就活は2月からでも遅くない!大学3年生が取り組むべき準備と内定獲得のコツ
目次
「3年生の2月から就活を始めても間に合う?」「どのように就活を進めればいいかわからない」と悩んでいませんか?
この記事では就活を2月から始めてもまだ間に合う理由と、就活の手順、内定獲得のコツを解説します。3年生の2月から就活を進める予定の人は、ぜひ参考にしてみてください。
就活の進め方に不安があるなら「P-CHAN就活エージェント」の利用がおすすめです。キャリアアドバイザーがエントリーシート(ES)の添削や面接対策などのサポートをしてくれるので、就活に関する悩みが解決します。ぜひ一度相談を検討してみましょう。
就活を2月から始めてもまだ間に合う理由
就活を2月から始めてもまだ間に合う理由は以下の2つです。
- 3月以降に就活を本格化する企業が多くあるから
- 通年採用を実施する企業もあるから
ここからは、それぞれの理由を詳しく解説します。
3月以降に採用活動を本格化する企業が多くあるから
多くの企業は3月以降に採用活動を本格化するため、2月から就活を始めてもまだ間に合います。
一部のベンチャー企業や外資系企業を除き、企業説明会やエントリーシート募集は3月1日以降に始まります。そして、大学4年生の6月から選考を進めるのが一般的です。
大学3年生の2月から就活を始めても、本格的な選考は進級してからになるため、十分に準備期間を確保できます。
通年採用を実施する企業もあるから
通年採用を実施する企業もあるため、2月から就活を始めても遅すぎることはありません。通年採用とは、1年を通じて採用を実施することです。応募を随時受け付けている場合と、夏・冬採用と複数回にわけて受け付けている企業があります。
通年採用を実施している主な有名企業は以下のとおりです。
- トヨタ自動車
- TOTO
- 三菱UFJ銀行
- ニトリホールディングス
上記のような有名企業に限らず、さまざまな会社が通年採用を行っています。通年採用を実施する企業を見つける方法は以下のようにいくつかあります。
- キャリアセンターに問い合わせる
- 就活・求人サイトに登録する
- 就活エージェントを利用する
これらを活用すれば、あなたが就職したいと思う企業を見つけられるでしょう。
通年採用について詳しく知りたい方は「通年採用とは?新卒にとってのメリット・デメリットや内定のコツを解説」も読んでみてください。
2月から始める就活で取り組むべきこと
2月から始める就活で取り組むべきことは以下です。
- 一般的な就活スケジュールを把握する
- 就活・求人サイトに登録する
- 企業の選考時期・流れを確認する
- 自己分析する
- 業界・企業研究する
- 就活に必要な持ち物を揃える
就活の進め方に不安がある3年生は、就活が本格化する3月までにぜひ実践しましょう。
1.一般的な就活スケジュールを把握する
政府が定めている就活スケジュールを把握することで、スムーズに就活を進められます。
経団連に加盟している企業は、政府の方針に沿って以下の流れで採用活動を行っています。
学年 | 時期 | スケジュール |
大学3年生 | 3月 | 企業の広報活動解禁(説明会開催、エントリーシート受付など) |
大学4年生 | 6月 | 面接 |
大学4年生 | 10月 | 内定式 |
本格的に就活が始まるのは大学3年生の3月からです。しかしほとんどの学生が前倒しして就活を進めています。大学2年生の頃からOB・OG訪問やインターンシップに参加する人も少なくありません。
また経団連に加盟していない企業は、独自の選考スケジュールを設けていることがあります。企業によって選考スケジュールは異なるので、早めに行動して損はありません。
2.就活・求人サイトに登録する
就活・求人サイトへの登録も忘れずに行いましょう。就活を成功させるなら、情報収集は欠かせません。業界・企業情報の収集は、就活・求人サイトに登録した方が効率的に進められます。
就活・求人サイトに登録するメリットは以下のとおりです。
- 就活のノウハウを身につけられる
- インターンに関する情報収集ができる
- 求人票を確認できる
- 自己分析ツールが使用できる
