自己PRとガクチカの違いとは?書き方のコツと例文5選で徹底解説

自己PRとガクチカの違いとは?書き方のコツと例文5選で徹底解説

「自己PRとガクチカの違いは何?」「内容が被ってしまう」と悩んでいる就活生は少なくありません。

結論から言うと、自己PRとガクチカは似ているようで、企業が見ているポイントが大きく異なります。違いを理解せずに同じような内容で答えてしまうと、せっかくのアピールチャンスを無駄にしてしまう可能性があるため注意が必要です。

この記事では、自己PRとガクチカの違いについて詳しく解説します。さらに書き方のコツや企業に好印象を与える例文も紹介しているので、参考にしてください。

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自己PRとガクチカの主な違い

自己PRとガクチカの主な違い

自己PRとガクチカの主な違いは以下の通りです。

比較項目

自己PR

ガクチカ

目的

自分の強みを伝え、入社後の活躍をイメージさせる

学生時代の経験から、成長や人となりを伝える

伝える内容

「何ができるか」

「どのような強みがあるか」

「どう取り組んだか」

「何を学んだか」

重視する点

結果・成果

過程・プロセス

表現スタイル

プレゼンテーション

ストーリー

ここからは、それぞれの違いについて詳しく解説します。

自己PRとガクチカは、就活の書類選考や面接でほぼ必ず聞かれる重要な質問です。2つの違いを理解し、面接に備えてしっかり理解しておきましょう。

自己PR:自分の強みをアピールする

自己PRは、あなたが持つ強みを軸にして自分をアピールするものです。現在の能力や特性に焦点を当て、入社後にどのような活躍ができるかをイメージしてもらうことが目的です。

企業は自己PRを通して「入社後、この人はどのように力を発揮してくれるだろうか」と考えます。そのため、単なる性格の説明ではなく、実際の行動や成果に表れた能力として強みを伝えるのが重要です。

例えばアルバイトをテーマに自己PRする場合、「顧客ニーズを汲み取る力がある」と伝えるだけでなく、「提案型の接客を行った結果、月間売上を15%向上させた」のように具体的な成果を示します。強みが成果につながった具体例を示すことで説得力が増します。

自己PRで評価されるのは、「今の自分にできること」や「企業への貢献方法」という視点であることを理解しておきましょう。

自己PRの書き方を知りたい人は、「【新卒向け】自己PRの書き方!伝わる履歴書のポイントと例文を紹介」も読んでみてください。

ガクチカ:経験と成長を伝える

ガクチカでは、学生時代に力を入れた経験を通して人となりを伝えるものです。課題への向き合い方や行動のプロセスから、考え方や成長の過程を示します。

企業は課題解決までのアプローチ方法や周囲とのかかわり方から、就活生が自社の社風や業務内容に適しているかを判断します。そのため結果だけではなく、取り組み姿勢や学びの深さに関するアピールが重要です。

例えばサークルの広報活動をテーマにしたガクチカの場合、「積極的な活動で新入部員30名を獲得しました」という成果を伝えるだけでは不十分です。「SNSでの発信内容を分析し、ターゲットに響くメッセージを試行錯誤しながら改善しました」のように、困難や工夫の要素が含まれていると説得力が増します。

ガクチカについてより詳しく知りたい人は、「【新卒向け】面接のガクチカ例文5選!評価される話し方と3つのNG行動」も読んでみてください。

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企業目線での自己PRとガクチカの違い

企業目線での自己PRとガクチカの違い

自己PRとガクチカの役割を企業目線でみると、以下のような違いがあります。

  • 自己PRは入社後の活躍イメージを確認するもの
  • ガクチカは課題解決への取り組み姿勢を把握するもの

企業の意図を理解することで、それぞれの質問に対して効果的なアピールが可能になります。

自己PR:入社後の活躍イメージを確認したい

企業が自己PRを確認するのは、入社後の活躍イメージを確認するためです。応募者の強みが自社の業務内容や企業理念に合っていれば、入社後に戦力となる可能性が高いと判断できます。

例えばチームワークを重視する企業では、周囲と連携しながら成果を出した経験が示されているかが重要なチェックポイントです。チーム内での行動や周囲に与えた影響を確認することで、入社後にどのような立場で周囲と関わり、組織の中で機能できるかをイメージしています。

