転職エージェントの裏事情!誰も教えてくれない秘密や仕組みを解説

公開日:2021年11月14日 更新日:2021年11月27日

転職エージェントは求人紹介や応募書類添削、面接対策などあなたの転職活動を徹底的にサポートしてくれます。

求職者は無料で利用できる便利なサービスですが、実はほとんどの利用者が知らない裏事情も…。

転職エージェントの裏事情を知っておくことで、転職活動をスムーズに進められる場合があります。

当記事では、転職エージェントの知られざる裏事情を解説します。最後まで読むと、転職エージェントの仕組みを知ったうえで転職活動に望めます。

目次

転職エージェントと企業の裏事情

転職エージェントと企業は、利用者の見えないところでやり取りをしています。具体的には以下のようなやり取りです。

  • 成果報酬を受け取って企業に人材を紹介している
  • 利用者がすぐに退職した場合は成果報酬を返金している

転職エージェントと企業の裏事情について詳しく見ていきましょう。

成果報酬を受け取って企業に人材を紹介している

転職エージェントは企業側から、転職成功者の年収のうち30%程度の報酬(成功報酬)を受け取っています。

求職者が転職エージェントを無料で利用できるのは、転職エージェントが企業から成功報酬を受け取っているからです。

転職エージェントが自分たちの利益を上げるためには、「求職者の転職成功」という結果が必要になります。

「年収の30%程度」が成功報酬なので、転職者の年収が高いほど転職エージェント側の利益も大きくなるということです。

転職エージェントが高年収案件を積極的に紹介してくれる裏側には、成功報酬による利益が出ているという背景があります。

利用者がすぐに退職した場合は成果報酬を返金している

利用者が入社後すぐに退職すれば、転職エージェントは企業側へ成果報酬を返金しなくてはなりません。

せっかく企業へ人材を紹介してもすぐ退職されれば、転職エージェントとしては利益がなくなってしまいます。

自分たちの利益をしっかり確保するためにも「長く働いてもらいたい」というのが転職エージェントの本音です。

転職エージェントが入社後も手厚くフォローしてくれるのは、退職されたら自分たちも困るからという裏事情があります。

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転職エージェント登録時の裏事情

転職エージェントへの登録時、知っておくべき裏事情があります。具体的には以下のような裏事情です。

  • 面談場所で本気度がわかる
  • 求人紹介を拒否されることもある

それぞれ詳しく解説していきます。

面談場所で本気度がわかる

転職エージェントとの初回の面談場所で、転職エージェント側が求職者に対してどれほど本気なのか把握できます。

通常の場合であれば、求職者が転職エージェントのオフィスへ出向いて面談が行われます。もしくは電話などで済ませる場合も多いです。

一方でホテルや喫茶店など、転職エージェント側があなたの元へ出向いてくれる場合は、転職サポートの本気度が高い証拠です。

数多くの求職者を抱えている中わざわざスケジュールを調整して会いに来てくれているため、あなたに期待していると考えられます。

転職エージェントは「自社のサービス経由で応募してもらいたい」というのが本音です。

期待度の高い求職者に対しては、こちらから出向いてでもできるだけ早く会おうと試みます。

求人紹介が難しいと判断されることもある

転職エージェントに登録しても、求人紹介が難しいと判断されることもあります。

スキルや経験があまりに不足する場合は、サポートしても転職が難しいことがあるからです。

ただし原則として、転職エージェントは利用者の登録拒否はできません。厚生労働省の職業安定法で、以下のように定められているからです。

(求職の申込み)

第五条の六 公共職業安定所、特定地方公共団体及び職業紹介事業者は、求職の申込みは全て受理しなければならない。ただし、その申込みの内容が法令に違反するときは、これを受理しないことができる。

② 公共職業安定所、特定地方公共団体及び職業紹介事業者は、特殊な業務に対する求職者の適否を決定するため必要があると認めるときは、試問及び技能の検査を行うことができる。

(平一一法八五・追加、平二八法四七・一部改正)

(求職者の能力に適合する職業の紹介等)

