就活の軸一覧|面接やES作成で役立つ軸を業界・業種別に紹介

就活の軸一覧|面接やES作成で役立つ軸を業界・業種別に紹介

就職活動において、面接やES作成の場面では必ずと言っていいほど「就活の軸」が必要です。とは言え、「そもそも何を軸にすれば良いの?」と悩んでいる人が多いでしょう。

今回は、業界・業種別に就活の軸一覧を紹介します。軸を決めるメリットや方法なども解説しているので、ぜひ参考にしてください。

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目次

就活の軸とは?

就活の軸とは

就活の軸とは、仕事選びや企業との相性を考えるときの基準を指す言葉です。言葉を換えるならば「就職するときに譲れない条件」とも言えるでしょう。

就活の軸には、自分の中で考えておく「ハード面」と、ESや面接で伝えるときに必要な「ソフト面」の2種類があります。

ハード面の就活の軸

ハード面の就活の軸とは、自身が譲れない、給与や休日数などの条件のことです。

一例ですが、具体的には次のような数字や形で表せる条件は、ハード面の就活の軸と言えます。

  • 年収は250万円以上欲しい
  • 年間休日は125日以上欲しい
  • 残業時間ゼロで帰社したい
  • 上場企業で働きたい
  • 転勤のない職場で働きたい
  • 海外で働きたい
  • 福利厚生が充実した職場で働きたい

労働条件を考えないとミスマッチが起きる可能性が高まります。そのため企業選びの前に、自分は企業にどのようなことを望んでいるか、ハード面の就活の軸をしっかり考えて言語化することが大切です。

ただしハード面の就活の軸は、ESや面接で正直に伝えるべきでないものが多いです。例えば「年収は〇〇万円以上欲しい」と正直に伝えれば、採用担当者は「給与のことしか考えていない」と捉えてしまうかもしれません。

ESや面接では、次に説明するソフト面の軸を伝えるべきでしょう。

ソフト面の就活の軸

ソフト面の就活の軸とは、自分が働く上で大切にしたい、条件以外の価値観や考え方を指します。例えば、どのようなキャリアを歩みたいか、働くことで何を実現したいかなどが該当します。

そしてソフト面の就活の軸は、主にES・面接などでアピールする際に用いられます。単に自分の望みを言葉にするのではなく、それを聞いた採用担当者が良い印象を持ってくれるよう言い換える必要があります。

一例ですが、具体的には次のような条件はソフト面の就活の軸と言えます。

  • 社会や地元に貢献したい
  • 技術開発をもって広く世界へ発信をしていきたい
  • 自分の意見を発信できる職場で働きたい
  • 世間が驚くような新しい商品開発をしたい
  • 世の中に役立つアイデアを発信したい
  • 個人の裁量の大きい職場で働きたい

ソフト面の就活の軸を述べる際には、具体的なエピソードも交えて、なぜそのように考えるようになったのかの根拠も併せて伝えると良いでしょう

企業側としても、ソフト面の就活の軸を設定した背景を聞くことができれば、その就活生の人柄や価値観が判断しやすくなります。

「人の役に立つ」を就活の軸に考えている人は、「「人の役に立つ」は就活の軸にできる?面接で回答する際の注意点やポイントを解説」もチェックしてみましょう。

就活の軸を決めるメリット

就活の軸を決めるメリット

就活の軸を決めるメリットは、次の5つです。

  • 応募企業を絞りやすくなる
  • 選考対策になる
  • 自分の将来像が描けるようになる
  • 入社する企業を決める基準になる
  • 入社後のギャップを抑えられる

応募企業を絞りやすくなる

就活の軸を考えることで、応募する企業を絞りやすくなります。譲れる条件、譲れない条件を考えたうえで就活の軸が定まれば、正しい基準で企業を選べるようになるからです。

例えば、人によっては「給料が高ければ残業はいとわない」「休日出勤があっても家から近い職場が良い」などのこだわりがあるでしょう。応募する企業を絞れないと、数多くの企業にエントリーすることになり、本当に働きたい企業に出会うまでが大変です。

