大学4年生で就活してないのは遅い?やるべきことや遅れを取り戻すコツを解説

大学4年生で就活してないのは遅い?やるべきことや遅れを取り戻すコツを解説

就活は、一般的に大学3年生の夏頃から始める人が多いです。しかし、中には大学4年生まで就活をしていなかったという人もいるでしょう。

この記事では、大学4年生から就活を始めても間に合うのかや、就活しないデメリットについて解説します。やるべきことや遅れて就活を始める際の注意点などについても解説するので、ぜひ最後までご覧ください。

なお、どのように就活を進めれば良いかわからない人には「P-CHAN就活エージェント」がおすすめです。P-CHAN就活エージェントでは、就活の遅れを取り戻せるように手厚くサポートしてくれます。

大学4年生からの就活に不安がある人は、ぜひ利用してみましょう。

P-CHAN就活エージェントに無料相談をする

大学4年生で就活してない場合でも遅れが取り戻せる理由

大学4年生で就活してない場合でも遅れが取り戻せる理由

就活は、いつから始めなければならないという決まりはなく、基本的にいつでも始められます。ただし、多くの人は大学3年生から就活を始めており、大学4年生で就活してないという状況は、周りと比べて遅れているのは事実です。

とは言え、遅れを取り戻せないというわけではありません。

大学4年生からでも遅れを十分に取り戻せる理由としては、下記の2つがあります。

  • 選考が本格的に始まるのは6月だから
  • 二次募集している企業があるから

選考が本格的に始まるのは6月だから

多くの企業は、政府主導の就活ルールに沿って採用活動を行っています。就活ルールではスケジュールも定められており、選考が本格的に始まるのは大学4年生の6月です。

そのため、6月までにエントリーさえできれば、通常の選考時期に合わせて選考を受けられます。選考にさせ進められれば、遅れを気にせず就活できるでしょう。

二次募集している企業があるから

6月の選考に間に合わなくても、秋などに二次募集を行う企業もあります。一次募集での採用人数が予定より少なかったり、そもそも採用予定人数が多かったりする企業であれば二次募集でも十分に採用されるチャンスがあるでしょう。

とは言え、志望する企業がかならず二次募集を行うとは限りません。一次募集に間に合わなかった場合、二次募集している企業の中から選ぶ必要があります。

大学4年生の一般的な就活状況

大学4年生の一般的な就活状況

ここでは、大学4年生の就活状況、内定状況について解説します。一般的な大学4年生の4月時点の就活状況は下記の通りです。

就活状況

割合

着手状況

89.5%

内定状況

28.1%

着手状況

就活みらい研究所の「就職プロセス調査 (2022年卒) 「2022年3月度(卒業時点)内定状況」」によると、大学4年生の4月時点で就活を行っている人の割合は89.5%となっています。

4月以降は、内定を獲得して就活を終える就活生が徐々に増えていきます。着手状況から分かるように、多くの就活生は大学3年生から就活を始めています。

多くの企業でチャンスがあると考えれば、就活のスタートは早いほど有利です。また、時間をかけて企業研究や自己分析などを行えるため、早ければ早いほど就活を有利に進められるでしょう。

内定状況

同統計データによると、大学4年生の4月時点で内定をもらっている人の割合は全体の28.1%です。その後は、5月時点で51.3%、6月時点で68.5%と徐々に増えていきます。

政府主導の就活スケジュールでは選考が始まるのは6月ですが、外資系企業など独自の採用スケジュールで動く企業を志望している就活生は、4月の時点で内定を獲得している場合もあります。

早ければ良いと言うわけではありませんが、早めに行動して一つでも内定をもらえれば、自信を持って残りの就活に臨めるでしょう。

P-CHAN就活エージェントに無料相談をする

大学4年生で就活してない人によくある理由

大学4年生で就活してない人によくある理由

就活してない理由としては、下記のようなことが考えられます。それぞれの理由について、詳しく見ていきましょう。

  • 就活のやり方がわからないから
  • まだ就活しなくても大丈夫と考えているから
  • 他のことで忙しいから
  • 入社したい企業が見つからないから
  • 就職する気がないから

