【26卒】大学3年で就活を何もしてないのはまずい?これからやるべきことや内定獲得のコツを紹介

【26卒】大学3年で就活を何もしてないのはまずい?これからやるべきことや内定獲得のコツを紹介

「大学3年で就活していないともう手遅れ?」

「同期生が内定を得ていて焦る…新卒枠はまだあるのかな?」

そんな不安や焦りを抱えている26卒の学生も多いのではないでしょうか。

採用活動が早期化傾向にある中で、大学3年時に就活を何もしていない状況は確かに不安かもしれません。しかし、適切な対策とスケジュール管理があれば十分に挽回が可能です。

この記事では、26卒の就活動向や内定率の実態を踏まえながら、今すぐ動き出すために必要な準備やスケジュールから効率良く内定を目指すためのポイントまで解説します。就活のスタートが遅れて不安になっている人は、ぜひ参考にしてください。

一人での就活に不安がある人には、P-CHAN就活エージェントがおすすめです。就活のプロが、エントリーシートの添削や面接対策などを丁寧にサポートしてくれます。効率良く就活を進めるために、まずは相談してみてはいかがでしょうか。

\ あなたにピッタリの隠れ優良企業が見つかる!/
P-CHAN就活エージェントに無料相談をする

当コンテンツの運営、執筆はP-CHAN就活エージェントが行っています。詳細は、コンテンツ制作ポリシープライバシーポリシーを参照ください。

大学3年で何もしていない26卒でも就活は間に合う

大学3年で何もしていない26卒でも就活は間に合う

大学3年で何もしていなくても、就活は間に合います。その根拠の一つに、25卒採用における企業の採用予定数に対する充足率が、大学4年2月時点で平均70.3%(※1)というデータが挙げられます。

金融やIT業界では充足率が80%を上回っており、比較的高い傾向です。しかし、全体的に見ると就活終盤でも求職者より求人数が上回っており、まだ多くの内定獲得のチャンスが残されていることがわかります。

例えば26卒の大学3年3月18日時点の内定率は58.7%(※2)であり、大学4年のスタート時点で約4割の学生はまだ内定を獲得していない状況です。このように内定を得ていない学生が一定数いるという事実からも、大学3年で何もしていなくても十分に挽回のチャンスはあると言えるでしょう。

ただし、大学3年生の3月時点の内定率は年々高まってきている点に注意が必要です。これは、就職・採用活動の早期化が背景にあると考えられます。このような現状を正しく把握し、できるだけ早く就活を始めることで、今からでも内定獲得の可能性を高められます。

※1 出典:キャリタス「2026年卒・新卒採用に関する企業調査ー採用方針調査(2025年2月調査)」
※2 出典:リクルート「就職プロセス調査(2026卒)2025年3月18日時点内定状況」

大学3年で半数以上が内定を得ている理由

大学3年で半数以上が内定を得ている理由

大学3年で半数以上が内定を得ている背景には、採用直結型インターンシップの影響による、就活の早期化が考えられます。

実際、採用直結型インターンシップが本格的に実施された25卒以降、大学3年3月18日時点の内定率は年々上昇傾向にあります。

卒業年度

内定率(大学3年の3月18日時点)

24卒

38.9%

25卒

(採用直結型インターンシップの開始)

49.8%

26卒

58.7%

出典:リクルート「就職プロセス調査(2024卒)2023年3月18日時点内定状況」「就職プロセス調査(2025卒)2024年3月18日時点内定状況」「就職プロセス調査(2026卒)2025年3月18日時点内定状況」

このように内定率が高まっている背景には、企業側がインターンシップを実質的な採用活動の場として活用している現状があります。

実際にインターンシップ後には、採用につながるフォローを行っている企業も多く存在します。以下は、企業からの具体的なフォロー内容の一部です。

参加後のフォロー内容(抜粋)

割合

参加者限定の採用選考の案内

36.8%

参加者限定の会社説明会・個別企業セミナーの案内

22%

人事または人事以外の社員による個人面談の実施

24.2%

Web面談の実施

14.1%

出典:マイナビ「2026年卒 大学生 広報活動開始前の活動調査」

こうした動きが見られた25卒の就活を踏まえて、26卒はより早期から就活に取り組む学生が増加しています。これはデータとしても現れており、26卒のインターンシップ等の参加率は85.3%、参加社数は5.2社と、共に過去最高水準を記録しました(※)。