応募者のイメージと企業の方針や雰囲気が合わない場合、入社後の早期退職やトラブルにつながる可能性があります。そのため、自己PRは企業にとって選考を判断するうえで重要な要素と言えるでしょう。

ガクチカ:課題解決への取り組み姿勢を知りたい

企業はガクチカから、課題解決への取り組み姿勢を知りたいと考えています。仕事で問題に直面した際、解決に向けた行動がとれるか判断するためです。

新卒生の場合、即戦力となるスキルを持っているケースは多くありません。そのため、入社後の業務で問題に直面するシーンも多くあるでしょう。その際、課題解決能力が高い人物であれば、問題に対して適切にアプローチできる可能性が高いと判断できます。

「報連相ができているか」「原因を正しく分析して、適切な対応が取れているか」のように、企業は応募者の対応力を重点的にチェックしています。

自己PRとガクチカの作成準備

自己PRとガクチカの作成準備

自己PRとガクチカを作成するために、以下の準備をしておきましょう。

  1. 自己分析で強みと経験を洗い出す
  2. 企業研究で求める人物像を把握する
  3. エピソードを選定してアピール内容を整理する

準備を丁寧に行うことで、企業に刺さる自己PRとガクチカを作れます。

①自己分析で強みと経験を洗い出す

自己PRとガクチカの作成にあたって最初にやるべきことは、自己分析による強みと経験の洗い出しです。自分がどのような場面で力を発揮してきたのかを整理することで、自己PRとガクチカを目的に応じて書き分けやすくなります。

自己分析では、これまでの経験を思いつく限り書き出します。アルバイトや部活動、サークルなど、あらゆる活動を振り返ってみましょう。この際「新入生歓迎会の企画を担当した」「後輩指導を任された」など内容を簡単にまとめておくと、後のエピソード選定がスムーズになります。

また、1年生から現在までの時系列に並べることで、自分がどのように成長してきたかを把握しやすくなります。異なる経験でも共通して発揮している強みや、一貫して大切にしている価値観が浮かび上がってくるため、自己PRやガクチカでのアピールポイントも明確になるでしょう。

自己分析方法を詳しく知りたい人は、「自己分析のやり方7ステップ!新卒が就活で自己分析をする効果的な方法」も読んでみてください。

②企業研究で求める人物像を把握する

企業に刺さる自己PRやガクチカを作るため、エピソード選定の前に企業研究を行いましょう。企業研究により応募企業が求める人物像を把握することで、自己PRやガクチカで伝えるべきアピールポイントが明確になります。

人物像を把握するには、公式サイトやSNSをチェックしてみましょう。企業理念や行動指針からは企業が求める価値観が、社員インタビューや広報の投稿からは活躍している社員の雰囲気が読み取れます。また、OB・OG訪問で実際の社員像を把握することも有効です。

③エピソードを選定してアピール内容を整理する

自己分析と企業研究をベースに、エピソードを選定します。自分の強みと企業が求めていることを踏まえて、アピールすべき内容を整理しましょう。

まずは自己分析で洗い出したエピソードの中から、企業が求める人物像に合いそうなものを選びます。

例えばチームワークを重視する企業の場合、サークル活動やイベント運営などで周囲と協力したエピソードが適しています。積極性を重視する企業であれば、ボランティアや留学経験など自ら率先して動いたエピソードを選ぶと、高評価につながりやすいでしょう。

エピソードを振り返り、企業が求める人物像に合うアピールポイントを1つピックアップします。アピールの軸を1つに絞ることで、話題が右往左往することなく、一貫性のあるエピソードに仕上がります。

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自己PRとガクチカの作成ポイント

自己PRとガクチカの作成ポイント

自己PRとガクチカの作成ポイントは以下の通りです。

  • 自己PRは特定のテーマを深掘りする
  • ガクチカは一貫したエピソードを作る

それぞれの作成ポイントを押さえましょう。

自己PRは特定のテーマを深掘りする

自己PRでは1つの強みに絞り、その強みを裏付ける具体的なエピソードを深掘りしましょう。特定のテーマを深掘りしていれば、「同じ強みが別の場面でも発揮されるか」という再現性を企業が判断しやすくなります。

