スカウト型の就活サイトとは?おすすめ8選や活用する際のコツを紹介!
目次
就職活動と言えば、就活生が自ら働きたい企業にエントリーして、書類選考や面接を経て、内定を勝ち取るのが一般的です。
しかし、近年では企業からスカウトメッセージが届くスカウト型の就活サイトにも注目が集まっています。そんなスカウト型の就活サイトを使おうか、迷っている就活生も多いのではないでしょうか。
この記事では、スカウト型の就活サイトとは何かを説明した上で、おすすめのスカウト型の就活サイトを8つ紹介します。メリットやデメリット、活用する際のコツについても解説するので、参考にしてみてください。
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スカウト型の就活サイトとは
スカウト型の就活サイトとは、企業からスカウトが届く就活サイトのことです。プロフィールを見た企業から「面接を受けてみませんか?」といった内容のオファーが届く仕組みです。
一般的な就活は就活生が自ら企業に応募し、書類選考や面接を経て内定となります。一方でスカウト型の就活サイトは、企業から就活生にアプローチをする新しい形の就活として注目を集めています。
おすすめのスカウト型就活サイト8選
スカウト型の就活サイトと一口に言ってもその内容はさまざまです。以下では、就活生におすすめのスカウト型就活サイトを8つご紹介します。
- OfferBox(オファーボックス)
- キミスカ
- dodaキャンパス
- iroots(アイルーツ)
- キャリアチケットスカウト
- エシカル就活
- Wantedly
- みん就スカウト
OfferBox(オファーボックス)
就活サイト名 | OfferBox(オファーボックス) |
登録企業数 | 16,000社以上 |
スカウト率 | 93%以上 |
対象エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社i-plug (アイプラグ) |
出典:「OfferBox(オファーボックス)」
オファーボックスは、スカウト率93%以上の実績を誇るスカウト型の就活サイトです。独自の自己分析ツールが充実しているため、自分の強みを効率良くアピールできるでしょう。
また、企業側からオファーできる数には上限があります。そのため、手当たり次第に就活生をスカウトするのではなく、プロフィールを読み込んだ上でメッセージを送ってくれます。
キミスカ
就活サイト名 | キミスカ |
登録企業数 | 6,500社以上 |
スカウト率 | 80%以上(ゴールドスカウトの開封率) |
対象エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社グローアップ |
出典:「キミスカ」
キミスカは、自分の選考状況をアピールできる就活サイトです。例えば「大手企業〇〇の最終選考まで進みました」という内容をプロフィールに書き込めます。すると企業から「そこまで進んだなら、実力は申し分なさそう」と、スカウトにつながりやすくなります。
また、スカウトは「ゴールド」「シルバー」「ノーマル」でランク分けされているのが特徴です。ゴールドはスカウトの中でもわずか4%しかなく、スカウトの本気度を図れます。
ゴールドメッセージを受け取った場合、一次選考免除などの待遇ルートが用意されていることもあります。ランクはメッセージから確認できるため、登録した際はランクを必ず確認しましょう。
dodaキャンパス
就活サイト名 | dodaキャンパス |
登録企業数 | 8,500社以上 |
スカウト率 | 99% |
対象エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社ベネッセi-キャリア |
出典:「dodaキャンパス」
dodaキャンパスは、就活生からの満足度3年連続No.1と人気の高い就活サイトです。累計契約企業数は8,500社以上と、多数の契約数を誇ります。
キャリアノートを充実させた場合のオファー受信率は99%と、高確率でスカウトが届くでしょう。ベネッセ独自の適性検査が充実しており、自己分析に活用できます。
iroots(アイルーツ)
就活サイト名 | iroots(アイルーツ) |
登録企業数 | 200社以上 |
スカウト率 | 85%以上 |
対象エリア | 全国 |
運営会社 | エン・ジャパン株式会社 |
出典:「iroots(アイルーツ)」
アイルーツでは、厳選された優良企業からのスカウトが届きます。企業が登録するには審査があり、アイルーツの登録基準を満たした企業しか登録できないからです。
プロフィールに登録できる文字数は最大6000字までと、その量は400字詰めの原稿用紙15枚分に匹敵します。例えば、幼少期からの自分を振り返ることで、自身の人となりを知ってもらえるでしょう。
また、独自の性格・価値観診断も要注目です。累計115万人の就活生が受診しており、就活ならではの側面だけではなく、自分の価値観を定量化できます。
キャリアチケットスカウト
就活サイト名 | キャリアチケットスカウト |
登録企業数 | 非公開 |
スカウト率 | 非公開 |
対象エリア | 全国 |
運営会社 | レバレジーズ株式会社 |
出典:「キャリアチケットスカウト」
キャリチケットスカウトでは、自分の価値観でマッチする企業を見つけることができます。「どんなチームで働きたいか」「将来身に付けたいスキルは何か」など、5つの質問に答えるだけのシンプルな内容です。
