新卒でフリーターはやめた方が良い?正社員と比較した際のメリット・デメリットを解説
目次
新卒には、就職以外にもさまざまな選択肢があります。その中でもフリーターは、正社員ではなくアルバイトやパートなどの雇用形態で働く人を指します。中には「新卒でフリーターはやめた方が良い」と言う人もいますが、実際はどうなのでしょうか。
この記事では、新卒でフリーターになるのはやめた方が良いのか、正社員と比較した際のフリーターのメリット・デメリットについて解説します。就活を成功させる方法や、フリーターから正社員になる方法についても解説するので、ぜひ最後までご覧ください。
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新卒でフリーターになるのはやめた方が良いと言われる理由
新卒でフリーターになるのは、多くの人からやめた方が良いと言われるでしょう。
新卒でフリーターになるのはやめた方が良いと言われるのは、主に下記の6つのような理由があるからです。それぞれの理由について、詳しく見ていきましょう。
- 収入が安定しないから
- ボーナスがないから
- 福利厚生がないから
- キャリアを形成できないから
- 社会的信用が低いから
- 偏見を持たれやすいから
収入が安定しないから
フリーターは、正社員と比べて収入が安定しません。なぜなら、正社員は月収制または年俸制で働いているのに対して、フリーターは時給制で働いているからです。
正社員の場合、毎月決められた固定給が給与として支払われます。しかし、フリーターは働いた時間分の給与しか支払われません。
怪我や病気で仕事を休まなければならなくなった際、正社員であれば有給休暇などを使うことで決められた固定給が支払われますが、フリーターは休んだ分収入が減ってしまいます。
また、閑散期などはシフトを削られてしまい、仕事ができずに収入が減ってしまうリスクもあります。
ボーナスがないから
フリーターとして働く場合、原則はボーナスがありません。
毎月の収入に関して言えば、フリーターでも正社員と同じように毎日8時間ほど働ければ、新卒時点では大きな差はありません。むしろ働き方によっては、正社員以上の月収を得られるでしょう。
しかし、フリーターにはボーナスがないため、年収で見るとフリーターの稼ぎの方が少なくなってしまいます。
福利厚生が充実していないから
フリーターでも、勤務先によっては福利厚生を受けられます。しかし、正社員と比べて充実はしていない傾向にあります。
最も大きな部分で言えば、正社員には家賃補助が支給されるケースがありますが、フリーターに支給されるケースは稀です。
そのため、もしフリーターと正社員で同じ収入があった場合でも、家賃補助の金額の違いによって実質的な収入が正社員よりも低くなってしまう可能性があります。
また、働き方によっては社会保険なども自分で加入しなければなりません。社会保険は、正社員であれば保険料の一部を会社が負担してくれますが、加入条件を満たしていないフリーターは会社として加入できません。
そのため、毎月の収入から保険料の全額を支払わなければならず、負担が大きくなります。
キャリアを形成できないから
フリーターの仕事は、基本的に誰にでも任せられる仕事であることが多いです。そのため、仕事を通して身につけられるスキルが少ないという特徴があります。
仕事の多くにマニュアルがあり、仕事そのものは楽かもしれません。しかし、仕事で専門的なスキルを身につけられないため、成長が少なくキャリアを形成しづらいです。
社会的信用が低いから
フリーターは、きちんと働いていても社会的信用が低くなりやすいです。と言うのも、先述したようにフリーターは収入が不安定だからです。
その結果、返済能力に難があると思われてしまい、クレジットカードの作成やローンの契約などで審査に通りにくいというデメリットがあります。
偏見を持たれやすいから
新卒でフリーターになると、たとえ自らの意思でフリーターという選択肢を選んだ場合でも「就活で失敗した人」という偏見を持たれやすいです。
また、「就活を怠っていたからフリーターなんだ」「就活せずに遊んでいたんだろう」などと思われてしまうこともあるかもしれません。