複数の就活・求人サイトに登録することで、就職したいと思う企業をより早く見つけられるでしょう。
おすすめの就活サイトについては知りたい方は「【25卒向け】新卒におすすめの就活サイト15選を比較!選び方も解説」をご覧ください。
3.企業の選考時期・流れを確認する
就活・求人サイトに登録したら、志望企業の選考時期や選考の流れを確認しておきましょう。
最新情報が更新されていない企業でも、昨年のエントリーシートの提出期限・Webテストの有無・面接時期が記載されていることがあります。それらを参考にすることで、今後の具体的な行動計画が立てられます。
4.自己分析する
就活を成功させるためには自分がどういった人間で、何が得意かを把握する必要があります。自己分析をせずにエントリーを行うと、自分の価値観やスキルと企業の求める人物像が合わず、入社後にミスマッチを感じて早期離職に繋がる可能性があるためです。
自己分析することで、エントリーシートや面接でも企業にうまくアピールできます。近年は無料の自己分析ツールやアプリが多数登場しているので、活用しましょう。
5.業界・企業研究する
自己分析を通じて自分の適性が明確になったら、業界・企業研究に進みます。初めから志望業界を絞ると、応募可能な企業が少なくなるためおすすめしません。
3月からは就活が本格化し、書類提出などで多忙になります。2月中に興味のある業界を多めに選定し、関連企業を研究しておきましょう。
以下の内容をリサーチし、忘れないようにノートなどにメモします。
- 業務内容
- 社風
- 同業他社との違いや強みなど
業界・企業研究を行うことで、入社後のミスマッチを防げます。説得力が高い志望理由も作成できるので、ぜひ実践してみましょう。
企業分析の方法について詳しく知りたい方は「企業分析とは?具体的なやり方やフレームワークの活用法を解説
」も読んでみてください。
6.就活に必要な持ち物を揃える
余裕を持って就活を進めるには、事前に必要な持ち物を用意しておくことが大切です。就活に必要な持ち物は以下のとおりです。
就活に必要な持ち物 | 詳細 |
スーツ | シャツ、ネクタイ、ベルト、靴下などを用意する 「就活スーツ」と検索すれば一式で販売されている |
カバン | A4サイズの書類が入り、床に置いたときに倒れないものが良い |
筆記用具 | ボールペンなど |
腕時計 | 説明会や面接の会場でスマホを頻繁に確認するのは印象が悪いため、スマホの代わりとして着用しておく |
ハンカチやティッシュ | ハンカチはアイロンがけしたものを持参する |
証明写真 | 履歴書やエントリーシートに貼り付ける用として用意する |
就活に必要な持ち物を事前に用意しておけば、急に面接の予定が入っても焦らなくてすみます。
3年生の2月から始める就活で内定を獲得するためのポイント
3年生の2月から始める就活で内定を獲得するためのポイントは以下です。
- 説明会やセミナーに参加する
- インターンシップに参加する
- OB・OG訪問を実施する
- Webテストや筆記試験対策を行う
- 自分の強みを棚卸しする
- エントリーシート(ES)を準備する
- 面接対策をする
- 就活エージェントを利用する
より早く内定を獲得したい人は、ぜひ参考にして積極的に行動しましょう。
説明会やセミナーに参加する
3年生の2月から就活を始めるなら、説明会やセミナーに積極的に参加しましょう。企業や求人に関する情報は就活・求人サイトでも確認できますが、より具体的な情報を得るためには説明会やセミナーへの参加がおすすめです。
合同説明会に参加すれば、一度にさまざまな業界・企業情報を収集できます。業界や企業を一度に比較でき、自分がどの仕事に適性があるか気づける機会となります。
インターンシップに参加する
説明会やセミナーに参加することでも各業界の情報収集が可能ですが、具体的な働き方を把握したいなら、インターンシップに参加しましょう。職場で業務体験ができるため、自分に適性があるかがわかります。
本来インターンシップは大学3年の夏〜秋頃に実施されるのが一般的です。しかし、2月にインターンシップを実施している企業もあるため、少なくとも1つは参加しておくと良いでしょう。
