ES添削におすすめのサービスは?種類や目的別の選び方とともに紹介
目次
「ESを書き上げてみたものの、これで良いのか不安…」「ESを添削してもらえるサービスが知りたい」と悩んでいませんか?
ESは今後面接に進めるかどうかを決める重要な書類です。人事担当者に評価されなければ、今後の選考に参加することはできません。しかしES添削サービスにはさまざまな種類があり、どれを選んだら良いか迷ってしまう人も多いでしょう。
この記事では、始めにES添削サービスの大まかな分類や目的別の選び方のポイントを解説します。次に分類別のおすすめのES添削サービスや利用前の注意点を紹介するので、ぜひ自分に合うES添削サービスを見つけるヒントにしてください。
P-CHAN就活エージェントは、大学生や大学院生を対象に就職支援サービスを提供しています。
履歴書やES添削、面接対策など内定率を高めるための幅広いサポートを行っているため、就職活動をスムーズに進めたい人はぜひ相談を検討してみましょう。また、面接日程の交渉や内定辞退も代行しているので、学業やバイトと並行しながら無理なく就活を進められます。
ES添削サービスの主な種類
ES添削サービスにはさまざまなタイプが存在しますが、大まかには以下の3種類に分類できます。
- AIやアプリなどを活用してES添削してもらう「ツール型」
- ES添削してくれる人とマッチングして相談できる「サービス型」
- 就活支援の一環としてES添削してもらえる「エージェント型」
各ES添削サービスの特徴を理解することが、自分の目的に合うサービスを選ぶことに繋がります。各特徴について以下で詳しく解説していくので参考にしてください。
AIやアプリなどを活用してES添削してもらう「ツール型」
最も手軽なES添削サービスとして、AIやアプリなど「ツール」を活用する方法が挙げられます。
必要なものはスマートフォンやパソコンなどの電子機器と、ES添削に対応しているAIツールやアプリだけです。ESの内容を入力するだけで添削してもらえる手軽さや、回答スピードが比較的早いため、添削終了まで時間がかからないことが魅力です。
入力内容を人がチェックする場合は数日以上の期間がかかりますが、自動判定のみの添削であれば入力後すぐに回答が返ってきます。
ただしAIや自動判定ツールは万能ではなく、限界が存在します。大量のデータを学習できるAIは、膨大な情報量から回答を導き出すのが得意です。しかし、データが不足していれば、AIでも適切な回答を導くことはできません。
ES添削においてAIには難しいと考えられる質問は、書類選考を通過する志望動機や自己PRを考えることです。
志望企業の募集背景や採用プロセスをAIが学習していれば、精度の高い回答が期待できます。しかし、AIがそもそも企業の存在を知らなかったり、募集背景や採用プロセスに関する知識がなかったりすれば、企業の人事が納得するような志望動機や自己PRを添削するのは難しいでしょう。
さらに、AIは回答に対する根拠を示さないため、その回答がどの程度正しいかを判断するのが困難という問題もあります。
自動判定のみに頼るES添削サービスは、事前にインプットされた情報量の多さによって添削精度が左右されやすいことを頭に入れておきましょう。
ES添削してくれる人とマッチングして相談できる「サービス型」
「サービス型」は「ES添削をしてほしい人」と「ES添削してくれる人」を引き合わせてくれるサイトやアプリなどを指します。「サービス型」の特徴は、添削者がAIやアプリなど「ツール」ではなく「人」であることです。
そのため、「どんな人に添削をお願いしたいか」によって、回答を得るまでの手間や時間、費用、精度が変わってきます。
回答してくれる人の具体例は、次の通りです。
- 志望業界や企業で働くOB・OG
- 現役キャリアコンサルタント
- 元人事担当者
- 元人材紹介企業出身者
- 就活生の力になりたい一般社会人
それぞれの立場で柔軟に回答してくれるため、自分では気づかなかった視点でのアドバイスを得られるでしょう。
就活支援の一環としてES添削してもらえる「エージェント型」
「エージェント型」は専門カウンセラーによるES添削サービスのことで、就活支援の一環として行われます。
就活支援とは、具体的には以下の内容を指します。
- 自己分析や企業研究・業界研究のサポート
- 書類選考(ES・履歴書)に対する添削
- 模擬面接の実施
- 希望・適性に合った企業紹介
- 就職活動に関する個別相談の受付