効率的に就職活動を進めるうえでも、軸はしっかりと決めておくべきです。

選考対策になる

就活の軸を明確にすれば、選考対策にもなります。

軸を準備しておけば、ESや面接でよく聞かれる質問にも対応がしやすくなるからです。さらに話すエピソードにも一貫性が生まれ、面接官が納得しやすくなるでしょう。

逆に就活の軸が決まっていないと志望動機や自己PRもブレやすくなるため、採用担当者に良いアピールができない可能性があります。

自分の将来像が描けるようになる

就活の軸を決めておけば、自分の将来像が描けるようになります。就活の軸は自身の今後の人生を想像して作られるものだからです。

例えば「世間が驚くような新しい商品開発をしたい」「海外事業に関わりたい」といったソフト面の就活の軸は、自分が今後どのように活躍していきたいかという想いから生まれるものでしょう。

逆に自分の将来像を考えていないと、面接官に「他の企業でも同じことが言えるのでは?」という疑問を持たれてしまう恐れがあります。

入社する企業を決める基準になる

就活の軸は、最終的に入社する企業を決める際の基準となります。

企業の選考を受けて内定をもらった場合、本当にその企業が自分に合っているかを最終判断することになります。軸があることで、最終決断の基準がブレにくくなるでしょう。複数の企業から内定を受けている場合でも、より自分に合った企業を選べます。

自分に合った企業を選ぶためにも、しっかりと就活の軸を決めておきましょう。

入社後のギャップを抑えられる

就活の軸に合致した企業へ入社できれば、入社後に感じるギャップを抑えられるでしょう。就活の軸が決まっていることは、自分が求める条件などが明確になっていることを意味します。

希望の業務内容や就業条件などを就活の軸と照らし合わせて決められていれば、「思っていた仕事・働き方と違う」というギャップを抑えられます。結果的に、早期退職を防ぐことにも繋がるでしょう。

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【業界別】就活の軸一覧

業界別の就活の軸一覧

就活の軸の一例を、以下の業界別に紹介します。

  • IT業界
  • 商社
  • 金融
  • 食品メーカー
  • コンサルティング
  • 不動産
  • マスコミ
  • 人材
  • 製造業
  • 小売
  • インフラ
  • サービス

IT業界を目指す場合の例

  • 社会に影響を与えられる仕事がしたい
  • 新しい技術に携わりたい
  • その道のプロフェッショナルとして成長したい
  • 成長中の企業で働きたい

IT業界は最先端の技術を活かして、社会に影響を与えることの多い業界です。そのため社会への影響や、最先端のIT技術に積極的に携わっていきたいといった旨の内容が良いでしょう。

商社を目指す場合の例

  • さまざまな人と関わって仕事がしたい
  • グローバルな視点を持って仕事をしたい
  • 途上国の発展に貢献したい
  • 新たな仕組みを生み出す仕事がしたい
  • チームで課題に取り組んでいきたい

商社はさまざまな人と関わる業界で、取引は国内外あらゆるエリアの企業が対象となる場合が多いです。そのため就活の軸では、コミュニケーションを取りながらチームで仕事をすることを前提に、グローバル視点を意識した内容が良いでしょう。

商社業界に興味がある方は、「商社業界とは?仕事内容や現状の課題、今後の動向・将来性などを紹介」も読んでみてください。

金融業界を目指す場合の例

  • さまざまな経営者をサポートしたい
  • 顧客との良好な関係を築いていきたい
  • 責任の大きな仕事に携わりたい
  • より多くの人の生活を支えたい

金融業界は保険会社や証券会社などの金融商品を取り扱う業界で、コミュニケーション能力や信頼関係の構築が必要とされます。そのためサポートやコミュニケーションといった要素を軸に盛り込んで考えると良いでしょう。

