パナソニックの平均年収は低い?高卒・大卒・院卒ごとの年収や総合職の給与を紹介

公開日:2022年4月15日 更新日:2022年4月15日

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パナソニックへの転職を検討するにあたって、年収も気になるポイントの一つではないでしょうか。

パナソニックの平均年収は700万円を超え、管理職になれば年収1,000万円を目指すことも十分可能です。

この記事では、さまざまな視点から見たパナソニックの年収を紹介します。グループ会社や競合他社との比較もしているので、ぜひ最後までご覧ください。

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パナソニックの企業情報

パナソニックは、家電や情報通信機器、空調機などの生産・販売・サービス活動を行っている総合電機メーカーです。会社概要は以下の通りです。

会社名パナソニック株式会社
住所〒571-8501

大阪府門真市大字門真1006番地

資本金2,590億円
売上高6兆6,988億円
従業員数243,540名
事業を展開しているグループ体制
  • くらし事業本部
  • オートモーティブ社
  • エンターテインメント&コミュニケーション事業部
  • ハウジングシステム事業部
  • コネクティッドソリューションズ社
  • インダストリー社
  • エナジー社
  • オペレーショナルエクセレンス社

出典:パナソニック株式会社「会社概要

海外にも積極的に事業を展開しており、アジア圏を中心に2,000人近くの社員が海外に駐在しています。

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パナソニックの平均年収|高卒・大卒・院卒ごとの年収や総合職の給与

パナソニックの平均年収を5つの項目に分けて紹介します。

  • 全体の平均年収
  • 新卒の初任給(高卒・大卒・院卒の場合)
  • 総合職の職種別
  • 年代別
  • 管理職の場合

全体の平均年収

パナソニックの2020年度「有価証券報告書」によると、全体の平均年収は約744万円です。

ただし、この数字は従業員全員の平均であり、年齢や職種ごとに分けられていません。

実際に働いたときの年収が744万円になるとは限らないため、あくまで参考程度に捉えておきましょう。実際の年収は役職や職種などによって異なります。

ちなみに、国税庁の「令和2年分 民間給与実態統計調査」によると、日本国内の正規雇用者の平均年収は496万円です。

パナソニックの平均年収はこれの約1.5倍であり、高い水準にあることが分かります。

新卒の初任給(高卒・大卒・院卒の場合)

卒業区分によって、パナソニックの新卒の初任給は異なります。

以下は、2021年の実績に基づいた卒業区分ごとの初任給です。

学歴初任給
高専卒(本科卒)192,000円
大卒(学部卒)217,000円
大学院卒(修士了)241,000円
大学院卒(博士了)283,500円

出典:パナソニック 採用情報「パナソニック株式会社

厚生労働省の「令和元年賃金構造基本統計調査結果(初任給)の概況:1 学歴別にみた初任給」によると、国内における大学院卒(修士了)の平均初任給は238,900円、大卒の平均初任給は210,200円です。

パナソニックの初任給は、国内平均と大差がありません。

つまりパナソニックは、初任給こそ国内の他企業とほとんど変わりませんが、長く働くことで給与が高水準になっていくと考えられます。

総合職の職種別の平均年収

パナソニックの職種別の平均年収は以下の通りです。

職種平均年収
営業636万円
事務・受付・秘書563万円
経営管理758万円
経営企画・事業開発879万円
マーケティング・企画785万円
システム開発(オープン・WEB系)629万円
システム開発(汎用機系)670万円
システム開発(制御系)690万円
ネットワーク・サーバ・通信インフラ系691万円
その他システム・ソフトウェア関連742万円
建築・土木関連537万円
機械関連659万円
電気・電子関連709万円
半導体関連666万円
製造関連528万円
素材・化成品631万円
法律・会計725万円

出典:転職会議「パナソニック株式会社

上記のデータの平均残業時間は、いずれも20~30時間ほどです。

どの職種も高年収であることに違いありませんが、職種によって300万円ほど差が出る場合があります。

年代別の平均年収

パナソニックの年代別の平均年収は以下の通りです。

年代平均年収
20代400万円(300~500万円)
30代500万円(400~600万円)
40代700万円(580~850万円)
50代900万円(700~1,000万円)

出典:転職会議「パナソニック株式会社

年齢が上がるにつれて平均年収も上がっていますが、基本的にパナソニックの年収は役職や個人の評価などによって決まります。年齢と年収が完全に比例するわけではありません。

