26卒の就活スケジュールは?内定獲得のための準備事項を徹底解説

26卒の就活スケジュールは?内定獲得のための準備事項を徹底解説

「26卒は、どんなスケジュールで就活すれば良いの?」

「就活を始めている同期生が多いんだけど、もしかして出遅れてる?」

2025年時点で、こうした疑問や不安を持つ26卒の人もいるのではないでしょうか?

この記事では、26卒の就活スケジュールや就活事情、新卒で内定獲得する方法を解説します。26卒の就活で納得のいく企業から内定を獲得したい人は、ぜひ参考にしてみてください。

就活に不安や疑問がある26卒の学生は「P-CHAN就活エージェント」を利用してみませんか?P-CHAN就活エージェントでは優良企業の紹介、書類添削、面接練習などさまざまなサポートを行っています。自己分析が上手くできない人からすでに内定が出ている人まで、幅広い就活状況の人が利用可能です。

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26卒の就活スケジュール

26卒の就活スケジュール

まずは26卒の就活スケジュールについて、時期ごとに就活生がやるべきことを8項目に分けて解説します。就活に向けて今後どのように動けば良いのか、全体像を把握しておきましょう。

なおここでは、政府によって定められた就活スケジュールに基づいて解説します。外資系やベンチャー系企業は本スケジュールよりも早く選考を進めている可能性が高いため、志望企業の正確な情報は就活サイトや企業ホームページなどで都度確認しましょう。

2024年4月:就活準備を始める

就活の準備は、大学3年生の4月から始めるのが一般的です。特に自己分析や企業研究は就活の基礎となる重要なステップのため、なるべく早い段階で取り組む必要があります。

自己分析や企業研究が疎かだと就活の軸が定まらないため、志望企業を絞り込めず、迷走する原因になりかねません。その結果、エントリーの判断が遅れて、選考受付が終了してしまうリスクもあります。

また、業界や職種が定まらないまま人気のある企業や大手企業ばかり闇雲にエントリーしてしまうと、志望動機がどの企業にも当てはまるような曖昧な内容になりがちです。さらに自己分析や企業研究が甘いと書類や面接の質が下がり、選考に通過できない可能性が高まります。

このように自己分析・企業研究は企業選びや選考の質に大きく関わるため、なるべく早いうちから取り組むことが大切です。

2024年7月:サマーインターンに参加する

就活スケジュールでは、大学3年生の夏にサマーインターンシップの期間が設けられています。インターンシップは企業のリアルな雰囲気が確かめられる他、実際に業務経験が積めるのが魅力です。企業との相性も事前に確認できるため、入社後のミスマッチを防げるでしょう。

さらに厚生労働省は26卒の就活より、インターンシップへの参加が採用に有利に働くルールを設けました。就活スケジュール上の選考開始日は2025年6月ですが、政府が設けた一定条件を満たしたインターンシップへ参加すると、その際の評価が本選考に活用される可能性があります。

なお対象となるのは、厚生労働省が定める分類の一つである「タイプ3(汎用的能力・専門活用型インターンシップ)」です。これは職場における実務体験を2週間以上行うことなどが条件とされています(※)。ただし、インターンシップに参加さえすれば必ず採用が決まるというわけではないので注意しましょう。

※出典:厚生労働省「2026 年度卒業・修了予定者の就職・採用活動日程に関する考え方

2024年10月:秋冬インターンに参加・企業研究を行う

大学3年生の秋冬にもインターンシップの期間が設けられているため、積極的に参加することをおすすめします。

なぜなら秋冬のインターンシップは、企業が早期選考を見据えて開催するケースが多いからです。これは秋冬の方が選考開始時期に近く、インターンシップ開催の流れに合わせてスムーズに採用活動をしたいと考える企業が多いためだと考えられます。

企業によっては、秋冬インターンに参加した就活生を早期選考に案内したり、一次選考を免除したりするなどの優遇措置を設けている場合もあります。内定獲得のチャンスを広げるためにも、積極的に参加すると良いでしょう。

また大学3年生の10月頃は、本格的に企業研究を進めるタイミングでもあります。これから始まる企業説明会やエントリーに向けて、企業情報を具体的に下調べしておく必要があるからです。