なお金融業界は営業のほか、フィナンシャルプランナーや事務職などもあるため、職種に応じて最適な軸を考える必要があります。

金融業界に興味がある方は、「金融業界とは?仕事の種類や内容、年収などを紹介」も読んでみてください。

食品メーカーを目指す場合の例

  • 安心安全な食事を届けたい
  • 人のライフラインに根差した仕事がしたい
  • 人に幸せや感動を与えられる仕事がしたい
  • 責任感のある仕事を任されたい

食品業界は企業によって取り扱う食品が大きく異なるため、就活の軸を決めると同時に業界研究を行わなければなりません。就活の軸は、消費者への影響を加味しながら健康を支える、感動を与えるといった内容を盛り込むと良いでしょう。

求人数が比較的多い業界ではあるものの「なぜその企業を志望したのか」については他業界以上に深く考える必要があります。

食品業界に興味がある方は、「食品業界とは?仕事内容や年収、動向・課題などを解説」も読んでみてください。

コンサルティング業界を目指す場合の例

  • 専門領域で活躍したい
  • 企業のさまざまな課題に関わりたい
  • さまざまな事業の事例・情報に触れたい
  • 多くの人と関わって仕事がしたい
  • 顧客の成長をサポートしたい

コンサルティング業界は、一つの顧客企業に対して長期間を共にすることが多い業界です。そして近年は戦略立案に加え、経営協力の展開が求められることも多くあります。

そのため提案のためのヒアリングからフォローアップまで、一貫したサポートをしていきたいといった旨を就活の軸に盛り込むと良いでしょう。

コンサルティング業界に興味がある方は、「コンサルティング業界とは?仕事内容ややりがいは?市場規模や年収、今後の動向を解説」も読んでみてください。

不動産業界を目指す場合の例

  • 地元の街づくりに貢献したい
  • 個人の裁量で仕事を進めていきたい
  • 高い目標を持って仕事に取り組みたい
  • 第三者の人生に関わりたい
  • 成果が見える仕事をしたい

不動産業界の場合、事業領域に応じた就活の軸を考える必要があります。しかし共通して言えることは、人のライフスタイルを支える仕事であるため、「人生をサポートしたい」「地元に貢献したい」といった要素を軸に盛り込むと良いでしょう。

また成果重視の傾向が強いため「若いうちから活躍したい」「自分の裁量で仕事を進めたい」なども好印象につながりやすいです。

不動産業界に興味がある方は、「不動産業界とは?仕事内容や年収を紹介!現状や今後の展望も考察」も読んでみてください。

マスコミ業界を目指す場合の例

  • 仕事の中で自分のアイデアや意見を反映したい
  • 真実に迫り正確な情報を発信したい
  • 人々を喜ばせたい
  • クリエイティブな発想で仕事を進めたい
  • 信頼関係を構築したい

マスコミは華やかなイメージを持たれがちですが、実際には裏方的な業務も多く、心身ともに強さが求められる業界です。そのため他の業界と同様に業界研究をしながら、ソフト面の就活の軸をじっくり考えていかなければなりません。

テレビやタレントが好きといった表面的なものではなく、マスコミ業界で何を果たしたいのかという考え方が必要です。

人材業界を目指す場合の例

  • 人の人生をサポートしたい
  • 誰かの役に立てる仕事がしたい
  • 人と人をつなぐサポートがしたい
  • 答えのない仕事に携わりたい
  • 企業の採用業務を支えたい

人材業界は人のキャリアや企業の採用戦略をサポートするのが仕事です。コンサルティングと同じように、人や企業が抱える課題などは状況によって変わるため、自分で最善な方法を考えて仕事を進めていく難しさがあります。

そのため就活の軸では人間関係にフォーカスし、信頼関係の構築や人の成長に関する内容を盛り込むと良いでしょう。

人材サービス業界に興味がある方は、「人材サービス業界とは?年収や現状の課題、今後の動向・将来性などを解説」も読んでみてください。

製造業界を目指す場合の例

  • 最先端の製品の開発に携わりたい
  • 人々の生活を豊かにしたい
  • 人々の悩みを解決したい

製造業界は、世の中に流通する製品を直接生み出す業界です。企業規模によっては世界中で利用される素材や製品を生み出す仕事に携われるため、就活の軸を明確にしやすいでしょう。