自己PRのエピソードはPREP法(結論→理由→具体例→結論)で構成すると、論理的な流れで伝わりやすくなります。以下はリーダーシップをアピールする場合の作成例です。

項目

自己PRの例

P(結論)

私の強みは、周囲を巻き込みながら目標達成に向けて行動できるリーダーシップです。

R(理由)

サークルのイベント運営でリーダーを務めた際、停滞していた取り組みを前進させた経験があるためです。

E(具体例)

メンバーそれぞれの得意分野を整理し、役割を再設定しました。また、進捗を共有する機会を設けることで、全員が状況を把握できる体制を整えました。

その結果、作業は徐々に軌道に乗り、イベントを成功させることができました。

P(再結論)

この経験から、状況を把握しながら周囲を巻き込み、チーム全体の動きを前進させるリーダーシップを発揮できると考えています。

入社後も、組織の中で役割や進め方を調整しながら、目標達成に貢献していきたいと考えています。

具体例の部分では、どのような状況で、どのような行動を取り、どのような成果が出たのかを明確に示しましょう。

自己PRの書き方を詳しく知りたい人は、「【新卒向け】自己PRの書き方!伝わる履歴書のポイントと例文を紹介」も読んでみてください。

ガクチカは一貫したエピソードを作る

ガクチカは、目標設定から結果までを一貫したエピソードで伝えることが大切です。途中で話が飛んだり複数のエピソードを混ぜたりすると、「なぜその行動を取ったのか」「どの行動が結果につながったのか」が伝わりにくくなってしまうためです。

ガクチカの内容に一貫性を持たせるためには、STAR法(状況→課題→行動→結果)で整理すると効果的です。例えばアルバイトをテーマにしたガクチカの場合、以下のような流れになります。

項目

ガクチカの例

S(状況)

私が学生時代に最も力を入れたのは、アルバイト先の売上向上に取り組んだ経験です。

T(課題)

私が働いていたカフェは地域密着型の個人経営店で、近隣住民が主な客層でした。

しかし、店舗近くに大手チェーン店が出店した影響で、平日夕方の席の稼働率が約80%から約50%まで低下していました。

A(行動)

客足が減少した原因を把握するため、常連客を中心に簡単なヒアリングを実施し、来店頻度が下がった理由を整理しました。その結果、接客対応のばらつきや新規客への声かけ不足が課題だと分かりました。

そこで、スタッフ間で接客内容を共有し、声かけのタイミングや対応方法を統一しました。また、近隣住民向けに平日限定の割引施策も提案しました。

R(結果)

これらの取り組みにより、常連客の来店頻度が回復し、新規客の再来店も増加しました。

平日夕方の席の稼働率は85%まで改善し、店長からは、課題を整理したうえで周囲を巻き込みながら改善を進めた点を評価されました。

この経験から、周囲と協力しながら課題に向き合い、チーム全体で成果を出す姿勢の重要性を学びました。

ガクチカでは、再現性をアピールするために課題解決のための行動を詳しく解説することが大切です。あわせて、具体的な数値や周囲から評価された内容など客観性のある情報をエピソードに組み込むことで、行動の妥当性や再現性を判断しやすくなります。

ガクチカの書き方を詳しく知りたい人は、「ガクチカの作り方4ステップ!採用担当者を惹きつける構成や例文も紹介」も読んでみてください。

自己PRとガクチカを作成するときの注意点

自己PRとガクチカを作成するときの注意点

自己PRとガクチカを作成する際には、以下の点に注意しましょう。

  • 同じテーマでも内容が全く同じにならないようにする
  • 自己PRとガクチカで矛盾が生じないようにする
  • 差別化のために嘘の内容を盛り込まない

同じテーマでも内容が全く同じにならないようにする

自己PRとガクチカで同じテーマを扱う場合、全く同じ内容にするのは避けましょう。企業が自己PRとガクチカの両方を質問するのは、多角的にあなたを見たいと考えているためです。そのため、同じ内容を繰り返すと、質問の意図を理解していないと思われてしまう恐れがあります。

例えば、自己PRとガクチカのどちらもアルバイトの接客対応で売上向上を目指したエピソードにする場合、自己PRでは「顧客対応力」という強みに焦点を当てます。一方、ガクチカでは課題解決までの過程が大切なため、「売上向上のための施策を考え実行した内容」に焦点を当てることがポイントです。