例えば事業内容や風土、働き方などを確認することで、自分に合う企業が見つけやすくなります。この時期に志望する企業をある程度絞り込んでおくことで、説明会やエントリーの機会を逃さずスムーズに就活を進められるでしょう。

2025年3月:企業説明会への参加・エントリーを開始する

大学3年生の3月は「就活広報解禁日(3月1日)」にあたる時期であり、企業説明会などの広報活動やエントリー受付が始まります。

企業説明会は、企業の事業内容や今後の展望を直接聞ける貴重な機会です。社員や会社全体の雰囲気を肌で感じられるため、志望企業を絞り込む際の判断材料となるでしょう。企業によっては選考を兼ねた説明会を開催することがあるため、機会を逃さないように情報収集を怠らないことが大切です。

エントリーは、就活サイトや企業の採用サイト上から行うのが一般的です。エントリーを行うと説明会や選考に関する案内が届くようになるため、早めに動くことで他の学生より一歩リードできる可能性もあります。

企業によっては、エントリー時にエントリーシートなどの書類提出を求められることもあるため、スケジュールに余裕を持って準備・提出を進めておきましょう。こうした早めの行動は、企業からの印象アップやトラブル回避にもつながります。

2025年4月:エントリーシートを提出・筆記試験に備える

大学4年生の4月はエントリーシート(ES)の提出や筆記試験など、選考本番に向けた準備が本格化する時期です。

ESは自分の人柄や意欲を伝えるための重要な手段です。一方、筆記試験は就活生の基礎的な能力や適性を測るために実施されます。これら2つにしっかりと向き合うことで、選考通過率が高まります。

また、筆記試験対策もこの時期に進めておきます。筆記試験は「SPI(適性検査)」を活用する企業が多く、主に基礎学力(言語・非言語)や性格傾向が図られます。筆記試験で一定のラインを超えないと次の選考に進めない企業もあるため、過去問などで事前に対策しておきましょう。

2025年6月:面接が始まり本格的な選考が進む

厚生労働省のルールにより、2025年6月1日から新卒採用の本格的な選考が始まります。就活に出遅れないように、情報は隅々まで確認することが大切です。特に早期選考を行う業界や人気企業は早期に受付を締め切る可能性があるため、小まめに情報をチェックしましょう。

選考は書類提出から始まり、筆記試験、複数回の面接へと進むのが一般的です。選考直前になって焦らないよう、余裕を持って対策や準備をしておくことも大切です。

選考が始まると、企業と相性の合う学生から内定が出始めます。周囲と比較して焦る気持ちが湧くかもしれませんが、自分が納得する企業への入社を目指して、今やるべきことに冷静に取り組んでいきましょう。

面接は自分の強みや熱意を直接伝えられる貴重な場面です。想定される質問に対する回答をあらかじめ整理し、模擬面接などで練習を重ねておくことで、自信を持って本番に臨めます。

2025年9月:内々定の通知を受ける

就活生の視点で見ると、大学4年生の9月までは、多くの学生が内々定を受ける時期です。一方、企業から見た9月までの時期は、内定式が行われる10月に向けて内々定者の意思確認を進める時期となっています。

内々定とは、企業が正式な内定を出す前に内定の意志を伝える、いわば口約束のようなものです。企業が正式に内定を出せる時期は大学4年生の10月以降であるため、内々定という形式をとります。

内々定が出た後は内定式に参加するのか、入社意志があるのかを返答する必要があります。内定を受けるか迷う場合、就活エージェントや大学のキャリアセンターなどの第三者に相談してみましょう。

なお、返答が遅れると企業側のスケジュールに影響してしまう懸念があるため、早めの回答がマナーです。辞退する場合は1週間をめどに連絡を入れましょう。

2025年10月:内定をもとに入社先を決定する

大学4年生の10月は、企業から正式な内定を通知され、内定式が行われる時期です。この時期までに複数内定を受けている場合は、入社する企業を最終決定する必要があります。

