既卒者におすすめの就活サイト・エージェント20選!上手く活用するコツを解説
目次
既卒での就活において、「どのようなサイトを使えば良いのだろう」と悩んでいませんか?
既卒者が内定を獲得するためには、就活サイトや就活エージェントを活用するのが1番の近道です。就活サイトや就活エージェントは、あなたの就職活動に寄り添ってサポートしてくれるサービスなので、活用しない手はありません。
この記事では、既卒者向けおすすめ就活サイトや就活エージェントを紹介します。また、上手くサービスを活用するコツについても解説していますので、既卒からの就活で悩んでいる人やまだ就活を行えていない人は、ぜひ読んでみてください。
なお「P-CHAN就活エージェント」では、優良企業に特化した就職支援サービスを行っています。新卒・既卒を問わず幅広いサポートを行っていますので、就活エージェントで悩んでいる人はP-CHAN就活エージェントの利用を検討してみましょう。
また、既卒ではなく新卒におすすめの就活サイトが知りたい方は「新卒におすすめの就活サイトを比較!選び方も解説」を確認しましょう。
既卒の就活は就活サイトと就活エージェントの併用がおすすめ
既卒者がスムーズに就活を進めたいのであれば、就活サイトと就活エージェントの併用がおすすめです。
特に既卒者は新卒者と異なり、大学などから情報を得られないケースがあるので、情報をしっかりと共有してくれる就活エージェントは活用必須と言えるでしょう。
ここでは、就活サイトと就活エージェントについて簡単に解説します。
就活サイトと就活エージェントの違い
どちらも就職活動を行うには便利なサービスですが、就活サイトと就活エージェントはサービス内容が大きく異なります。
それぞれのサービスの違いをまとめると、以下の通りです。
サービスの種類 | 内容 |
就活サイト | 求人が掲載されており、自分で条件に合うものを見つけて応募する。就職活動は全て自分1人で行う必要がある。 |
就活エージェント | 条件を伝えると、マッチ度が高い求人を紹介してくれる。面接練習や日程調整などのサポートも受けられる。 |
大きな違いは、「1人で就職活動を行うか」「サポートを受けて就職活動を行うか」という点です。
就活サイトと就活エージェントそれぞれの強み
就活サイトと就活エージェントには、それぞれの強みがあります。
サービス名 | 強み |
就活サイト |
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就活エージェント |
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就活エージェントは、専門のアドバイザーと協力して就活を進められるのが特徴です。求人数も多いですが、自分のテンポで進めたいという人には向いていません。
大学などのサポートがない既卒者は就活エージェントのサポートがあると便利ですが、さまざまな求人を見るなら圧倒的に就活サイトが便利です。
両者を上手く併用しながらそれぞれの強みを活かして、就活を進めるのがベストでしょう。
既卒者向けのおすすめ就活サイト5選
まず登録しておきたいのが就活サイトです。自分のペースで自分自身で企業を探せるので、自分に合った企業を見つけられます。
ここでは、おすすめの就活サイトを5つ紹介します。
リクナビNEXT
引用:リクナビNEXT(2024年9月時点)
サービスの特徴 |
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対応エリア | 全国 |
オンラインでの相談 | 可能 |
運営会社 | 株式会社リクルート |
リクナビNEXTは、業界最大手のリクルートが運営する就活サイトです。未経験歓迎の求人を中心に、公開求人数は14万件を超え、就活サイトの中でもトップクラスの求人数を保有しています。
また、「グッドポイント診断」という本格的な自己分析サービスを利用できるのも魅力のひとつです。システム的にも使いやすく、既卒者で就活サイトを使うのであれば、登録しておくべきサービスと言えるでしょう。
Re就活
引用:Re就活(2024年9月時点)
サービスの特徴 |
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対応エリア | 全国 |
オンラインでの相談 | 可能 |
運営会社 | 株式会社学情 |
Re就活は、20代専門の就活サイトです。ポテンシャルを重視した未経験歓迎の求人が多く、20歳の既卒者から非常に高い支持を受けています。