就職支援は専門のカウンセラーによって行われるため、就活生一人一人の状況に合わせた幅広い支援が受けられるのが特徴です。
就活支援を行っているのは、各大学に設置されたキャリアセンター(就職支援課)や民間企業である就活エージェントです。
キャリアセンター(就職支援課)や就活エージェントは、就活に悩む学生と人材を採用したい企業、両方の視点を持っています。そのため書類選考を通過するには何が必要なのか、プロとしてのアドバイスが受けられます。
【目的別】ES添削サービス選びのコツ
目的に合わせたES添削サービス選びのコツは、以下の通りです。
- 「すぐに回答がほしい」なら応答時間が短いAIまたは自動判定ツール
- 「手軽に試してみたい」なら人を介して添削してもらえるアプリ
- 「納得するまで添削してほしい」なら就活エージェント・キャリアセンター
- 「志望企業の実情も合わせて知りたい」ならOB・OGマッチングサービス
ES添削サービスにはさまざまな種類がありますが、いずれも一長一短な側面があることは否めません。しかし、自分の目的に合わせてサービスを選べば、期待通りの添削回答を得られるでしょう。
以下の表に、ES添削サービスの利用目的に合う添削方法とその特徴についてまとめました。
目的 | おすすめの方法 | 特徴 |
すぐに回答がほしい | AIまたは自動判定ツール | ・誤字脱字、文字カウントなどの単純作業が得意 ・志望動機など事前学習していない内容は解答精度が下がる |
手軽に試してみたい | 人に添削してもらえるアプリ | ・文章チェックに加えて中身も添削してもらえる ・添削範囲や回数に制約があることが多く、「お試し体験版」としての利用がほとんど |
納得するまで添削してほしい | 就活エージェント・キャリアセンター | ・専任のアドバイザーが個別面談の過程で添削してくれる ・ESに盛り込むエピソード選定や自己PRの考え方も手伝ってもらえる ・納得できるESに仕上がるまで何度も添削を受けられる |
志望企業の実情も知りたい | OB・OGマッチングサービス | ・企業の求める人実像や仕事の大変さなど、求人情報だけではわからない情報を知っている ・就活をした時期が近く、就活生に寄り添ったアドバイスが期待できる |
「ツール型」のおすすめES添削サービス
AIやアプリなどの「ツール」を活用したおすすめES添削サービスは、以下の通りです。
- ChatGPT
- 就活SWOT
- ES添削カメラ
上記の「ツール」を活用したおすすめ添削サービスに共通しているのは、スマホやパソコンさえあれば、場所や時間を問わずに依頼できることです。他人と直接やりとりせずに添削内容が返ってくる利便性の良さは、他のサービスと比較してもずば抜けています。
ChatGPT
ChatGPTは、オープンAI社が開発した人工知能システムです。
ChatGPTはあらかじめ大量のデータを学習することで、幅広い質問に答えられます。ただし、学習していない内容には回答できません。
ES添削においてチャットGPTが役立つのは、誤字脱字を修正したり、文章を要約したりといった一定のルールの元で文章を修正したいときです。
ChatGPTはルール化された単純作業が得意であるため、「〜を校正してください」「〜を○○文字に要約してください」などと入力すると、人間よりも早く着実に作業を進めてくれます。
就活SWOT
就活SWOTは、株式会社エイリストが運営するES添削サービスです。
誤字脱字をチェックしたり、文字数をカウントしたりする機能が搭載されているため、ES内容を入力するとその場で返答が返ってくるのが魅力です。
就活SWOTによる添削サービスは、「社会人など第三者にES添削してもらう前の簡易チェックツール」として開発されています。そのため、「志望動機や自己PRなどの内容が書類選考を通過できる基準を満たしているかどうか」といった判定はできないことに注意しましょう。
「より人事担当者を惹き付ける自己PRの書き方を知りたい」「書類選考を突破できる志望理由に仕上げたい」と考える人は、別の添削手段を組み合わせる必要があります。
ES添削カメラ
ES添削カメラは、株式会社ベネッセ i-キャリアが開発した添削サービスです。400文字の自己PRをカメラで撮影してアプリに送信すると、1週間程度で回答が届きます。
添削は2万人以上添削してきたプロが担当しており、強みや弱み、独自性など複合的な観点で評価がもらえるのが特徴です。
添削してもらえる内容は自己PRのみ、添削回数は1回と制約は多いですが、手軽にプロの意見を聞けるため試してみて損はありません。