製造業界では、「製品を使用する人」と「ものづくりそのもの」にフォーカスした就活の軸があります。それぞれ、就活の軸を説明する際のエピソードも組み立てやすいでしょう。

製造業界の企業は、役割などによって主に下記のように分類できます。

  • 素材メーカー
  • 部品メーカー
  • 加工メーカー
  • 自社生産メーカー

それぞれの役割や規模によってどのような人に影響を与えるか、どれほどの影響力があるかが異なります。そのため、就活の軸も企業の役割に合わせて決めると良いでしょう。

小売業界を目指す場合の例

  • 顧客との距離が近い仕事がしたい
  • 地域や人々に根付いた仕事をしたい
  • 直接感謝される仕事がしたい

小売業界は、製造業界や商社業界などから商品を仕入れて直接顧客に販売する業界です。顧客との距離が近いため、就活の軸も顧客との関係性に重きを置いたものになりやすいでしょう。

小売業界は、取り扱う商品の種類によって顧客層が変わる業界です。どのような人に対して影響を与えたいかを考えることで、より具体的な就活の軸を決められます。

また、店舗スタッフだけではなく将来的には本部でマネジメント業務を行うキャリアもあります。最前線で顧客と関係を築くだけではなく、マネージャーとして地域や商品の業界全体に影響を与えるという軸も考えられるでしょう。

小売業界に興味がある方は、「小売業界とは?現状の課題や今後の動向・将来性とともに解説」も読んでみてください。

インフラ業界を目指す場合の例

  • 責任ある仕事に就きたい
  • 多くの人の生活を支える仕事がしたい

インフラ業界は、電気やガス、水道などの生活に欠かせないものを提供する業界です。生活の基盤を支える重要な業界であるため、社会への貢献度が高いのが特徴です。

地域一帯や日本全国にまで影響が及ぶこともあり、仕事の規模が大きいためやりがいや責任感と言った就活の軸に繋がるでしょう。インフラにはさまざまな種類があるため、自分が志望するジャンルにあった就活の軸を決めるとより効果的です。

サービス業界を目指す場合の例

  • 困っている人の手助けをしたい
  • お客様の笑顔が見たい
  • 顧客の成長をサポートしたい

サービス業界は、顧客に形のないサービスを提供する業界です。サービスには数多くの種類があり、企業によって内容はさまざまです。

例えば、教育・人材サービスと旅館やホテルなどのサービスでは業務が異なり、顧客にも法人と個人の違いがあります。自分がどのような分野に興味があるのか、どのような人のために仕事をしたいのかを洗い出し、就活の軸を考えてみましょう。

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【職種別】就活の軸一覧

職種別の就活の軸一覧

就活の軸の一例を、以下の職種別に紹介します。

  • 営業職
  • マーケティング職
  • 技術・研究職
  • 医療・福祉職
  • 事務職

営業職を目指す場合の例

  • さまざまな人と関わる仕事がしたい
  • 結果が評価される環境で働きたい
  • 人の役立つ商材や知識を提供したい
  • 仕事を通じて大きく成長したい
  • 社会人として幅広いスキルを身につけたい

営業職は有形・無形商材に関わりなく、数字と成果、人とのコミュニケーションが重視される仕事です。そのため人と関わりながら目標に進んでいきたいという視点で就活の軸を考えましょう。

また営業職は企業の売上を上げるために欠かせない存在であり、ビジネスを成約させるための基礎を学べます。そのため「仕事を通じてビジネスの基礎を積みたい」「大きく成長したい」といった内容も営業職の場合は評価されやすいでしょう。