就活のやり方がわからないから

就活ではまず何をしたら良いかがわからず、始めの一歩を踏み出せないという人がいます。

ほとんどの就活生にとって、就活は初めての経験です。就活の初めから躓いてしまい、やり方がわからず迷っている間に大学4年生になってしまったという人もいるでしょう。

まだ就活しなくても大丈夫と考えているから

就活しなければならないとわかってはいるものの、遅れてもどうにかなるだろうと考えて就活のスタートが遅れている人もいます。

目算でこれくらいの期間があれば良いだろうと考え、詳細な日程を決めずにずるずる先延ばしにすると、後々取り戻せないほど遅れてしまう可能性が高いです。

就活は遅れれば遅れるほど不利になっていきます。そのため、準備にどれくらいの期間が必要かをしっかりと確認し、できるだけ早く就活を始めるようにしましょう。

他のことで忙しいから

大学の授業や研究、サークル活動、アルバイトなど他のことが忙しくて就活を始められない人もいます。それぞれ大切なことではあるものの、就活をすると決めたのであれば、就活にできる限り時間を割き、その他の優先度を下げることも大切です。

就活は、今後の自分の人生を大きく変える重大なイベントです。他の物事の優先順位を下げてでも、優先的に取り組むべきと言えるでしょう。

入社したい企業が見つからないから

就活を始めた時点で、行きたい企業ややりたいことがまだ不明瞭な人は多いです。気になる企業がなく、次のフェーズに進めない場合、まずは自己分析や業界研究を進めて、どのような仕事があるかを調べましょう。

自分が知らないだけで、世の中には多くの業界や企業、仕事があります。調べていく中で、自分にはどのような仕事が合っているのかがわかり、自分に適した仕事や企業に出会うことができるでしょう。

就職する気がないから

そもそも就職する気がなく、就活してない人もいます。

就活することが全ての人にとって最善とは限りませんが、新卒で就活できるのが一度だけであることを考えると、推奨される選択肢であることは事実です。新卒で就職しないことのデメリットを把握した上で、慎重に選択しなければなりません。

新卒で就活を行わなかった場合、下記のような選択肢があります。

  • フリーター
  • フリーランス・起業
  • 進学・留学
  • 就職浪人

それぞれの選択肢のメリット・デメリットを把握し、本当に就活をしなくて良いのかを判断しましょう。

大学4年生で就活してないとどうなる?

大学4年生で就活してないとどうなる?

就活していなかったり始めるのが遅れてしまったりすると、下記のようなデメリットがあります。それぞれのデメリットについて、詳しく解説します。

  • 企業の選択肢が少なくなる
  • 選考対策に十分な時間を確保できない
  • 不安や焦りが出てくる
  • 正社員になりにくくなる

企業の選択肢が少なくなる

就活が遅れると、募集を締め切る企業が増えてきます。自分が行きたいと思った企業に入社するには、早め早めの準備が欠かせません。

また、企業の選択肢が少なくなると、本当に入社したい企業を見つけられなくなっていきます。いつまでも企業選びが終わらず、就活が終わらなくなってしまう可能性があるでしょう。

選考対策に十分な時間を確保できない

就活に出遅れると、就活を行う全体の時間が短くなります。例えば、大学3年生の6月から始めた場合と大学4年生から始めた場合では、就活に使える期間が10ヶ月も違います。

就活の時間が少なくなると、企業研究や面接練習などの選考対策の時間を確保できません。他の就活生と差がついてしまい、選考に落ちてしまう可能性が高くなります。

不安や焦りが出てくる

就活が遅れていると自覚してしまうと、早く就活をしなければならないと考えてしまい、不安や焦りが出てきます。

就活を進める上では、適度な緊張感も必要です。しかし、不安や焦りが強く出てしまうと、就活に身が入らなくなってしまいます。不安や焦りで正常な判断ができず、間違ったことをして努力が空回りしてしまうこともあるでしょう。

正社員になりにくくなる

新卒で就活をせずに就職しない場合、今後正社員になるには中途採用に応募することになります。新卒はポテンシャル採用であることがほとんどですが、中途採用は持っているスキルや経験などで採用可否を判断されることが多いです。

そのため、新卒採用と中途採用では、新卒採用の方が採用されやすい傾向にあります。就活をせず新卒という肩書きがなくなってしまうと、正社員になる難易度は大きく上がってしまうでしょう。