「サービス型」のおすすめES添削サービス
「ES添削してくれる人」を探し出して相談できるおすすめマッチングサービスは、以下の通りです。
- ビズリーチキャンパス
- Matcher
- SNS・質問サイト
- coachee(有料)
- ココナラ(有料)
同じマッチングサービスであっても、添削者の持つ情報量や経験値はそれぞれ異なります。自分の添削目的に応じてサービスを使い分けましょう。
ビズリーチキャンパス
ビズリーチキャンパスは、株式会社ビズリーチが運営するOB・OG訪問ネットワークサービスです。
ビズリーチキャンパスでは、サイトを通じて同じ大学出身のOB・OGにコンタクトをとれるほか、ES添削を依頼することも可能です。また、オンライン上でやりとりができるため、直接会わずにES添削してもらえます。
有名大学出身者や有名企業に所属するOB・OGが多いため、身近な人生の先輩として役に立つ話が聞けるでしょう。
ビズリーチキャンパス内に同じ大学の出身者がいる場合は、利用してみる価値が十分あります。
Matcher
Matcherは、Matcher株式会社によって運営されている OB・OG訪問マッチングサービスです。
Matcherでは「就活相談に乗るので、◯◯してくれませんか?」を合い言葉に多数のOB・OGが就活生のサポートを提案しており、ES添削もその中の一つです。
合い言葉内にあるOB・OGの要望は実際には記載されていないことが多く、見返りを期待せずに就活生のために役に立ちたいと考える人が多いことがわかります。
またMatcherでは、各OB・OGに寄せられた口コミ内容や5段階評価を確認した上で、ES添削を依頼するかどうか決められます。OB・OGの添削内容の質に不安がある人は、口コミ内容や5段階評価をしっかり確認しましょう。
さらにMatcherでは、依頼条件に以下の指定が可能です。
- オンライン面談希望
- 身分証明書を提出している
- 志望業界で働いた経験がある
- 志望職種で働いた経験がある
- 会いたいエリア(都道府県)
Matcherでは同じ大学出身者以外ともコンタクトが可能なため、ビズリーチキャンパスよりも幅広いOB・OGに出会える可能性があります。
SNS・質問サイト
SNS・質問サイトは、インターネットを通じて幅広い人がつながれるサービスです。
XやYahoo!知恵袋など知名度の高いサービスなら、「ES添削してくれる人」を探し出して相談するのは難しくないでしょう。
XはX社が運営する匿名のSNSサービスであり、気軽につぶやきを投稿できることから多数のユーザーがいます。またLINEヤフーが運営するYahoo!知恵袋もありとあらゆるジャンルの相談ができるため、相談者・回答者ともに多くの人が利用しています。
ただし、どちらも匿名で利用できるサービスのため、経歴やスキルがあり信頼できる回答者を見つけられるとは限りません。「回答の精度は保証できない」という点を理解した上で第三者の意見を聞いてみたいのなら、十分に利用する価値があるでしょう。
coachee(有料)
coacheeは、coachee株式会社が運営するキャリア相談プラットフォームです。
coacheeはキャリア相談に特化したマッチングサービスを手がけており、相談内容をES添削に絞り込むことで、希望に合った添削者を探せます。
coacheeにおけるES添削サービスは有料であるため、利用料金は1,500円〜20,000円程度と添削者によって異なります。
自分に合った添削者を見つけるには、添削者のこれまでの経歴を確認する他、現職やユーザー評価、口コミ内容も参考にしましょう。ユーザー評価が高く、口コミ内容が良い添削者であれば、誠実な対応が期待できます。
さらに志望企業で働いている人や志望職種での経験が豊富な人であれば、精度の高い添削をしてもらえるでしょう。
ココナラ(有料)
ココナラは、株式会社ココナラが運営する日本最大級のスキルマーケットです。
ココナラでは個人が得意とするスキル(売り手)とそれを利用したい人(買い手)をつなげるマッチングサービスを提供しており、ES添削サービスもその中の一つです。ココナラ内でES添削サービスを検索すると、多数の添削希望者がヒットします。
ココナラは有料サービスであるため、添削料金は2,000〜20,000円までさまざまです。「料金が高ければ添削の精度も高い」とは限らないため、以下の項目をしっかり見比べた上でどの添削者を選ぶか検討しましょう。
- これまでの経歴
- ココナラ内での受注件数
- ユーザー評価
- 利用者による口コミ内容