OB・OG訪問を実施する
内定獲得のためにはインターンシップだけでなく、OB・OG訪問も実施しましょう。企業サイトには掲載されていない情報も収集可能なため、より企業理解が深まります。
社会人として活躍している先輩に質問すれば、入社後を具体的にイメージできます。また就活に関するアドバイスがもらえるので、スムーズに就活を進められるはずです。
入社後のミスマッチを避けるためにも、OB・OG訪問はぜひ実施しましょう。
Webテストや筆記試験対策を行う
内定獲得に向けて、Webテストや筆記試験対策も忘れずに行いましょう。特に大手企業や人気企業では、多数の応募者の中から効率的に選考を進めるために、Webテストや筆記試験を必須としているケースが多く見られます。
適性検査にはSPIやCAB、GABなどがありますが、どれも毎年の傾向に大きな変化はありません。
適性検査の種類 | 試験内容 | 特徴 |
SPI | 言語・非言語・性格テスト | テストセンターまたはパソコンを使って受験できる |
CAB | 暗算・法則性・命令表・暗号・性格検査 | IT系の企業で導入されていることが多い |
GAB | 知的能力検査・パーソナリティ検査 | 短時間で長文かつ多くの問題数に回答しなければいけない |
適性検査の過去問集は、書店で販売されています。試験に備えて繰り返し解いておきましょう。
自分の強みを棚卸しする
自分の強みを明確に把握しておくことも早期内定獲得のためのポイントです。
面接やエントリーシートの作成など、就活では自分の強みをアピールする機会が多くあります。そうした場面で自信を持って答えられるよう、自分の強みをしっかり理解しておきましょう。
自分の強みを知る方法は以下のとおりです。
- 友人・知人・家族に質問する
- 自分が得意なことを洗い出す
- 自分が褒められたことを思い出す
- ツールを活用する
さまざまな方法を駆使すれば自分の強みを見つけられます。
エントリーシート(ES)を準備する
2月から始める就活ではエントリーシートの準備も重要です。採用担当者に「この就活生に会ってみたい」と思わせるには、魅力的なエントリーシートを書く必要があります。
エントリー後すぐにエントリーシートを提出しなければならない企業も多いため、2月中に取り組みましょう。
よく質問される以下の回答は、いくつかのパターンを用意しておいた方が良いと言えます。
- 志望動機
- 自己PR
- 学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)
魅力的なエントリーシートを作成することに自信がない人は、プロに添削してもらうのがおすすめです。客観的なアドバイスを受けることで、より魅力的な文章に仕上げられるからです。
エントリーシートについて詳しく知りたい方は「就活でのエントリーシート(ES)とは?書き方を例とともに解説」を読んでみてください。
「P-CHAN就活エージェント」では、キャリアアドバイザーがエントリーシートを添削してくれます。書類選考通過率をアップさせたい人は、一度相談してみましょう。
面接対策をする
面接対策は内定獲得率アップに直結する重要なポイントです。書類選考が通過できても、面接での対応により内定に結びつかないケースも多くあります。面接対策の手段は、以下のとおりです。
- 一人で練習する
- 話している様子を録画する
- 友人や家族と模擬面接を行う
- 面接対策セミナーに参加する
- 就活エージェントを利用する
- キャリアセンターを活用する
中でもおすすめなのが、就活エージェントやキャリアセンターの活用です。模擬面接を通じて、実際の面接に近い緊張感や雰囲気を経験できるため、本番での対応力を高められます。
採用担当者から質問されても緊張しないように、事前に想定される質問と回答を準備し、繰り返し練習を重ねて自信をつけましょう。
就活エージェントを利用する
エントリーシートの作成や面接対策などを自分一人で対応できるか不安な人は、就活エージェントを利用しましょう。