つまり年齢が若くても十分な成果を挙げていれば、高い年収を得られる可能性があります。

管理職の年収相場

パナソニックで管理職(課長以上)になると、年収1,000万円を超える可能性が高いです。

パナソニックはもともと年功序列の風潮がありましたが、2014年に廃止が宣言されました。

それに伴い、担当する役割の大きさに応じて賃金が決まる「役割等級制度」を導入しています。

そのため管理職に昇格することで給与が上がり、年収1,000万円以上を手にする人も多く出てきます。

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パナソニックの過去5年における平均年収推移

有価証券報告書」によると、パナソニックの過去5年における平均年収推移は以下の通りです。

決算月平均年収
2017年3月期781万円
2018年3月期768万円
2019年3月期774万円
2020年3月期755万円
2021年3月期744万円

平均年収は徐々に下がってきてはいますが、それでも700万円以上と高い水準を維持しています。転職した際も、高年収を得られる可能性が高いでしょう。

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パナソニックとそのグループ会社の平均年収を比較

パナソニックと、そのグループ会社(子会社)の平均年収を比較してみましょう。

会社名平均年収
パナソニック株式会社744万円(※1)
パナソニック デバイスSUNX株式会社735万円(※2)
パナソニック ホームズ株式会社675万円(※3)
三洋電機626万円(※4)

パナソニック株式会社の平均年収が最も高いですが、グループ会社の平均年収も高水準です。

電機系メーカーで高年収を目指すのであれば、パナソニック株式会社だけでなくグループ会社の選考を一緒に受けても良いでしょう。

※1 出典:パナソニック株式会社「有価証券報告書
※2 出典:パナソニック デバイスSUNX株式会社「有価証券報告書
※3 出典:パナソニック ホームズ株式会社「有価証券報告書
※4 出典:三洋電機株式会社「有価証券報告書

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パナソニックと競合他社の平均年収を比較

パナソニックと競合他社(大手総合電機メーカー)の平均年収を比較してみましょう。

会社名平均年収
パナソニック株式会社744万円(※1)
ソニーグループ株式会社1,044万円(※2)
株式会社日立製作所890万円(※3)
三菱電機株式会社796万円(※4)
シャープ株式会社743万円(※5)
株式会社東芝867万円(※6)

パナソニックの平均年収は、競合他社に比べてやや劣る印象です。

しかし一般的に見て、平均年収700万円超えの会社はそれほど多くありません。パナソニックが高年収企業であることには変わりないでしょう。

※1 出典:パナソニック株式会社「有価証券報告書
※2 出典:ソニーグループ株式会社「有価証券報告書
※3 出典:株式会社日立製作所「有価証券報告書
※4 出典:三菱電機株式会社「有価証券報告書
※5 出典:シャープ株式会社「有価証券報告書
※6 出典:株式会社東芝「有価証券報告書

パナソニックのボーナス制度の特徴

中には「年収も気になるが、ボーナス制度についても気になる」という人もいるでしょう。ここでは、パナソニックのボーナス制度の特徴について紹介します。

年に2回支給される

ボーナスは年に2回、7月と12月に支給されます。夏と冬にボーナスが支給される点は、一般的な企業と変わりありません。

事業部の業績や評価によって金額が変動する

事業部の業績や個人の評価など複数観点からの評価によって、ボーナスの金額は変動します。

個人の評価のみで決まるわけではなく、事業部の業績次第でボーナスが上がったり下がったりする場合もあるでしょう。

なお、パナソニック株式会社の公式ホームページでは公表されていませんが、口コミなどの情報を参考にすると、およそ4か月分のボーナスが支給されると予想されます。

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パナソニックで年収を上げるには?