自分の志望企業や志望職種の経験があり、鮮度の高い情報を持つ添削者であれば質の高い回答が期待できます。
「エージェント型」のおすすめES添削サービス
就活支援の一環としてES添削してもらえるおすすめサービスは、以下の通りです。
- P-CHAN就活エージェント
- キャリアチケット
- キャリアパーク就職エージェント
上記のサービスは対面またはオンライン上で利用でき、専門のキャリアアドバイザーがES添削してくれます。
おすすめの就活エージェントに興味がある方は、「【2024年最新】新卒におすすめの就活エージェント15選!使うべき理由や選び方も解説」も読んでみてください。
P-CHAN就活エージェント
P-CHAN就活エージェントは、創業60年の歴史を誇る株式会社ピーアール・デイリーが運営するサービスです。
業界事情に詳しい専任のキャリアアドバイザーがマンツーマンでES添削するため、自分では気づけなかった強みが見つかります。強みを活かした企業紹介も合わせて利用できるため、P-CHAN就活エージェント経由で応募した企業の書類選考通過率は98%(※)を超えています。
「自分の強みがよくわからない」「何をアピールしたら良いか思いつかない」という人は、ぜひ一度P-CHAN就活エージェントへ相談してみましょう。自分の強みとそれを評価してくれる企業が見つかれば、自信を持って就職活動を進められます。
また、P-CHAN就活エージェントでは、20の質問に答えるだけで自分の適性がわかる「P-CHAN適職診断」を提供しています。ESを考える過程で自分のことを深く知りたくなった人は、ぜひ一度試してみてください。
※出典:株式会社ピーアール・デイリー「業界に精通したキャリアアドバイザー」
キャリアチケット
キャリアチケットは、レバレジーズ株式会社によって提供されている就活エージェントサービスです。
「量より質の就活サポート」をキャッチフレーズにするキャリアチケットでは、就活生一人一人との対話を重視しています。個別面談を通じて納得できるまで何度もES添削してもらえるため、質の高いESに仕上げられます。
また、キャリアチケットが学生に紹介する企業は、社員が実際に足を運んで審査をした企業ばかりです。自分の価値観に合った企業を紹介してもらえるため、魅力を伝えやすく、書類選考率も高められます。
キャリアパーク就職エージェント
キャリアパーク就職エージェントは、2018年に上場したポート株式会社によって運営される就活支援サービスです。
年間1万人以上の学生と面談を重ねるキャリアアドバイザーがES添削をしてくれるため、就活生一人一人の悩みに合わせたアドバイスが期待できます。
さらにキャリアパーク就職エージェントでは、最大10回まで面談が可能なので、ESの書類通過率が高まるだけでなく、面接対策や内定後のフォローまで手厚く支援してもらえます。
キャリアパーク就職エージェントに対する評判に興味がある方は、「キャリアパーク就活エージェントの評判・口コミは?サービス内容や向いている人も紹介!」も読んでみてください。
ES添削サービスを利用する前に知っておくべき注意点
ES添削サービスを利用する前に知っておくべき注意点は、以下の通りです。
- 期限に間に合わせるには余裕をもって依頼する必要がある
- 添削者の知識量によって回答の精度は左右されやすい
- ES添削サービスを利用しても書類選考を通過する保証はない
- 添削者との相性によっては自分らしさが消えてしまうこともある
- 書類選考を突破できても面接で再現できなければ内定にはつながらない
無料と有料どちらのES添削サービスを選択するにせよ、使いこなせなければ意味がありません。ES添削サービス利用後に悔やまないためにも、注意点をあらかじめ頭に入れておきましょう。
期限に間に合わせるには余裕をもって依頼する必要がある
ES添削サービスを利用する際は、応募企業の提出期限に間に合うかどうか逆算して依頼するかどうか決めましょう。
例えば社会人にES添削を依頼する場合、最優先にチェックしてもらえるとは限りません。社会人は日々の業務をこなさなければならないため、ES添削より仕事の優先順位が高くなるからです。
特にOBやOGへの依頼は、好意で添削してもらう形になるため、少なくとも1〜2週間程度の期間を想定しておきましょう。
一方、就活エージェント・キャリアセンター・有料のES添削サービスなどでは、そもそもES添削が業務の一貫のため、優先的に対応してもらえる可能性があります。とは言え、他の就活生の利用状況にもよるため、あらかじめどれくらいの期間で添削してもらえるかは確認しておきましょう。
