大学2年の就活においてやっておくべきこと10選!周りと差別化する方法も解説

大学2年の就活においてやっておくべきこと10選!周りと差別化する方法も解説

「大学2年だけど就活対策を何もしていない」
「就活対策といっても何をすれば良いか分からない」

就活の時期が近づき、何もしていないことに不安を感じている人も多いでしょう。就活が本格的に始まるのは大学3年生の冬頃ですが、2年生のうちから準備しておけば心に余裕を持って就活に挑めます。

この記事では、大学2年生が実施すべき就活対策を10個解説します。周りと差別化する方法や学生生活のおすすめの過ごし方も紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。

なお、就活対策に不安がある人には、「P-CHAN就活エージェント」への登録がおすすめです。就活相談やES添削、面接対策を全て無料でサポートしてもらえます。大学2年生からの就活に悩んでいる人は、P-CHAN就活エージェントの利用を検討してみましょう。

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大学2年から何かしらの就活準備を始めている人は全体の46%

大学2年から何かしらの就活準備を始めている人は全体の46%

ウォンテッドリーが実施した「就職活動に関する調査」によると、24卒学生の46%が大学1〜2年のうちから就活の準備を始めていることが明らかになりました。

企業説明会などの本格的な就活がスタートするのは、大学3年生の終わりから4年生の始まりにかけての春頃です。しかし、大学2年生のうちから自己分析や業界研究、筆記試験などの準備を始めて、就活に備える人が約半数を占めています。

大学2年生のうちは大規模な就活イベントはありませんが、就活が本格化する3年生の終わりから就活を始めていては確実に遅れをとることになるでしょう。

大学2年は就活にどう向き合うべき?

大学2年は就活にどう向き合うべき?

大学2年生のうちは、就活対策にたっぷり時間を割く必要はありません。と言うのも、大学2年生向けの就活イベントはあまり開催されていないからです。

しかし大学2年生は、就活のエントリーシートや面接で定番の質問である「ガクチカ(学生時代に力を入れていたこと)」を作るのに最適な時期です。

大学生活にも慣れてきた2年生は、学業だけでなくサークル活動やアルバイトに打ち込む人もいるでしょう。就活本番まで時間に余裕があるので、選考対策よりも自分の興味関心を深めて、就活のアピール材料を蓄える期間にすることをおすすめします。

また、すでに興味のある業界や職種がある場合は、インターンシップへの参加を検討したり、書籍や就活サイトで情報収集したりするなど、アンテナを張っておくと良いでしょう。

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大学2年の就活においてやっておくべきこと

大学2年の就活においてやっておくべきこと

ここでは、大学2年の就活においてやっておくべきことを解説します。

  • 就活のスケジュールを把握する
  • 就活サイトに登録する
  • 興味のある業界や企業について調べる
  • 就活にまつわる本を読む
  • 適性診断を受ける
  • 筆記試験の勉強を始める
  • 資格取得に挑戦する
  • 先輩に就活の話を聞く
  • 就活で必要なものを揃える
  • 就活に向けて貯金する

全てを行う必要はありませんが、1つでも手を付けておけば就活が本格化してから慌てずにすみます。できることから進めていきましょう。

就活のスケジュールを把握する

まずは大まかな就活のスケジュールを把握しておきましょう。全体の流れを正しく把握しておかなければ、志望する企業の選考を見逃してしまう可能性があるからです。

例えば、2026年卒の就活は以下のような流れで実施されます。

  • 2024年春~冬:インターンシップ募集・参加
  • 2025年3月~:企業へのエントリー・説明会・ES提出スタート
  • 2025年6月~:筆記試験・面接スタート
  • 2025年10月:内定式

ただし近年は、優秀な人材を確保するために、上記スケジュールよりも前倒しで選考を開始する企業も増えています。また志望する企業や業界によっては、選考時期が異なる場合もあるので、前年の就活動向を確認しておきましょう。

就活サイトに登録する

就活を円滑に進めるために、大学2年生のうちから就活サイトへの登録はしておきましょう。企業への応募はまだ先ですが、どの業界にどういった企業があるのか、どういった能力を求められているのかを事前に把握できるからです。