このように、アピールする視点を変えることで、同じテーマでも異なる情報を企業に伝えられます。

自己PRとガクチカで矛盾が生じないようにする

自己PRとガクチカでは、アピールする強みや人物像に矛盾が生じないよう注意が必要です。伝える内容に食い違いがあると企業側は就活生の人物像を正しく評価できず、採用を見送られる恐れがあるためです。また、内容の信頼性に疑問を持たれる可能性もあります。

例えば、自己PRで「慎重に計画を立てて物事を進める力」を強みとしているのに、ガクチカで「思い立ったらすぐ行動する行動力」をアピールすると、人物像に一貫性がなくなってしまいます。

また、事実関係(期間・役職など)の矛盾にも注意が必要です。自己PRとガクチカを別々のタイミングで作成すると、細かい情報にズレが生じる場合があります。

これを防ぐには、作成後に両方を見比べて、時期や役職、活動期間などが一致しているかをチェックしましょう。アピールする強みに一貫性を持たせることも大切です。

差別化のために嘘の内容を盛り込まない

自己PRとガクチカの差別化のために、嘘の内容を盛り込むのは絶対に避けましょう。面接で深掘りされた際にエピソードや履歴書の情報などとの矛盾が生じて嘘が発覚し、信頼性を損なう恐れがあるためです。

面接官は数多くの就活生を見ているため、真偽を見抜く力が高いと考えられます。自己PRやガクチカの内容だけではなく、質問されたときの表情や話し方などの違和感から嘘が判明する可能性もあるでしょう。

仮に選考を通過できたとしても、実際の業務で期待とのズレが生じやすくなります。入社後に「任せた業務がこなせていない」「期待とは違った」とネガティブな評価を受けて、働きづらくなるリスクもあるため、嘘を盛り込むのは避けましょう。

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企業に好印象を与える自己PR・ガクチカの例文

企業に好印象を与える自己PR・ガクチカの例文

企業に好印象を与える自己PRとガクチカの例文を、以下のテーマ別に紹介します。

  • アルバイト編
  • 部活動・サークル編
  • ゼミ・学業編
  • インターンシップ編
  • ボランティア編

例文を参考に、自身の経歴と照らし合わせながら作成してみましょう。

アルバイト編

アルバイトをテーマにした自己PRやガクチカの場合、企業は以下のポイントを重点的に確認しています。

  • 自分の役割を理解して行動できているか
  • 周囲とどのように関わり、業務を進めていたか
  • 業務から逸脱しない範囲で適切に対応できているか

アルバイトは自己PRやガクチカで選ばれやすいテーマの一つです。そのため単なる業務内容の紹介に終わらせず、自分ならではの強みや課題解決への取り組み姿勢が伝わる構成にすることが重要です。

自己PR例文

私の強みは、相手のニーズを丁寧にくみ取り、満足度を高める提案ができる点です。

大学時代、カフェでアルバイトをしていた際、初来店のお客さまが注文に迷っている場面を多く目にしました。

そこで私が心がけたのは、メニューの説明を一方的に行うのではなく利用目的や好みを簡単に伺ったうえで、おすすめの組み合わせを提案することです。例えば、短時間利用のお客さまには提供時間の早いメニューを案内し、ゆっくり過ごしたい方にはデザートやドリンクを含めた提案を行いました。

その結果、「選びやすかった」「また来たい」と声を掛けていただく機会が増えました。常連のお客さまから指名で対応を希望されることもあり、仕事に対するやりがいを実感できた経験です。

この経験により、相手の立場に立って考えた提案が、満足度や信頼関係の構築につながると学びました。

ガクチカ例文

私が学生時代に力を入れたのは、カフェのアルバイトにおいて新人スタッフの定着率を向上するための取り組みです。

私が働いていたカフェは入社後3か月以内に辞める新人が多く、定着率が50%弱と低かったことから、店舗運営に支障が出ていました。そこで退職者にヒアリングを行い、「質問しづらい雰囲気」と「業務の習得が難しい」という2つの課題を見つけました。

