2回目の転職は選考で不利?失敗してしまう人の特徴や成功させるコツを解説
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すでに1度転職している人は、「2回目の転職は採用担当者に悪い印象を与えるのではないか」「スムーズに内定をもらえないのではないか」といった不安をお持ちではないでしょうか。
とは言え現状を変えるために、どうしても2回目の転職に臨みたいと考えている人も多いはずです。
そこで本記事では、2回目の転職は選考で不利になるのかや、2回目でも転職を成功させるコツなどについて解説します。
目次
2回目の転職は選考で不利?
2回目の転職は選考で不利になるとは言い切れません。
以下は、リクナビNEXTが採用担当者に対して実施した「転職回数は何回目から気になるか?」というアンケートの結果です。
気にならない | 15% |
---|---|
1回 | 2% |
2回 | 8% |
3回 | 40% |
4回以上 | 35% |
出典:リクナビNEXT「転職回数が多いと不利?年代別の転職回数と採用実態」
2回目までの転職であれば、気にする採用担当者の割合は1割以下です。つまり、2回目の転職であることを大きなハンデとして捉える必要はありません。
ただし3回以上の転職になると、懸念点とする担当者が増えてきます。これ以上転職を繰り返さないためにも、2回目の転職は慎重に進めましょう。
転職回数についてさらに詳しく知りたい方は「転職回数は平均何回までOK?転職が多い人でも内定を勝ち取るコツ」も読んでみてください。
おすすめの転職エージェントを見る2回目の転職で失敗する人の特徴
2回目の転職で失敗する人の特徴を紹介します。
- やりたいことが明確でない人
- 会社に多くの条件を求める人
- 転職理由が曖昧な人
- 企業研究が不十分な人
やりたいことが明確でない人
やりたいことが明確でない人は、2回目の転職で失敗する可能性が高いです。
やりたいことが明確でない人は、「とりあえず転職できれば良い」と考えている人材だと判断されやすい傾向にあります。
仮に転職に成功したとしても、新しい職場でも仕事に対して楽しさややりがいを感じられない可能性があります。
「今の仕事がつまらない」「何となく辞めたい」と考えている場合はすぐに転職するのではなく、まずは自分がやりたいことを明確にしましょう。
会社に多くの条件を求める人
会社に求めることが多い人は、2回目の転職で苦労しやすいです。全ての希望を満たしてくれる会社は、簡単には見つからないからです。
転職するにあたっては、叶えたい条件に優先順位をつけることが大切です。譲れるポイントと譲れないポイントを分けておくと、求人を探しやすいでしょう。
転職理由が曖昧な人
2回目の転職において、転職理由が曖昧だと採用担当者からマイナス評価を受ける可能性があります。
特に前職の勤務期間が短い場合、転職理由が曖昧だと「またすぐに辞めるのではないか?」と早期離職を懸念されてしまう可能性があるからです。
たとえ退職のきっかけが曖昧だったとしても、転職理由を説明するときは「入社後に何を実現したいのか」をはっきりさせておきましょう。
企業研究が不十分な人
企業研究の不十分さも、転職に失敗する人に多い特徴です。
2回目の転職で不利にならないためには、より明確な志望動機を考えなくてはなりません。志望動機が明確なら、2回目の転職であろうと採用したいと思ってもらえます。
企業理念や社風、業界での立ち位置などを詳しく調べて「競合他社ではなく、この会社を選んだ理由」を採用担当者に説明できるようにしましょう。
おすすめの転職エージェントを見る2回目の転職をする際の注意点
2回目の転職をする際の注意点を紹介します。
- タイミングが早過ぎると採用担当者に悪い印象を与えることもある
- 年収が下がる可能性がある
- 実績や能力を問われることがある
タイミングが早過ぎると採用担当者に悪い印象を与えることもある
2回目の転職のタイミングがあまりに早過ぎると、採用担当者に悪い印象を与える可能性があります。
1社あたりの勤続期間が短く早期退職を繰り返していると、「入社してもすぐに辞めてしまうのでは?」と疑われる恐れがあるからです。
また「仕事のスキルや社会人としてのマナーが身についていない」と思われてしまうこともあります。
悪い印象を与えないために、最低でも今の職場で1年程度は働いてから転職に臨みましょう。
年収が下がる可能性がある
2回目の転職は、年収が下がる可能性があります。基本的に年収は、成果を出すことで上がるものだからです。入社直後の成果が出ていないタイミングで転職する場合は、次の職場でも高い年収は期待できません。
特に未経験職種への転職は、高い確率で年収が下がってしまうと思っておいた方が良いでしょう。
実績や能力を問われることがある
2回目の転職は1回目よりも実績や能力を問われることがあります。
転職回数が多いほど、それなりの就業経験がある求職者だと思われるからです。
「さまざまな会社で働いているにもかかわらず、得ているものが少ない」と思われてしまったら、なかなか採用はもらえないでしょう。
また、いざ転職ができても即戦力として活躍できなければ、その後周囲からの評価が落ち、苦労するかもしれません。