このように、早期から就活に取り組む学生が増加した結果、大学3年の時点で内定を獲得している学生が多く見られるようになっています。

※出典:マイナビ「2026年卒 大学生 広報活動開始前の活動調査」

\ あなたにピッタリの隠れ優良企業が見つかる!/
P-CHAN就活エージェントに無料相談をする

大学3年で就活を何もしてない26卒の今後のスケジュール

大学3年で就活を何もしてない26卒の今後のスケジュール

大学3年で何もしていなかった26卒の学生は、以下のスケジュールを踏まえて就活に取り組んでいきましょう。

  • 【3月】情報解禁・エントリー受付開始
  • 【4月】筆記試験の実施
  • 【6月】本選考開始
  • 【7〜9月】秋採用・追加募集の選考開始
  • 【10月】内定式の実施・入社準備

上記は日系企業の採用活動に準じた、一般的な就活スケジュールです。政府が定めた解禁日に基づくものであり、多くの企業では上記の流れで採用活動を行っています。

【3月】情報解禁・エントリー受付開始

3月は、企業説明会に積極的に参加し、エントリーシートの提出を始める時期です。3月1日は政府の定めた広報活動の解禁日にあたり、企業側が採用情報を正式に公開するためです。

この時期には一斉に会社説明会が開催されます。複数の企業が参加している合同説明会も頻繁に開催されるので、効率良く情報を収集するためにも積極的に参加しましょう。

企業にエントリーする場合、このタイミングでエントリーシート(ES)の提出を求められる可能性もあります。提出方法はメール・郵送・採用ページへのアップロードなど企業ごとに異なるので、指示に従いスムーズに対応できるよう事前に準備しておきましょう。

なお、外資系やベンチャー企業など、一部業界においては、一般的なスケジュールよりも早期に採用活動を進めている場合があります。

そのため、大学4年から就活を始めて内定を得るには、業界ごとの就活スケジュールを確認したうえで、企業のエントリー受付期間までに自分に合った企業を選ぶ必要があります。興味のある業界や企業の詳しいスケジュールに関しては、その都度ホームページなどで情報を収集しておきましょう。

エントリーシートの詳細に興味がある人は、「就活でのエントリーシート(ES)とは?書き方を例とともに解説」「エントリーシートの自己PRはどう書くと好印象?書き方や例文も紹介 」「エントリーシート(ES)の志望動機や志望理由の書き方は?書類選考を突破するための例文も解説」も読んでみてください。

【4月】筆記試験の実施

4月は、6月の本選考に向けて筆記試験を実施する企業が増え始めます。筆記試験で基準に達しないとその先の選考に進めない可能性もあるため、できるだけ早く試験対策に取り組みましょう。

採用活動における筆記試験として主に使われるのは、以下の5つです。

主な筆記試験

概要

SPI

基礎学力と性格傾向を測るための代表的な適性検査

玉手箱

英語を含む基礎学力と性格傾向を測るための適性検査(難易度はSPIより高め)

GAB・CAB

GAB:長文読解を含む基礎学力を測るための適性検査

CAB:IT向け問題を含む専門性を測る適性検査

企業独自の一般常識・時事問題

基礎学力と時事知識を図る適性検査

小論文

論理的思考力や文章力を測る試験

これらの対策方法としては過去問やWebサイトの模擬試験の他、筆記試験対策アプリの活用があります。アプリは隙間時間に効率良く対策を進められるので、就活準備が遅れている26卒の人におすすめです。

ただし企業によっては3月中に筆記試験を実施する場合もあるため、気になる企業の就活情報はこまめにチェックし、早めに対策することが大切です。

上記に加えて、本選考に備えて企業研究や面接対策なども進めておきましょう。志望動機や自己PRをブラッシュアップしておくことも、内定獲得のために有効です。4月の段階で準備を始めておけば、本選考が開始されてからも慌てることなく就活に臨めます。

【6月】本選考開始

6月は企業の本選考が開始するため、本番までに十分な面接対策をしておきましょう。6月1日に採用選考活動が正式に解禁され、選考プロセスが始まるためです。

本選考は一般的に「エントリーシートの提出→書類選考→筆記試験→面接→内定」の流れで進みます。6月は特に面接がメインとなるため、面接対策をしておくことが大切です。

企業が面接を行うのは、志望動機や自己PRをもとに、本人の人柄や熱意、企業との相性を見極めるためです。企業は採用活動において、面接での受け答えや態度を重要視しています。そのため、この時期までにしっかりと対策しておくことで、企業に好印象を与え、内定獲得の可能性を高められるでしょう。

具体的な対策としては、ブラッシュアップしてきた志望動機や自己PRの内容を軸に、企業ごとの特徴を踏まえた回答を準備することが挙げられます。また、大学のキャリアセンターや就活エージェントなど第三者による模擬面接を重ねることで、自信を持って本選考へ臨めます。