第五条の七 公共職業安定所、特定地方公共団体及び職業紹介事業者は、求職者に対しては、その能力に適合する職業を紹介し、求人者に対しては、その雇用条件に適合する求職者を紹介するように努めなければならない。

引用元:厚生労働省『職業安定法』

しかし実際は、サポートをしても内定が獲得できないできない求職者がいるのも事実です。

転職エージェントに登録はできるものの、希望に合った求人を紹介してもらえないケースがあることを覚えておきましょう。

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転職エージェントの面談・求人紹介の裏事情

転職エージェントとの面談や求人紹介時には、利用者が知らない転職エージェント側の意図があります。主に下記4つについて知っておきましょう。

  • 面談で企業側が気に入ってくれる人材か見極めている
  • 内定が出やすい企業を勧められることがある
  • エージェントは求人情報に書かれていない選考条件を把握している
  • 面談後にサポートの優先順位を下げられることがある

それぞれ詳しく解説していきます。

面談で企業側が気に入ってくれる人材か見極めている

転職エージェントとの面談は、主に求職者の希望をヒアリングする目的で行われます。しかし実は、企業側が採用したい人材かどうかもチェックされています。

例えばビジネスマナーが悪かったり経歴に嘘をついていたりする人は、素直さや誠実さに欠けていると判断され、企業側へ紹介したいと思われないでしょう。

そのため、まずは転職エージェントから気に入られることが、良い求人を紹介してもらうための第一歩といえます。

最低限のマナーを守って面談に臨みましょう。

内定が出やすい企業を勧められることがある

転職エージェントは求職者の希望に合った求人ではなく、内定が出やすい求人から積極的に勧めることがあります。

転職エージェントはボランティアではなく、ビジネスとしてサービスを提供しているからです。あくまで確実に転職を成功させてもらいたいのが本音です。

希望に合わない求人を紹介された場合は、理由を添えた上でしっかり断りましょう。

紹介された求人を断ったとしても、転職エージェントからの心象が悪くなることはありません。

エージェントは求人情報に書かれていない選考条件を把握している

転職エージェントは、求人情報に書かれていない選考条件を把握しているケースがあります。

厚生労働省が提唱している「公正な採用選考の基本」では、応募者の適性や能力とは関係ない内容で採否を決定していはいけないと定めています。

しかし企業側の本音としては、年齢や性別なども選考基準に入ってくるケースはあるでしょう。

例えば力仕事が必要な業種であれば男性を、今後の成長や長期就業などの将来性に期待するなら20代を積極的に採用したいでしょう。

ただし「公正な採用選考の基本」に反する内容は求人情報には掲載できないため、公にはされていません。

転職エージェントは、そのような条件をもとに裏で求職者をふるいにかけているケースがあります。

面談後にサポートの優先順位を下げられることがある

スキルや実績が乏しく応募できそうな求人がない場合は、面談後にサポートの優先順位を下げられることがあります。

転職が成功しそうにない求職者より、成功する可能性が高い求職者を積極的にサポートしたいからです。

優先順位を下げられてしまうと、いつまで経っても求人紹介などのサポートが受けられません。

待っているだけでは転職活動が滞るので、こちらから連絡して自分に合う求人がないか確認する姿勢が大切です。

サポートが少ないと感じるのであれば、別の転職エージェントに登録しても良いでしょう。

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転職エージェントとの面接対策時の裏事情

転職エージェントが行う面接対策時の裏事情として、面接対策にはキャリアアドバイザーごとに差があることを覚えておきましょう。

キャリアアドバイザーも人なので、一人ひとりスキルの差はあります。また、キャリアアドバイザーごとに得意・不得意な業界も異なります。

なおキャリアアドバイザーと相性が悪いと、十分な面接対策ができません。相性が悪いと感じる場合には、担当者の変更をお願いしましょう。

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転職エージェント経由の内定・入社時の裏事情