そのため前職で身につけたスキルや経験は、面接でしっかりアピールできるようにしておきましょう。
おすすめの転職エージェントを見る【年代別】2回目の転職先の候補例
2回目の転職先の候補例を年代別に紹介します。
- 20代の転職先例:マネジメント経験のできる企業
- 30代以降の転職先例:同業種や同職種
20代の転職先例:マネジメント経験のできる企業
20代で2回目の転職をする際は、できる限りマネジメント経験のできる企業を選ぶという選択肢があります。
特に将来的に管理職を目指すのであれば、マネジメント経験は必須です。20代でマネジメント経験をしておかないと、キャリアアップのチャンスが減るかもしれません。
働きやすさだけでなく、「今後自分のスキルを伸ばしていけるのかどうか」も2回目の転職では考えておきたいポイントです。
30代以降の転職先例:同業種や同職種
30代で転職2回目の場合は即戦力を求められるため、同業種や同職種への転職が安全という考え方もあります。
今あるスキルを活かせる仕事なら即戦力になれる上、キャリアアップもできるので会社と自分の双方にメリットがあるでしょう。
逆に異業種・異職種の場合、熱意やポテンシャルだけで乗り切るのは難しいです。
ただし異業種でも同職種であれば、業務内容が似通っていることも多く、採用される可能性はあります。
おすすめの転職エージェントを見る2回目の転職を成功させるコツ
2回目の転職を成功させるコツを紹介します。
- 面接対策と自己PR準備を怠らない
- ポジティブな退職理由を考える
- 過去の職場と比較して仕事を選ぶ
- 働きながら転職活動を行う
- 転職エージェントを利用する
面接対策と自己PR準備を怠らない
2回目の転職は特にしっかりと面接対策を行いましょう。2回目の転職では、採用担当者から長く働いてもらえる人材かどうかを厳しくチェックされるからです。
面接で「自分自身が望むキャリアを実現できるから志望した」「これまでの経験から貢献できると思った」など、具体的なエピソードとともに伝えると内定のチャンスも上がります。
もし自分の強みがわからないときは、友人や同僚から意見やアドバイスをもらっても良いでしょう。
ポジティブな退職理由を考える
面接時の質問に備え、ポジティブな退職理由を考えましょう。
「上司が嫌いだった」「やりたい仕事を任せてもらえなかった」など退職理由がネガティブなものだと「不満があればすぐに辞める社員」だと思われてしまうからです。
たとえ退職理由の本音が会社への不平不満だったとしても、「より多くの人と関わりながら仕事がしたい」「自分の裁量で仕事をこなしていきたい」など、ポジティブな表現に言い換えるようにしましょう。
2回目であっても前向きな転職だという意思が伝われば、採用担当者も納得してくれます。
過去の職場と比較して仕事を選ぶ
2回目の転職は、過去の職場と比較して仕事を選ぶようにしましょう。
過去の職場で不満だった部分が次の職場にもあった場合、また同じ理由で転職を繰り返してしまう恐れがあるからです。
例えば残業の多さが理由で辞めたいと感じたならば、次の職場は残業の少なさを条件に選ぶのが良いでしょう。
2回目は「過去の職場と同じ結果にならないか」「過去の職場の良かったところが次の職場にもあるか」などを比較検討することで、転職後のミスマッチを防げます。
働きながら転職活動を行う
転職活動はできる限り働きながら行いましょう。2回目の転職は1回目よりも目途が立てにくく、転職活動が長引く可能性があるためです。
転職先が早く決まる人でも、3か月程度はかかります。その間無収入になると、精神的にも焦りが生じてくるでしょう。
焦った結果、適当に次の会社を決めてしまうのは避けたいことです。
また就職先が決まらずに空白期間ができてしまうと、採用ハードルがさらに上がる可能性があります。
今の仕事を続けながら転職活動をすれば、転職が難しそうな場合も一旦引き下がることができるので安全です。
転職エージェントを利用する
2回目の転職で不安のある人は、転職エージェントを利用してみましょう。
転職エージェントは求人を紹介してくれるだけでなく、転職に関するさまざまなことをサポートしてくれます。
2回目の転職で特に重要なのが面接対策です。
転職エージェントのキャリアアドバイザーは、採用担当者の注目しているポイントや過去に採用された人の事例などを知っているため、効果的な受け答えの方法を教えてくれます。
その他、応募書類の添削や面接日程の調整なども手助けしてもらえます。転職活動に不安がある人ほど転職エージェントを利用すべきです。
転職2回目でも利用しやすい転職エージェント
転職2回目の人が利用しやすい転職エージェントを4社紹介します。
- リクルートエージェント|業界で断トツの求人数
- doda|役立つコンテンツが充実
- パソナキャリア|キャリアアドバイザーの質が高い
- ハタラクティブ|未経験者の強い味方
リクルートエージェント|業界で断トツの求人数
出典:リクルートエージェント
転職エージェント名 | リクルートエージェント |
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運営会社 | 株式会社リクルート |
