10項目
26卒で未だに就活を始めていない人は、焦りの気持ちが膨らむかもしれません。しかし今から就活に着実に取り組めば、企業から内定が得られる可能性は十分残されています。
ここでは26卒の学生が、今すぐ取り組むべき10項目を解説します。
➀自己分析を行う
26卒で今から就活を始める人は、まずは自己分析から始めましょう。自己分析によってやりたい仕事や向いている仕事が見えてくるため、就活の序盤で取り組むことが大切です。
まずは、過去の経験で何にやりがいを感じたか、自分の性格にはどのような特徴があるのかを掘り下げてみましょう。自己分析を行うメリットの一例は以下です。
- 自分に合う企業や業界の選定ができるようになる
- エントリーシートに記載する自分の強みが明確になる
- 自分自身を深く理解でき、面接で自信を持って話せるようになる
自己分析が苦手な人は、家族や友人に「他己分析」を依頼して、自分の長所や短所を尋ねましょう。他己分析では客観的な意見が聞けて、自分自身の新たな一面が知れる可能性があります。その結果、想定外の業界や職種との相性の良さに気づけるかもしれません。
自己分析に興味がある方は、「自己分析のやり方7ステップ!新卒が就活で自己分析をする効果的な方法」も読んでみてください。
②業界・企業研究を行う
自己分析とあわせて、初期段階で業界・企業研究を行いましょう。業界や企業の情報を集めることで、自分が興味のある仕事を見つけるきっかけになります。
例えば、就職四季報や新聞、ニュースを見るといった方法があります。興味の湧く企業が見つかれば、ホームページで詳しい情報を確認しましょう。
さらに業界・企業研究を行い事前に理解を深められると、入社後のミスマッチを防げます。実際に働き始めてから「企業の社風や業務内容が想像と違った」と後悔しないよう、事前にしっかり理解を深めておくことが大切です。
どのような業界や職業があるか知りたい方は、「P-CHAN業界一覧」「P-CHAN職業一覧」も確認してみてください。
③合同説明会・企業説明会に参加する
今から26卒の就活に取り組む学生は、合同説明会や企業説明会に積極的に参加しましょう。説明会で情報収集を行い志望企業を絞らなければ、選考へと進めません。
興味の湧く業界を全く絞れていない場合は、合同説明会に参加すると良いでしょう。合同説明会には多種多様な企業が集まり、ブースごとに説明会が実施されます。1回のイベントで、さまざまな業界を知れたり企業の雰囲気を確かめられたりするのがメリットです。
企業の選考は順次始まっています。そのため志望する企業の応募が、気が付いた頃にすでに締め切られているといったことは避けたいところです。説明会には早めに参加して、情報を逃さずキャッチできるようにしておきましょう。
④逆求人サイトに登録する
今すぐ就活で取り組むべきことに、逆求人サイトへの登録も挙げられます。
逆求人サイトとは、プロフィールを登録すると企業から声が掛かる可能性があるWebサイトです。能動的に就活に取り組まなくてもスカウトされる場合があるため、就活が効率的に進む点がメリットです。スカウトを受けた後は、企業と直接やり取りするケースが多く、興味があれば選考へ進むチャンスが広がります。
他にも、自分が思ってもみなかった企業から声が掛かることもあり、企業探しの視野が広がるかもしれません。さらにスカウトを受けた業界で需要があることが分かり、内定獲得のヒントが得られることもあります。このように、逆求人サイトにはさまざまな魅力があるため、登録しておいて損はありません。
⑤OB・OG訪問する
業界や企業についてより深く情報収集する際は、OB・OG訪問を行いましょう。OB・OG訪問では忖度なくさまざまな意見を聞けるため、企業の深い情報を得られるでしょう。
自分1人のために時間を割いてくれるため、気になることをじっくり質問できます。またOB・OGが年齢の近い若手社員であれば、より近い立場で意見を聞くことが可能です。
なおOB・OG訪問には、大学の先輩や知り合いに声を掛ける、大学のキャリアセンターの卒業生名簿を利用するなどの方法があります。
OB・OG訪問のタイミングは特段決まっていないため、「重要な面接を控えている」「入社する企業を決めかねている」など相談や情報収集が必要なタイミングで行うと効果的です。
⑥エントリーシートや履歴書を準備する
企業に応募するためには、エントリーシートや履歴書の事前準備が欠かせません。複数の選考が重なる可能性があるため、余裕を持って取り組む必要があります。
特にエントリーシートでは「自己PR」「志望動機」「学生時代に熱心に取り組んだこと」が質問項目になっていることが多いです。何パターンか用意しておくと、直前に焦って書類を作成せずに済みます。
