理系学生におすすめの就活サイト14選!就活を成功させるコツも詳しく解説
目次
理系学生は就職先を理系業界に決めている人も多いのではないでしょうか。とは言え、大半の人にとって初めてとなる就活は、どのように進めれば良いのか迷ってしまうものです。
この記事では、理系学生におすすめの就活サイトを14選紹介します。就活サイトの種類や理系就活のメリット・デメリット、就活を成功させるコツについても解説するので、最後まで読んでみてください。
理系就活を進める上で不安がある人には「P-CHAN就活エージェント」がおすすめです。
専任のキャリアアドバイザーが、理系就職を成功させるためのポイントをアドバイスしてくれます。書類添削や面接対策などのサポートも無料なので、まずはP-CHAN就活エージェントから登録してみましょう。
また、理系かどうかに関係なくおすすめの就活サイトが知りたい方は「【25卒向け】新卒におすすめの就活サイト15選を比較!選び方も解説」を確認しましょう。
理系学生におすすめの就活サイト14選
理系学生が理系の就活を目指すなら、就活サイトを利用するのがおすすめです。以下では、理系学生におすすめの就活サイトを14選紹介します。
- P-CHAN就活エージェント
- 理系ナビ
- リクナビ
- 理系マイナビ
- アカリク
- ラボベース
- テックオファー
- レバテックルーキー
- ちほりけ
- エンジニア就活
- キャリアチケットスカウト
- キミスカ
- リケイマッチ
- paiza新卒
P-CHAN就活エージェント
就活サイト名 | P-CHAN就活エージェント |
求人数 | 非公開 |
対象エリア | 全国 |
登録学生数 | 非公開 |
業界 | IT・通信など |
運営会社 | 株式会社ピーアール・デイリー |
出典:「P-CHAN就活エージェント」(2024年8月時点)
P-CHAN就活エージェントは、優良企業に特化して就職先を紹介しています。相談は全てオンラインで完結するため、忙しくて時間を捻出できない人もスムーズに就活を進められるでしょう。
独自ルートにより、一次面接や書類選考が免除される優遇制度もあります。また、書類添削や面接対策をプロのキャリアアドバイザーが行ってくれるのもメリットです。サービスは全て無料で利用できるため、利用する価値は十分あります。
理系ナビ
就活サイト名 | 理系ナビ |
求人数 | 非公開 |
対象エリア | 全国 |
登録学生数 | 非公開 |
業界 | メーカー・IT・通信・インフラ・金融等 |
運営会社 | 株式会社ドリームキャリア |
出典:「理系ナビ」(2024年8月時点)
理系ナビは名前の通り、理系学生の就活に特化しています。自分の情報を登録しておくと、企業からオファーが届く就活サイトです。
インターンシップ情報が多数掲載されている上、就活準備や情報収集に役立つセミナーも定期的に実施しています。キャリアアドバイザーへの相談も可能なため、就活の軸がなかなか決められない人には心強い味方となってくれるでしょう。
リクナビ
就活サイト名 | リクナビ |
求人数 | 13,000社以上 |
対象エリア | 全国 |
登録学生数 | 71万人以上 |
業界 | メーカー・サービス・インフラ・情報・ITなど |
運営会社 | 株式会社リクルートホールディングス |
出典:「リクナビ」(2024年8月時点)
リクナビは、株式会社リクルートホールディングスが運営する大手の求人サイトです。
「リクナビ2026」は26年以降の卒業者を対象としています。閲覧できる企業数は13,000社以上と、幅広い業界・業種から希望に合った求人を見つけられるでしょう。
インターンシップや1dayお仕事体験など、就活生向けの情報が充実しているのも特徴のひとつです。掲載されている求人には、メーカーやサービス、インフラ、情報、ITなどの理系に人気の大手企業が名を連ねています。
理系マイナビ
就活サイト名 | 理系マイナビ |
求人数 | 28,000社(マイナビ2024) |
対象エリア | 全国 |
登録学生数 | 80万人以上(マイナビ2024) |
業界 | メーカー・商社・流通・小売・金融・ソフトウェア・通信など |
運営会社 | 株式会社マイナビ |
出典:「理系マイナビ」(2024年8月時点)
マイナビは株式会社マイナビが運営する大手の求人サイトで、中でも理系に特化しているのが「理系マイナビ」です。理系向けの業界・企業研究の方法や就活対策の情報が掲載されています。