営業に興味がある方は、「営業職とは何か説明!種類や仕事内容、向いている人の特徴や年収」も読んでみてください。

マーケティング職を目指す場合の例

  • 論理的思考をもって課題解決に取り組みたい
  • 最新のトレンドを発信していきたい
  • 既存の概念に捉われず仕事をしたい
  • 自分の発想力を試したい

マーケティング職は経済の状況や消費者の実態などをリサーチして、商品の売上を伸ばすことが目的です。そのため世間の動向に敏感であることや、論理的思考をもって仕事を進めていきたいといった内容を就活の軸に盛り込むと良いでしょう。

技術・研究職を目指す場合の例

  • スキルや専門的な知識を活用したい
  • 最先端の研究に携わりたい
  • 達成感のある仕事がしたい

技術・研究職は、製品を開発するために設計や研究などを行う職種です。技術や知識が重要であることから、在学中に培ってきたスキルや専門的な知識を活用したいという就活の軸を持ちやすいでしょう。

また、技術・研究職は地道な積み重ねで新たな発見を得られる職種です。一朝一夕で成果は出ませんが、やり遂げた際には大きな達成感を得られるでしょう。そのため、自分の知識を活用して達成感のある仕事がしたいという就活の軸もあります。

医療・福祉職を目指す場合の例

  • 困難を抱えている人を支えたい
  • 多くの人の健康を守りたい

医療・福祉職は、患者と直接関わる職種です。一人一人に寄り添う仕事であり、患者との距離が近いため感謝されやすいでしょう。

直接感謝されることで人の役に立っていることを実感できるため、達成感を得やすいという特徴もあります。そのため、人の役に立ちたい、やりがいを実感したいといった就活の軸がマッチします。

一方で、医療・福祉職は人手不足や業務量の多さから体力面・精神面で疲労してしまう人も多い職種です。そのため、使命感を感じられるような就活の軸や付随するエピソードがあると良いでしょう。

事務職を目指す場合の例

  • 地元に貢献したい
  • 社内のサポートに徹したい
  • 組織に貢献したい
  • 一つの職場で長く働きたい

事務職はほとんどの企業で必要とされる職種で、経理事務から貿易事務、医療事務など業界によってその仕事内容はさまざまです。しかしいずれの場合でも転勤は少ない傾向にあるため、「腰を据えて地域に貢献したい」という就活の軸は一貫しやすいでしょう。

また事務職は、伝票の仕分けや帳簿作成などにより社内を陰から支える存在です。他部門が業務を円滑に進められるようにサポートする仕事なので、「企業・組織に貢献したい」という旨の就活の軸も良いでしょう。

【分類別】就活の軸一覧

分類別の就活の軸一覧

業界や職種で企業選びをする人がいる一方で、それらの枠に捉われずに自分のやりたいことや求める条件がある人もいます。考えられる条件として特に多いのは、下記4つの分類です

  • 業務内容
  • 人や文化
  • 働き方や条件
  • 適性

それぞれの分類ごとの就活の軸について、詳しく解説します。

業務内容を重視する場合の例

  • 多くの人に影響を与える仕事をしたい
  • 人の役に立ちたい
  • 顧客と直接関われる仕事がしたい
  • 自分の頑張りが目に見える仕事がしたい

業界や職種など明確にやりたい仕事が思い描けない人でも、世間に対してどのような立ち位置で働きたいかは決めやすいでしょう。まずは自分の将来像を想像して、どのような社会人になりたいかをイメージしてみることが大切です。

業務内容で考える際は、どうしても自分がしたいことをメインに考えてしまいがちです。しかし、必ずしも自分がやりたいことを就活の軸にする必要はありません。

評価されやすい仕事や影響力が強い仕事など、社会的な価値から考えるのも1つの方法です。また、業務内容から自分がどのように成長したいかまで考えられると、より意欲をアピールできます。

人や文化を重視する場合の例

  • 尊敬できる人が多い職場で働きたい
  • 経営陣との距離が近い職場で働きたい
  • チャレンジできる環境で働きたい

就職すると、企業という大きな組織に所属することになります。人は置かれた環境や周囲の人間に影響されるため、人や文化といった側面で就活の軸を考えることも効果的でしょう。

