【タクシー転職の求人】後悔しないために!タクシー運転手への転職前に知っておきたいこと
2024年12月20日
ここでは、これからタクシードライバーへの転職を考えている方にむけて、転職前に知っておきたいタクシードライバーの仕事の実情や、転職するメリット・デメリットを解説していきます。
タクシードライバーに向いている人の特徴や、優良タクシー会社に転職するためのコツについても紹介していますので、これからタクシードライバーになろうと考えている方は必見です。
目次
はじめに
タクシードライバーという仕事に対して、どのようなイメージを持っていますか?
歩合制で稼ぎやすい・自由などプラスの側面もあれば、お客さんとのトラブルがある・体力が必要などマイナスの側面もありますが、おそらく一般的な会社員とは異なるイメージを抱いている方が多いのではないでしょうか。
タクシードライバーという職業は、普通の会社員と仕事の内容や特性が大きく異なります。
そのため、タクシードライバーへの転職を考える場合は、この仕事の特徴をしっかりと理解してから転職活動に臨むことが重要です。
今回は、タクシー転職を検討している方向けに、タクシードライバーの特徴や、転職するメリット・デメリットなどを解説していきます。
タクシードライバー(運転手)の仕事とは?
ここでは、タクシードライバーの具体的な仕事内容や給与体系を解説していきます。
仕事内容
タクシードライバーの仕事内容は、大きく分けて4つあります。
お客さんをピックアップして目的地に送り届けるタクシー業務に加え、VIP客を送迎するハイヤー、介護タクシー、運転代行の4つです。
今回は、タクシー業務をメインに解説していきます。
●雇用形態は正社員が多い
介護タクシーや運転代行は契約社員も多いですが、タクシードライバーは正社員契約が主流です。
解雇されるリスクが低く、安心できるといえるでしょう。
●勤務形態は大きく3つ
タクシードライバーの勤務形態は、大きく分けて3つあります。
「日勤」「夜勤」「隔日勤務」の3種類です。
日勤は早朝から夕方までの8時間、夜勤は夜から明け方までの8時間勤務します。
夜勤の時間帯は深夜料金で単価も高く、電車やバスなどの公共交通機関も動いていないため、夜勤の方が一般的には稼ぎやすいです。
日勤、夜勤はタクシー会社以外でも見られる形態ですが、3つ目の「隔日勤務」はタクシードライバーならではの働き方です。
隔日勤務は早朝から明け方までの約20時間程度を連続で勤務し、間で3時間ほど休憩を挟むといった勤務形態です。
連続勤務時間が長い代わりに、働くのも一日おきになり、月の出勤回数は12,13日程度になります。
一気に働きたい方、休日がたくさん欲しい方には向いている働き方です。
●一日の流れは意外ときつい?
ここでは、隔日勤務をするタクシードライバーの、おおまかな一日の流れを紹介します。
12 :00〜1:00 午前中の勤務を終え、ランチ休憩をします。仮眠をとる人も多いです。
18:00〜19:00 午後の勤務を終え、夕食休憩。深夜の稼ぎ時に向けてしっかりと休息。
23:00〜26:00 他の交通機関が終了し、一番の稼ぎ時になります。
27:00〜 営業所に戻り、退社。
休憩は3時間とることが出来ますが、やはり早朝から深夜まで車に乗りっぱなしということを考えると、ある程度の体力は必要になってきます。
給料
●平均年収は高い?
