就活エージェントはいつから利用するべき?利用する時期別のメリット・デメリットを解説

就活をスムーズに進めるために、就活エージェントの利用を検討している人もいるのではないでしょうか。さまざまなサポートを受けられる就活エージェントですが、いつから利用を開始するのが良いのかわからない人もいるでしょう。

この記事では、就活エージェントはいつから利用するのが良いのか、時期別のメリット・デメリットを解説します。就活エージェントの利用手順や気になる疑問についても解説するので、ぜひ最後までご覧ください。

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就活をいつから始めようか迷っている方や相談したいことがある方は、ぜひP-CHAN就活エージェントの利用を検討してみてください。

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就活エージェントはいつから利用するのが良い?

就活エージェントはいつから利用するのが良い?

基本的に、就活エージェントはいつから利用を始めても良いです。ただし、できるだけ早めに利用しておくことで、サポートを十分に受けることができるでしょう。

ここでは、利用を始めるおすすめのタイミングを、下記2つのケースで解説します。どのような企業に入社したいかによって就活エージェントをいつから利用すれば良いかが変わるため、まずは自分がどのような企業に入社したいかを考えましょう。

  • 日本の企業への入社を考えている場合
  • 外資系企業やベンチャー企業への入社を考えている場合

日本の企業への入社を考えている場合

日本企業への入社を考えている場合、就活エージェントを利用するべきタイミングは主に下記の3つです。もちろん、下記よりも早く利用を始めても問題ありません。

  • 大学3年生の6月
  • 大学3年生の12~3月
  • 大学4年生の8~10月

日本の企業の多くは経団連に加盟しており、経団連が定める就活ルールに則って採用活動を行っています。なお、経団連の就活スケジュールは2018年に廃止され、今後は政府主導でルールが決められます。

就活のルールが今後どのように変わるかは定まっていませんが、大きく変わることはないと予想されています。そのため、日本企業への入社を考えている方は今後も上記のタイミングでの就活エージェントの利用をおすすめします。

外資系企業やベンチャー企業への入社を考えている場合

外資系企業やベンチャー企業への入社を考えている場合、大学2年生の後半から利用しておくと安心です。

外資系企業やベンチャー企業は、経団連に加盟していない場合があるため、経団連の就活ルール上のスケジュールではない独自のスケジュールで採用活動を行っている可能性があります。

すべての外資系企業やベンチャー企業が、就活スケジュールに則っていないわけではありません。しかし、独自のスケジュールで採用活動を行っている場合、経団連の就活スケジュールよりも早いスケジュールで動いている場合が多いです。

そのため、外資系企業やベンチャー企業へ入社を考えている場合は、まずは各企業のスケジュールを確認し、そのスケジュールに合わせて就活エージェントを利用しましょう。

就活生はいつから就活エージェントを利用すべきかアンケートから考察

株式会社リクルートの就職みらい研究所が実施した「就職プロセス調査」によると、大学3年生の3月には15.8%、大学4年生の4月にはすでに31.3%の就活生が内定をもらっていることがわかります。

つまり、遅くとも就活が本格化する大学3年生の3月には就活エージェントに登録しておき、自己分析や企業調査を進めておくのが理想です。

タイミング

内定率

3年生2月

9.0%

3年生3月

15.8%

4年生4月

31.3%

4年生5月

45.7%

4年生6月

56.9%

4年生7月

73.2%

4年生8月

81.2%

4年生9月

85.0%

4年生10月

88.7%

出典:就職みらい研究所「就職プロセス調査 (2021年卒)

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就活エージェントの利用を始める時期別の就活の特徴

就活エージェントの利用を始める時期別の就活の特徴

就活生の多くは、下記3つの時期から就活エージェントの利用を始めます。ここでは、利用を始める時期別に、就活の特徴やメリット・デメリットを解説します。

  • 大学3年生の6月
  • 大学3年生の12~3月
  • 大学4年生の8~10月

大学3年生の6月

経団連の就活スケジュールで就活を進めた場合、大学3年生の6月は夏季インターンシップが始まるよりも前の時期にあたります。一般的に、就活エージェントの利用を始めるにあたってもっとも早い時期でしょう。