公開求人数 | 約152,000件 |
非公開求人数 | 約205,000件 |
求人の傾向 | あらゆる業種・職種を網羅 |
おすすめポイント |
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(※2021年12月7日時点)
「リクルートエージェント」は、業界最大手の転職エージェントです。非公開求人を含め20万件以上の求人を保有しており、多くの選択肢の中から応募先を選べます。
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また全国に拠点があり、地方の転職でも利用しやすいのが魅力です。転職エージェントの利用が初めての人はぜひ登録してみましょう。
リクルートエージェントはこちらリクルートエージェントについて詳しく知りたい方は「リクルートエージェントの評判は悪い?口コミや使うべき人まで詳しく解説」も読んでみてください。
doda|役立つコンテンツが充実
出典:doda
転職エージェント名 | doda |
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運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
公開求人数 | 約112,000件 |
非公開求人数 | 非公開 |
求人の傾向 | あらゆる業種・職種を網羅 |
おすすめポイント |
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(※2021年12月7日時点)
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dodaはこちらdodaについて詳しく知りたい方は「dodaエージェントの悪い評判の真相は?利用者の口コミを徹底分析」も読んでみてください。
パソナキャリア|キャリアアドバイザーの質が高い
出典:パソナキャリア
転職エージェント名 | パソナキャリア |
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運営会社 | 株式会社パソナ |
公開求人数 | 約38,000件 |
非公開求人数 | 非公開 |
求人の傾向 | 人事・経理・法務・経営企画などの管理部門系職種 |
おすすめポイント |
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(※2021年12月7日時点)
「パソナキャリア」は、キャリアアドバイザーの質が高いことで有名な転職エージェントです。
2019年から2021年の3年で、オリコンお客様満足度1位を獲得した実績を持ちます(※)。
紹介可能な求人は幅広く、管理部門系職種を中心に高年収帯の求人も多数保有しています。
在籍するキャリアアドバイザーがじっくりヒアリングを行い、2回目の転職に関する不安や悩みに関しても親切丁寧にヒアリングしてくれるのが強みです。
また女性の転職支援にも積極的なので、「現場復帰をしたい」「育休・産休がネックになっている」という女性にもおすすめです。
※出典:パソナキャリア「オリコン顧客満足度調査 3年連続第1位受賞」
パソナキャリアはこちらパソナキャリアついて詳しく知りたい方は「パソナキャリアの悪い評判の真相は?実際の口コミから徹底解説!」も読んでみてください。
ハタラクティブ|未経験者の強い味方
出典:ハタラクティブ
転職エージェント名 | ハタラクティブ |
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運営会社 | レバレジーズ株式会社 |
公開求人数 | 非公開 |
非公開求人数 | 非公開 |
求人の傾向 | 建築・サービス・メーカーに強い |
おすすめポイント |
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(※2021年12月7日時点)
「ハタラクティブ」は、未経験でも応募できる求人を多く取り扱っている転職エージェントです。
利用者の3人に2人が未経験での転職を成功させていて、誰もが知る有名企業の紹介実績も数多くあります。
また既卒向けの求人も得意としており、20代で2回目の転職をする利用者に対しても理解を持っています。
書類添削にも力を入れているので、書類選考の段階で落とされる可能性も減らせるでしょう。
さらに2回目の転職に関するお役立ちコラムまで掲載されていて、転職を繰り返す人にとっても有益な情報が集められます。
「2回目の転職で未経験分野に挑戦したい」という人は、ぜひ登録してみましょう。
ハタラクティブはこちら2回目の転職にはしっかりと対策してから臨もう
2回目の転職は状況によって不利になることもありますが、転職前にしっかり対策をとっておけば十分に転職は可能です。
面接対策や自己PRの準備を怠らないようにしましょう。
また転職回数が3回、4回と増えていくと、求められる経験やスキルのハードルは上がり、転職が難しくなる恐れもあります。
そのため2回目の転職では長く勤められる会社を選び、後悔することのないよう転職活動を進めましょう。