P-CHAN就活エージェントに無料相談をする

大学4年生で就活してない人がまずやるべきこと

大学4年生で就活してない人がまずやるべきこと

大学4年生で就活してない人でも、下記のポイントを押さえることで、就活の遅れを取り戻すことができます。

  • 就活スケジュールの確認
  • 自己分析
  • 企業研究
  • 書類作成
  • 選考対策

それぞれのポイントについて、詳しく見ていきましょう。

就活スケジュールの確認

就活を始めたタイミングで、まずは一般的な就活のスケジュールを確認しましょう。スケジュールを確認することで、世間に対して自分がどれくらい遅れているかを把握できます。

自分の現状が把握できたら、次に就活の計画を立てましょう。遅れを取り戻すためには、どれくらいのペースで就活を進めなければならないかを、スケジュールから判断し、間に合うように行動することが大切です。

就活スケジュールに興味がある方は、「【2024卒必読】新卒の採用スケジュールと時期別のアプローチ方法」も読んでみてください。

自己分析

就活を進める上では、自己分析が欠かせません。自己分析とは、過去の経験などから自分にどのような強みや特徴があるかを分析することです。自己分析の結果は、企業選びや選考対策などのさまざまな場面で利用できます。

繰り返し行い、強みや弱みをはっきりさせておきましょう。

エントリー

自己分析を繰り返し行った後は、自分がやりたい仕事ができる企業や自分の強みを活かせる企業を探します。気になる企業を見つけたら、エントリーして企業に対して「興味がある」ということを意思表示をしましょう。

エントリーに興味がある方は、「就活時に聞く「エントリー」とは?エントリー時期の目安やポイントについて解説!」も読んでみてください。

企業研究

気になる企業にエントリーしたら、エントリーした企業について詳しく調べましょう。企業のホームページや資料、就活サイトの口コミ、OB・OG訪問など、企業研究の方法はさまざまです。自分ができることから進めていきましょう。

書類作成

企業研究で正式に選考を受ける企業を決めたら、書類選考で提出するエントリーシートや履歴書を作成します。自己分析や企業研究の結果をもとに、企業が求める人物像と自分がマッチしていることをアピールしましょう。

選考対策

書類選考に通ったら、選考対策を行います。面接や筆記試験、グループワークなど、選考内容は企業によって異なります。どのような選考が行われるか、事前に調べておきましょう。

就活で特に重要になるのは面接です。面接に関しては繰り返し練習を行い、スムーズに話せるようにしておきましょう。

大学4年生で就活してない人が遅れて就活を始める際の注意点

大学4年生で就活してない人が遅れて就活を始める際の注意点

遅れて就活を始める場合、下記のような注意点があります。

  • 過去は振り返らず前向きに考える
  • 企業選びを疎かにしない
  • 他の就活生と比較しない
  • 疲れたら適度に休む
  • 一人で抱え込まない
  • 選考に落ちても気にしすぎない

それぞれの注意点について、詳しく解説します。

過去は振り返らず前向きに考える

就活が遅れていることを自覚すると、「なぜ今まで就活してこなかったのか」と自分を責めてしまうことがあります。しかし、今自分を責めても時間は戻りません。

後悔するのではなく、これからどうするかをポジティブに考えることが大切です。「遅れは取り戻せる」とポジティブに考え、就活に臨みましょう。

企業選びを疎かにしない

就活が遅れていると、内定をもらいやすい企業や待遇が良い企業などを優先して選びがちです。しかし、そのような観点で選んだ企業は、実際に働き始めてからミスマッチを感じてしまう人も多くいます。

企業選びで重要なことは、自分がやりたいことができる企業を見つけることです。就活を終わらせるための企業選びではなく、自分に合った企業選びを意識しましょう。

他の就活生と比較しない

就活生の中には、大学4年生の4月時点で内定をもらっている人もいます。そのような人と比べてしまうと、焦りが出てしまいネガティブになってしまう可能性が高いです。

就活のゴールは、人それぞれ異なります。他の就活生とは比較しすぎないようにして、自分のゴールに向かって進みましょう。

疲れたら適度に休む

就活はストレスも多く、疲弊した状態で続けても悪循環に陥る場合があります。遅れているからと無理に行動するのではなく、疲れたら適度に休むことも大切です。自分のリフレッシュ方法を把握しておき、就活に疲れたらリフレッシュしましょう。