たとえ自分は一生懸命働いていたとしても、偏見を持たれてしまうのは辛いことです。偏見はどうしても避けられない部分なので、「周囲の目は気にしない」という強い気持ちが求められます。
新卒でフリーターを選ぶ理由
新卒でフリーターという選択肢を選ぶ理由として、下記のようなものがあります。それぞれ、どのような理由でフリーターという選択肢を選ぶのか詳しく解説します。
- 就活をしなかった・できなかった
- 就活で内定をもらえなかった
- 新卒で入社した会社をすぐに退職した
- やりたいことが明確に決まっている
就活をしなかった・できなかった
学生時代にやりたい仕事が見つからず、就活をしないまま卒業してしまった結果、フリーターの道を選択する人もいます。他のことに熱中しすぎた結果、就活が間に合わなかった人もいるでしょう。
また、病気やケガなどで就活ができなくなるケースもあります。本来は正社員を目指していたものの、やむを得ない事情で就活ができず、一旦収入を得るためにフリーターになる人もいます。
就活で内定をもらえなかった
就活には取り組んだものの、志望する企業から内定をもらえなかったため、就職先が決まらずにフリーターになった人もいます。厚生労働省の調査によると、2023年4月時点での就職希望者の就職率は97.5%(※)でした。
つまり、就職を希望しているものの就職できていない人は2.5%いるということです。このように、就職したくても就職先が決まらず、とりあえずフリーターになる人も少なからずいます。
※出典:厚生労働省「令和5年3月大学等卒業者の就職状況(4月1日現在)を公表します」
新卒で入社した会社をすぐに退職した
就職はしたものの、仕事が合わない・待遇が良くないなどの理由ですぐに退職する人もいます。
2019年3月に卒業した人のうち、3年以内の早期離職者は全体の31.5%(※)に上ります。転職活動をせずに退職した場合、とりあえずはフリーターとして収入を得るという選択肢が出てきます。
また、早期離職は転職においてマイナスのイメージがあり、次の仕事がなかなか決まらずにフリーターになる人もいるでしょう。
※出典:厚生労働省「新規学卒就職者の離職状況(平成 31 年3月卒業者)を公表します」
やりたいことが明確に決まっている
役者やアーティストなど、正社員以外でやりたいことが明確に決まっている場合、その夢を目指すためにフリーターという選択肢を選ぶ場合もあります。フリーターは正社員よりも自由な働き方ができるため、自分の時間を作りたい人にとっては良い環境です。
ただし、フリーターのままいつまでも夢を見続けるのは難しいため、どこかで切り替えが必要です。大きな夢がある場合、フリーターは一時的な準備期間と捉えましょう。
新卒でフリーターになるメリット
新卒でフリーターになるのはやめた方が良いとも言われる一方、フリーターにはメリットもあります。新卒でフリーターになるメリットとして、下記のようなものが挙げられます。それぞれどのようなメリットか、詳しく見ていきましょう。
- 自分の時間を確保しやすい
- 複数の職場で働ける
- 働き方が自由
- 職場を変えやすい
- 責任が少ない
自分の時間を確保しやすい
アルバイトは基本的にシフト制が採用されており、働く日や時間をある程度自分で自由に選べます。一般的な会社の正社員の場合、平日は毎日8時間仕事で週末は休みという勤務内容が多いです。一方でフリーターは、平日に休みを取ったり週末に仕事を入れたりできます。
基本的に残業もなく、勤務時間も1日4時間など自由に調整できるのもメリットです。そのため、自分のスケジュールに合わせて働く時間を調整できます。
複数の職場で働ける
フリーターは、複数のアルバイトを掛け持ちできます。そのため、複数の職場で働いて収入を増やすという選択もできるのが特徴です。
今の時代、社会的には副業は認められる風潮が広がっているものの、正社員の副業を禁止している会社は少なくありません。
しかし、フリーターであれば複数のアルバイトを掛け持ちできるため、出費が多い月にアルバイトを掛け持ちして収入を増やせます。また、掛け持ちで多くの仕事に触れることで、正社員よりも多くの経験ができるでしょう。
働き方が自由
フリーターは、正社員よりも自由な働き方ができます。正社員と言えば、店舗スタッフやオフィスでの仕事をイメージする人が多いのではないでしょうか。フリーターであれば、完全在宅ワークの仕事もあるため、自分の都合に合ったアルバイトを選べます。