課題を踏まえて行ったのが、新人専用のマニュアルの作成と先輩スタッフと新人のペア制度の導入です。マニュアルには画像を多く使用し、実務がイメージしやすいようにしました。

その結果、新人の定着率が70%まで改善し、店長から表彰されました。

この経験から、課題の本質を見極め、具体的な解決策を実行することの大切さを学んでいます。

アルバイト経験をガクチカにしたい人は、「ガクチカとしてアルバイト経験をアピールする方法とは?例文を交えて解説」も読んでみてください。

部活動・サークル編

部活動やサークルを題材にしたエピソードでは、企業から以下のようなポイントをチェックされます。

  • チーム内の役割や立場に応じた行動が取れていたか
  • チームメンバーに対し、どのように向き合っていたか
  • 個人の成果だけでなく、チーム全体にどのような影響を与えたか

部活動やサークルは、集団で行動する中での考え方や振る舞いが表れやすい題材です。そのため結果だけではなく、話し合いや調整、方針決定までの過程が伝わるエピソードにすることが重要です。

自己PR例文

私の強みは、メンバーの意見を引き出しながらチームをまとめる調整力です。テニスサークルで副代表を務めた際、活動方針を巡り、試合への参加意欲に差があることが課題となっていました。

そこで定期的に意見交換の場を設け、発言しやすい雰囲気づくりを意識しながら、練習量やイベント参加に対する考え方を丁寧に聞き取りました。その結果から明確になったのが「試合での勝利を目指したい人」と「交流を重視したい人」で、活動への期待が異なっているという点です。

話し合いの内容をもとに、目的別に練習の参加タイミングを分ける方針を提案しました。その結果、活動への参加率が安定し、サークル全体の雰囲気も改善しました。

入社後も、関係者の考えを整理しながら調整役を担い、チームの成果向上に貢献していきたいと考えています。

ガクチカ例文

私が学生時代に力を入れたのは、テニスサークルで新入部員の獲得数を増やす広報活動です。

前年は新入部員が10名しか集まらず、サークル存続の危機でした。私は、なぜ新入生が入部しなかったのかを分析しました。その結果、SNSでの情報発信が少なく、サークルの魅力が伝わっていないことが原因だとわかりました。

そこで私が行ったのは、InstagramとXで活動の様子を毎日発信し、新入生が知りたい情報を分かりやすくまとめることです。また、新歓イベントでは実際に先輩とラリーができる体験会を企画し、サークルの楽しさを直接感じてもらいました。

この取り組みにより、新入部員は30名まで増え、前年比3倍の成果を達成しています。

サークルでの経験により、人を引き付けるには相手のニーズを読み解くことが大切だと学びました。入社後も学びを活かし、相手の求めるものを読み解き、最適なサービスを提供できる人材として貢献したいと考えています。

部活動での経験をガクチカにしたい人は、「ガクチカで部活動を選ぶメリットとは?学生時代に頑張ったことが伝わる書き方と例文8選」も読んでみてください。

ゼミ・学業編

ゼミ・学業をテーマにする場合、以下のように「学んだ内容そのもの」よりも「学び方・取り組み方」が伝わる構成を意識すると評価につながりやすくなります。

  • 課題に対して、どのような視点で問題を捉えていたか
  • 仮説を立てる際の根拠や、検証方法が具体的に説明できているか
  • 想定通りに進まなかった場面で、どのように方法を見直したか
  • 調査や分析の結果を、どのように次の行動や提案につなげたか

ゼミ・学業は専門性をアピールしやすい題材ですが、知識の多さだけでは仕事での再現性は伝わりません。専門的な内容は分かりやすく噛み砕き、課題解決までの流れを明確に伝えることがポイントです。

自己PR例文

私の強みは、データを分析し課題解決につなげる論理的思考力です。

経済学ゼミでは、地域商店街の活性化をテーマに研究しました。来店者数の減少という課題に対し、利用者アンケートと店舗への聞き取り調査を実施しました。

データ分析の結果、若年層の認知度不足が課題と判明しました。そこで提案したのが、SNSを活用した情報発信施策です。実際に情報発信を行った結果、フォロワー数が1,000名増加し、来店者数も10%向上しました。