自分の情報を登録することで、専攻学科とマッチング度の高い企業の情報を提供してくれます。理系学生のための合同説明会も定期的に行われており、自分の専攻を活かせる企業を見つけられるでしょう。
アカリク
就活サイト名 | アカリク |
求人数 | 約300社 |
対象エリア | 全国 |
登録学生数 | 21万人以上 |
業界 | 情報処理・ソフトウェア |
運営会社 | 株式会社アカリク |
出典:「アカリク」(2024年8月時点)
アカリクは理系学生や大学院生の就職に特化したサイトで、大学院生の3人に1人が登録していると言われています。研究職やIT業界、ソフトウェア業界、医薬業界企業の求人を多数扱っているのが特徴です。
大手企業はもちろん、中小企業やベンチャー企業の求人もあり、自分の希望に合った求人を見つけることができるでしょう。大学や研究機関のようなレア求人も扱っており、一般的な求人サイトでは希少価値の高い求人にも出会えます。
ラボベース
就活サイト名 | ラボベース |
求人数 | 約700社 |
対象エリア | 全国 |
登録学生数 | 非公開 |
業界 | IT・通信・メーカー・建設・不動産・薬品など |
運営会社 | 株式会社LabBase |
出典:「ラボベース」(2024年8月時点)
ラボベースは理系学生を対象としたスカウト型の求人サイトです。理系学生をターゲットとしているということもあり、IT業界や通信業界、メーカーなどの求人が多数掲載されています。
一部ではコンサルティングファームの求人も扱っているため、コンサル業界を狙っている人はチェックしてみましょう。理系の企業で働く先輩のインタビュー記事も掲載されており、入社後のイメージを掴みたい人にもおすすめです。
テックオファー
就活サイト名 | テックオファー |
求人数 | 非公開 |
対象エリア | 全国 |
登録学生数 | 30,000人以上 |
業界 | メーカー・IT・WEB・建設など |
運営会社 | 株式会社テックオーシャン |
出典:「TECH OFFER(テックオファー)」(2024年8月時点)
テックオファーはスカウト型の求人サイトで、非公開求人を数多く取り扱っています。公開されている求人は、株式会社NTTデータビジネスシステムズ、株式会社ブリヂストンなど大手企業も多数あります。
企業からのオファー受信率は99%と、ほぼ全ての学生にスカウトメールが届く仕組みです。企業から届いたメッセージにはスカウトした理由が書かれているため、企業との共通点を見つけることが可能です。どのような企業から必要とされているか、自分の市場価値の把握にもつながります。
レバテックルーキー
就活サイト名 | レバテックルーキー |
求人数 | 5,000社 |
対象エリア | 東京都・愛知県・大阪府・福岡県 |
登録学生数 | 非公開 |
業界 | ITエンジニア |
運営会社 | レバテック株式会社 |
出典:「レバテックルーキー」(2024年8月時点)
レバテックルーキーは、ITエンジニアを志望する人を対象とした就活サイトです。非公開求人を多数扱っているので、ライバルの少ない企業を探している人におすすめです。さらに、ベンチャー企業からの紹介やスカウトも無料で受けられます。
また、業界に精通したプロが就活をサポートしてくれるのも魅力のひとつです。複数の企業の選考を同時進行でき、最短2週間で内定を得られます。
ちほりけ
就活サイト名 | ちほりけ |
求人数 | 非公開 |
対象エリア | 一都三県(東京・埼玉・千葉・神奈川)以外での関東近郊エリア |
登録学生数 | 10万人以上 |
業界 | 非公開 |
運営会社 | 株式会社ネオキャリア |
出典:「ちほりけ」(2024年8月時点)
ちほりけは地方の理系就活をサポートしてくれる就活サイトです。東京・埼玉・千葉・神奈川の一都三県以外に在住し、関東近辺での就職を目指す理系学生を対象としています。
地方から都心を目指す就活は決して楽なものではありません。時間や交通費がかかることを理由に、都心に出ての就活を諦めてしまう人もいます。しかし、ちほりけでは選考にかかる交通費は企業が負担してくれるため、経済的にも安心です。
また、ちほりけには専任のアドバイザーが在籍しており、就活を有利に進められるよう面接対策や書類添削を行ってくれます。
