ソニーの年収の実態は?平均年収や給与推移を調査
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ソニーは、エレクトロニクスや半導体などさまざまな事業領域において、国内最大規模を誇る大企業です。就職や転職を検討するにあたって、年収面が気になっている人も多いでしょう。
結論から言うと、ソニーの平均年収は1,000万円を超えており、入社すれば高年収が期待できます。
この記事では、ソニーの平均年収を紹介しています。ソニーの年収が気になっている人は、ぜひ参考にしてください。
なお、ソニーのような大企業を目指すのであれば、「リクルートエージェント」を活用するのがおすすめです。豊富な転職支援実績を活かし、人気企業の選考を突破するためのアドバイスを無料で提供してくれます。
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ソニーの会社概要
ソニーの会社概要は以下の通りです。
会社名 | ソニーグループ株式会社 |
---|---|
住所 | 〒108-0075 東京都港区港南1-7-1 |
代表取締役 | 槙 公雄 |
従業員数 | 約8,500名(2022年4月1日付) |
資本金 | 30億円 |
出典:ソニーグループ株式会社「会社概要」
ソニーは、日本を代表する大手総合電機メーカーです。エレクトロニクスや半導体に限らず、音楽やゲーム、映像などの幅広い分野を手がけているため、名前を知らない人はほとんどいないでしょう。
また、「ソニー株式会社」は2021年4月1日付けで「ソニーグループ株式会社」に社名変更をしています。
ソニーグループ株式会社は本社機能に特化した会社と位置づけられ、その傘下のグループ会社で各種事業を展開する組織体系です。
ソニーの平均年収
有価証券報告書によると、ソニーの平均年収は約1,044万円です。
一方、国税庁の「平成30年分民間給与実態統計調査」によると、民間企業における正規雇用者の平均年収は約503万円です。ソニーの平均年収は、国内平均の2倍以上であることが分かります。
ソニーの過去5年の平均年収は以下のように推移しています。
決算月 | 平均年収 |
---|---|
2017年度3月 | 1,284万円 |
2018年度3月 | 1,173万円 |
2019年度3月 | 1,144万円 |
2020年度3月 | 1,117万円 |
2021年度3月 | 1,044万円 |
出典:ソニーグループ株式会社「有価証券報告書等」
過去5年で、平均年収は減少傾向にあります。特に2020年度や2021年度に関しては、少なからず新型コロナウイルス流行の影響があると考えられます。
ただし、依然として平均年収1,000万円以上を維持していることから、ソニーが高年収企業であることには変わりありません。
ソニーの基本給
ソニーの基本給を、新卒と中途でそれぞれ分けて紹介します。
新卒採用(大卒・院卒の総合職)
ソニーの新卒採用の初任給は以下の通りです。
卒業区分 | 初任給 |
---|---|
大学卒 | 25.5万円〜 |
大学院卒 | 28.5万円〜 |
※出典:ソニーグループ株式会社「採用情報:グループ本社、ゲーム事業、エレクトロニクス事業、半導体事業」
大学卒と大学院卒で月3万円の給与差がありますが、卒業区分で初任給が変わることは他の多くの企業とも共通です。
ただ、ソニー全体の平均年収が1,000万円超えであることを考えると、新卒採用の初任給は突出して高くないようにも感じるでしょう。毎月の給与は、勤続年数が長くなるほど増えると考えられます。
中途採用
ソニーの中途採用の初任給は以下の通りです。
卒業区分 | 初任給 |
---|---|
大学卒 | 25万円〜 |
大学院卒 | 28万円〜 |
※出典:ソニーグループ株式会社「募集要項」
上記の月給はあくまで最低額であり、実際の初任給は実績や能力を考慮した上で決定されます。即戦力として活躍できる人ほど、高い初任給が期待できるでしょう。
ソニーの年収は低い?その他大手電気メーカーと比較
ソニーとその他の大手電機メーカーの平均年収を比較してみましょう。
会社名 | 平均年収 |
---|---|
ソニーグループ株式会社 | 約1,044万円(※1) |
パナソニック株式会社 | 約744万円(※2) |
株式会社日立製作所 | 約890万円(※3) |
三菱電機株式会社 | 約796万円(※4) |
株式会社東芝 | 約867万円(※5) |
ソニーの平均年収が低いということは決してなく、むしろ競合と比べて最も高い年収水準です。もちろん転職先選びの材料は年収だけではありませんが、高年収を目指したい人はソニーが一つの選択肢となるでしょう。
※1:ソニーグループ株式会社「有価証券報告書」
※2:パナソニック株式会社「有価証券報告書」
※3:株式会社日立製作所「有価証券報告書」
※4:三菱電機株式会社「有価証券報告書」
※5:株式会社東芝「有価証券報告書」
ソニーの年収が高いのはなぜ?