パナソニックで年収を上げるためには、以下の2点を押さえるのが重要です。

  • 成果を出して昇格する
  • 転職エージェントを活用して入社する

それぞれ詳しく解説していきます。

成果を出して昇格する

パナソニックでは担当する役割の大きさに応じて賃金を決める「役割等級制度」を導入しているため、成果を出して昇格することが年収アップへの近道です。

高い評価を得て役職が上がれば、年収1,000万円を狙える可能性も十分あります。

また、パナソニックが採用している「コミュニケーションプログラム」では、上司と相談して決めた目標の達成率や評価によって次年度の給与が決まります。

個人の目標を確実に達成し、上司に自分の能力をしっかりとアピールすることが重要です。

パナソニックが掲げている「求める人物像」を参考にするのも良いでしょう。

転職エージェントを活用して入社する

転職エージェントを活用して、入社時に年収交渉するのも年収を上げるための方法です。

転職エージェントに在籍するキャリアアドバイザーは業界や企業の事情を把握しているため、慎重かつ最大限に可能な範囲で年収交渉をしてくれます。

初めて年収交渉をする人であれば、キャリアアドバイザーにお願いした方が成功率は上がるでしょう。

転職者の市場価値を客観的に捉えながら適切なアドバイスもしてくれます。

パナソニックで働く上で自分の適正年収を知ろう

出典:doda

パナソニックのような大手企業で働きたいなら、自分の適正年収を知ることが大切です。

転職先企業の年収が自分の適正年収に合っているのかを確認でき、選考を受けるに値するかどうかの判断材料となるでしょう。

自分の適正年収を知りたいなら、dodaの年収査定を活用するのがおすすめです。大量のデータの中から仮説を立てて、あなたの適正年収を教えてくれます。

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パナソニックをはじめとする総合電機メーカーへの転職におすすめの転職エージェント3選

パナソニックをはじめとする総合電機メーカーに転職したいなら、以下の3つの転職エージェントがおすすめです。

  • リクルートエージェント
  • doda
  • パソナキャリア

それぞれのサービスの特徴を解説していきます。

リクルートエージェント

リクルートエージェント

出典:リクルートエージェント

転職エージェント名リクルートエージェント
運営会社株式会社リクルート
公開求人数175,266件
非公開求人数225,351件
おすすめポイント
  • 国内トップクラスの転職支援実績
  • 転職サポートが充実している

※2022年3月時点

リクルートエージェントは、国内トップクラスの転職支援実績を誇る転職エージェントです。業界最大級の求人数と充実したサポートにより、多くの転職者を採用へ導いています。

また転職サポートとして、以下のようなことを実施してくれます。

  • 提出書類(履歴書や職務経歴書)の添削
  • 模擬面接といった面接対策
  • 独自に分析した業界・企業情報の提供

サポートが充実しているため、パナソニックをはじめとする総合電機メーカーへ初めて転職する人も安心です。

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リクルートエージェントについて詳しく知りたい方は「リクルートエージェントの評判は悪い?口コミや使うべき人まで詳しく解説」も読んでみてください。

doda

doda

出典:doda

転職エージェント名doda
運営会社パーソルキャリア株式会社
公開求人数166,831件(非公開求人含む)
非公開求人数非公開
おすすめポイント
  • 転職サイトとしての機能も果たしている
  • 転職に関するイベントへ参加できる

※2022年3月時点

dodaは転職エージェントでありながら、転職サイトとしての機能も果たします。「サポートを受けたいけど、自分でも求人を探したい」という人におすすめです。

また、転職に関するイベントやセミナーを開催しているのも大きな特徴です。

面接力アップや履歴書・職務経歴書の書き方に関するセミナー、職場の雰囲気を知るためのセミナーなど、さまざまなイベントに参加できます。

パナソニックへの転職を成功させるカギにもなり得るでしょう。

dodaはこちら

dodaについて詳しく知りたい方は「dodaエージェントの悪い評判の真相は?利用者の口コミを徹底分析」も読んでみてください。

パソナキャリア

パソナキャリア

出典:パソナキャリア

転職エージェント名パソナキャリア
運営会社株式会社パソナ
公開求人数39,553件
非公開求人数非公開
おすすめポイント
  • キャリアアドバイザーが親身になってサポートしてくれる
  • 女性の転職サポートにも力を入れている

※2022年3月時点

パソナキャリアは、親身なサポートに定評のある転職エージェントです。オリコン顧客満足度調査では、2019年から2022年にかけてお客様満足度4年連続1位を獲得しています(※)。

また、パソナキャリアは女性の転職・キャリアアップにも力を入れています。

女性ならではの悩みや不安も解決してくれるので、パナソニックへの転職を目指す女性にもおすすめのサービスです。

パソナキャリアはこちら

パソナキャリアについて詳しく知りたい方は「パソナキャリアの悪い評判の真相は?実際の口コミから徹底解説!」も読んでみてください。

※出典:パソナキャリア「オリコン顧客満足度調査 4年連続第1位受賞 ~より評判の良い転職エージェントを目指して~

パナソニックは高年収が目指せる就職・転職先

パナソニックは、成果をあげて昇格すれば高年収が目指せる企業です。

全体の平均年収は約744万円であり、管理職以上になれば年収1,000万円以上となる可能性もあります。

なお、パナソニックをはじめとする総合電機メーカーへ転職したいなら、転職エージェントの活用がおすすめです。

手厚くサポートしてくれるため、初めて転職する人も安心して挑めます。

パナソニックへの転職を成功させ、高年収を目指しましょう。