エンジニア就活
就活サイト名 | エンジニア就活 |
求人数 | 非公開 |
対象エリア | 全国 |
登録学生数 | 非公開 |
業界 | WEB・ソフトウェア・通信・ITコンサルなど |
運営会社 | シンクエージェント株式会社 |
出典:「エンジニア就活」(2024年8月時点)
エンジニア就活は、エンジニアを目指す就活生にスカウトが届く就活サイトです。大手やベンチャー企業など、さまざまな優良企業からスカウトが届くでしょう。
1dayインターンシップや大学1、2年生向けの長期インターンなどのイベント情報も充実しています。先輩たちの口コミも掲載されているため、入社後のイメージを掴みたい人に最適です。
キャリアチケットスカウト
就活サイト名 | キャリアチケットスカウト |
求人数 | 非公開 |
対象エリア | 全国 |
登録学生数 | 非公開 |
業界 | 金融・IT・通信・インターネット・メーカー・官公庁・公社・団体・エネルギーなど |
運営会社 | レバレジーズ株式会社 |
出典:「キャリアチケットスカウト」(2024年8月時点)
キャリアチケットスカウトは、大手企業の求人を多数扱っているスカウト型の求人サイトです。登録後、5つの質問に答えるだけで自分のキャリアに対する考えが明確になります。答えた質問の内容を元に自己PRやガクチカの作成が可能です。
また、キャリアの考えや価値観に共感してくれた企業からスカウトが届けば、選択肢の幅も広がるでしょう。
キミスカ
就活サイト名 | キミスカ |
求人数 | 非公開 |
対象エリア | 全国 |
登録学生数 | 20万人以上(2022年卒・2023年卒合算) |
業界 | 医薬品・化粧品、電機・機械・半導体・自動車・金融、IT・WEBなど |
運営会社 | 株式会社グローアップ |
出典:「キミスカ」(2024年8月時点)
キミスカは企業側からスカウトが届くスカウト型の求人サイトです。サイト内の性格診断に答えることで、自身の性格や価値観などのビジネススキルが掴めます。
また、自分の選考状況をアピールできるのも特徴のひとつです。例えば大手企業の3次面接まで進んだなど、企業側の興味を惹くアピールができます。
キミスカ主催のイベントも要チェックです。参加企業とコミュニケーションを直接図れるため、企業から直接話を聞きたい人に適しています。
リケイマッチ
就活サイト名 | リケイマッチ |
求人数 | 非公開 |
対象エリア | 全国 |
登録学生数 | 非公開 |
業界 | メーカー・IT・WEB・エンジニア・半導体・不動産など |
運営会社 | 株式会社カンビア |
出典:「リケイマッチ」(2024年8月時点)
リケイマッチは理系学部卒を歓迎しているスカウト型の求人サイトです。プロフィール登録完了後にスカウトが届くため、基本的に「待ち」の姿勢で就活を進められます。また、いきなり面接などの選考に入るのではなく、カジュアル面談からお互いを知ることもできます。
就活サイト=就活生しか登録できないというイメージが強いですが、リケイマッチは就活生でなくても登録可能です。大学1年生から情報収集をしたい人、インターンで企業の採用担当者とコンタクトを図りたい人にも最適です。
paiza新卒
就活サイト名 | paiza新卒 |
求人数 | 4,000社 |
対象エリア | 全国 |
登録学生数 | 25,000人(2025年度新卒会員) |
業界 | ITエンジニア |
運営会社 | paiza株式会社 |
出典:「paiza新卒」(2024年8月時点)
paiza新卒はITエンジニアを希望する就活生向けのスカウト型求人サイトです。paizaのスキルチェックでプログラミングの実力をランク化し、企業にアピールできます。
登録するとエンジニア向けインターンや本選考のスカウトが届くため、自分のスキルに見合った企業から就活を有利に進められるでしょう。また、専門性やスキルの高さをアピールしやすいサイトでもあるため、新卒でも高額の初任給でスカウトを受けられるかもしれません。
さらに、季節ごとのインターン情報も随時更新しており、必要な最新情報がいつでも入手可能です。
おすすめの就活サイトについて詳しく知りたい人は「【25卒向け】新卒におすすめの就活サイト15選を比較!選び方も解説」も読んでみてください。
理系向け就活サイトの種類
理系向け就活サイトには、以下の3種類があります。
- 求人検索型