添削者の知識量によって回答の精度は左右されやすい
ES添削は添削者の知識量によって回答の精度が左右されやすいことも、あらかじめ理解しておきましょう。
志望動機や自己PRなどは企業人事が選考において重要視する項目であり、添削者にも相応の知識が求められます。少なくとも志望企業の募集背景や求める人物像について添削者が理解できていなければ、企業人事に突き刺さる志望理由や自己PRを考えることは難しいでしょう。
添削者が志望企業の募集背景や求める人物像を知っているかどうか判断するには、「現時点において添削者がどの程度志望企業と関わりがあるか」に着目するのがおすすめです。
志望企業で働くOB・OGはその企業で実際に働いているため、企業の募集背景や求める人物像についてある程度理解があると予想できます。
また、就活エージェントや大学のキャリアセンターも企業の人事担当者とやりとりを重ねる機会が多いため、企業の募集背景や求める人物像について詳しい可能性が高いです。
上記のような募集背景や求める人物像に詳しい添削者に依頼すれば、企業の公式HPや求人情報だけではわからない視点を元にES添削ができるため、他の就活生と差がつくESに仕上げられます。
ES添削サービスを利用しても書類選考を通過する保証はない
ES添削サービスを利用したからといって、必ず書類選考を通過するわけではないことも、利用前に理解しておきましょう。
ESを添削してもらうことで書類選考の通過率アップは期待できますが、書類選考突破を保証するほど強力な効果はありません。人事担当者がESを読んで好印象を持ったとしても、他に強力なライバルがいれば落とされることもあり得ます。
ES添削依頼後に書類選考に落ちても、「今回は縁がなかっただけ。次こそ頑張ろう。」と気持ちを切り替えることが大切です。
添削者との相性によっては自分らしさが消えてしまうこともある
ES添削の仕上がりは、添削者との相性によって変わります。そのため、自分と相性の合わない相手に依頼すると、大量の修正によって自分らしさが消えてしまうこともあります。
読みやすい表現になるのは本来歓迎すべきことですが、それによって自分らしさが消えてしまっては意味がありません。
そもそも就活生一人一人のバックグラウンドや価値観が異なるため、「絶対にこれが正しい」と言い切れるESの回答は存在しません。これは添削も同じです。
添削内容に納得できる場合は問題ありませんが、違和感がある場合は添削者を変えることも検討しましょう。
書類選考を突破できても面接で再現できなければ内定にはつながらない
ES提出前は、どうしても書類選考を突破することばかりに目が向きがちです。しかし書類選考を突破できても、面接でその回答内容を再現できなければ内定にはつながりません。
そのためESを添削してもらうなら、書類選考後面接で鋭く突っ込まれることを想定してエピソード選定にも気を配る必要があります。
就活全体の流れを想定するなら、ES添削は書類選考後に実施される面接を見越して行うのが理想的です。
「面接でどんな質問がされやすいか」といった企業ごとの傾向を把握した上でES添削をしてもらえば、記入したESと同じ一貫性のある回答ができるでしょう。
大学内で就活支援を行っているキャリアセンターや、求人紹介から面接日程の調整まで請け負う就活エージェントは、企業担当者と頻繁にやりとりを重ねているため、採用事情にも詳しいのが特徴です。利用することで、書類選考後の面接でも質問に回答しやすくなります。
総合バランスで選ぶなら就活エージェントの添削サービスがおすすめ
この記事では、ES添削における大まかな分類や目的に会わせた選び方、おすすめのサービスについて解説しました。ES添削サービスはいくつか種類がありますが、回答時間や精度、費用などには違いがあります。
「すぐに回答がほしい」「納得するまで添削してほしい」「志望企業の実情も合わせて知りたい」など目的に合わせて使い分けると、期待通りの回答を得やすくなるでしょう。
P-CHAN就活エージェントは、隠れた優良企業に特化した就職支援サービスです。
企業の募集背景や求める人物像を踏まえてES添削を行うため、自分一人で就職活動を進めるより書類選考率を高められます。また、書類選考後に面接対策も合わせて実施することでESと一貫性のある回答ができるのも、活用するメリットです。
さらに自己分析や志望動機など就活生がつまずきがちな作業もサポートしているため、就職活動で悩みのある就活生はぜひ一度相談を検討してみましょう。