エントリーシートや履歴書を作成する際は、エピソードを具体的に書くことや伝えるポイントを絞ることが大切です。何を伝えたいのかが分からないと、自分の魅力や熱意を伝えられません。応募書類は、採用担当者が読みやすい文章を心掛けましょう。
エントリーシートや履歴書などの書類は、選考の初期段階としてほぼ全ての企業で提出が求められます。時間に余裕を持って対策を行い、締め切りに遅れないようにしましょう。
エントリーシートの書き方に興味がある方は、「ESにおける自己紹介の書き方とは?採用担当の目に留まるプロフィールの例文も紹介」も読んでみてください。
⑦興味のある企業にエントリーする
興味のある業界や企業が絞れてきたら、就活サイトや企業の採用サイトでのエントリーに進みましょう。エントリーすることで企業説明会の開催や応募開始の通知を受け取れるようになります。
エントリーする企業の数は、少ないよりは多い方が良いでしょう。ただし、あまりに多いと、スケジュール管理が難しくなる可能性があります。反対にエントリー数が少なすぎると、選択肢が少なくなってしまいます。
エントリー数は無理に絞り込まず、さまざまな業界に興味を持つ意識を大切にしましょう。それに加えて、志望度の高い企業がエントリーできているのかをチェックすることが重要です。
エントリー数に興味がある方は、「就活のエントリー数の平均は?5社では少ない?文系や理系別の目安を解説」も読んでみてください。
⑧筆記試験対策を行う
選考が進むまでに、筆記試験の対策を行いましょう。多くの企業で行われる筆記試験は、点数が一定ラインを超えないと面接に進めない可能性があります。
筆記試験の内容は国語や数学、英語などの知識問題、時事問題、適性検査、小論文など企業によってさまざまです。まずは筆記試験でよく導入されているSPI対策の書籍を購入して、過去問を繰り返し解きましょう。また新聞やニュースをチェックする習慣をつけておくことも大切です。
筆記試験は選考の初期段階に実施される工程です。しっかりと事前対策を行い、確実に通過できるよう、万全の準備をして臨みましょう。
⑨面接対策を行う
選考スケジュールから逆算して、面接対策を始めましょう。事前にしっかりと準備することで、自分の魅力や仕事への意欲をより効果的に伝えられます。
面接では、自分の強みやこれまでの努力などの自己PRを、自信を持って自らの言葉で表現することが大切です。伝えたいことを整理しておくことで、相手に好印象を与え、より良いコミュニケーションにつながります。
自己PR以外で採用担当者が重視する部分は、企業への理解の深さや入社意欲などです。これらが面接で伝わらなければ志望度が低いと判断され、不採用につながってしまいます。
また、面接は個人面接だけでなく、集団面接やWeb面接などを実施することもあります。それぞれの面接の流れを、本番前に把握しておくことが大切です。
採用面接に興味がある方は、「新卒の採用面接でよくある質問集!質問の意図や高評価につながりやすい答え方の例も紹介」も読んでみてください。
⑩就活エージェントを活用する
就活に焦りを感じる26卒の就活生は、就活エージェントの活用を検討しましょう。就活エージェントではプロのアドバイザーからサポートを受けられるため、出遅れた学生も安心して就活を進められます。
サポート内容として、エージェントが独自に取り扱う非公開求人の紹介のほか、書類の添削や模擬面接といった実践的な支援があります。就活の進め方に自信がない人は、一度相談してみる価値があるでしょう。
特にP-CHAN就活エージェントでは、就活を進める上で欠かせない自己分析や志望動機から徹底的にアドバイスしています。丁寧な取り組みの結果、書類選考率は驚異の98%以上というデータが出ています。書類選考や面接の質が徐々に上げられ、選考の通過率アップが狙えるでしょう。
26卒で就活を何もしていない人は今から始めよう!
26卒とは、2026年3月に大学を卒業する見込みがあり、同年4月に企業に入社する人を指しています。26卒の就活スケジュールは、2025年10月の正式な内定日に向けて、着実に進行しています。
とは言え、一般的な就活スケジュール通りに進めていない場合でも、焦る必要はありません。冷静にやるべきことに取り組めば、内定を得られる可能性は十分にあります。この記事で紹介した「今すぐ取り組むべきこと」を参考に、行動に移してみましょう。
P-CHAN就活エージェントは、審査した優良企業への就職支援に特化しています。一人ひとりに専任アドバイザーがつくため、不安点を解消しながら就活が進められます。26卒でこれから内定獲得を目指す人は、ぜひ利用してみましょう。
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