転職エージェント経由で転職先が決まった後も、利用者が知らない裏事情が存在します。具体的には以下のような裏事情です。

  • 年収交渉には力を入れている
  • 内定時の評価がエージェントにも共有されている
  • エージェントは入社後のフォローにも力を入れている

それぞれ詳しく解説していきます。

年収交渉には力を入れている

転職エージェントは年収交渉に力を入れています。企業へ良い人材を紹介しつつ、自分たちもできるだけ大きい利益を確保するためです。

しかし、無理な年収交渉は企業側から良い顔をされません。

転職エージェントとしても企業との関係性を悪くしたくはないので、うまく調整しながら交渉してくれるでしょう。

ただし面接での評価が低ければ、企業側は年収交渉を受け入れてくれません。

できるだけ高年収で転職するためにも、転職エージェントと協力して面接対策に力を入れましょう。

内定時の評価がエージェントにも共有されている

転職エージェントと企業側で、内定時の評価が共有されていることを覚えておきましょう。内定が出た場合にも、企業の評価は大きく下記2つに分かれるでしょう。

  • 入社後期待している内定
  • 合格ラインギリギリの内定

また、転職エージェントは内定の評価を知っていますが、聞いても教えてくれないことがあります。

評価が気になる場合、同年代で企業に在籍している人と比べ、自分に提示された年収がどの程度違うのかチェックしてみましょう。

自分が提示された年収が低い場合は、内定の評価も低い可能性があります。

企業から大きな期待を寄せられていない可能性もあるので、内定を承諾するかどうかしっかり考えましょう。

エージェントには入社後のフォローにも力を入れている

転職エージェントは年収交渉だけでなく、入社後のフォローにも力を入れています。

紹介した方がすぐ辞めてしまうと、企業から受け取った成果報酬を返金しなければならないからです。

入社後の悩みや不安に対しても無料で相談に乗ってくれるので、気軽に連絡してみましょう。

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転職エージェントを上手に活用するポイント

転職エージェントを上手に活用するポイントを3つ紹介します。下記ポイントを押さえてスムーズに転職活動を進めましょう。

  • 転職エージェントは複数活用する
  • 転職エージェントにはノルマがあることを理解する
  • キャリアアドバイザーとの相性を確かめる

転職エージェントは複数活用する

転職エージェントは複数活用することをおすすめします。1社だけの利用だと、アドバイスが偏る可能性があるからです。

具体的には、転職エージェントは3社程度を併用すると良いでしょう。

客観的なアドバイスを複数集めることで、自分自身に対する正確な評価を把握できます。

自分がどのように見られているか理解できれば、あなたにマッチした求人を見分けられるはずです。

転職エージェントにはノルマがあることを理解する

転職エージェント側にはノルマがあることを理解しましょう。ノルマを達成するために、内定が出やすい求人を紹介されるケースもあります。

もしあなたの希望に合わない求人なら、応募する必要はありません。再度希望を伝えたうえで、別の求人を紹介してもらいましょう。

また転職エージェントは、できるだけ早く確実に転職してほしいと考えているものです。その分、転職を急かされたり連絡がしつこかったりする場合があります。

転職時期を明確に伝えて連絡頻度を調整してもらうことが、ストレスを抱えないためのポイントです。

キャリアアドバイザーとの相性を確かめる

転職エージェントを利用するうえでは、キャリアアドバイザーとの相性を確かめることが重要です。

担当してくれるキャリアアドバイザーが必ずしもあなたにぴったりであるとは限らず、相性の悪い方が担当者になるケースもあります。

中には機械的に求人を提案するなど、積極的にサポートしてくれないキャリアアドバイザーもいることを覚えておきましょう。

相性が悪いと感じる方に相談し続ける必要はないので、自分から担当変更を依頼するのがおすすめです。

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転職エージェントを活用する際の流れ

転職エージェントを活用する流れは下記の通りです。