尊敬できる人が多い職場で働きたい、サポートを受けながらスキルアップしたいなどの自分の成長に繋がる就活の軸が考えられます。

また、人や文化は働きやすさにも影響します。経営陣との距離が近い企業は自分の意見を聞いてもらいやすく、働きやすさやモチベーションにも繋がります。

働き方や条件を重視する場合の例

  • 海外で働きたい
  • 転勤がない企業で働きたい
  • リモートワークで働きたい

働き方や条件は、長く勤める企業だからこそ自分の軸と合致しているかを判断しなければなりません。特に重視されやすい項目としては、海外勤務や転勤がない職場といった就業場所に関する条件や、給与や福利厚生などの条件が挙げられます。

ただし、働き方や条件の軸を直接伝えると、採用担当者からマイナスのイメージを持たれる可能性があるため注意しましょう。そのまま伝えることは避け、プラスの印象になるように工夫することが重要です。

例えば、転勤がない企業で働きたいという軸であれば「慣れ親しんだ地域に貢献したい」というように伝え方を変えましょう。また、給与面の軸には「頑張りが評価されやすい企業で働きたい」といった表現があります。

適性を重視する場合の例

  • これまで培ってきた専門分野の知識を活かしたい
  • 自分の長所を最大限に発揮できる仕事をしたい
  • 身につけた語学力を活かして働きたい

自身の適性で軸を定める場合、企業の役割や仕事が自分の適性に合っている旨をアピールすることが大切です。

長所を仕事に活かしたいという内容は、これまでの頑張りや実績をアピールできます。これまで自分が実行してきたことと入社してやりたいことに一貫性があるため、面接などでもしっかりと自分の意見を伝えられます。

また、やりたいこと・できることがある程度定まっているため、将来のビジョンも描きやすいです。具体的なキャリアプランを説明すれば、しっかりと将来のビジョンを考えていることをアピールできます。

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企業が就活の軸を質問する理由

企業が就活の軸を質問する理由

企業が就活の軸を質問する理由は、以下のとおりです。

  • 採用後のミスマッチをなくしたいから
  • 部署配属の参考にしたいから

採用後のミスマッチをなくしたいから

企業はできる限り採用後のミスマッチをなくしたいと考え、就活の軸を聞くことがあります。就活の軸が自社の働き方や理念とマッチしている学生は、入社後に長く働いてくれると期待できるからです。

このように、自社との相性を判断するために、面接官は就活生の本音を聞く目的で就活の軸を確かめることがあります。

部署配属の参考にしたいから

企業は就活生の就活の軸を聞いて、部署配属の参考にしたいと思っています。就活生の考え方や想いが理解できれば、新卒で希望通りの部署に配置する準備ができるからです。

例えばトレンドに関心を持っている学生であれば広報担当、人との繋がりを重視する学生であれば営業配属などの配置方法があるでしょう。

そのため就活の軸がブレているPRや志望動機だと、たとえ就職に成功しても後々働きにくくなってしまう可能性があります。

就活の軸を決めて企業選びをする方法

就活の軸を決めて企業選びをする方法

就活の軸を決めて企業選びをする具体的な方法を、4つの手順で紹介します。

  1. 学生時代を振り返り自己分析をする
  2. 過去の自分の判断基準を明らかにする
  3. 就職先に求める軸を設定する
  4. 検討中の企業が軸に沿っているか確認する

①学生時代を振り返り自己分析をする

最初に学生時代を振り返り、自己分析しましょう。自己分析をすることで自分の強みや価値観が明確になり、就活の軸を決めるための基盤ができあがるからです。

まず無理にまとめようとせず、次のように印象に残っている経験や頑張った体験をピックアップしましょう。

  • 学生時代に打ち込んだこと
  • アルバイトで頑張ったこと
  • 自分の趣味

自己分析は就活の軸を作るために必要な最初のステップです。

②過去の自分の判断基準を明らかにする

次に過去の自分の判断基準を明らかにしましょう。行動に至った動機がわかれば、自分が何に興味を示して頑張っていけるのかが鮮明になるからです。

具体的には次のようなことです。

  • なぜそれを始めようと考えたのか
  • なぜそれを継続できたのか
  • なぜそこまで頑張れたのか
  • どのような困難があったのか
  • その経験によりどのような影響があったか

