就活におすすめの資格は?就活に有利で役立つ資格を業界別に解説

「資格」を保有していると、自分の能力を明確に証明できます。就活に向けて資格を取得しようと考えている人の中には、どのような資格を取得すれば就活に有利になるか気になる人もいるでしょう。

この記事では、そもそも就活において資格は必須なのか、資格が有利になるケースや資格を取得する際の注意点について解説します。就活が有利になるおすすめの資格や就活でアピールするポイントについても紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。

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就活において資格は必須?

就活において資格は必須?

そもそも、就活において資格は必須なのでしょうか。ここでは、資格の必要性や資格が必須な業界、職業について解説します。

資格は必ずしも必要なものではない

就活において、資格は必ずしも必要なものではありません。ただし、加点要素の1つではあるため、持っておくと良いことは確かです。

例えば、選考の評価が同じレベルの2人がいた場合、資格を持っている人の方が有利になりやすいです。特定の知識があることを証明できるため、採用担当者の判断基準の1つになることは意識しておきましょう。

業界や職種によっては必須の資格もある

就活の際、国家資格・公的資格などの取得が必須の業界や職種もあるのは事実です。国家資格は、大きく下記の4つに分けられます。

  • 業務独占資格
  • 名称独占資格
  • 設置義務資格
  • 技能検定

中でも、業務独占資格は独占業務を行うために必要な資格です。例えば、医師や弁護士などは資格を持ってなければ業務に従事できないため、資格がなければ仕事ができません。

また、名称独占資格とは職業の名称(肩書き)を名乗るために必要な資格です。例えば、保育士の資格を持っていなくても保育園で働くことはできますが、「保育士」と名乗ることはできません。

就職したい業界や仕事によっては資格が必須の場合もあるので、事前に確認が必要です。

就活で有利になりやすい資格

就活で有利になりやすい資格として、下記の2種類があります。

  • 入社後に必要な資格
  • 仕事で必要な知識があることを証明する資格

入社後に必要な資格

入社後に取得してもらう予定の資格をすでに持っている場合、企業への本気度や基礎的な知識・スキルを持っていることのアピールにつながります。資格取得から業界に対する熱意をアピールするきっかけを作ることができるため、就職で有利になるでしょう。

選考条件には記載されていなくても、入社後に資格取得を推進する企業も多いです。特に、業務独占資格や設置義務資格は入社後に取得を求められることが多いため、取得しているとほかの就活生と差をつけることができます。

仕事で必要な知識があることを証明する資格

資格を持っていることで、その資格を取得するために必要な知識を持っていることを証明できます。

新卒の多くはポテンシャル採用とはいえ、必要な知識を持っているに越したことはありません。資格があると、会社としては就活生がどれくらいの知識を持っているかがわかるため評価しやすいです。

また、業務において資格そのものは必要でなくとも、取得するために勉強した知識が必要なことは多々あります。学生の場合、社会経験はアルバイトのみという人も多いため、会社でも通用する知識を持っていることで他の学生と差別化を図れるでしょう。

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就活のために資格を取得する際の注意点

就活のために資格を取得する際の注意点

就活のために資格を取得する際は、下記の2点に注意しましょう。

  • 手当たり次第に取得しない
  • あくまでアピールポイントの1つと考える

それぞれの注意点について、詳しく解説します。

手当たり次第に取得しない

資格は、単に多く持っていれば良いと言うものではありません。志望する業界や企業に関係のない資格だと、評価の対象にならない可能性が高いでしょう。また、資格の取得には相応の時間が必要です。

不必要な資格の取得は、大切な時間を無駄にしてしまいます。就活のために資格を取得する場合は、初めに志望する業界や企業を絞ってから資格を選択しましょう。そうすることで、効率よく必要な資格を取得できます。

あくまでアピールポイントの1つと考える

確かに資格は選考において評価ポイントの一つではありますが、選考の結果を大きく左右するものではありません。そのため、あくまで多くあるアピールポイントの1つという認識をしておいた方が良いでしょう。