もちろん大学3年生の6月よりも前から利用を始めることはできますが、これ以上早いとひとつ上の学年である4年生の就活が終わっていない状況です。大学4年生の就活のサポートが優先されるため、早く利用を始めても十分なサポートを受けられない可能性があります。

メリット

大学3年生の6月から就活エージェントの利用を始めると、下記のようなメリットがあります。

  • 早い時期から企業を選べる
  • 就活について丁寧に調べられる

インターンシップが始まる前から就活エージェントを利用することで、インターンシップに参加したい企業を事前に選ぶことができます。

インターンシップは、自分が入社したい業界や企業の雰囲気や仕事内容の理解を深めるためのものです。やみくもに参加しても、有意義な経験ができない可能性があります。

自分のキャリアプランに合った企業選択をすることで、よりインターンシップを有意義なものにできるでしょう。

また、就活は多くの人にとって初めての経験です。就活とはどのようなものかを知ってから就活を始めるのと、知らずに就活を始めるのとでは大きく差があります。

早めに就活エージェントの利用を始めることで、就活エージェントから就活について詳しく聞くことができるため、就活をスムーズに進められます。

デメリット

大学3年生の6月から就活エージェントの利用を始めると、下記のようなデメリットもあるため注意が必要です。

  • 早期内定で就活へのモチベーションをなくしてしまう
  • 就活エージェントを頼りすぎてしまう

就活エージェントの利用の有無に限らず、就活では複数の企業に応募することになります。就活エージェントを早くから利用するとスムーズに就活を進めることができるため、いくつかの企業から就活スケジュール上の早い時期に内定をもらえることもあるでしょう。

しかし、早期に内定をもらってしまうと、就活へのモチベーションがなくなってしまう可能性があるため注意が必要です。

第一志望の企業から内定をもらえていれば良いですが、第一志望の企業から内定をもらっておらずほかの企業から内定をもらった場合「もうこの企業で良いかな」と考えてしまう恐れがあります。

また、就活エージェントを頼りすぎてしまうというデメリットもあります。手厚くサポートしてもらえるため、企業選びを含めてすべてをエージェントに任せてしまうと、後々後悔することもあるでしょう。

大学3年生の12~3月

大学3年生の12〜3月は、企業の採用活動が始まる直前の時期です。多くの企業が広報サイトをオープンしたり説明会を開催したりするため、多くの就活生が就活を始めます。

本格的に就活が始まる時期のため、この時期から就活エージェントの利用を始める就活生は多いでしょう。

メリット

大学3年生の12〜3月から就活エージェントの利用を始めると、下記のようなメリットがあります。

  • 求人情報が集まりやすい
  • 就活解禁前に動き出せる

就活の開始に合わせて多くの企業が求人を出すため、就活エージェントにも求人情報が集まりやすくなります。より多くの企業から企業選びができるため、自分に合った企業を見つけることができるでしょう。

企業選びには、自己分析などの事前の準備が欠かせません。就活解禁前に動き出すことで、万全の状態で就活を進めることができます。

デメリット

大学3年生の12〜3月から就活エージェントの利用を始めると「面談枠が埋まりやすい」というデメリットもあるため注意が必要です。就活エージェントでは、就活生一人ひとりに担当者(アドバイザー)がつきます。

担当者は、就活生と面談することで就活生の要望などをヒアリングして就活のサポートを行うため、面談をしなければ就活を進められません。12~3月は多くの就活生が就活エージェントを利用するため、面談枠が埋まってしまい面談まで時間がかかる可能性があります。

大学4年生の8~10月

大学4年生の8〜10月は、経団連の就活スケジュールで就活を行った就活生が内定をもらい始める時期です。この時期に就活が思うように進んでいないと、焦りや不安を感じる人も多いでしょう。