- スカウト型
- エージェント型
求人検索型
求人検索型は、就活サイトの中でもっともスタンダードなタイプの就活サイトです。マイナビやリクナビ、アイデム、タウンワークといった大手求人サイトが該当します。
求人検索型はまずサイトに登録し、勤務地や職種などの希望条件を絞って、自分で求人を探します。そのため、応募から面接日程の調整は全て自分で行なわなければなりません。
メリットは求人数が多く、幅広い選択肢が広がることです。反対にデメリットは求人数が多いからこそ迷いが生じることもあり、就活に時間がかかってしまう点です。そのため求人検索型は、ある程度業界や業種が絞れている人に向いています。
スカウト型
スカウト型は、企業から直接スカウトが届くタイプの就活サイトです。就活生が自分でサイトに登録し、企業へのアピールにもなるプロフィール欄を埋めていきます。そのプロフィールを元に、企業から「うちの会社を受けてみませんか?」などのメッセージが届く仕組みです。
スカウト型は逆求人型とも呼ばれ、自分で求人を探す手間が省けるのがメリットです。書類選考や一次選考が通りやすくなる「特別選考ルート」が用意されていることもあります。
ただし、全員が必ずスカウトをもらえるわけではありません。プロフィールをしっかりと埋めておくのが大前提となります。スカウト型で就活を成功させたい場合は、プロフィールの作り込みが重要です。
スカウト型の就活サイトについて詳しく知りたい人は「スカウト型の就活サイトとは?おすすめ8選や活用する際のコツを紹介!」も読んでみてください。
エージェント型
エージェント型は、専任のキャリアアドバイザーが就活を全面的にサポートしてくれるタイプの就活サイトです。事前にキャリアアドバイザーが就活生の希望をヒアリングし、希望条件にマッチした求人を紹介してくれます。
応募書類の添削や面接対策など、あらゆるサポートが無料で受けられるのがメリットと言えるでしょう。就活のプロが客観的にアドバイスしてくれるので、安心して就活を進められるのも利点のひとつです。就活をひとりで進めるのが不安な人にはおすすめです。
理系におすすめの就活情報サイト4選
就活サイトと言えば、求人情報やキャリアアドバイザーなどのサポートを受けられるサイトが一般的です。
しかし、応募する企業を探したり、アドバイザーのサポートを受けたりするのと同時に最新の情報を集めるのも就職活動のひとつです。以下では、理系におすすめの就活情報サイトを4選紹介します。
- 就活会議
- みん就
- unistyle
- ONE CAREER
就活会議
就活会議は選考対策や業界・企業研究に活用できる口コミが掲載されている就活情報サイトです。14万社以上の登録企業と、24万枚を超える先輩のES・体験記(※)が閲覧できます。
入社後の会社の様子を先輩社員が口コミとして掲載しているため、企業研究にも活かせるでしょう。社内の雰囲気や仕事の様子がイメージしやすく、入社後のギャップも解消できます。
また、就活会議は情報を入手できるだけではありません。他の就活生たちの選考状況をリアルタイムでチェックできます。興味のある企業の選考状況や面接の雰囲気など、気になる情報を同級生から教えてもらえます。
※出典:「就活会議」(2024年8月時点)
みん就
みん就は内定者の企業情報の口コミが閲覧できる就活情報サイトです。現役就活生の掲示板があり、リアルタイムで情報交換できます。会員登録・ログインすることで、内定者の本選考体験記や志望動機、インターン参加者体験記を閲覧でき、自身の志望動機作りにも活用できるでしょう。
インターン企業の口コミも多数掲載されており、「業界」「実施日数」「開催地」などの絞り込み検索が可能です。
ただし、掲示板の投稿内容は個人的な主観が含まれているため、鵜呑みにせず参考程度にとどめるのが望ましいでしょう。
unistyle
unistyleはエントリーシートと就活コラムの情報量に特化している就活情報サイトです。エントリーシートの掲載数が8万枚以上あるため、書類選考を突破するためのヒントを得られるでしょう。エントリーシートは、商社や銀行など企業カテゴリから検索可能です。
なお、先輩たちが内定を得るために準備したことなどが書かれている「選考レポート」も就活対策に活用できます。就活コラムも随時更新されており、自己分析や面接マナーなど、就活生が知りたい情報も多数扱っています。
ONE CAREER