特に新卒の場合、スキルや技術を持った即戦力はそこまで求められていません。どちらかといえば、将来的に活躍してくれそうな考え方ができる学生を評価する「ポテンシャル採用」の考えのもと選考を進める企業が多いです。

必要な資格を持っていることがプラスに働くのは確かですが、「入社後に勉強・取得してもらおう」と考えている企業も多いため、資格があるから安泰と考えるのはやめましょう。

就活前に資格取得を目指すための手順

資格取得は、下記の手順で行うのが効果的です。それぞれの手順の詳しい内容について解説します。

  1. 取りたい資格を探す
  2. 取得可能か見極める
  3. 資格勉強のスケジュールを計画する

1.取りたい資格を探す

まずは、取りたい資格を探します。自分が志望する業界や企業を研究し、求められる資格を調べるのがおすすめです。資格取得は時間がかかるため、取得できる数には限りがあります。

就活でアピールできない資格を取得して時間を無駄にしないように、有用な資格を探すことを心がける必要があります。この時点で、複数の資格をピックアップしておくと良いでしょう。

2.取得可能かを見極める

取りたい資格としてピックアップした資格について、取得可能な資格かを見極める必要があります。資格によって難易度が異なるため、学生としての勉強や就活以外の空いた時間だけでは取得が難しい資格もあります。

また、資格によっては「下位の資格を取得している」や「○年以上の実務経験がある」などの受験条件が設けられているものもあり、現時点では受験できない資格もあるでしょう。

自分の能力で取得できる資格か、受験条件を満たしているかを確認して、受験する資格を選びましょう。

3.資格勉強のスケジュールを計画する

取得したい資格が取得可能かが確認できたら、資格試験までの勉強スケジュールを計画します。資格試験を受験する日から逆算して、必要な勉強時間が確保できるようにスケジュールを立てましょう。

資格によって試験日や結果が出る日が異なるため、就活までに結果が出るようにスケジュールを計画するのも重要です。受験の申込をしておらず受験できなかったということがないように、受験申込の期日も忘れずにメモしておきましょう。

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あらゆる業界の就活で有利になりやすい・役立つおすすめ資格5選

あらゆる業界の就活で有利になりやすい・役立つおすすめ資格5選

ここでは、業界や職種を問わず、あらゆる場面で利用できる5つの資格について解説します。

  • TOEIC
  • 日商簿記検定
  • ファイナンシャルプランナー(FP)
  • マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)
  • ITパスポート

TOEIC

TOEICは、英語力をアピールする上でおすすめの資格です。業界・職種を問わず、さまざまな場所で英語力を求められるため、一度受験することをおすすめします。

企業によっては、選考条件に「TOEIC○点以上」と記載されている場合や、点数によって手当がつくこともあるでしょう。

また、就活時点では必要なくとも、昇格条件やキャリアアップのために必要な企業もあります。自分の英語力を確認するためにも、一度受験してみましょう。

日商簿記検定

日商簿記検定は、企業の経済活動を記録・計算・整理する「簿記」の技能を測る検定です。経営成績や財務状況を明確にする技能であり、基礎的な経営管理の分析力も身につきます。

ビジネスにおいて基本とも言える「コスト感覚」も身につくため、企業の経理・財務部署はもちろんのことさまざまな職種で役立つでしょう。

経理・財務部署でなくとも、各部署でお金の管理をする場合やものを購入した際に簿記の知識が必要な場面が出てくるため、ビジネスパーソンとして必須の知識を学べる資格です。

ファイナンシャルプランナー(FP)

FPは、税金や保険、年金などの幅広い知識を持つことを証明する資格です。住宅ローンや不動産、教育、老後、相続など私たちの生活や家計に直接関わるライフプランの設計に関する知識を身につけられます。

企業経営に関するお金の知識ではありませんが、日商簿記と同様にコスト感覚が養える資格です。

マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)

MOSは、ExcelやWordなどのマイクロソフトオフィス製品に関するスキルを証明する資格です。多くの企業でオフィス製品が利用されており、日常的に使うソフトであるため、あらゆる企業でアピールできます。

MOSを持っていることで、オフィス製品についてどれくらいのスキルがあるかが明確になります。

オフィス製品は、日本だけではなく海外の企業でも利用されているため、持っていて損になることはないでしょう。就活のアピールだけではなく、実務でも大いに役に立つスキルです。