また、楽天リサーチでは20代向けの転職サービスとして4冠を達成している実績もあります。2024年2月現在で登録者数は230万人を突破しており、勢いに乗っている就活サイトと言えるでしょう。
いい就職ドットコム
引用:いい就職ドットコム(2024年9月時点)
サービスの特徴 |
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対応エリア | 全国 |
オンラインでの相談 | 可能 |
運営会社 | ブラッシュアップ・ジャパン株式会社 |
いい就職ドットコムは、既卒・第二新卒専門の正社員就職支援サイトです。正社員のみに絞った求人を掲載しているため、正社員を希望している既卒者に向いているでしょう。
また就活サイトではあるものの、アドバイザーからのサポートを受けられるという特徴もあります。正社員として就職したいという人は、利用してみると良いでしょう。
引用:はたらいく(2024年9月時点)
サービスの特徴 |
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対応エリア | 日本全国 |
オンラインでの相談 | – |
運営会社 | 株式会社リクルート |
はたらいくは、地域密着型の就活サイトです。地域ごとに求人がまとめられており、自分が働きたい地域の求人を一目で確認できます。
掲載企業は中小企業が多く、約7割が従業員数50名以下の企業です。地元で働きたい人や従業員数が少ない会社で働きたい人におすすめの就活サイトです。
TSUNORU(ツノル)
引用:TSUNORU(ツノル)(2024年9月時点)
サービスの特徴 |
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対応エリア | 日本全国 |
オンラインでの相談 | – |
運営会社 | 株式会社アルバイトタイムス |
TSUNORU(ツノル)は、中堅中小企業に特化した既卒・第二新卒向けの就活サイトです。卒業後5年以内の既卒者が利用でき、募集を既卒者に絞って求人を検索できます。
TSUNORUには新卒用の就活サイトもあり、それぞれ対象者を絞って運営しているため、より既卒者が内定を受けられるチャンスがあります。
中堅・中小企業に特化しているため、大手企業の陰に隠れがちな優良中小企業を見つけやすいでしょう。
既卒者向けのおすすめ就活エージェント15選
既卒の方は、就活サイトと合わせて、就活エージェントに登録しておくことも重要です。ここでは、15の既卒者向けのおすすめ就活エージェントを紹介します。
P-CHAN就活エージェント
引用:P-CHAN就活エージェント(2024年9月時点)
サービスの特徴 |
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対応エリア | 全国 |
オンラインでの相談 | 可能 |
運営会社 | 株式会社ピーアール・デイリー |
P-CHAN就活エージェントは、創業60年の実績と信頼のある大手就活エージェントです。就活のプロであるキャリアアドバイザーによるサポートが優秀で、書類選考通過率はなんと98%を誇っています。
また企業からの信頼が厚く、非公開求人を多く扱っているのも特徴です。さまざまな企業に潜入取材を行っているため、入社後のミスマッチを不安に思う必要もありません。
実績と信頼のある就活エージェントであり、就活に不安がある人や行き詰っている人に特におすすめです。
ハタラクティブ
引用:ハタラクティブ(2024年9月時点)
サービスの特徴 |
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対応エリア | 一都三県(東京・神奈川・埼玉・千葉)愛知/大阪/福岡 |
オンラインでの相談 | 可能 |
運営会社 | レバレジーズ株式会社 |
ハタラクティブは、既卒やフリーターを含む、社会人経験がない20代の就職支援に特化している就活エージェントです。独自で取材を行った企業のみを紹介するため、より自分に合った企業と出会えます。
また、内定獲得率80%以上という実績もあります。対応エリアこそ全国ではありませんが、全く社会経験がないという人には向いているでしょう。
UZUZ(ウズキャリ)
引用:UZUZ(ウズキャリ)(2024年9月時点)
サービスの特徴 |
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対応エリア | 首都圏/関西 |
オンラインでの相談 | 可能 |
運営会社 | 株式会社UZUZ |