ONE CAREERは、先輩たちの実際のエントリーシートが閲覧できる就活情報サイトです。理系卒業生のエントリーシートが中心なので、理系の就活を目指している就活生に適しています。
また、面接の質問内容も掲載されており、その企業数は1,000社分(※)に及びます。面接質問集はサイト内からダウンロードが可能で、大学などに持ち出した上で模擬面接にも活用できるでしょう。
企業の選考情報が中心ですが、インターンや説明会、セミナーの口コミなど、有益な情報も多く扱っています。
※出典:「ONE CAREER」(2024年8月時点)
理系向け就活サイトへの登録手順
理系向け就活サイトへの登録方法は求人検索型・スカウト型・エージェント型によって異なるため、手順に沿って登録を進めましょう。以下では、就活サイトの登録から内定までの手順を解説します。
求人検索型
- サイトへの会員登録
- 履歴書・エントリーシートの作成
- 求人の検索
- 企業説明会への参加
- 求人への応募
- 書類選考
- 書類選考通過後に面接
- 内定
求人検索型はスカウト型やエージェント型に比べるとプロセスが少ないのが特徴です。サイト担当者とメッセージをやり取りすることもありません。
基本的に自分で求人を探して応募し、後は各企業の選考手順に従って進めます。
スカウト型
- サイトへの会員登録
- プロフィールの作成
- 企業からのスカウト
- 企業とのメッセージのやり取り
- 企業説明会への参加
- 求人への応募
- 書類選考
- 書類選考通過後に面接
- 内定
スカウト型は手順2のプロフィールの作成がもっとも重要です。企業はプロフィールを見てスカウトを行うため、埋められる箇所はなるべく記入するようにしましょう。
スカウトされた場合、手順7の書類選考は免除され面接に進むこともあります。
エージェント型
- サイトへの会員登録
- 担当者との個別面談
- 希望条件に合う求人の紹介
- 興味があれば選考に応募
- 履歴書やエントリーシートの書類添削
- 面接対策の実施
- 書類選考通過後に面接
- 内定
エージェント型の就活サイトは担当者とのやり取りが中心です。どのような業界や職種に興味があるのかを担当者に伝えた上で、就活を進めていきます。
求人を紹介してもらうには、担当者が就活生のことを深く理解するための情報が必要となるため、わがままと思えるような希望条件も素直に伝えましょう。
理系向け就活サイトを活用する際のポイント
いざ就活サイトに登録してもどのように活用すれば良いのか分からない就活生は少なくありません。以下では、理系向け就活サイトの活用ポイントを5つ紹介します。
- プロフィール欄をできるだけ埋める
- 就活のスケジュールを細かくチェックする
- 書類添削や面接対策などのサポートを活用する
- 使いやすい就活サイトを選ぶ
- 複数の就活サイトを活用する
プロフィール欄をできるだけ埋める
企業は就活生のプロフィール欄を重要視しているため、可能な限り埋めるようにしましょう。また、具体的な情報が記載されていた方が、企業側も入社後の活躍をイメージしやすくなります。
プロフィール=履歴書の役割もあるため、埋められる欄はできる限り詳しく記入しましょう。
スカウト型の求人サイトは特にプロフィールが重要です。抽象的なプロフィールは人柄が伝わりにくく、書類選考をなかなか突破できない恐れがあります。部活動も「〜部に所属」だけではなく、肩書きや大会での成績などの具体的な内容を記入するのが大切です。
希望する業界や職種と関係がないと思われるような趣味や特技欄もしっかり埋めましょう。趣味や特技から話が広がり、自分の人となりがより伝わりやすくなります。
就活のスケジュールを細かくチェックする
就活イベントや選考日程は細かくチェックし、最新の情報を把握しておくのが大切です。就活サイトでは定期的に就活イベントを実施し参加者を募っています。自分にとって有益だと思えるイベントには積極的に参加しましょう。
理系学生は就活と同時進行で研究や課題を進めなければならず、スケジュール管理が特に重要です。履歴書やエントリーシートの提出期限を守り、複数の企業に応募している場合は必ず面接日程をチェックしましょう。
ただし、スケジュールをすき間なく埋める必要はありません。就活は長期化しやすいため、メンタルを保つ意味でも休息の時間もスケジュールに組み込むことが大切です。
書類添削や面接対策などのサポートを活用する