就活エージェントを利用することで、就活の遅れを取り戻して就活を成功させることができます。

メリット

大学4年生の8〜10月から就活エージェントの利用を始めると、下記のようなメリットがあります。

  • 利用者が減るためサポートを受けやすい
  • 秋採用などの企業を紹介してもらえる

内定をもらい始める就活生もいるため、徐々に就活エージェントの利用者が減少していきます。そのため、手厚いサポートを受けやすくなるでしょう。

また、この時期は秋採用の企業が求人を出しています。秋採用の中から自分に合った企業を選べるため、思わぬ優良企業に出会える可能性もあります。

デメリット

大学4年生の8〜10月から就活エージェントの利用を始めると、下記のようなデメリットもあるため注意が必要です。

  • 入社後のミスマッチが起きやすい
  • 冷静な判断ができない可能性がある

不安や焦りから、就活エージェントに紹介された企業を自分で判断せずに選んでしまうことがあります。自分で判断せずに企業を選ぶと入社後のミスマッチが起きやすく、早期退職などにつながる可能性があるため注意が必要です。

また、周りが内定をもらっている状態で自分が内定をもらっていないと、冷静な判断ができない可能性があります。冷静な判断ができなければ、かえって就活に時間がかかってしまうなど悪影響を及ぼすこともあるでしょう。

早期から就活エージェントを活用するメリット

早期から就活エージェントを活用するメリット

早期からの就活エージェントの利用は、下記のようなメリットがあります。それぞれどのようなメリットか、詳しく見ていきましょう。

  • 他己分析によって自己分析を深められる
  • 自分に最適な企業を見つけられる
  • 効率良く就活を進められる
  • 就活のサポートをしてもらえる安心感を得られる
  • 企業からのフィードバックを共有してもらえる

他己分析によって自己分析を深められる

就活では、自己分析が欠かせません。自己分析の精度を上げるには他己分析を合わせることが重要です。他己分析は自分だけではできないため、就活エージェントを利用して行うことで、自己分析の精度を上げられるでしょう。

自己分析や他己分析は企業選びでも必要なため、早期から始めておく必要があります。早期から就活エージェントの利用を始めることで、自己分析や他己分析を入念に行って自分に合った企業を見つけやすいです。

そしてその上で、志望する企業の面接対策なども十分に行うことができるでしょう。

自分に最適な企業を見つけられる

日本国内だけでも企業の数は膨大で、その中から就活期間中に自力で自分に最適な企業を見つけるのは困難です。就活エージェントを利用することで、自分の特徴や適性から最適な企業を紹介してもらえます。

ただし、就活エージェントを利用してもある程度の時間がかかってしまうこともあるでしょう。そのため、できるだけ早期に就活エージェントの利用を始めて、余裕を持って企業選びを始める必要があります。

効率良く就活を進められる

早期から就活エージェントの利用を始めることで、万全のサポートを受けて効率的に就活を進めることが可能です。

エージェントが個別に対応してくれるので、自分に合った求人情報をスムーズに提案してもらえたり、履歴書の書き方や面接対策など就活に関するアドバイスも受けたりすることができます。

エージェントのノウハウや業界の情報を活かし的確なアドバイスを受けながら、効率的に自分に合った仕事を見つけられます。

就活のサポートをしてもらえる安心感を得られる

就活エージェントにサポートしてもらうことで、安心感を得られます。1人で就活を進めていると、「この進め方で間違っていないか」や「ほかの就活生と比べて遅れていないか」など、不安に感じることがあります。

就活エージェントでは1人で悩まずにいつでも相談できるため、落ち着いて就活できるでしょう。早期から利用を始めていると、担当者との信頼関係も構築できるため、安心感が増します。

企業からのフィードバックを共有してもらえる

就活エージェントを利用すると、企業からのフィードバックを共有してもらえるメリットがあります。

基本的に、企業は不採用の理由を開示する義務がないため、不採用の場合になぜ不採用なのかを知ることができず、ほかの企業の選考対策として役立てることができません。

一方、就活エージェント経由で選考を受けた場合、担当者経由でフィードバックをもらえることがあります。しかし、あくまでフィードバックがもらえるのは就活エージェントから紹介してもらった企業のみです。