①転職エージェントに登
②キャリアアドバイザーと面談
③求人紹介
④応募書類作成・応募
⑤面接
⑥内定・退職準備

転職エージェントに登録したら、まずはキャリアアドバイザーと面談をします。

面談の内容をもとにあなたの希望に合った求人が紹介されるので、応募する企業を決めましょう。

また、応募する企業が決まったら履歴書と職務経歴書を作成します。応募書類が完成したら、キャリアアドバイザーから添削してもらうのがおすすめです。

書類選考が通ったら、次は面接に向けて準備します。キャリアアドバイザーと面接対策をして万全の状態で臨みましょう。

そして、面接に合格したら内定を承諾します。

入社日の調整も転職エージェントが代行してくれるので、働きながら転職活動を進めている人でも安心して任せられるはずです。

裏事情を踏まえたおすすめの転職エージェント

裏事情を踏まえたうえで、おすすめの転職エージェントを3つ紹介します。

  • リクルートエージェント
  • doda転職エージェント
  • マイナビエージェント

上記3つの転職エージェントには、いずれも転職支援実績が豊富なキャリアアドバイザーが在籍しています。うまく活用して転職を成功させましょう。

リクルートエージェント:業界最大級の求人数を誇る

リクルートエージェント

出典:リクルートエージェント

リクルートエージェントは、業界の中でも最大級の求人数を誇る転職エージェントです。求人数が豊富なため、転職先の選択肢が広がります。

あなたの希望にマッチした転職先が見つかりやすいでしょう。

またリクルートエージェントには、サポート力に優れたキャリアアドバイザーが多数在籍しています。

専門性が非常に高いため、応募企業に合った適切なアピールができるようになるはずです。リクルートエージェントを活用して、悔いのない転職を実現させましょう。

リクルートエージェントはこちら

リクルートエージェントについて詳しく知りたい方は「リクルートエージェントの評判は悪い?口コミや使うべき人まで詳しく解説」も読んでみてください。

dodaエージェント:転職ノウハウが充実

doda

出典:doda

dodaエージェントは転職ノウハウが充実した転職エージェントです。各業界に精通したキャリアアドバイザーが多数在籍しています。

doda独自機能のレジュメビルダーを使えば、簡単に職務経歴書を作成できます。完成した職務経歴書は、キャリアアドバイザーから添削してもらいましょう。

プロによる添削で、採用担当者の目に留まる職務経歴書に仕上がるはずです。

ほかにも「年収査定」や「人気企業300社の合格診断」といった独自機能も充実しています。それぞれの機能を駆使し転職を成功させましょう。

dodaはこちら

dodaエージェントについて詳しく知りたい方は「dodaエージェントの悪い評判の真相は?利用者の口コミを徹底分析」も読んでみてください。

マイナビエージェント:20代・第二新卒におすすめ

出典:マイナビエージェント

マイナビエージェントは若年層から人気の転職エージェントです。20代や第二新卒の転職サポートに優れたキャリアアドバイザーが多数在籍しています。

また転職に不慣れな場合や初めて転職する場合でも、親身になって相談に乗ってくれます。些細な悩みでも遠慮なく相談しましょう。

20代や第二新卒は積極的に活用したい転職エージェントです。

マイナビエージェントはこちら

マイナビエージェントについて詳しく知りたい方は「マイナビエージェントの評判は悪い?ひどい?口コミをもとにメリット・デメリットを徹底分析!」も読んでみてください。

裏事情を踏まえて転職エージェントを活用しよう

転職エージェントの裏事情を知っておくことで、転職活動をスムーズに進められることがあります。

成功報酬というビジネスモデルの関係上、時にはあなたの希望に合った求人ではなく、内定が出やすい求人を紹介されることもあるので注意しましょう。

また、相性が悪いキャリアアドバイザーが担当者になるケースもあります。

そのようなエージェントを我慢して利用し続ける必要はないので、相性が合わなければすぐに変更してもらいましょう。

転職エージェントと二人三脚で転職を成功させるためにも、当記事で紹介した裏事情を把握しておくことがポイントです。

おすすめの転職エージェントについて詳しく知りたい方は「【転職エージェントおすすめ】自分に合った転職エージェントの選び方と人気サービスを紹介」も読んでみてください。