今まで就活の情報収集ができておらず、2月からスタートする人はやるべきことがたくさんあります。3月からはさらに多忙になるため、自分の強みの棚卸しなどが後回しになってしまうかもしれません。
就活エージェントは就活を効率的に進められるようサポートしてくれるため、限られた時間の中でも自己理解を深め、自信を持って面接に臨めるようになるでしょう。
「P-CHAN就活エージェント」では、経験豊富なキャリアアドバイザーが就活に関するサポートを行っています。書類選考通過率90%以上の実績を持つプロによるES添削や面接対策で、内定獲得まで徹底的に支援します。
2月から就活を始めるうえでプラスアルファで実施すべきこと
2月スタートで就活を円滑に進めるためにプラスで行うべきことは、以下の3つです。
- 日頃からニュースを確認する
- アルバイトのシフトを調整する
- 就活で有利になる資格を取得する
企業分析や就活に必要な持ち物を揃えた後にぜひ実践しましょう。
日頃からニュースを確認する
プラスアルファで取り組むべきこととして、日頃からニュースを確認する習慣を身につけましょう。企業によっては学生の価値観と情報感度の高さを知るために、採用担当者が「最近、気になったニュースはありますか」と質問することがあります。
スムーズに回答できるよう、日頃からテレビやニュースサイトで情報収集を行い、社会の動向に関心を持ち続けることが大切です。
さらにニュースに触れることで、社会情勢を深く理解し、企業の取り組みや業界の動向の把握ができます。その結果、企業の理念や事業内容への共感を深め、より説得力のある志望動機を思いつくきっかけになるかもしれません。
アルバイトのシフトを調整する
就活に集中できるよう、アルバイトのシフト調整も行うと良いでしょう。就活を成功させるためには、十分な時間と集中力が必要です。就活資金を貯めるためにアルバイトをしている人もいるかもしれませんが、アルバイトに追われ就活に集中できないのであれば本末転倒です。
特に6月以降は選考が本格化し、急な面接の予定が入ることも考えられます。柔軟に対応できなければ、貴重な機会を逃してしまうだけでなく、アルバイト先にも迷惑をかけてしまう可能性があります。
そのため、アルバイト先に「就活に専念したいので、シフトを減らしたい」と早めに相談し、理解を得ることが重要です。
就活で有利になる資格を取得する
就活を有利に進めるために、資格取得も検討してみましょう。
特に以下の資格を保有していれば、就活で有利になる可能性があります。
資格名 | 特徴 |
TOEIC | 英語を使う業界で有利になる可能性がある。新卒の採用条件に「TOEIC○点以上」と記載されていることもある。 |
宅地建物取引士(宅建) | 不動産業界で有利になる可能性がある。 |
日商簿記3級 | 経理職に挑戦したい人は有利になる可能性がある。他の資格と比べて習得しやすい。 |
MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト) | Word・Excel・PowerPointが問題なく操作できることをアピール可能。事務やデスクワークなどで有利になる可能性がある。 |
ITパスポート | IT業界やエンジニア志望なら有利になる可能性がある。 |
秘書検定(2級以上) | 一般常識やビジネスマナーを保有していることをアピール可能。業界問わず有利になる可能性がある。 |
計画的に取り組めば2月から就活を始めても間に合う
大学3年生の2月から就活を始めてもまだ間に合います。本格的な採用活動が始まるのは3月からであり、また通年採用を実施している企業も存在するためです。
しかし、企業研究や筆記試験対策をすでに始めている就活生と比べて不利になる可能性があるため、計画的かつ効率的な取り組みが必要となります。
一人で就活を進められるか不安な人は、P-CHAN就活エージェントの利用がおすすめです。P-CHAN就活エージェントは、大学生の就職活動を無料で支援するサービスです。
キャリアアドバイザーがエントリーシートの添削や面接対策などのサポートをしてくれるので、就活に関する悩みが解決します。プロの力を活用して、就活を円滑に進めましょう。