就活サイトでは書類添削や面接対策などのサポートを積極的に活用しましょう。ほとんどの就活サイトではサポートを無料で利用できます。
例えば書類添削であれば、客観的な視点からアドバイスがもらえるため、書き上げるごとにベストな書類に仕上がります。面接対策も同様に、自分では気付けなかった弱点を克服できるでしょう。
なお求人検索型よりも、エージェント型やスカウト型の就活サイトの方がサポート体制が充実している可能性が高いと言えます。求人サイトに登録する際は、サポート内容の種類もチェックしましょう。
使いやすい就活サイトを選ぶ
就活サイトはほぼ毎日使用するため、自分にとって使いやすいサイトを選ぶのが大切です。使い勝手の良いサイトを選ぶことで効率良く求人を探し、スムーズに就活を進められます。
プロフィール欄が入力しやすいか、自分が必要としている情報が掲載されているかもポイントです。
エージェント型の場合、担当者との相性も就活の行方を左右します。担当者の経歴や顔写真が掲載されていると、利用する側も安心して登録できるでしょう。
複数の就活サイトを活用する
複数の就活サイトを活用することで選択肢の幅が広がります。特徴が似通った就活サイトより、異なる特徴の就活サイトを使い分けるのがおすすめです。視野が広がり、さまざまな情報を入手できるからです。
最初は5~6つの就活サイトに登録し、使い勝手の良い2~3つに絞っていくのが良いでしょう。管理しきれない程たくさんのサイトに登録する必要はありません。多ければ良いというわけではなく、多すぎると管理に負担を感じてしまうため要注意です。
理系分野の企業を目指すメリット
理系の学生が理系分野に就職するのはさまざまなメリットがあります。どのようなメリットがあるのか、以下では、理系就活のメリットについて解説します
- 専門知識を活かせる
- 幅広い業界にエントリーできる
- 内定が早く決まる場合がある
- 文系学生との差別化を図れる
専門知識を活かせる
まずは大学で学んできた専門知識を活かせることです。研究・開発といった専門知識があることが前提となる分野でも、理系学生は重宝されやすいでしょう。
理系の知識や技術は一朝一夕で身に付くものではありません。そのため、大学生活で学んだことを上手にアピールできれば就活も有利に進められます。
幅広い業界にエントリーできる
技術職や専門職といった文系の就活生では不利になるような業界にエントリーできるのは、理系ならではの特権と言えるでしょう。
また、文系からの応募が多い職種に対しても、理系学生の応募は可能です。例えば営業職は文系学生から人気の職種ですが、理系学生が得意とする論理的思考力をアピールできれば、文系学生を差し置いて採用に一歩近づけます。
理系業界のみならず、幅広い業界にエントリーできるのは大きなメリットです。
内定が早まる場合がある
理系の就活は内定が早まるケースも少なくありません。専門的な知識を有した学生は企業からのニーズが高く、「他に取られる前に内定を出したい」と思われやすいからです。
早期に内定を一つ獲得し、プレッシャーが少ない状態で他の企業の選考に臨むといった動きもしやすいでしょう。
文系学生との差別化を図れる
文系学生との差別化を図れるのも、理系就職のメリットです。理系学生が文系職種にエントリーした場合、周りの文系学生より印象に残りやすくなります。
文系職種は文系学生のエントリーが多いため、理系学生というだけで面接官の目に留まります。文系から理系の職種は難しいですが、理系から文系の職種はさほどハードルは高くないと言われます。文系の職種でも、論理的思考や数値処理能力などを十分活かせます。
理系分野の企業を目指すデメリット
理系学生が理系分野に就職するのには、いくつかのデメリットも存在します。以下では、理系就活のデメリットについて解説します。
- 企業によっては学校推薦が必要となる
- 難易度が高い職種がある
- 学業と就活の両立が難しい
企業によっては学校推薦が必要となる
選考の途中や内定前に学校推薦が求められる場合があります。学校推薦を出してしまうと、応募した企業に必ず入社しなければならない暗黙のルールが存在します。
そのため、他の企業から内定を獲得していても、学校推薦を出した時点で選択肢がなくなってしまう点には注意が必要です。
また、学科や研究室での単位ごとに推薦枠も決まっているため、誰しも推薦が取れるわけではありません。優秀な学生が集まっていれば推薦枠の争奪戦となる点にも気を付けましょう。