また、複数企業の面接が同時期に重なることもあるため、選考スケジュールの管理にも注意が必要です。しっかりと準備して臨めば、6月以降の選考でも自信を持ってアピールできるでしょう。

【7〜9月】秋採用・追加募集の選考開始

7〜9月は、秋採用や追加募集を行う企業が選考を開始する時期です。この時期は春採用で採用目標に届かなかった企業や、内定辞退による欠員が出た企業が、新たに学生を募集します。

春の就活に比べると応募者が少ない傾向にあるため、競争率が低くなります。大学3年で何も準備していない人にとっては、内定獲得のチャンスと言えるでしょう。

この時点で内定を獲得していない場合、これまでの選考を振り返り、ESや自己PRを見直すことが大切です。面接官の反応や質問の傾向をもとに改善点を洗い出し、より伝わる内容にブラッシュアップしていきましょう。

企業理解を深めるには、企業説明会や業界イベントへと積極的に参加するのも効果的です。説明会で最新の情報を得ておけば、次の面接対策にも活かされます。

秋採用は、タイミングを逃さず準備すれば、まだまだ巻き返しが可能な時期です。あきらめずに行動を継続していきましょう。

【10月】内定式の実施・入社準備

10月1日は正式な内定通知が解禁され、多くの企業で内定式が実施されるタイミングです。

内定を受けている人は、この時期までに入社先の決定や今後の準備をしておきましょう。例えば、必要書類の確認や入社までに身につけておきたいビジネスマナー、パソコンスキルの習得などが挙げられます。

一方、10月時点でまだ内定が得られていない場合でも、新卒採用のチャンスは残されています。採用予定数に達していない企業や内定辞退者が出た企業などが、引き続き募集を行っているからです。

この時期は就活を続ける学生も減少する傾向にあるため、相対的に競争率が下がるチャンスでもあります。

今後の選考に向けて、これまでの選考結果や面接でのやり取りを振り返り、改善点を洗い出しましょう。この段階で就活の準備がほとんどできていない場合は、就活エージェントやキャリアセンターを活用するなど、戦略的に行動することも大切です。

\ あなたにピッタリの隠れ優良企業が見つかる!/
P-CHAN就活エージェントに無料相談をする

大学3年で就活を何もしてない26卒が内定を勝ち取るコツ

大学3年で就活を何もしてない26卒が内定を勝ち取るコツ

すでに半数が内定を得ている現状を踏まえ、残りの新卒枠を勝ち取るには就活に工夫が必要です。遅れを取り戻すためには、効率良く進めることが鍵となります。

効率良く進めるための具体的なコツは、以下の通りです。

  • 内定までの流れを把握しておく
  • 自己分析や企業分析を徹底的に行う
  • 限られた時間でやるべきことに集中する
  • 就活エージェントを利用する

内定までの流れを把握しておく

就活を効率良く進めるためには、内定までの流れを把握しておくことが重要です。全体像がわかれば、今やるべきことが明確になり、無駄な行動を減らせます。

一般的な選考フローは「企業研究→エントリー→エントリーシートの提出→筆記試験→面接→内定」という流れです。

選考フロー

今やるべき準備

企業研究

  • 興味のある業界・企業を洗い出す
  • 公式ホームページや説明会で情報収集する

エントリー

  • 志望企業を絞り込む
  • エントリー締切を確認しておく

エントリーシート提出・筆記試験

  • 自己PR・志望動機をブラッシュアップする
  • SPIその他の試験対策問題集を解く
  • 時事問題への対策として、新聞やニュースを毎日チェックする
  • スマホで読めるデジタル新聞などを活用する

面接

  • 想定質問への回答を準備する
  • 模擬面接を行う

内定

  • 複数内定が出た際の比較軸を持っておく(企業研究・条件整理など)

一般的なスケジュールより遅れている場合でも、準備を怠ると内定獲得は難しくなります。

また、応募企業が多いと各企業に合わせた対策まで手が回らなくなるため、手当たり次第に応募するのは避けましょう。落ち着いて丁寧に準備を進め、自分に合いそうな企業を絞り込むことが内定を勝ち取るコツです。

なお、企業によってはWeb選考や短縮フローを導入している場合もあるため、選考情報をこまめに確認しましょう。

自己分析や企業分析を徹底的に行う

就活の基本となる自己分析や企業分析を徹底的に行うことで、自分に合う業界や企業を早い段階で見極めやすくなるので、効率的に就活が進みます。志望動機や面接での受け答えにも一貫性が生まれて説得力が増すため、選考通過率の向上にもつながるでしょう。