UZUZは、既卒者の就活に特化した就活エージェントです。既卒者への手厚いサポートが魅力のUZUZは、創設者が既卒で就活に苦労し、その経験をもとに既卒者向けのサービスを立ち上げたという背景があります。
既卒者向けのサービスだけあって、既卒者に寄り添ったサポートが魅力です。また、ビジネスマナーが学べる「ウズウズカレッジ」を受講できることも特徴と言えます。ビジネスマナーから学びたいという人にぴったりです。
マイナビジョブ20’s
引用:マイナビジョブ20’s(2024年9月時点)
サービスの特徴 |
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対応エリア | 全国/海外 |
オンラインでの相談 | 可能 |
運営会社 | 株式会社マイナビワークス |
マイナビグループが展開しているマイナビジョブ20’sは、既卒者や20代の若い世代向けの就活エージェントです。求人の約760%が未経験OKの求人であるため、初めての就活が不安な人やこれまでの職歴や経歴に自信のない人などにおすすめのサービスと言えます。
またマイナビジョブでは、世界中で使われている適性診断も受けられます。就活の方向性や自分の強みが分からないという人は利用してみると良いでしょう。
キャリアスタート
引用:キャリアスタート(2024年9月時点)
サービスの特徴 |
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対応エリア | 東京/神奈川/埼玉/千葉/大阪/愛知/福岡/北海道 |
オンラインでの相談 | 可能 |
運営会社 | キャリアスタート株式会社 |
キャリアスタートは、設立以来20代の若い世代向けに就職支援を行ってきた実績のある就活エージェントです。適職診断や1万人の転職支援実績を基にした「転職BOOK」など、独自ツールが豊富にあります。
また、既卒者専用のコミュニティも用意されているため、友達と一緒に進めている感覚で就活に臨めます。就活仲間を作りたいという人に向いているでしょう。
就職カレッジ
引用:就職カレッジ(2024年9月時点)
サービスの特徴 |
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対応エリア | 東北/関東/中部/関西/中国/九州 |
オンラインでの相談 | 可能 |
運営会社 | 株式会社ジェイック |
就職カレッジは、フリーターや既卒を専門とした就職支援サービスです。特に20代の就職支援に強く、無料で受けられる7日間の「就職講座」は高い人気を誇っています。
また、優良企業との集団面接に参加できるのも特徴のひとつです。まだ応募する企業が決まっていない人や就活のマナーなどを学びたい人に向いているでしょう。
doda(デューダ)
引用:doda(2024年9月時点)
サービスの特徴 |
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対応エリア | 日本全国・海外 |
オンラインでの相談 | 可能 |
運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
dodaは、約30万件という膨大な求人数を誇る就活サイトです。
dodaの就活エージェントには、「dodaエージェント」と「doda新卒エージェント」の2つがあります。既卒の就活では、職歴や卒業後の年数によってどちらを使うかが決まります。卒業後に一度就職している場合は、dodaエージェントが利用可能です。
また、卒業から3年以内であれば、doda新卒エージェントが利用できます。既卒者が応募可能な求人を絞って検索できるため、膨大な求人数の中からでも自分に合った求人を見つけられるでしょう。
キャリアパーク就職エージェント
引用:キャリアパーク就職エージェント(2024年9月時点)
サービスの特徴 |
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対応エリア | 日本全国 |
オンラインでの相談 | 可能 |
運営会社 | ポート株式会社 |
キャリアパーク就職エージェントは、若手のキャリア支援に特化した就活エージェントです。専属のアドバイザーが利用者一人ひとりに最適なプランニングを行い、内定を受けられるまでサポートします。
選考回数が少ない特別選考ルートの企業・求人も多数あります。最短1週間のスピード内定も可能なため、早く内定を受けたい人におすすめです。
DYM就職
引用:DYM就職(2024年9月時点)
サービスの特徴 |
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対応エリア | 全国(都市部を中心) |