この研究を通じて得られたのは、仮説検証の重要性とデータに基づいた課題解決力です。御社でもこの分析力を活かしたいと考えています。

ガクチカ例文

私が学生時代に力を入れたのは、ゼミでの地域活性化研究です。

地元商店街の衰退という課題に対し、利用者アンケートを実施しましたが、最初は回答数が集まらず苦戦しました。そこで、商店街に足を運び、直接利用者に声をかける方法に切り替えました。

100名以上から回答を得て分析した結果、若年層の認知度不足が課題と分かりました。その後、SNSでの情報発信を提案し、実際にフォロワー数が増加しました。

この経験から、困難に直面しても諦めず、方法を工夫して目標を達成することの大切さを学びました。また、仮説検証を繰り返すことで、より精度の高い解決策を導き出せることを実感しています。

ゼミや学業の経験をガクチカにしたい人は、「就活のガクチカは学業でもOK!具体的な書き方・例文・NG例を徹底解説」も読んでみてください。

インターンシップ編

インターンシップをテーマにした自己PRやガクチカの場合、企業は主に以下のポイントをチェックしています。

  • 業務全体の中で、どのような役割を担っていたか
  • 作業の必要性を理解したうえで行動していたか
  • 指示された業務に対して、自分なりに目標を立てて取り組んでいるか
  • 成果が出なかった場面で、原因を分析し行動を見直しているか

インターンシップ先での行動について「業務全体の中でどのような役割を担っていたのか」「なぜその作業が必要だったのか」を明確にすることで、業務理解の深さをアピールできます。

自己PR例文

私の強みは、顧客の課題を発見し解決策を提案する課題解決力です。

Webマーケティング会社のインターンシップでは、クライアント企業のSNS運用を担当しました。フォロワー数は多いものの、エンゲージメント率が低いという課題がありました。

投稿内容の分析により判明したのが、商品紹介ばかりで顧客との双方向のコミュニケーションが少ないという問題点です。

そこで、フォロワーの質問に答える投稿やアンケート形式の投稿を増やす提案をしました。実行後、エンゲージメント率が平均15%向上し、問い合わせ数も20%増加しました。

この経験をもとに御社でも顧客の課題を発見し、価値あるソリューションを提供していきたいと考えています。

ガクチカ例文

私が学生時代に力を入れたのは、Webマーケティング会社でのインターンシップです。

任せられた業務は、クライアントのSNS運用でフォロワー数を増やすことでした。最初は投稿頻度を増やすだけでしたが、フォロワー数はほとんど増えませんでした。

そこで行ったのが、競合他社のSNSを参考にした、ターゲット層に刺さるコンテンツの研究です。30社以上の企業SNSを確認した結果、ハウツー系の投稿やユーザー参加型の企画が効果的だと分かりました。

調査結果をもとに、インターンシップ先の公式SNSで、商品の使い方を紹介する動画やフォロワーの体験談を紹介する投稿を企画しました。実施期間は3か月です。その結果、3か月前に比べてフォロワー数が2,000人増加しました。

この経験から、成果が出ない状況でも原因を分析し、仮説を立て直しながら行動を改善していく姿勢の重要性を学びました。

ボランティア編

ボランティアがテーマの場合、企業は以下のポイントを重点的にチェックします。

  • 無償で制約の多い環境でも責任を持って動けるか
  • 正解がない状況で判断できるか
  • 立場や価値観の異なる相手とどう関わったか

優しさや思いやりといった性格面ではなく、状況に応じた対応力や行動力をアピールしましょう。

自己PR例文

私の強みは、周囲を巻き込みながら目標を達成する行動力です。

強みを把握するきっかけとなったのが、学生時代に2年間ボランティアをしていた子ども食堂でのできごとです。子ども食堂には不登校や孤食に悩む子どもが複数名いました。そこで子どもたちとの交流の場として、食後に宿題を見たり一緒に遊んだりする時間を設けることを提案しました。

しかしボランティアの年齢層が幅広く、全員が同じように対応することは難しいのが現実でした。そこで私は、年齢層に関係なく子どもたちと楽しく過ごすためのイベント立案と運営を行いました。

開催した中で人気だったのは、けん玉のような体の負担が少なく、室内でできる昔の遊び体験です。ボードゲーム大会も大変盛り上がり、多くの子どもが参加するようになりました。