例えば自己分析は自分の強みや弱み、価値観、興味関心などを明確にできるため、就活の軸を定めるのに役立ちます。

また、企業研究では事業内容や働き方、社風などを詳しく調べることで、自分の希望に近い企業を選びやすくなります。

興味のある業界や企業については、情報を深掘りし、エントリーしたい企業を絞り込みましょう。合同説明会を利用すれば、効率良く多くの企業の情報収集ができるので、積極的に参加するのがおすすめです。

自己分析や企業分析に興味のある人は、「自己分析のやり方7ステップ!新卒が就活で自己分析をする効果的な方法」「企業分析とは?具体的なやり方やフレームワークの活用法を解説」も読んでみてください。

限られた時間でやるべきことに集中する

大学3年以降は卒業までの時間が限られているため、やるべきことに優先順位をつけ、無駄なく進めていくことが大切です。焦って手当たり次第にエントリーしたり、十分な準備をせず面接に臨んだりするのではなく、計画的に動くことで効率良く内定に近づけます。

まずは就活の全体スケジュールを把握し、自分が今どの段階にいて、次に何をすべきかを明確にしましょう。やるべきことが整理されると、無駄な行動を減らせます。

また、説明会や面接などのエントリーできるチャンスを逃さない意識が重要です。興味のある企業の選考スケジュールを把握し、逆算して準備を進めましょう。

時間管理に不安がある人は、手帳やアプリなどのツールを活用して、スケジュールやタスクを可視化すると行動に移しやすくなります。

大学4年からの具体的な就活内容に興味がある人は、「大学4年からの就活でやるべきこととは?スケジュールや遅れを取り戻す方法を紹介」も読んでみてください。

就活エージェントを利用する

効率良く就活を進めるには、就活エージェントの活用も有効です。就活のプロからアドバイスを受けながら動くことで、準備にかかる手間を減らしつつ、自分に合った企業との出会いを効率的に目指せます。

就活エージェントでは、カウンセリングを通じて自分に合った求人を紹介してもらえる他、ESの添削や面接対策などのサポートも受けられます。特に就活の軸が定まっていない人にとっては、客観的な意見が大きな助けになるでしょう。

例えばP-CHAN就活エージェントでは、ES添削・面接対策・非公開求人の紹介などあらゆる就活サポートを無料で受けられます。平均年収や研修制度、福利厚生など、独自の審査基準をクリアした優良求人のみ取り扱っているのも特徴です。

企業ごとの選考傾向や内情に詳しいアドバイザーも多く、個人での対策よりも実践的かつ効率的な準備が可能です。「何から始めれば良いかわからない」という人は、気軽に無料相談してみましょう。

大学3年で就活を何もしてない26卒は効率良く就活しよう

大学3年で就活を何もしてない26卒は効率良く就活しよう

採用直結型インターンシップが解禁された25卒の就活以降、就活の早期化が続く26卒の就活ですが、大学3年で就活を何もしていなくても挽回は十分に可能です。

ただし、内定を得るためには効率的な就活が欠かせません。26卒の今後の就活スケジュールの全体像を把握し、効率良い就活になるよう工夫することによって、納得のいく内定獲得を目指しましょう。

残された時間を有効に使って就活するためには、P-CHAN就活エージェントがおすすめです。専属のキャリアアドバイザーによる的確なアドバイスを受ければ、無駄なく効率的に就活を進められます。まずは気軽に相談してみてはいかがでしょうか。

\ あなたにピッタリの隠れ優良企業が見つかる!/
P-CHAN就活エージェントに無料相談をする

関連記事

就活のグループディスカッションの流れを解説!スムーズに進めるポイントも併せて紹介!

就活のグループディスカッションの流れを解説!スムーズに進めるポイントも併せて紹介!

インサイドセールスとは?意味やテレアポとの違い、向いてる人の特徴を解説

インサイドセールスとは?意味やテレアポとの違い、向いてる人の特徴を解説

文系大学院は就職に不利?就職への影響と今後の進路について解説

文系大学院は就職に不利?就職への影響と今後の進路について解説

この記事の監修者

P−CHAN就活エージェント

P−CHAN就活エージェント

創業60年。一貫して人材サービスに携わり、累計2万社を超える企業の採用を支援。
東京・神奈川・埼玉・千葉の1都3県を中心にサービスを展開。
数多ある企業の中から、平均年収・研修tired
制度・福利厚生、働きやすさなど、様々な審査をクリアした厳選した求人のみを取り扱う。

P−CHAN就活エージェント無料就職相談センターまずはお気軽にご相談ください!