正社員でも、在宅ワークを行える会社はあります。しかし、在宅ワークがない会社や在宅ワークではできない仕事では、自分の都合で在宅ワークを選択できません。
正社員では会社や仕事を変えることも難しい一方で、フリーターでアルバイトをしている方は、そのときのニーズに応じて働き方を柔軟に変えられます。
職場を変えやすい
仕事をしていると、仕事内容が合わなかったり人間関係でトラブルが発生したりするなど、仕事に対して不満を抱くことがあります。このような問題を抱えても、正社員の場合は環境を変えるのが難しいです。
しかし、アルバイトは採用・退職のハードルが正社員よりも低いため、職場を変えやすいです。現在のアルバイト先でトラブルが生じた際は、すぐに他のアルバイト先に移れるでしょう。そのため、アルバイトとして勤めているフリーターの方は、あまりストレスを抱えずに働けます。
責任が少ない
アルバイトの方は、正社員と比べて大きな責任がない傾向にあります。もちろん同じ職場で長く働けば責任の大きな仕事を任せられるかもしれませんが、基本的に責任の大きな仕事は正社員が担います。
逆に言えば、働く自信がない人やプレッシャーに弱い人にとっては、アルバイトとして働けるフリーターは働きやすい環境であるとも言えます。
新卒がフリーターを続けるデメリット
新卒でフリーターになることにはメリットとデメリットの両方がありますが、基本的にフリーターを長く続ければ続けるほどデメリットも大きくなるため注意が必要です。新卒がフリーターを続けるデメリットには、下記のようなものがあります。
- 収入が伸びない
- 歳を重ねるごとにできる仕事が少なくなる
- フリーター経験は評価されにくい
収入が伸びない
アルバイトは大幅な昇格を前提としていない場合が多く、時給が上がりにくく収入を増やすことが難しいです。時給が上がったとしても10~100円程度と、年収換算だと微々たるものです。
一方正社員であれば、昇格制度が充実しており、昇進や昇格することで収入が増えます。基本給だけでなくボーナスの額も上がるため、収入は大きく伸びるでしょう。
収入面を重視している場合、フリーターはデメリットが大きいと言えます。
歳を重ねるごとにできる仕事が少なくなる
特に単純作業が多い仕事の場合、雇う側としては若くて体力がある人を採用したいと考えています。そのため、歳を重ねるごとにアルバイト採用されにくくなってしまうでしょう。
アルバイトの仕事内容は多岐にわたるため、仕事を選ばなければフリーターを続けることはできます。しかし、人気のアルバイトは若い人が採用されやすく、きつい仕事などあまり人がやりたがらないような仕事しか採用されなくなってしまう可能性があります。
フリーター経験は評価されにくい
正社員と比べ、フリーターの仕事はスキルや経験を問われにくい側面があるため、キャリア形成が難しい傾向があります。正社員になろうと思っても、フリーターの経験が評価されず書類選考に通りにくく、内定ももらいにくいケースもあるでしょう。
また、長期間フリーターであることから、採用担当者に「働く意思がないかもしれない」と思われてしまう恐れもあります。フリーターの期間が短ければ採用担当者が納得するような理由を説明することができますが、長期間となると説明が難しくなるでしょう。
新卒フリーターから正社員を目指す方法
新卒でフリーターになるのには、人それぞれ理由があります。そのため、必ずしもフリーターという選択肢が悪いというわけではありません。しかし、フリーターになってから「やっぱり正社員になりたい」という人もいるでしょう。
新卒でフリーターになってからも、正社員を目指すことは可能です。ここでは、フリーターから正社員を目指す方法について解説します。
- 大学卒業後3年以内に活動する
- 未経験でも採用されやすい業界・職種を選ぶ
- 面接対策を行う
- 資格を取得する
- スキルや技術を身につける
大学卒業後3年以内に活動する
大学を卒業した後でも、3年以内であれば新卒採用枠でのエントリーが可能な企業もあります。新卒は就活において大きなアドバンテージであり、新卒枠であればポテンシャルで大企業や有名企業に採用されるチャンスがあるでしょう。