その結果、子どもたちが笑顔で過ごせる時間が増え、保護者からも感謝の声をいただきました。この経験から、課題を見つけ周囲と協力しながら解決することの大切さを学べたと考えています。

御社でも主体的に行動し、チームで成果が出せるよう取り組む所存です。

ガクチカ例文

私が学生時代に力を入れたのは、地域の子ども食堂でのボランティア活動です。

地域の子ども食堂のボランティアをしていた際の課題が、利用者の減少です。私は減少の原因を突き止めるため、利用者にヒアリングを行いました。そこで判明したのが、開催日が平日のみで来にくいという問題点です。

そこで、運営メンバーに週末開催を提案しましたが、人手不足で難しいという反応でした。そこで私は大学の友人に協力を呼びかけ、新たに5名のボランティアを集めました。

同時にSNSで活動を発信して地域住民にも協力を求めたところ、23名もの人々が参加してくださることになりました。

人員が揃ったことで子ども食堂の週末開催が実現し、今なお継続的に開催されています。この経験により、チームで力を合わせることの大切さと強さを学びました。

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自己PRとガクチカに関するよくある質問

自己PRとガクチカに関するよくある質問

自己PRとガクチカに関するよくある質問の回答を紹介します。

  • 自己PRとガクチカは一貫性がないとダメですか?
  • 自己PRとガクチカは同じネタでもいいですか?
  • 自己PRとガクチカはどちらの方が大事ですか?

自己PRとガクチカは一貫性がないとダメですか?

自己PRとガクチカの人物像には、一貫性を持たせることが重要です。一貫性がないと自分の強みや価値観が伝わらないうえ、企業からの信頼性を損ねるリスクがあります。

例えば自己PRで協調性をアピールしたのに対し、ガクチカで個人作業を淡々とこなした話をしてしまうと、人物像にズレが生じます。自己PRとガクチカで異なるテーマを取り上げる場合にも、エピソードには一貫性を持たせましょう。

自己PRとガクチカは同じネタでもいいですか?

同じネタでも視点を変えれば問題ありません。

ただし文章の流れやエピソードが似通っていると、企業側の印象に残らなかったり準備不足を疑われたりする恐れがあります。自己PRは強み、ガクチカは過程をメインに書き分けることがポイントです。

自己PRとガクチカはどちらの方が大事ですか?

自己PRとガクチカは、どちらも同じく重要です。企業は自己PRとガクチカの両方から、ポテンシャルの高さや入社後の貢献度を見極めているためです。

どちらか一方が優れていても、もう一方が不十分だと評価は下がってしまいます。自己PRで素晴らしい強みをアピールしても、ガクチカでエピソードが抽象的だったり、取り組みの工夫や学びが伝わらなかったりすると、企業はあなたの成長意欲や主体性を十分に評価できません。

両方をバランス良く準備することが選考突破の鍵です。

違いを押さえた自己PRとガクチカで選考突破を実現しよう

違いを押さえた自己PRとガクチカで選考突破を実現しよう

自己PRとガクチカはどちらも自分のエピソードを語るものですが、企業へのアピールポイントが異なります。それぞれの違いを把握したうえで、自分の強みや人物像を明確に伝えることが大切です。

自己PRとガクチカの品質を高めるためには、自己分析や企業研究といった事前準備も欠かせません。「エピソードが作れない」「一貫性のない内容になってしまう」という場合は、事前準備からやり直してみるのも手です。

自己PRとガクチカのエピソード作りが思うように進まない場合は、ピーチャン就活エージェントの活用がおすすめです。就活のプロであるアドバイザーがカウンセリングであなたの強みや人となりを把握し、企業に刺さる内容の作成をサポートします。

自己PRとガクチカの質を高めたい人は、ぜひピーチャン就活エージェントを活用してみましょう。

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この記事の著者

ピーチャン(P-CHAN)
就活エージェント
編集部

ピーチャン(P-CHAN)就活エージェント編集部

株式会社ピーアール・デイリー(厚生労働省認可 有料職業紹介事業許可番号13-ユ-305520)の新卒求人に関するコラムを管轄する編集部。
創業60年、一貫して人材サービスに携わり、累計2万社を超える企業の採用を支援した実績をもとに、就活に役立つコラムを提供。

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