思いつく限り書き出していくことで、自分が物事に一生懸命打ち込めるモチベーションの源を見つけられます。ここまで進めれば、自分の就活の軸を固めていけます。

③就職先に求める軸を設定する

就職先に求める軸を設定しましょう。自己分析や判断基準の分析により生まれた就活の軸とマッチする就職先であれば、それは働きやすい職場と言えます。

就職先に求める軸は、先に触れたようにハード面とソフト面があります。どちらの軸も設定しておくことで、自分の考えがまとまりやすくなるでしょう。

④検討中の企業が軸に沿っているか確認する

最後に、検討中の企業が自身の就活の軸とマッチしているか確認しましょう。応募するかどうか迷っている企業であっても、③で設定した軸に沿っているかどうかを確認すれば判断がしやすくなります。

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就活の軸を決める際のポイント

就活の軸を決める際のポイント

就活の軸を決める際のポイントとして、下記のようなものが挙げられます。

  • マイナスの面にも目を向ける
  • 企業側の視点に合わせすぎない
  • 優先順位をつける

それぞれのポイントについて、詳しく見ていきましょう。

マイナスの面にも目を向ける

就活の軸は、プラスの面だけではなくマイナスの面から考えることも有効です。就活の軸を決めるために過去の体験などを洗い出す際、主にプラスの面を想像しがちですが、「⚪︎⚪︎が嫌だった」といったマイナスの面も洗い出してみましょう。

自分がストレスだと感じること・苦手なことを明確にすることで、それらのマイナス面を避けられる軸を持てます。ただし、実際に就活の軸を言語化する際は、マイナスのイメージを持たれないように伝え方を変える必要があります。

ストレスのない環境で働きたい場合は「自分の仕事に集中してスキルを発揮できる環境で活躍したい」など、前向きな軸になるように表現を工夫しましょう。

企業側の視点に合わせすぎない

就活の軸は、志望する企業に合わせすぎないようにしましょう。あくまでも就活の軸は、自分自身が入社する企業を選ぶための条件です。そのため、自分を中心に考えることが基本です。

内定を受けたい一心で企業に合わせすぎた就活の軸を設定すると、実際に入社できてもミスマッチが発生する可能性があります。

また、就活の軸が自分ベースでなければ、話す内容に一貫性がないと思われる恐れもあります。自分で決めた就活の軸をベースに、企業の理念に合わせて伝え方を工夫すると良いでしょう。

優先順位をつける

求める条件が多くなり、就活の軸が複数になることは珍しくありません。大切なのは、優先順位をつけることです。

複数の就活の軸が企業理念などに一致していると、よりアピールポイントになります。しかし、全ての軸が当てはまるような企業はそうそうありません。就活の時間をいたずらに減らしてしまう恐れもあるため、ある程度妥協する必要があります。

軸が複数個ある場合、どの軸が最優先であるかを明確にしておきましょう。優先したい軸に沿って求人を探すことで、優先順位が低い軸については多少合致していなくても妥協できるため、結果的に自分が納得できる選択がしやすくなります。

就活の軸を伝えるときのポイント(ES・面接時)

就活の軸を伝えるときのポイント(ES・面接時)