フリーターの経験は、キャリア形成において重要視されません。スキルも身につけられていないと判断されてしまう恐れがあり、中途採用枠で就職するのは難しいかもしれません。そのため、正社員を目指すのであれば、できるだけ早めに就職活動を始めることが大切です。
未経験でも採用されやすい業界・職種を選ぶ
未経験でも採用されやすい業界・職種は数多くあります。人手不足の業界や特別な資格・スキルがなくてもできる仕事は、未経験でも採用されやすいでしょう。特にやりたい仕事がないという人は、下記8つの仕事から選ぶと採用されやすいです。
- 運送業
- サービス業
- 介護業
- 営業職
- 事務職
- IT系技術職
- 工場のライン職
- 公務員
運送業
運送業とは、荷物の搬送や管理を行う仕事です。近年、インターネット通販の利用者が増えたことで人手が不足してきています。そのため、未経験でも採用されやすいでしょう。
ただし、運送業で働く場合は運転免許が必要です。運転するトラックによっては大型免許が必要な場合もあるため、事前に取得しておくか入社後に取得させてもらえる会社を選びましょう。
サービス業
サービス業とは、飲食店やアミューズメント施設などの場所において、さまざまなサービスを行う仕事です。サービス業は入社後に研修などを行うことが多く、未経験でも採用されやすい傾向にあります。
ただし、お客様と直接接する仕事であるため、コミュニケーション能力が求められます。また、身だしなみにも気をつける必要があるでしょう。
介護業
介護職は、高齢者などの日常生活で何らかのサポートを必要としている人に対して、さまざまな支援を行う仕事です。
介護業は人手不足が問題視される仕事の1つであり、フリーター経験しかなく介護の経験がない人でも採用されやすいでしょう。ただし、体力が必要で責任感も大きな仕事です。
営業職
営業職は、製品を顧客に紹介・販売する仕事です。特別なスキルが必要ないため、コミュニケーション能力があれば採用されるチャンスがあります。
ただし、営業にはさまざまな種類があるため、自分に合った営業を選ぶのもポイントです。営業の仕事を通して多くのスキルを習得でき、どのような業界でも営業の仕事はあるためほかの業界などへの転職しやすい仕事です。
事務職
事務職は、データ入力や書類整理など、主に総務に関わる仕事を行う職業です。
事務職が行う仕事の多くはマニュアルが用意されており、そのマニュアル通りに事務作業を行うため特別なスキルがなくても仕事ができます。そのため、あまり経歴を評価してもらえないフリーターでも採用されやすいでしょう。
IT系技術職
IT系技術職には、システムエンジニアやプログラマーなどの職業があります。IT系技術職はスキルが必要だと思う人も多いかもしれませんが、慢性的に人手不足という問題を抱えているため未経験でも採用されやすいです。
また、会社やシステムごとに使用する開発環境や言語なども異なり、中には会社独自の環境なども多くあります。そのため、社内での研修制度が整っていることが多く、未経験でも挑戦しやすいです。
工場のライン職
工場のライン職は、業界や会社によって製造する製品が異なるため、作業内容も多岐に渡ります。作業マニュアル通りに作業を行えば良いため、未経験でも採用されやすいでしょう。
ただし、肉体労働のため体力が必要です。一人作業も多く、一人で集中して仕事を行いたい人に向いています。
公務員
公務員試験にさえ合格できれば、フリーターから公務員になることは可能です。ただし、試験は難しく倍率も高いため、計画的に勉強する必要があります。フリーターは勉強時間を確保しやすいため、真面目に勉強できるのであれば狙ってみるのも良いでしょう。
資格を取得する
フリーターとして働きながらやりたい仕事や目指す仕事が決まった場合、その仕事に有用な資格を取得することもおすすめです。
フリーターの経験だけでスキルをアピールすることは難しいですが、資格を取得することで一定の知識があることを証明できます。資格取得のために自ら学ぶ姿勢や、業界や会社に必要な資格であれば会社に対する熱意をアピールすることにもつながります。
スキルや技術を身につける
やりたい仕事や目指す仕事に関連するアルバイトを行ったり、職業訓練校や専門学校などに通ったりしてスキルや技術を身につけることもおすすめです。