ほかにも、取得しておくと良い資格や説明会・インターンシップの時期なども確認できるので、本格的に就活を始める際に有利に進められます。

おすすめの就活サイトに興味がある方は、「就活サイトで情報を収集しよう!種類や使い分け方、注意点を解説」も読んでみてください。

興味のある業界や企業について調べる

興味のある業界や企業を調べるのも就活対策のひとつです。就活では「企業研究」と呼ばれており、企業の特徴を理解して自分に合っているかを判断する上で大切なプロセスです。

企業研究では主に以下の項目を確認しましょう。

  • 会社概要(代表者・所在地・設立年・資本金・従業員数)
  • 事業内容
  • 企業理念
  • 業績(売上・営業利益)
  • 業界内シェアや競合企業
  • 今後のビジョン
  • 採用情報(募集職種・勤務時間・給与・福利厚生・選考の流れ)

情報は以下のような媒体から収集します。

  • 企業のホームページ
  • 就活サイト
  • 書籍・雑誌
  • 新聞・ニュース
  • 経営者の取材記事
  • 企業のSNS

集めた情報は、のちの企業選びや志望動機作成に役立つので、ノートやPCにまとめておきましょう。

就活にまつわる本を読む

就活対策として、就活にまつわる本を読んで企業や業界への理解を深めるのも有効です。

例えば、業界内シェアを知りたい場合は「業界地図」を、さらに特定の企業を掘り下げたい場合は経営者の著書に目を通しておくことをおすすめします。他の学生とは異なる切り口の志望動機を作れるようになります。

どのような企業で働きたいかイメージが湧かない人は、自分の特性や価値観の分析に役立つ、自己分析系のビジネス書を1冊読んでおくと良いでしょう。

とは言え、大学2年生は就活の本格スタートまで時間がたっぷりあるので、就活本だけでなくエッセイや小説、自己啓発書など視野が広がるような読書を楽しむのもおすすめです。

適性診断を受ける

適性診断(適性検査)とは、企業が新卒採用において就活生の性格や向いている職種を判断するためのテストのことです。本腰を入れて取り組む必要はありませんが、大学2年のうちに一度診断を受けて、内容を把握しておくと良いでしょう。

診断では主に「一貫性」や「虚偽性」がチェックされます。正直に回答すれば問題ありませんが、引っかけ問題も混ざっているので注意が必要です。

例えば「これまでに一度も嘘をついたことがない」という質問に対して「YES」と回答するのはNGと言われています。生涯で一度も嘘をついたことがない人は限りなく少ないので、「YES」と答えると嘘をついていると判断される可能性があります。

筆記試験の勉強を始める

競争率の高い企業の採用選考では、筆記試験が実施される場合があります。筆記試験の目的は、企業が求める学力や教養の基準に達していない応募者をふるいにかけるためです。

就活対策では面接に目が行きがちですが、筆記試験を通過しなければそもそも面接に進むことができません。また就活の筆記試験は、問題集を繰り返し解けば比較的短期間で得点を伸ばすことが可能なため、取り組んでおいて損はないでしょう。

なお、就活の筆記試験でよく使われているのは以下の3つです。

  • SPI
  • 玉手箱
  • TG-WEB

大学3年生はインターンシップや企業説明会などで忙しくなるため、大学2年生の間に問題集などで対策しておくと良いでしょう。

資格取得に挑戦する

資格取得に挑戦することも就活対策につながります。資格があれば就職に有利になるとは言い切れませんが、専門性の高い職種では、関連資格を取得しているかどうかが選考通過率に大きく影響します。

例えば、IT業界ならITパスポート、英語を活用する企業ならTOEICといったように、応募先企業で活かせる資格を取得しておくと、採用担当者に熱意を伝えられるでしょう。