ITパスポート

ITパスポートは、ITに関する基礎知識を持っていることを証明する資格です。さまざまな場所でITが活用される昨今、ITに関する基礎知識はITエンジニアだけではなく多くの社会人や学生が持っておく必要があります。

IT関連の資格の中ではもっとも難易度が低いとされている資格のため、入門としておすすめの資格です。ITパスポートでは、ITだけではなくビジネスや経営に関する知識も身につけることができます。

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【業界別】就活で有利になりやすい・役立つおすすめ資格

【業界別】就活で有利になりやすい・役立つおすすめ資格

資格には、特定の業界で有利になるものもあります。ここでは、下記5つの業界での就活で有利になる資格を解説します。

  • 製造業界
  • 商社業界
  • 不動産業界
  • IT業界
  • 金融業界

製造業界

製造業界の就活で有利になるおすすめの資格は、下記の3つです。

  • 危険物取扱者
  • 衛生管理者
  • 機械保全技能士

危険物取扱者

危険物取扱者は、消防法で定められた危険物の取り扱いや立ち合いに必要な資格です。

危険物は、引火性液体であるガソリンや軽油をはじめ多くの種類があり、6つに分類されています。危険物取扱者は「甲種・乙種・丙種」の3区分があり、甲種は全ての危険物を扱える資格です。

また、乙種は分類ごとに試験を受けられ、丙種は6分類の中から特定の危険物を取り扱えます。工場ではさまざまな危険物を取り扱っており、危険物を持っていると仕事の幅が広がるため就活に有利になりやすいでしょう。

衛生管理者

衛生管理者は、労働者の健康障がいを未然に防いだり、勤務中の労働災害が起こらないようにすることを目的として、労働衛生を管理する能力を証明する資格です。

工場で製品を造る製造業界では、労働災害が発生する可能性があるため、できるだけ労働災害が発生しない環境を作ることが重要です。

そのためには、専門の知識を持った衛生管理者の存在が欠かせません。また、50人以上の常駐従業員がいる事業所に1人設置する必要がある設置義務資格のため、入社後に取得を推進する企業もあります。

機械保全技能士

機械保全技能士は、工場で使用する機械や設備の保全に関わるスキルを証明する資格です。工程が機械化・自動化している製造業界ですが、機械の保全には必ず人の力が欠かせません。

資格取得を推奨し、資格を持っている従業員に手当を支給する企業も多く、製造業界でも求められやすい資格です。

商社業界

商社業界では、TOEICが重視されやすいです。ただし、TOEIC以外でも下記3つの資格は商社業界の就活で有利になるでしょう。

  • TOEFL
  • 通関士
  • 貿易実務検定

TOEFL

TOEFLは、英語における「読む・話す・聞く・書く」の4つの技能を測る資格です。

主に留学時の英語力の証明に用いられる資格ですが、商社業界では海外に駐在することもあるため、日常英語のスキル証明として就活でも有利な資格です。TOEICだけでなくTOEFLも持っていることで、より英語力を証明できるでしょう。

通関士

通関士は、物品の輸出入を行う際に必要な書類を作成したり、輸出入の申告手続きを代行したりする能力を証明する資格です。通関士があれば貿易に関する一通りの手続き内容を理解していることになり、商社業界において就活が有利になります。

「通関書類の審査」や「通関書類への記名・捺印」の業務が行える業務独占資格であり、入社後のキャリアの幅も広がるでしょう。

貿易実務検定

貿易実務検定は、実務や簡易書類、英語力などの貿易取引に関する汎用的な知識を証明できる資格です。難易度が高い順に、「A・B・C」の3つに分かれています。

就活でアピールするにはB級以上が望ましいですが、貿易に関する知識全般を学べるため将来貿易関連の仕事をしたい人には有用な資格です。

不動産業界

不動産業界の就活で有利になるおすすめの資格は、下記の3つです。

  • 宅地建物取引士
  • 不動産鑑定士
  • マンション管理士

宅地建物取引士

宅地建物取引士は、公正な不動産取引を行うために宅地建物取引業法によって定められた資格です。

不動産の売買や賃貸を斡旋する際に行う「重要事項の説明」や「重要事項説明書への記名・押印」、「37条書面への記名」を行える業務独占資格であり、不動産業界の多くの企業で求められる人材です。