オンラインでの相談 | 可能 |
運営会社 | 株式会社DYM |
DYM就職は、既卒者などの未経験からの就職サポートに強みがある就活エージェントです。研修が充実しているなど、既卒者が安心して働き始められるような求人を多く扱っています。
専任のアドバイザーが一から就活をサポートしてくれるため、就活の方法がわからなくても安心です。面談実績は5万人を超え、サービス満足度は87%の実績のある就活エージェントです。
第二新卒エージェントneo
引用:第二新卒エージェントneo(2024年9月時点)
サービスの特徴 |
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対応エリア | 全国 |
オンラインでの相談 | 可能 |
運営会社 | 株式会ネオキャリア |
第二新卒エージェントneoは、20代に特化した就活エージェントです。学歴・経歴不問や未経験者歓迎の求人を多く取り揃えているため、既卒者でも多くの求人に応募できます。
紹介企業は第二新卒エージェントが実際に訪問し、おすすめできる企業のみを厳選しているため、安心して応募できるでしょう。
ミケキャリ
引用:ミケキャリ(2024年9月時点)
サービスの特徴 |
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対応エリア | 関東・関西・東海地方 |
オンラインでの相談 | 可能 |
運営会社 | 株式会freemova |
ミケキャリは、20代の未経験職種への転職に特化した就活エージェントです。1日の面談は3人までに絞られており、一人ひとりにじっくりと向き合ってキャリア形成をサポートしています。
入社後の定着率は97%と、ミケキャリを利用した多くの人が就活を成功させています。職歴がなく未経験でも内定が受けられるか不安な既卒者でも、自分に合った企業を見つけられるでしょう。
フリナビ
引用:フリナビ(2024年9月時点)
サービスの特徴 |
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対応エリア | 関東・関西 |
オンラインでの相談 | – |
運営会社 | 株式会社ライズ |
フリナビは、第二新卒・既卒・フリーター・ニートの正社員への転職を徹底的にサポートしている就活エージェントです。学歴・経歴を問わず全員即面談を実施するため、すぐに就活を進められます。
また、企業選びのプロがブラック企業を排除して利用者一人ひとりに最適な業界・企業を紹介します。最初の一歩でつまずくことがないように徹底してサポートしてくれるため、既卒者でも安心して就活できるでしょう。
WorX
引用:WorX(2024年9月時点)
サービスの特徴 |
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対応エリア | 日本全国 |
オンラインでの相談 | 可能 |
運営会社 | WorX株式会社 |
WorXは、リスキリング型の転職サービスです。プロのカウンセラーによる適職診断を行い、特性に合わせてスキルアッププログラムを受講することでスキルを身につけます。
受講料が発生するものの、経済産業省のキャリアアップ支援事業に採択されているため、受講料の最大70%を補助してもらえます。未経験でもスキルを身につけて就職できるため、既卒者でも自信を持って就活できるでしょう。
ミラキャリ
引用:ミラキャリ(2024年9月時点)
サービスの特徴 |
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対応エリア | 日本全国 |
オンラインでの相談 | 可能 |
運営会社 | 株式会社かける |
ミラキャリは、事務職の求人紹介を専門とする就活エージェントです。約4万件の事務職求人の中から、利用者に最適な求人を紹介しています。
事務職は未経験でも挑戦しやすいため、経歴が豊富でない既卒者でも応募しやすいでしょう。企業選びから入社後のフォローまで幅広くサポートしているため、自分に最適な企業を見つけられます。
既卒者が就活サイト・就活エージェントを選ぶポイント
ここでは就活サイト・就活エージェントを選ぶポイントについて解説します。
求めるサポートを提供しているサービスを選ぶ
既卒者が就活サイトを利用する際は、自分が求めるサポートを提供しているサービスを選びましょう。書類選考対策や面接対策など、既卒者の就活では多くの対策を行わなければなりません。
自分が苦手なポイントの対策に力を入れているサービスを選ぶことで、弱点を克服しやすいです。弱みが克服できれば、アドバイザーのサポートも合わせることで内定を受けられる可能性が高くなります。