応募先企業と関連が少ない資格の場合は、高い評価を得るのは難しいですが、取得した動機や合格までの過程を上手くまとめることで、ひとつのアピール材料になります。

とは言え、資格取得に時間をかけすぎて他の就活対策が疎かになってしまうと逆効果になる可能性もあるので、その点は注意しましょう。

先輩に就活の話を聞く

今後の就職活動の参考にするために、先輩から就活の話を聞くのもおすすめです。サークル、部活、ゼミなどのコミュニティで仲の良い先輩がいる人は、就活を終えた先輩に選考内容や就活対策について聞いてみましょう。

先輩に聞いておくと良い質問例は以下のとおりです。

  • 内定が出た企業の志望動機
  • 企業選びの基準
  • 企業研究の方法
  • 就活対策でやって良かったこと
  • ES作成や面接のアドバイス

ただし、先輩本人も採用された本当の理由を知っているわけではないので、アドバイスを全て鵜呑みにはせず、参考程度に留めておきましょう。

就活で必要なものを揃える

大学2年のうちにやっておきたいのが、就活で必要なものを揃えておくことです。大学3年の夏頃にはインターンシップが始まるので、2年時に購入しても早すぎることはありません。

就活で最低限必要なものは以下のとおりです。

  • スーツ
  • スーツ小物(シャツ、ネクタイ、ストッキング、革靴)
  • ビジネスバッグ
  • 腕時計
  • 証明写真
  • 印鑑

特にスーツは第一印象を左右する重要なアイテムです。面接官に好印象を与えられるよう派手すぎるものは避け、必ず店員さんに採寸してもらったジャストサイズのスーツを用意しましょう。

就活に向けて貯金する

就活ではスーツやバッグなどの他に、交通費や飲食代などの費用も発生します。リクルート・就職みらい研究所の「就職プロセス調査」によると、2024卒学生が就職活動に使用した金額は、平均8万2,905円でした。

就活中は選考の合間に時間ができることもあるので、カフェを利用したり外で昼食をとったりする機会が増えます。また地方就活生が都心部で就活をする場合は、交通費や宿泊費も発生します。

選考は一次、二次、最終というように複数回行われるケースがほとんどなので、出費がかさむでしょう。そのため大学1・2年生のうちに、就活に向けて貯金しておくことをおすすめします。

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大学2年の就活対策で周りと差別化する方法

大学2年の就活対策で周りと差別化する方法

大勢の就活生の中から選ばれるには、他の学生との差別化を図ることが重要です。企業の採用担当者は1日に多くの学生と接しているため、同じような自己PRでは全く覚えてもらえません。

周りの学生との差別化を図る方法は以下のとおりです。

  • セミナーやイベントに参加する
  • インターンシップを受ける
  • 就活エージェントに相談する

特に入社が難しい有名企業を志望している人は、他の学生との差別化を意識して行動しましょう。

セミナーやイベントに参加する

セミナーやイベントは、就職活動に関する情報を得られる貴重な場です。特に就活セミナーはグループワークやディスカッションのような形式で開催されることが多く、他の学生との交流によって刺激を受けられるでしょう。

ただし、大学2年生向けのセミナーやイベントは少ないのが現状です。大学主導で開催されている場合もあるので、こまめに情報収集を行いましょう。

インターンシップを受ける

インターンシップとは、学生が在学中に就業体験を行えるイベントのことです。参加すると業界や職種の理解が深まるだけでなく、志望動機の裏付けにもなります。

インターンシップは大学3年生から参加するのが一般的ですが、企業が提示する条件を満たしていれば大学2年生からでも参加可能です。

インターンシップには「長期」「短期」「1day」などの種類があり、実際に業務体験できるものやグループワークが中心なものなど、さまざまです。

ただし大学2年生は学業が忙しい時期でもあるので、学業との両立が可能なインターンを選択しましょう。

就活エージェントに相談する

就活準備の進め方に不安がある場合は、就活エージェントに相談するのも効果的です。就活エージェントのアドバイザーはこれまでに多くの就活生を見てきた経験があるため、どのような大学生活を送った学生が内定を獲得しているのかを熟知しています。