全国ハイヤー・タクシー連合会調べによると、平成30年の全国男性タクシードライバーの平均年間給与は約348万円になります。
地域別に見ると、最も平均年収の高い東京都で約470万円となっています。
全国の男性の平均年収が400万円〜500万円ほどと考えると、決して高い水準とは言えません。
しかし、タクシードライバーの給与形態は通常の会社員と異なるので、一概には比較できません。
●歩合給で稼げる
タクシードライバーの給与体系は、基本的には売上に対する歩合制です。
基本給は非常に少なく、それだけでは生活できません。
しかし、しっかりと売上を伸ばす工夫をしていれば、年齢やドライバー歴に関係なく年収800万円を超すこともできるのが、タクシードライバーの魅力といえます。
●入社祝い金がもらえる企業も
タクシー業界は、他の業界と比べて入社祝い金を支給しているケースが多いです。
金額は会社によって異なりますが、20万円〜30万円程度が一般的です。
転職を機に引っ越しする場合などに、非常に助かる制度です。

タクシードライバーへ転職するメリット
ここまで、タクシードライバーの仕事の実情を解説してきました。
では、実際にタクシードライバーになるメリットとは、どんなものがあるのでしょうか。
未経験や女性でも転職しやすい
タクシードライバーは、他の業界と比べて未経験でも非常に転職しやすいです。
なぜならば、タクシードライバーは特別な技術が必要なく、また基本的にタクシー業界以外の人は第二種免許を持っているケースが少ないからです。
そのため、多くのタクシー会社が人材採用のため第二種免許取得補助制度を取り入れており、未経験者でも転職しやすくなっています。
また、最近では女性の採用に力を入れている会社も増加しており、女性のタクシードライバーも増えています。
定年が遅いため、長く働ける
タクシー会社にも定年が存在しますが、健康面や運転の技術面に問題がなければ、1年単位で契約を延長できる制度を設けている会社も多く、健康であれば65歳を過ぎても働くことが可能です。
高齢になってからタクシードライバーに転職をし、長く働くドライバーも多いです。
人間関係に悩まされにくい
タクシードライバーは、業務時間のほとんどを車の中で過ごします。
出勤時と退勤時を除いて、上司や同僚とほとんど関わる機会がありません。
また、お客さんとの接点はありますが、ほとんどが一度限りです。
このため、働く中で人間関係に悩まされたくない、という方には向いている職業であると言えます。
タクシードライバーに転職するデメリット
未経験でも転職しやすく、人間関係に悩むことも少ないタクシードライバーですが、もちろんデメリットも存在します。
お客さんとのトラブルがある
たくさんのお客さんをタクシーに乗せていると、お金を払おうとしないお客さんや、泥酔したお客さんにも遭遇します。
こうしたお客さんと遭遇したときに、冷静に対処する能力が求められます。
どうしてもトラブルを避けたい場合は、酔っぱらったお客さんが多い夜を避け、日勤のみで働けるタクシー会社を探すと良いでしょう。
身体的な負荷がかかる
タクシードライバーとして売上を上げるには、単価が高く公共交通機関のない夜が有効です。
しかし、そのために夜勤や隔日勤務を続けることで生活リズムが崩れ、体調を壊してしまうリスクも存在します。
そもそも、20時間ほとんど連続で車を運転するには、相当な体力が必要です。
腰痛や痔を悪化させてしまうドライバーも多いそうです。
夜型の生活に移行できる適応力と、長時間運転を続ける体力が要求されます。
交通事故のリスクがある
ずっと車を運転していれば、それだけ交通事故にあうリスクは高まります。
保険に入っていたとしても、お客さんや自分自身を殺めてしまうような大事故を起こせば、取り返しのつかないことになりかねません。
長時間しっかりと注意に気を配った安全運転を行う集中力が求められます。
タクシードライバーに向いている人とは?
タクシードライバーには、様々なメリット・デメリットがあることがお分かり頂けたかと思います。
では、タクシードライバーに向いている人とは、一体どんな人なのでしょうか。
自動車の運転が好きな人
タクシードライバーの業務のほとんどは、車の運転です。
お客さんの行き先によっては知らない道に出たり、遠くまで運転したりすることも多々あります。
そうした状況を楽しめる、ドライブ好きな人は非常にタクシードライバーの適性が高いと言えるでしょう。
地理が好きな人
前述の通り、タクシードライバーの業務のほとんどは運転です。
特に一人で運転している場合、退屈に感じる人がほとんどかと思います。
しかし、「こんな場所にこれがあるんだ」「ここを抜けるとこの道に出るんだ」という風に地理を楽しめる人であれば、非常にタクシードライバーの適性があると言えます。
コミュニケーション能力が高い人
タクシードライバーは、一日に何組、時には何十組のお客さんとコミュニケーションをとらなければなりません。
このとき、お客さんとの話を盛り上げる「会話力」、疲れているお客さんを寝かしてあげるような「気配り」など、総合的なコミュニケーション能力が求められます。
初対面の人とのコミュニケーションが得意な方、人に好かれやすい方には、非常にオススメの職業です。
まとめ
いかがでしたか。
タクシードライバーは、体力的な負荷はあるものの、自由な働き方で高収入を目指せる職業です。
しかし、これはどのタクシー会社でも実現できるものではありません。
各タクシー会社によって、二種免許取得費用負担の有無など、各種手当は大きく異なります。
そのため、なるべく手当が整った会社に転職することが、自由に高収入を目指す為の一番の近道です。
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P-CHAN TAXI編集部
木村
株式会社ピーアール・デイリー(厚生労働省認可 有料職業紹介事業許可番号13-ユ-305520)所属。入社17年目。P-CHAN TAXIのキャリアアドバイザーとして、多くのタクシー求職者を転職に導く、タクシー転職のプロ。日本全国のタクシー会社の営業も担当。
車の運転好きで、次の転職先はタクシー会社と決めている程、タクシーの仕事をこよなく愛しています!
この記事の運営者:P-CHAN TAXI