一般的に内定の返答期限は1週間から2週間程度とされています。返答があまりに遅れると辞退とみなされる可能性もあるため、早めの判断が重要です。

複数の企業から内定を得ている場合は入社先を1社に絞り、辞退する企業にはできるだけ早めに連絡を入れましょう。企業側は辞退者が出ると追加の採用活動が必要になるため、早めの回答が就活生のマナーとも言えます。

なお大学4年生の10月時点で内定が出ていない場合も、就活を続けることは可能です。追加採用を行う企業の他、近年では通年採用を行う企業も増えており、秋冬の時期に新たな選考に参加できるチャンスはあります。

26卒の基本について興味がある方は、「26卒とは大学何年生?就活事情と今すぐ取り組むべき10項目を紹介」も読んでみてください。

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26卒の就活事情をチェック

26卒の就活事情をチェック

ここからは26卒の学生に向けて、就活内定率や就活求人倍率の情報を解説します。

26卒の就活内定率

2025年3月18日時点での26卒の就活生の内定率は58.7%です。そのうち内定を2社以上から受けている人の割合は、53.5%を占めています(※)。つまり内定者の過半数が、複数の企業から内定を獲得していることが分かります。

大学3年生時点にもかかわらず内定率が高いのは、インターンシップを通じた選考や就活の早期化の影響を受けているからです。

就活スケジュールは現在も刻々と進んでいるため、今からできることに着実に取り組むことが大切です。特にまだ内定が出ていない人は、改めて自己分析や企業研究を行った上で、採用活動を行う企業を見つける必要があります。

※出典:就職みらい研究所「就職プロセス調査(2026年卒)「2025年3月18日時点 内定状況」」

26卒の就活求人倍率

26卒の新卒者を対象とした採用見通し調査によると、「新卒採用が増える」と答えた企業は13.2%、「減る」と答えた企業は5.4%という結果が出ています(※)。「増える」と答えた企業の方が7.8%も多いことから、26卒の新卒に対する企業の採用意識は高いと言えるでしょう。

特に従業員5,000人以上の企業では、採用数が増える割合が高い傾向にあります。また、26卒の業界別の採用見通しを見ると、小売業や不動産業、流通業などが採用意欲の高い業界として挙げられます。

企業の採用人数が増えることで学生の選択肢も広がり、好条件の企業に入社しやすくなる可能性があります。

※出典:リクルートワークス研究所「ワークス採用見通し調査(新卒:2026年卒)」

就活スケジュールに間に合わない26卒が新卒で内定獲得する方法

就活スケジュールに間に合わない26卒が新卒で内定獲得する方法

もし就活がスケジュール通りに進んでいない場合、以下の方法を実践することで内定獲得に近付けます。

  • 追加募集を活用する
  • 通年採用している企業を探す
  • 逆求人サイトを利用する
  • 就活エージェントを利用する

追加募集を活用する

就活スケジュール通りに動けておらず今から就活に本格的に取り組む人は、追加募集を活用しましょう。

追加募集は、内定辞退者や退職者が出たことで秋や冬に採用活動を再開する目的や、留学や部活動に取り組んでいた優秀な学生を積極的に採用する目的で行われます。その中には、大手企業や人気の高い企業が含まれている可能性もあります。

とは言え、強力なライバルが含まれる可能性もあるため、内定を得るのは決して簡単とは言えません。

その反面、一次募集に比べて応募者が少ない傾向にあるため、きちんと対策を行った上で選考に臨めば内定を獲得できる可能性も十分あるでしょう。

通年採用している企業を探す

就活スケジュール通りに進めていない人は、通年採用している企業を探しましょう。通年採用では、企業が人員を求めるタイミングで採用活動を行っているため、就活スケジュールに乗り遅れてしまった場合でも、まだ間に合う可能性があります。

就活スケジュールに準ずる一括採用と比べて、通年採用は企業の選考とバッティングすることが少ないため、無理のないスケジュールで進めやすいのも特徴です。

また、応募締め切りが決まっていないケースも多く、選考へ向けて入念に準備できる点もメリットです。

逆求人サイトを利用する

今から就活に取り組む人は、逆求人サイトに登録すると効率的に就活を進められます。

逆求人サイトとは、プロフィールを登録するだけで企業からスカウトが届く可能性のある就活サービスです。自分から企業を探す必要がないため、時間をかけずに効率良く選考に繋げられるのがメリットです。