大学2年生のうちからプロの意見を聞いておけば、正しい努力の方向性が分かり、その後の就活対策を効率的に行えるでしょう。

就活エージェントの活用を検討している人には、P-CHAN就活エージェントがおすすめです。就活のプロである専門アドバイザーが、大学2年生の段階でどういった準備をしておけば良いか、将来的にどのように就活対策をすれば良いかを細かく教えてくれます。

大学2年の学生生活でおすすめの過ごし方

大学2年の学生生活でおすすめの過ごし方

就活対策はもちろん大切ですが、学生生活を有意義にすることはそれ以上に重要です。企業に提出するエントリーシートや採用面接では、必ず「学生時代に力を入れていたこと(ガクチカ)」を問われるからです。

大学2年の学生生活では以下のような過ごし方を意識しましょう。

  • 学業に専念する
  • 趣味やサークル活動に専念する
  • 留学やボランティアを経験する

それぞれの過ごし方を就活とどう関連づけるかも併せて解説します。

学業に専念する

卒業研究に向けて学業に励むことは、自己PRにつながります。あなたの専攻分野と志望企業が求めるスキルが一致している場合、学業を仕事にどう活かせるかを筋道を立てて説明できれば、採用担当者にあなたの魅力が伝わるでしょう。

面接では「学業で力を入れたこと」もよく質問されますが、アルバイトやサークル活動とは異なり、エピソードが思い浮かばず上手く答えられない人も少なくありません

学業をアピールするなら、課題に対してどう取り組んだのか、どのような成長があったのかをアピールすると良いです。就活を見据えて講義には真剣に取り組みましょう。

趣味やサークル活動に打ち込む

好きなことに打ち込んだ経験はガクチカの切り口になるだけでなく、採用担当者にあなたの人柄や個性を伝える具体的なエピソードになります。

必ずしも「全国大会出場」「リーダー経験」「珍しい特技」などの派手な経験をする必要はありません。同じサークル活動でも「大会に向けて練習時間の管理を徹底した」という人もいれば、「新入生の定着率アップのために行動した」という人もいます。

あなたなりに趣味やサークルに本気で打ち込み「どのような場面で力を発揮できるのか」を見つけておくと良いでしょう。

留学やボランティアを経験する

留学やボランティアは、学ぶ姿勢をアピールできる貴重な経験です。留学経験は仕事で英語を活かせる裏付けとなるため、グローバル企業の選考で有利に働くでしょう。

また、ボランティア経験は視野が広がり、社会が抱える課題について学ぶきっかけとなります。そのため、行政機関や地方創生に関わる企業の就活で好印象を得やすいでしょう。

ただし適切にアピールできなければ、かえって薄っぺらい印象を与える可能性があるので注意が必要です。その経験から何を学んだのかを伝えられなければ意味がありません。

とは言え、学生時代にしかできない経験は価値観の形成につながります。就活の方向性が変わるきっかけになるかもしれないので、積極的にチャレンジしましょう。

大学2年の就活は準備がメイン!今から始めて一歩リードしよう

大学2年の就活は準備がメイン!今から始めて一歩リードしよう

大学2年生のうちは本格的な就活は始まりませんが、半数近くの学生が就活対策を行っています。大学3年生からスタートするインターンシップの申し込みや企業へのエントリーに向けて、周りの学生はすでに動き出しているかもしれません。

就活本番で焦らないためにも大学2年生から少しずつ就活対策を進めながら、自己PRに困らないよう学生生活に全力で打ち込みましょう。今から始めれば大学3年生からの就活で一歩リードできるはずです。

就活の進め方について事前に相談したい人には、就活エージェントサイト「P-CHAN就活エージェント」がおすすめです。これまでに多くの就活生を支援してきた専任のアドバイザーが、ヒアリングを通して自己分析や企業選びをサポートしてくれます。

将来の就活が不安な人は、ぜひ活用してみましょう。

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この記事の監修者

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創業60年。一貫して人材サービスに携わり、累計2万社を超える企業の採用を支援。
東京・神奈川・埼玉・千葉の1都3県を中心にサービスを展開。
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