難易度が高い職種がある
理系の中でも、開発職や研究職は就職の難易度が高めです。開発職や研究職は大学部卒より、さらに知識や理解を深めている大学院卒を採用しているケースが多いためです。
開発職や研究職を希望する場合、志望する企業に大学部卒の採用があるか企業研究で必ずチェックしましょう。開発職や研究職への就職をあきらめきれない場合、大学院への進学を視野に入れるのも良いかもしれません。
学業と就活の両立が難しい
理系学生は研究や課題提出などの学業が忙しく、就活との両立がままならないことがあります。研究内容によっては、長時間研究室から離れられないこともあるでしょう。それでも、研究の合間に就活をこなさなければなりません。
学業と両立しなければならないのは文系学生も同じですが、研究や課題に費やす時間はやはり理系の方が多めです。そのため、自己分析や業界研究などは早めに取り掛かる必要があります。
理系学生が就活を成功させるコツ
理系学生が就活を成功させるためのコツは、以下の5つです。
- 業界研究を行う
- 早い段階から準備する
- 研究内容を説明できるようにしておく
- 理系ならではの強みをアピールする
- 就活エージェントを活用する
業界研究を行う
これまで学んできたことを活かすためにも、しっかりと業界研究を行いましょう。理系の就職は人柄が重視される文系の就職とは異なり、入社時からスキルや知識が求められる傾向があります。
理系の業界はモノづくりの分野、エネルギーやIT、情報、交通・航空、金融、メーカーなどさまざまです。自分のスキルや知識が発揮できるような業界に的を絞る意味でも、業界研究は手を抜かずに行う必要があります。
早い段階から準備する
大学4年生以降は研究活動もあることから、早い段階から準備を進めておきましょう。卒業研究が忙しい場合は文系学生よりも就活に充てられる時間が少なくなるため、ゆとりをもって就活準備を始めることが大切です。
業界研究や書類作成、情報収集は自分のタイミングで始められます。できることを少しずつ進めた方が、後になって焦らずに済むでしょう。
研究内容を説明できるようにしておく
理系の就活は面接で研究内容について聞かれることが多いため、説明できるように準備しておきましょう。エントリーシートの段階で聞かれることもあり、論理的に説明できる文章力も求められます。
面接対策としては、研究で工夫したことや大変だと感じたこと、研究結果がもたらすことなど、想定される質問への回答を考えておくのが重要です。
理系ならではの強みをアピールする
理系学生の強みを最大限にアピールするのもコツのひとつです。在学中に学んだ知識がどう役立つかを上手にアピールできれば、内定につながりやすくなります。
例えば、計画・実行・評価・改善のいわゆる「PDCAサイクル」を回せる人は重宝されるでしょう。理系学生は研究活動を通じて、PDCAサイクルを回すことに慣れているため、アピールポイントに活用できます。
他にも理系ならではの「情報収集能力」「情報分析力」など、アピールできる点はさまざまです。自己分析で見つけた自分の武器となる部分をアピールしましょう。
就活エージェントを活用する
就活エージェントでは、プロのキャリアアドバイザーが就活をサポートしてくれます。
理系就活でアピールできる点はあっても、どうアピールすれば効果的なのかを知っている人は多くありません。就活エージェントのキャリアアドバイザーに相談すれば、自分のアピールポイントを上手に見せるコツを伝授してくれるでしょう。
「P-CHAN就活エージェント」では、理系就活に特化したアドバイザーが在籍しています。就活を進める上で有益なアドバイスをしてくれるので、積極的に利用してみましょう。
理系学生は就活サイトを積極的に活用しよう!
理系学生が自分の得意分野を活かせる企業に就職するには、就活サイトを活用するのがおすすめです。
一般的な求人検索型のサイトを利用しつつ、理系分野に特化した就活エージェントやスカウト型のサイトの併用がベストです。幅広い業界や業種から自分に合った就職先を見つけることができます。
理系に特化したキャリアアドバイザーのサポートを必要としているなら「P-CHAN就活エージェント」がおすすめです。
非公開求人を多数扱っている上、優良企業の求人を紹介してくれるため、理系の強みを活かせる就職先に出会えます。効率良く就活を進めたい人はぜひ登録してみましょう。