また何から手をつけたら良いかわからない人は、幅広くサポートしてくれる就活エージェントが良いでしょう。就活セミナーなどを開催していたり、アフターサポートまで行っていたりするサービスもおすすめです。
気になる業界や業種で選ぶ
就活サイトや就活エージェントは、業界や業種に特化したサービスもあります。気になる業界や業種に特化したサービスを選ぶことで、より効率的な就活を進められるでしょう。
特化型の就活サイトでは、ほかの就活サイトでは取り扱っていないニッチな求人を取り扱っていることも珍しくありません。中には優良企業もあるため、思わぬ適職が見つかるチャンスもあるでしょう。
サービスの運営規模で選ぶ
運営規模が大きなサービスの場合、求人数も豊富にあり選択肢が広がります。また、規模が大きいとアドバイザーが経験を積みやすいため、より的確な就活サポートを行ってもらえる可能性が高いです。
一方で規模が小さい就活サイトにも強みがあります。小・中規模の就活サイトは、大手の就活サイトと比べて利用者は多くありませんが、だからこそアドバイザーとの距離が近く、きめ細やかなサポートを受けられるメリットもあります。
どちらが適しているかは人によって異なるため、自分に合った運営規模のサービスを利用しましょう。
20代や未経験者向けの求人が多いサービスを選ぶ
20代や未経験者向けの求人が多いサービスを選ぶことも、既卒が就活を成功させるポイントです。若い層や未経験者向けの求人が多いサービスであれば、既卒者が内定を受けやすいでしょう。
アドバイザーも20代や未経験者の就活サポートに慣れているため、未経験者ならではの不安や20代特有のキャリアに関する悩みなどに対し、経験に基づいた具体的なアドバイスが期待できます。
評判や口コミで選ぶ
利用者の評判や口コミをもとに、自分に合うサービスかを判断するのもおすすめです。既卒で就活していた人の口コミを確認することで、どのサービスがより既卒者に向いているかを確認できるでしょう。
ただし、口コミはあくまでも参考程度に捉えることが大切です。ほかの人の意見を全て聞き入れるのではなく、最終的には自分で判断しなければなりません。
評判や口コミからサービスを探すというよりは、気になるサービスの内情を知るためにチェックすると良いでしょう。
既卒者が就活サイト・就活エージェントを利用して就職するまでの流れ
既卒者が就活サイト・就活エージェントを利用して就職するまでの流れは下記の通りです。それぞれの流れについて、詳しく見ていきましょう。
- サービスに登録する
- 面談で希望を伝える
- 求人を紹介してもらう
- 選考対策を行う
- 書類選考・面接に臨む
- 内定を受ける
1.サービスに登録する
まずは、気になる就活サイトや就活エージェントに登録しましょう。サービスは数多くあるため、迷った際は信頼できる運営会社のサービスを利用すると良いでしょう。
また、明確に業界や職種が決まっている場合は、希望する業界や職種に特化したサービスを利用するのもおすすめです。とは言え、最初から絞りすぎると選択肢が狭まってしまいます。
複数のサービスに登録して併用することで、選択肢を広げて効率的に就活を進められます。
2.面談で希望を伝える
就活サイトや就活エージェントに登録すると、始めに面談を受けることになります。面談では、紹介する求人を選ぶために利用者の希望条件や特性を確認します。
面談の内容によって紹介される求人がある程度決まるため、どのような仕事をしたいか、譲れない条件は何かなどをしっかりとアドバイザーに伝えましょう。
3.求人を紹介してもらう
面談をもとに、アドバイザーが利用者に合う求人を紹介します。紹介された求人の中に気になる企業・入社したい企業があるか確認しましょう。
また、就活サイトで紹介してもらいながら、同時に自分で求人を探しても問題ありません。紹介された求人の中から必ず選ぶ必要はないため、並行して自分でも求人を探しましょう。
4.選考対策を行う
応募する企業が決まれば、選考対策を行います。選考対策は内定に直結する重要な要素であり、企業によって選考内容や重要なポイントが異なります。
そのため、しっかりとアドバイザーのサポートを受けながら行いましょう。経験豊富なアドバイザーのサポートを受けることで、効率的に選考対策を進められます。
5.書類選考・面接に臨む
選考対策が終われば、実際に書類選考や面接に臨みます。本番は服装や言葉遣いなどのビジネスマナーも意識しましょう。
人前でスムーズに話すことは練習なしでは難しいです。緊張感を抱くのは当然のことですが、練習通りの力が発揮できるように、リラックスして臨みましょう。