就活の軸を伝えるときのポイントは、以下の3つです。

  • できるだけソフト面の軸を伝える
  • 軸の根拠を具体的なエピソードを交えて伝える
  • その業界・その会社でなければならない理由を伝える

できるだけソフト面の軸を伝える

勤務条件などのハード面の軸は自分の中に留め、企業に対しては企業理念や仕事のやりがいといったソフト面の軸を伝えましょう。

ハード面の軸を中心に伝えてしまうと、面接官から「他の企業でも果たせることではないか?」と疑問を持たれてしまうこともあります。

例えば「給与が高いところで働きたい」という軸があれば、企業へは「成果が正当に評価される環境で働きたい」という軸で伝えるようにすると良いでしょう。

軸の根拠を具体的なエピソードを交えて伝える

自分が作った軸の根拠となる具体的なエピソードを交えて伝えましょう。エピソードを添えることで軸に説得力が生まれ、自社の業務で活躍するイメージを持ってもらいやすくなるからです。

例えば「学生時代にアルバイトリーダーを任され、自身の成長につながった」というエピソードがあれば、「企業で責任感のある仕事を任されたい」という軸に説得力が生まれます。

その業界・その会社でなければならない理由を伝える

その業界・会社でなければならない理由を伝えましょう。面接では、就活の軸を用意していても「なぜうちの会社なのか?」「他の会社でもできることではないか?」と聞かれることが多いからです。

例えばメーカーでの面接では、次のような内容で伝えると良いでしょう。

〇〇や△△などの製品は、いずれも耐久力の高さが強みであり、御社の高度な技術力があってこそだと思います。

このような環境であれば、「長く愛用してもらえる製品作りに携わりたい」という私の希望を実現できると考え、今回応募しました。

その企業でなければならない理由を明確にして、相手が納得できる内容を伝えることがポイントです。

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直接伝えるのは避けるべき就活の軸一覧

直接伝えるのは避けるべき就活の軸一覧

下記のような就活の軸は、ESや面接で直接伝えるとマイナスのイメージを持たれる可能性があります。

  • 福利厚生に関する軸
  • 勤務時間や場所に関する軸
  • 他者の意見に関する軸

避けるべき就活の軸について、それぞれ詳しく解説します。

福利厚生に関する軸

福利厚生が充実している企業だからといって、就活の軸として伝えるのは避けるべきです。

福利厚生はあくまでも企業で働く社員の生活をサポートする要素です。福利厚生を主軸にしてしまうと、業務内容には興味がないのかと思われてしまう恐れがあります。

福利厚生は業務と直接関係のない要素であるため、主となる就活の軸としては扱わないようにしましょう。

勤務時間や場所に関する軸

残業がない・希望の場所で働けるといった軸は、働く意欲をアピールできないため避けた方が良いでしょう。「仕事に対する熱意はないのか」と思われてしまう恐れがあります。

勤務時間や場所は、自分の生活にも影響する要素であるため重視している人は少なくないでしょう。しかし、就活の軸としては伝えず、それ以外にスポットを当ててアピールするのが無難です。

他者の意見に関する軸

親が納得するから、人に勧められたからなど、自分の意思以外の影響が強い就活の軸は避けましょう。就活は自分以外の人が決めるものではありません。

助言やサポートを受けるのは良いですが、最終的に決めるのは自分です。他者の意見をベースとした軸では自分の意欲をアピールできないため、企業側からも評価されないでしょう。

仮に入社できたとしても、自分で決めた企業でないとギャップが発生しやすいです。就活は自分自身による意思決定が重要と理解し、自分らしい働き方ができる就活の軸を決めましょう。

就活の軸に迷ったら就活エージェントのサポートを受けるのがおすすめ

就活の軸に迷ったら就活エージェントのサポートを受けるのがおすすめ

ES作成や面接対策を進める前に、まずはしっかりと自分の就活の軸を考えましょう。軸をはっきりとさせることで、就活がスムーズに進むようになります。

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P−CHAN就活エージェント

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創業60年。一貫して人材サービスに携わり、累計2万社を超える企業の採用を支援。
東京・神奈川・埼玉・千葉の1都3県を中心にサービスを展開。
数多ある企業の中から、平均年収・研修制度・福利厚生、働きやすさなど、様々な審査をクリアした厳選した求人のみを取り扱う。

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