一人で抱え込まない

就活では、さまざまな場面で悩むことが多いです。一人で抱え込んでしまうと、就活が前に進まずさらに時間を使ってしまいます。何かに悩んだら、一人で抱え込まず周りに相談しましょう。

選考に落ちても気にしすぎない

就活を進めると、選考に落ちることもあるでしょう。選考に落ちたことを気にしすぎると、今後の就活に身が入りません。今後の選考のための改善策としてなぜ選考に落ちたのかを分析することは大切ですが、失敗を気にしすぎないようにしましょう。

P-CHAN就活エージェントに無料相談をする

大学4年生で就活してない人が遅れを取り返すために活用したいサービス

大学4年生で就活してない人が遅れを取り返すために活用したいサービス

就活してない人でも、下記のサービスを利用することで遅れを取り戻しやすくなります。

  • 就活エージェントを利用する
  • スカウト型の就活サイトを利用する

それぞれのサービスの特徴について、詳しく見ていきましょう。

就活エージェント

就活エージェントを利用することで、プロのアドバイザーから就活のサポートを受けられます。自分ではどのように就活を進めれば良いかわからないという人も、就活エージェントに相談することで就活を進めることができるでしょう。

就活エージェントでは、面談結果をもとに自分に合った企業を紹介してもらえます。企業選びは就活の中でも時間がかかるため、遅れを取り戻しやすいです。

おすすめの就活エージェントに興味がある方は、「【2023年最新】新卒におすすめの就活エージェント10選!使うべき理由や選び方も解説」も読んでみてください。

スカウト型の就活サイト

スカウト型の就活サイトに登録することで、企業側からスカウトが来ます。自分でも就活を進めながら、企業からのスカウトも受け取れるため、効率的に就活を進められます。

また、スカウト型の就活サイトには、自分の知らない企業からスカウトが来るというメリットもあります。自分の知らない企業と出会えるため、企業選びの選択肢が広がるでしょう。

スカウト型の就活サイトに興味がある方は、「スカウト型の就活サイトとは?おすすめ8選や活用する際のコツを紹介!」も読んでみてください。

就活に手遅れはない!遅れた自覚があるなら今から始めよう

就活に手遅れはない!遅れた自覚があるなら今から始めよう

就活をしてない人はもう手遅れだと考えるのではなく、今から始めることが大切です。遅れてしまっていることは事実ですが、大学4年生からでも遅れを取り戻して満足のいく就活を行うことは可能です。

新卒で就活を行うことには、多くのメリットがあります。後悔しないためにも遅れを自覚して、すぐにでも就活を始めましょう。

どのように就活を進めれば良いかわからず、就活を始められない人には「P-CHAN就活エージェント」がおすすめです。

P-CHAN就活エージェントでは、就活生一人ひとりに寄り添い、就活をサポートします。プロのアドバイザーと二人三脚で就活を進めることで、遅れを取り戻すことができるでしょう。

P-CHAN就活エージェントに無料相談をする

関連記事

新卒で就活をするメリットは?活かせる強みやデメリットも解説

新卒で就活をするメリットは?活かせる強みやデメリットも解説

新卒で派遣はやめとけと言われるのはなぜ?マイナスイメージがある理由を解説

新卒で派遣はやめとけと言われるのはなぜ?マイナスイメージがある理由を解説

就活のやり方・進め方がわからない人必見!流れややるべきことを解説

就活のやり方・進め方がわからない人必見!流れややるべきことを解説

この記事の監修者

P−CHAN就活エージェント

P−CHAN就活エージェント

創業60年。一貫して人材サービスに携わり、累計2万社を超える企業の採用を支援。
東京・神奈川・埼玉・千葉の1都3県を中心にサービスを展開。
数多ある企業の中から、平均年収・研修制度・福利厚生、働きやすさなど、様々な審査をクリアした厳選した求人のみを取り扱う。

P−CHAN就活エージェント無料就職相談センターまずはお気軽にご相談ください!