ソニーの年収が高い理由として、以下が考えられます。
- 人材への投資を惜しまないから
- M&Aにより積極的に事業拡大をしているから
- 残業代による給与加算が大きいから
それぞれ解説していきます。
人材への投資を惜しまないから
ソニーは人材への投資を惜しまない企業であるため、給与も高く設定されていると考えられます。
実際に2018年には、AIやITに強い人材の囲い込みのために、年収ベースで約5%の賃金上げに踏み切っています(※)。同業他社でも基本給アップに踏み切る企業は少ない中、人材への投資を惜しまない姿勢が伺えます。
日本を代表する総合電機メーカーとして高いパフォーマンスが要求される分、高い年収が期待できます。
※出典:日本経済新聞「ソニー年収5%増 18年度、基本給15年ぶり上げ IT人材囲い込み」
M&Aにより積極的に事業拡大をしているから
ソニーは競合他社と比べ、M&Aによる事業拡大に積極的です。
2022年1月には、大手ゲーム開発会社の「バンジー」を36億円で買収しました(※)。その他にも、ソニーにはM&Aで自社の事業を大きく拡大してきた歴史があります。
常に事業拡大を図っているからこそ、高い年収水準を維持できていると考えられます。
※出典:日経ビジネス「ソニー、4100億円でゲーム会社買収 MSより小粒でも期待の理由」
残業代による給与加算が大きいから
ソニーは残業があるとされています。なお残業代は、基本給に対して25%以上の加算率で支払われます。残業時間の管理は大手企業だけあって徹底されているため、サービス残業はありません。
残業代が基本給に加算されることも、ソニーの平均年収が高い理由の一つでしょう。
ソニーの特徴的な福利厚生
ソニーには社会保険完備などの一般的な福利厚生に加え、以下のような特徴的な福利厚生もあります。
- ランドセル贈呈式
- 配偶者同行(海外)
- ソニーグループ保険
出典:ソニーグループ株式会社「福利厚生」
それぞれ詳しく解説していきます。
ランドセル贈呈式
ソニーでは毎年「ランドセル贈呈式」が行われており、小学校へ入学する社員の子どもに対して、ランドセルを贈呈しています。ランドセル贈呈式は、1959年から続いている伝統的な取り組みです。
子どものランドセルは、実費で購入しようとすれば決して安い買い物ではないので、子どもがいる家庭においては大きな助けとなるでしょう。
配偶者同行(海外)
ソニーでは、配偶者が海外赴任・留学する際、最大5年間の休暇を取得して同行できます。異文化生活を通じた知見の拡大や語学・コミュニケーション能力の向上が目的です。
世間には、配偶者の海外赴任で退職を余儀なくされる人が一定数いる中、事情を考慮してもらった上で働き続けられるのがソニーの魅力の一つです。
ソニーグループ保険
ソニーは「ソニー生命」の事業も展開しており、団体保険へと任意で加入できます。ソニー社員であれば、一般加入よりも安く加入できるのが特徴です。
毎月の保険料を節約できるのも、ソニーで働くメリットの一つです。
ソニーで高年収を目指すためのポイント
ソニーで高年収を目指すには、以下のポイントを意識しましょう。
- 成果を残すことに注力する
- 英語力を身につける
- 転職エージェントを通じて年収交渉をする
それぞれ詳しく解説していきます。
成果を残すことに注力する
ソニーで高年収を目指すには、成果を残すことに注力しましょう。ソニーの給与は、毎年の実績と行動を合わせた総合評価で決定されるからです。
口コミを見ると少なからず年功序列の風潮はあるようですが、成果を残さなければ同世代の社員とも年収格差が生まれてくるでしょう。
英語力を身につける
ソニーで働く上で、英語力は重要と言えます。グローバルに事業を展開しているため、英語を使う機会が多いからです。
応募において語学に関する資格は必須とされていませんが、英語力の有無は転職成功率および入社後の仕事にも大きく影響するでしょう。
転職エージェントを通じて年収交渉をする
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ソニーで働く上で自分の適正年収を知ろう
出典:doda
ソニーへの転職を目指すなら、まず自分の適正年収を知っておきましょう。自分の適正年収が分かれば、転職活動においてどのように行動すべきかの指針となります。
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利用料は無料なので、積極的に活用しましょう。
ソニーなど大手企業に強い転職エージェント3選
ソニーなど大手企業に転職したいのであれば、以下の転職エージェントがおすすめです。
- リクルートエージェント
- doda
- ビズリーチ
それぞれのサービスの特徴を解説していきます。
リクルートエージェント
出典:リクルートエージェント
転職エージェント名 | リクルートエージェント |
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運営会社 | 株式会社リクルート |
公開求人数 | 約181,000件 |
非公開求人数 | 約241,000件 |
おすすめポイント |
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(2022年4月時点)
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リクルートエージェントはこちらリクルートエージェントについて詳しく知りたい方は「リクルートエージェントの評判は悪い?口コミや使うべき人まで詳しく解説」も読んでみてください。
doda
出典:doda
転職エージェント名 | doda |
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運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
公開求人数 | 約13,000件 |
非公開求人数 | 非公開 |
おすすめポイント |
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dodaはこちらdodaについて詳しく知りたい方は「dodaエージェントの悪い評判の真相は?利用者の口コミを徹底分析」も読んでみてください。
ビズリーチ
出典:ビズリーチ
転職エージェント名 | ビズリーチ |
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運営会社 | 株式会社ビズリーチ |
公開求人数 | 約72,000件 |
非公開求人数 | 非公開 |
おすすめポイント |
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ビズリーチはこちらビズリーチについて詳しく知りたい方は「ビズリーチの悪い評判は本当?口コミをもとにメリット・デメリットを徹底分析!」も読んでみてください。
ソニーは高年収を目指せる企業
ソニーは平均年収1,044万円と、高年収企業に分類されます。加えて、福利厚生も充実しており、多くの転職者から人気の企業です。
ただし人気がある分、転職難易度は高いと予想されます。自信がない人は、転職エージェントのサポートを積極的に受けるべきです。
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