また、不動産業を営む場合に事業所ごとに従業員の5人に1人以上の割合で配置しなければならない「設置義務資格」でもあります。

不動産鑑定士

不動産鑑定士は、土地や建物などの不動産の適正な価値を鑑定する能力を証明できる資格です。不動産鑑定士を取得する過程で、不動産に関するさまざまな法律を知ることができ、経済状況や周辺環境の価値を判断する能力が身につきます。

不動産管理会社では、30の管理組合ごとに1人専任の不動産鑑定士を設置する義務もあるため、就活でも有利に働くでしょう。不動産鑑定士は、不動産業界だけでなく、コンサルティング会社や金融機関などでもニーズがある資格です。

マンション管理士

マンション管理士は、マンションの維持や管理の提案・指導、大規模修繕工事の計画立案など、マンション管理に関するさまざまな能力を証明する資格です。名称独占業務の1つであるため、資格を取得して登録しなければマンション管理士とは名乗れません。

マンションが増えたことによりマンションを取り扱う不動産会社も増えたため、マンション管理士の需要が高まっており就活に有利になりやすいでしょう。

IT業界

IT業界の就活で有利になるおすすめの資格は、下記の3つです。

  • 基本情報技術者
  • 応用情報技術者
  • ITSSレベル4

基本情報技術者

基本情報技術者試験は、高度IT人材に必要な基本的な知識や技能・活用力があることを証明する資格です。ITパスポートの上位資格であり、「ITエンジニアの登竜門」とも呼ばれています。

コンピュータやシステムの基本的な動作からネットワーク、セキュリティ、経営戦略やマネジメントの分野の知識まで問われているため、ITエンジニアとして働くために必要な知識を一挙に学ぶことができるでしょう。

応用情報技術者

応用情報技術者は、基本情報技術者の上位資格であり、範囲は大きく変わらないがより深く、応用的な知識の活用が求められる資格です。

ITエンジニアとして数年経験を積んだ人を対象とした資格のため、基本情報技術者との差別化を図れます。実務に関するより深い知識を学べるため、資格を持っていればより高度なIT人材として入社後もすぐに活躍できるでしょう。

ITSSレベル4

ITSSレベル4とは、応用情報技術者よりもさらに高度な試験の総称です。各分野ごとに分かれており、下記8つの種類があります。

  • ITストラテジスト
  • システムアーキテクト
  • プロジェクトマネージャ
  • ネットワークスペシャリスト
  • データベーススペシャリスト
  • エンベデッドシステムスペシャリスト
  • ITサービスマネージャ
  • システム監査技術者

いずれも、専門的な分野における実務能力が重視された試験であり、即戦力として活躍できる知識を学ぶことができます。

金融業界

金融業界の就活で有利になるおすすめの資格は、下記の3つです。

  • 証券外務員
  • 証券アナリスト
  • アクチュアリー

証券外務員

証券外務員は、金融機関で証券や株式、信用取引などの案内や勧誘活動を行う上で欠かせない資格です。

証券外務員の資格を持っていることで、金融商品や取引業務、法令諸規制について高い理解度があることを証明できます。金融機関によっては選考条件に含まれていたり、入社後すぐに取得することを求められたりする可能性がある資格です。

証券アナリスト

証券アナリストは、金融市場や金融商品の仕組み、ファイナンス理論などの幅広い知識を証明できる資格です。

証券投資や企業評価のプロフェッショナルとも言える資格であり、証券アナリストの資格取得を通じて証券投資だけではなく企業の経営判断などの知識も学ぶことができます。

アクチュアリー

アクチュアリーは、保険商品を設計するための金融工学の数理的知識を証明できる資格です。専門性が高く、予備校の活用を検討するなど、独学では難しい難度が高い資格です。

しかし、金融業界の中でも専門職として重要な仕事を任されるような、非常に価値が高い資格でもあります。金融業界における数理的設計のスペシャリストとして需要は高い資格です。