志望する業界にまったく関係のないアルバイトよりも関係のあるアルバイトをしておくことで、その業界に対する熱意や知識をアピールできます。
また、職業訓練校や専門学校に通うことで技術やスキルを習得できるため、就活に有利になるだけではなく、実際に正社員になってからも即戦力として活躍できます。
面接対策を行う
面接では、フリーターという経歴について質問されることが多いです。そのため、採用担当者が納得できるような回答を用意しておく必要があります。面接で質問されやすいのは、下記のような内容です。
- なぜフリーターになったのか
- なぜ正社員を目指すのか
- フリーター経験から学んだこと
- フリーター期間中に身につけたスキル
採用担当者は、これらの質問から正社員として働く意欲などを判断します。ただし、嘘をついてはいけません。質問には正直に答えながら、仕事への熱意や自身の人柄・将来性などをアピールしましょう。
新卒で正社員として就活を成功させるために行うべきこと
新卒でフリーターになるのは、メリットよりもデメリットが多いです。特に理由がなく、ただ「就活したくない」という理由だけでフリーターになるのはできるだけ避けましょう。
基本的には就活をして内定をもらい、正社員として会社に入社するのが好ましいです。ここでは、新卒で就活を成功させる方法について解説します。
- 就活スケジュールを作成する
- 自己分析を行う
- 応募企業を選定する
- 企業研究を行う
- 面接対策を行う
就活スケジュールを作成する
時間に余裕があると思っていても、気づくと手遅れになってしまう可能性があります。特に大学卒業から3年以内であれば、できるだけ早く活動を開始して新卒枠で就活を進めたいところです。
志望する企業が決まっているのであればその企業の採用スケジュールをもとに活動を行い、企業選びから始める場合は一般的なスケジュールに合わせて動きましょう。スケジュールをもとに、いつ何をすべきかをまとめた自分の就活スケジュールを作成するのがおすすめです。
自己分析を行う
自分の強みや弱みを分析することで、どのような仕事が向いているかが客観的にわかるようになります。そして、分析した内容をもとに自分に合った企業や仕事を選ぶことができ、ミスマッチによる早期離職を防ぐことができるでしょう。
また、自己分析は企業選びだけではなく面接やエントリーシートでも活用できます。自分の長所や短所を正しく理解することで、アピールポイントを的確に伝えられるでしょう。
応募企業を選定する
自分のやりたいことや自己分析の結果などをもとに、応募する企業を選定します。日本には数多くの企業があり、その中から自分に合った企業を見つけ出すのは難しいでしょう。
そのため、自分だけでは条件にあった企業を見つけられないと感じたら、就活エージェントを頼るのも1つの方法です。
企業研究を行う
応募する企業を選んだら、その企業がどのような理念で何を行っているのか、さらに深く企業研究を行いましょう。企業研究を行うことで本当に自分に合った企業かを判断でき、ミスマッチによる早期離職を防げます。
また、企業の特徴や育成方針などと自分の長所を組み合わせることで、企業で活躍する人材であることを上手く伝えられます。
面接対策を行う
面接では、対策をしなければ思っていたことを伝えられません。そのためには、どのような話し方であれば相手が聞きやすいか、内容が伝わりやすいかを把握することが重要です。
フリーターの場合は、フリーターになった理由なども聞かれるため、事前に採用担当者が納得できるような回答を用意しておきましょう。
理由なく新卒でフリーターになるのは危険!まずは新卒で正社員を目指そう
新卒でフリーターという選択肢を選ぶのは、必ずしも悪いというわけではありません。しかし、デメリットも多いため、理由もなくフリーターになるのは危険です。就活できる環境であれば、まずはきちんと就活して正社員を目指しましょう。
また、中にはどうしても就活ができなかった・内定をもらえなかったなどの理由でフリーターになる人もいるかもしれません。その際は、できるだけ早く正社員を目指すことがおすすめです。卒業後3年以内であれば、新卒枠で応募できる企業もあります。
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