また、自分では見つけられなかった企業と出会えるきっかけにもなるため、視野を広げるチャンスにもなります。

就活エージェントを利用する

就活に出遅れている26卒の学生は、就活エージェントの利用を検討しましょう。独自で就活を進めるよりも効率的に内定を目指せるからです。

就活エージェントでは求人紹介や書類添削、模擬面接など、就活に関するさまざまなサポートが受けられます。就活支援に慣れているプロのアドバイザーが付き、選考準備から内定獲得まで一貫してサポートしてくれる点が大きな魅力です。

例えばP-CHAN就活エージェントの場合、平均年収や研修制度、福利厚生などの基準をクリアした企業の求人のみ取り扱っています。中には一次選考を免除される非公開求人もあるので、こうした求人を活用すれば就活に出遅れた人でもスムーズに選考を進められる可能性が高いでしょう。

「自分に合った企業に出会いたい」「就活の遅れを取り戻したい」と考えている人は、P-CHAN就活エージェントの利用を検討してみてください。

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26卒の就活スケジュールに関するよくある質問

26卒の就活スケジュールに関するよくある質問

最後に26卒の就活スケジュールに関する、以下3つのよくある質問を紹介します。

  • 26卒の就活で一番きつい時期はいつ?
  • 26卒の就活を2025年10月に始めても間に合う?
  • 27卒の就活スケジュールは26卒と違う?

26卒の就活で一番きつい時期はいつ?

就活で一番きつい時期は、選考が本格化するタイミングです。26卒の場合、大学3年生の3月から大学4年生の7月頃にかけて忙しくなりやすいでしょう。

この時期は就活の他に、学校の単位取得も目指さなければなりません。サークルやアルバイトをしている場合、そちらとの両立も求められるため、多くの学生が多忙を極めます。特に、就活スケジュールに比べて遅れを取っている場合、就活はより厳しい状況になると考えられます。

26卒の就活を2025年10月に始めても間に合う?

26卒の学生が2025年10月に就活を始めても、内定に間に合う可能性はあります。

ただし大学4年生の10月は、一般的に内定式が行われる時期です。すでに選考を終えている企業が多いため、業界研究や企業研究、自己分析に早急に取り組む必要があります。

また選考を継続している企業は限られてくるため、希望条件を絞りすぎると受けられる企業が極端に少なくなる可能性もあります。志望業界や志望企業に関する条件は幅広く設定し、間口を広げることで内定獲得のチャンスも増えるでしょう。

27卒の就活スケジュールは26卒と違う?

27卒の就活スケジュールは、26卒と大きく違いはありません。大学3年生の4月頃から自己分析や企業研究を始め、インターンシップへの参加を検討しましょう。

インターンシップに参加すると、企業の仕事内容が把握できるだけでなく、自己分析を深めるきっかけにもなります。また、インターンシップに参加した企業に応募する場合は選考が有利に進む可能性もあるため、積極的に参加しましょう。

26卒の就活スケジュールを把握して今やるべきことに取り組もう!

26卒の就活スケジュールを把握して今やるべきことに取り組もう!

26卒の就活スケジュールに間に合ってない人や、まだ内定が出ていない人は、焦る気持ちが湧いているかもしれません。しかし、そんなときこそ他の人と比較しすぎず、今やるべきことに取り組むことが大切です。この記事で紹介した準備すべき事項を参考に、冷静に就活準備に取り組みましょう。

就活を一人で進めるのが不安な人は、プロのサポートを活用するのも一つの手です。

P-CHAN就活エージェントは無料で利用できる就活エージェントです。専門のアドバイザーが選考のアドバイスや書類添削、面接練習などを行います。一般的な就活スケジュールより遅れている状態からでも自分に合った企業からの内定が欲しい人は、プロの力を頼ってみましょう。

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この記事の監修者

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創業60年。一貫して人材サービスに携わり、累計2万社を超える企業の採用を支援。
東京・神奈川・埼玉・千葉の1都3県を中心にサービスを展開。
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