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就活で資格をアピールする際のポイント

就活で資格をアピールする際のポイント

就活で資格をアピールする際は、下記3つのポイントを意識すると良いでしょう。

  • 資格取得のきっかけや目的を明確にする
  • 取得する際に困難だったことや工夫したことをまとめる
  • 資格取得の経験を今後どのように活かすかを示す

それぞれのアピールポイントについて、詳しく解説します。

資格取得のきっかけや目的を明確にする

就活で資格をアピールする際は、資格取得のきっかけや目的を明確にすることが重要です。明確にすることで、ただ資格を持っているということだけではなく、業界や企業への関心、本気度のアピールにつながるでしょう。

企業は、なぜその資格を取得しようと思ったのか、就活生の価値観や目的意識を詳しく知りたいと考えています。資格から就活生の価値観や目的意識を知ることで、自社とマッチしているかやポテンシャルはあるかなどの評価ができます。

取得する際に困難だったことや工夫したことをまとめる

「資格取得する上で困難だったこと」や「困難を乗り越えるために工夫したこと」をまとめておくと、資格取得を通して目的のために工夫する能力や問題解決能力をアピールできます。資格の取得に際して、合格するために何かしらの工夫や努力をしたはずです。

就活時にただ「取得しました」と持っている資格を紹介するだけでは、資格を持っていることのアピールしかできません。資格そのものも重要ですが、取得するまでに工夫や努力したことを伝えることで資格からさらにアピールポイントを広げることができます。

資格取得の経験を今後どのように活かすかを示す

資格取得を通して学んだ経験を今後どう活かすかを示すことで、資格を取得したという結果だけではなく今後の社会人人生の糧にすることができます。資格そのものをどう活かすかも大切ですが、資格取得という経験から学んだことをどう活かすかも重要です。

学びや経験は、資格取得だけではなく自分の強みや長所をアピールすることにつながります。また、より上位の資格取得を目指す場合は、自分の勤勉さややる気のアピールにもつながるでしょう。

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履歴書やエントリーシートに資格を記載する際の留意点

履歴書やエントリーシートに資格を記載する際は、下記のポイントに留意する必要があります。

  • 求められるレベルに満たない資格は記載しない
  • 有効期限が切れた資格は記載しない
  • 勉強中や取得予定の資格も記載する

それぞれの注意点について、詳しく解説します。

求められるレベルに満たない資格は記載しない

求められるレベルに満たない資格は記載しない方が良いでしょう。なぜなら、すべての資格が有利になるわけではないからです。資格には、点数や級があります。

例えば、英語力が必要な企業に対してTOEIC400点という資格を記載しても、かえって英語ができないと判断されてしまいます。記載する資格は、志望する企業に合わせて選ぶ必要があることに留意しなければなりません。

有効期限が切れた資格は記載しない

有効期限が切れてしまった資格は記載しないように注意しましょう。資格には有効期限があり、更新手続きが必要なものや再度試験を受けなければならないものなどがあります。

期限が切れた資格を記載するのは、所持していない資格を記載するのと同じなため、記載前に必ず有効期限を確認しましょう。

また、資格によっては証明証を発行できるものがあり、企業に提出を求められる可能性があります。証明証の発行にも期限がある場合があるため、事前に確認が必要です。

勉強中や取得予定の資格も記載する

履歴書やエントリーシートには、勉強中や取得予定の資格も記載可能です。記載する際は、資格記入欄の最下部に「〇〇資格 取得に向けて勉強中」など、勉強していることや取得予定があることを明確にしましょう。取得年月については空欄のままで問題ありません。

就活までに間に合わなかった資格についても、履歴書やエントリーシートに記載することでアピールできます。目標に向かって努力していることをアピールするチャンスなので、勉強中の資格があれば記載しましょう。

志望する業界や企業に合った資格を取得しよう

世の中には、非常に多くの資格があります。資格は、志望する業界や企業に合ったものを取得するのが重要です。資格取得には多くの時間が必要なため、必要な資格を厳選しましょう。

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