6.内定を受ける
選考を通過すれば、内定を受けられます。始めからうまくいくとは限らず、何度か不合格となる可能性もあることを理解しておきましょう。
もし選考で落ちてしまった場合でも、サービスによってはなぜ落ちたのかフィードバックをもらえることもあります。フィードバックをもとに次の企業の選考対策を行えるため、より良い結果に繋げられます。
既卒者が就活サイト・就活エージェントを上手く活用するためのコツ
就活サイト・就活エージェントは内定を獲得するための近道ではありますが、ただ登録するだけでは意味がありません。ここでは就活サイト・就活エージェントを上手く活用するためのコツを解説します。
就活サポートが手厚いサービスを利用する
就活エージェントを活用するなら、サポートが手厚いサービスを利用しましょう。前述した通り、就活サイトでは原則サポートが一切ないため、既卒者が就活サイトのみで就活するのはおすすめできません。
また、就職活動は長期化する可能性もあるため、全て1人で行うとなればとてつもない時間と労力が必要です。そのため、メインで利用するサービスは、最初から最後までサポートしてくれる就活エージェントを活用するのが得策です。
就活エージェントでは、主に以下のようなサポートが受けられます。
- 今後のキャリア相談
- 希望に沿った求人の紹介
- 企業や業界に関する情報提供
- 履歴書や職務経歴書の添削
- 応募する企業に合わせた面接対策
- ビジネスマナーなどの研修や講座
- 面接などの日程調整
- 企業との条件面の交渉
- 入社後のアフターフォロー
就活エージェントと就活サイトを併用する場合、「就活エージェント8:就活サイト2」程度のバランスで進めるのが良いでしょう。
複数のサービスに登録する
就活サイトと就活エージェントのどちらを利用するにしても、1つのサービスに絞って就活することはおすすめできません。なぜなら、サービスごとに紹介できる求人が異なっており、なおかつサポート体制や担当者の対応も千差万別だからです。
複数のサービスを何度か利用し比較・検討した上で、気の合う担当者や魅力的な求人が見つかった2~3社に絞って利用していくのが良いでしょう。
適職診断ができるサービスを選ぶ
就活サイトや就活エージェントを使うなら、適職診断ができるサービスを選びましょう。就職したい業界や業種が決まっていない人にとっては、自分に合った仕事を見つける良いきっかけ作りになるからです。
また、すでにやりたい仕事が決まっている人でも、適職診断を活用することで、自分がどういった働き方に向いているのか、将来どういったビジョンを持てば良いかが分かります。
就活サイトや就活エージェントが提供している適職診断を活用することで、自分では気付けないような強みや弱み、向いている仕事を見つけられるでしょう。
担当者が合わなかった場合は変えてもらう
就活エージェントの場合、気の合う担当者がいるのであればそのサービスを活用し続けるべきですが、担当者が自分と合わないというケースも少なからずあります。だからといって、利用するのをやめてしまうのは非常にもったいないです。
「担当者とは合わないけど、気になる求人がそのサービスにしかない」という場合は、サービス提供元に担当者変更の希望を伝えることが重要です。すぐに担当者を変更してもらえるので、担当者の変更も視野に入れながら行動していきましょう。
面接対策を最大限活用する
面接対策は一人では難しいため、就活エージェントのサービスを最大限活用すると良いでしょう。自分の話す声は聞き取りやすいか、ハキハキと話せているか、話の順序はわかりやすいかなど、第三者に確認してもらうことでより的確に改善点を見つけられます。
また、面接対策ではほかにも考慮すべき点が多くあります。どのような質問をされるか、どのような回答は避けるべきか、どのような回答が好感を持たれやすいかなど、アドバイザーのサポートを受けながら把握していきましょう。
就活に関する希望や悩みをしっかり共有する
就活に関する希望や悩みは、面談の際にアドバイザーにしっかりと共有することが、成功への第一歩です。漠然としたままではなく、具体的な希望や具体的な悩みを伝えることで、より自分に合ったきめ細やかなサポートを受けられます。
アドバイザーは、利用者の希望や悩みからサポートのプランを考えます。面談の際はしっかりと希望や悩みを共有して、自分に合ったアドバイスをもらいましょう。
既卒者が就活サイト・エージェントを利用する際によくある質問
最後に、就活サイトや就活エージェントを利用する際によくある質問をまとめましたので、気になる内容がある人は確認しておきましょう。
既卒とはなんですか?