早期から利用を始めることで、すべての企業の合否におけるフィードバックをもらうことができるでしょう。

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早期から就活エージェントを活用するデメリット

早期から就活エージェントを活用するデメリット

早期からの就活エージェントの利用は、下記のようなデメリットもあるため注意が必要です。どのような点に注意しなければならないか、詳しく見ていきましょう。

  • 担当者と相性が悪いと時間を無駄にしてしまう可能性がある
  • 自分に合わない企業を紹介される可能性がある

担当者と相性が悪いと時間を無駄にしてしまう可能性がある

担当となったアドバイザーとの相性が悪いと、サポートがうまく機能せずに時間を無駄にしてしまう可能性があります。

早期から就活エージェントの利用を始めていると、ある程度担当者との付き合いも長くなることから、相性が悪いと感じても変更依頼をしにくくなってしまうこともあるでしょう。

しかし就活エージェントには複数のアドバイザーがおり、担当者を変更してもらうことも可能です。相性が悪いなと感じたら、担当者に気を遣うことなくすぐに変更してもらうと良いでしょう。

自分に合わない企業を紹介される可能性がある

担当者との面談がうまく機能せず、自分に合わない企業を紹介される可能性もあります。早期から就活エージェントを利用する場合だと、時間もあるのでとりあえず受けようと考える人もいるかもしれません。

しかし、先述したように内定をもらうと就活へのモチベーションがなくなってしまい曖昧な判断で企業を選んでしまう恐れがあります。早期に利用を始めるからこそ、企業選びは慎重に行わなければなりません。

就活エージェントをいつから利用するかに関するよくある質問

就活エージェントをいつから利用するかに関するよくある質問

就活エージェントをいつから利用するかに関する、下記2つのよくある質問について詳しく解説します。

  • 就活エージェントを利用する時期に制限はある?
  • 就活エージェントを利用する時期が遅いと求人数が少なくなる?

就活エージェントを利用する時期に制限はある?

先述した通り、基本的に就活エージェントの利用時期に制限はありません。企業によっては大学1年生からインターンシップを開催しているところもあるため、早ければ大学1年生から利用することもできます。

ただし、早く利用を始めても大学4年生へのサポートが優先されてしまい、手厚いサポートは受けられない可能性があるため注意が必要です。

また、いつまで利用できるかについても気になる人もいるでしょう。いつまで利用できるかはエージェントによって異なりますが、概ね大学4年生の1〜3月までと考えておきましょう。

この時期になると、企業側の採用活動が終わってしまうため、同時に多くの就活エージェントのサポートも終了します。

就活エージェントを利用する時期が遅いと求人数が少なくなる?

就活エージェントの利用を始める時期が遅くなると、どうしても求人数は減ってしまいます。秋採用や二次採用を行う企業があるとはいえ、時間が経つにつれて採用活動を終了する企業も増えていくため、時期が遅くなるほど求人数は少なくなるでしょう。

それでも就活エージェントを使えば、通年採用の企業や隠れた優良企業の求人を見つけることもできます。就活がうまくいかない場合は、時期が遅くなってしまっても就活エージェントを利用することをおすすめします。

時期別のポイントを知って就活エージェントをうまく利用しよう

就活エージェントはいつからでも利用できますが、早期に利用を始めることで就活に対して万全の準備ができます。そのため、できるだけ早期に利用を始めることがおすすめです。

P-CHAN就活エージェントでは、担当アドバイザーが今後の進路について相談に乗っています。無料で利用できるので、ぜひP-CHAN就活エージェントの利用を検討してみてください。

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この記事の監修者

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創業60年。一貫して人材サービスに携わり、累計2万社を超える企業の採用を支援。
東京・神奈川・埼玉・千葉の1都3県を中心にサービスを展開。
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