既卒とは、高校、専門学校、大学などを卒業後に、一度も就職を経験したことがない人(社会人経験がない人)のことを指します。明確な定義はないものの、一般的には卒業後1~3年程度の人を指すケースが多いです。
新卒と既卒の違いに興味がある人は、「新卒と既卒の違いは?第二新卒との違いや既卒が内定を獲得するコツも紹介」も読んでみてください。
既卒と第二新卒の違いはなんですか?
既卒と第二新卒の違いは、職歴の有無です。第二新卒は一度新卒で就職した後に、2〜3年以内に転職活動を行う人のことを指します。
一般的には、すでにビジネスマナーが身についている第二新卒の方が、企業から重宝されやすいです。
サービスを利用する前にやっておくことはありますか?
就活エージェントなどを利用する際は、事前に就活の軸を決めておくことがおすすめです。就活の軸を決めておく事で、アドバイザーとの認識合わせが行いやすく、自分の要望が伝わりやすくなります。
とは言え、就活の軸を1人で決めるのも難しいと考える人もいるでしょう。まずはサービスを利用してからサポートしてもらっても問題ありません。
就活エージェントは無料で使えますか?
無料で利用可能であり、就職活動におけるサポートにも一切費用はかかりません。就活エージェントは企業から紹介料をもらっているため、就職活動を行う利用者が費用を負担することはありません。
既卒の就活は厳しいですか?
新卒や中途と比べると、厳しい傾向にあります。既卒で社会経験がないということは、働けるスキルや能力がないと判断される可能性があるためです。
例えば新卒生の場合、正社員としての経験がないのは当たり前なので、将来的なポテンシャルが評価され、内定をもらえます。また中途採用の場合は、実際に他社で働いていたという実績があるため、スキルや能力が多少なりとも担保されています。
その点既卒は、企業から評価されるポイントが少ないです。もちろん、勉強して資格やスキルを持っている場合は別ですが、資格やスキルがないと、企業から評価を得るのは難しいでしょう。
しかし、だからといって就職ができないわけではありません。過去の経験や今のスキルから将来性をアピールできれば、採用担当者の目に留まります。諦めず、まずは動き出すことが大切です。
既卒でも大手企業に就職できますか?
既卒者でも大企業への就職は可能です。
既卒者を対象とした大手企業の求人は多数存在し、スキルやポテンシャル、人柄が採用担当者に認められれば、採用の可能性は十分にあります。
ただし、もちろん難易度は高いです。十分な就活対策が求められるため、相応の覚悟が必要になるでしょう。
「なぜ就職しなかったのか?」と聞かれたらどうすればいいですか?
テンプレートのように決まった内容だと面接官に見透かされるため、なぜ既卒なのか現状を正直に伝えることが大切であり、嘘は避けるのが無難です。
また、これまでの経歴や生活がどうであったにせよ、働く意欲があることを採用担当者にしっかりと伝えることが重要になってくるでしょう。
いわゆるブラック企業の求人も混ざっていますか?
残念ながら、ブラック企業の求人が混ざっている可能性はあります。業界や企業に詳しくないと企業の良し悪しを判断できないため、ブラック企業の求人に応募してしまうこともあるかもしれません。
不安な場合は、求人の精査もしてくれる就活エージェントを利用するのがおすすめです。
既卒者は就活サイトと就活エージェントを上手に活用しよう
既卒で「就活が全然うまくいかない」「就活をまだ始められていない」と焦ったり悩んだりしている人は、就活サイトと就職エージェントを上手く活用することをおすすめします。
経験や実績が豊富な担当者のサポートを受けることで、今後の就職活動の内定率をぐっと高めることができるでしょう。
なお、就活エージェント選びで悩んでいる人には、「P-CHAN就活エージェント」がおすすめです。優良企業に特化した就職支援サービスを提供しており、無料で就職相談などの手厚いサポートが受けられます。
既卒に合わせた就活対策もしていますので、気になる人は利用してみましょう。