自分の価値観を重視して就活を進められるので、入社後にありがちな「思ってたのと違う…」という後悔が少なく済むでしょう。
エシカル就活
就活サイト名 | エシカル就活 |
登録企業数 | 100社以上 |
スカウト率 | 非公開 |
対象エリア | 非公開 |
運営会社 | 株式会社アレスグッド |
出典:「エシカル就活」
エシカル就活には、企業側が使える一斉送信機能がありません。そのため、就活生に届くスカウトは全てパーソナルメッセージです。
「スタートアップで働きたい」「地方創生に貢献したい」など、具体的な内容でマッチする企業を探せます。いわゆるレア求人も多く、より自分の価値観に近い企業からスカウトが届くでしょう。
大学1〜2年生からの長期インターン探しにも活用可能です。また、登録している企業はフラットな職場が多数で、実際に65%の企業がカジュアル面談を採用しています。
Wantedly
就活サイト名 | Wantedly |
登録企業数 | 37,000社以上 |
スカウト率 | 非公開 |
対象エリア | 全国 |
運営会社 | フューエル株式会社 |
出典:「Wantedly」
Wantedlyへの登録企業はベンチャーやスタートアップ業界に集中しています。そのため、IT業界やスタートアップ企業に興味がある人におすすめです。
「仕事のSNS」というコンセプトのもと、スカウト後のメッセージはチャット感覚でやり取りするなどラフな雰囲気で進みます。企業側もフレンドリーに接してくれるため、過度に緊張せず本来の自分を出せるでしょう。
みん就スカウト
就活サイト名 | みん就スカウト |
登録企業数 | 非公開 |
スカウト率 | 非公開 |
対象エリア | 全国 |
運営会社 | 楽天グループ株式会社 |
出典:「みん就スカウト」
みん就スカウトは、質問に回答するだけでプロフィール登録が完了します。エントリーシートや自己PR文のような長文を書く必要はありません。そのため、文章作成が苦手な人におすすめです。
登録後は特別選考案内や説明会優先案内などのスカウトが届きますが、これらは全て企業がみん就スカウトのために用意した特別な内容となっています。そのため、他の就活サイトに登録している就活生が参加することはありません。
スカウト型の就活サイトのメリット
以下では、スカウト型就活サイトのメリットを解説します。
- 自分の市場価値を確認できる
- 幅広い企業に出会える
- 求人を探す手間が省ける
- 書類選考や一次面接が免除されることがある
自分の市場価値を確認できる
スカウト型の就活サイトを活用すれば、自分の長所や強み、スキルがどれだけの価値があるかを知ることができます。なお、スカウト型の就活サイトはプロフィール欄の入力が必須です。プロフィールを見た企業がスカウトしてくれるため、自分の価値を確認できるでしょう。
ある一定の業界や業種からのスカウトが集中していれば、その業界・業種で活躍できるという指標にもつながります。
幅広い企業に出会える
スカウト型の就活サイトでは、業界・業種研究をしていない企業からスカウトが届く場合があります。一見無意味なスカウトに思えるかもしれませんが、スカウト内容を見て興味が湧くことも珍しくありません。
自分には向いていないと思っていた業界からスカウトが届くこともあるため、選択肢を広げる意味では十分有用です。
求人を探す手間が省ける
自分で求人を探す手間が省けるのは、スカウト型の就活サイトの大きなメリットです。プロフィールを登録したら待つだけのため、自分からアプローチをする必要はありません。
一般的な就活では、内定まで数か月かかることもあります。企業探しや説明会への参加など、特に時間がかかりやすいフローを短縮できるのは、スカウト型ならではの利点と言えるでしょう。
書類選考や一次面接が免除されることがある
企業によっては特別選考ルートが用意されているパターンがあります。魅力的な人材が見つかった場合、書類選考や一次面接免除などの待遇を用意し、他の企業に取られないようにする狙いです。
一般的な就活では、特別選考ルートが用意されることはほとんどありません。この待遇はスカウト型の就活サイトだからこそなせる業です。稀なパターンですが、就職活動解禁前に実質的に内定をもらえることもあります。
スカウト型の就活サイトのデメリット
スカウト型の就活サイトには当然ながらデメリットもあります。以下では、スカウト型のデメリットを解説します。
- サイトによっては求人が少ない
- 興味のない企業からスカウトが届く
- スカウト=採用確定ではない
- プロフィール入力に時間がかかる
サイトによっては求人が少ない
サイトの規模によっては、登録企業が少ないことがあります。毎年就活生からの応募が殺到する大手企業は、スカウトの必要性がないからです。
スカウト型サイトに登録している企業は、中小やスタートアップ企業が中心です。そのため、中小やスタートアップ企業に重点を置いている就活生にはメリットとなるでしょう。
興味のない企業からスカウトが届く
スカウト型の就活サイトを利用していると、選択肢に入れていない業界からスカウトが届くことも珍しくありません。自動送信を使ってスカウトメールを送っている企業も存在するため、何通も届くことでストレスを感じてしまうかもしれません。
ただし、興味がなかった業界でも、スカウト内容を見て気が変わることもあり得ます。予想外の企業と出会えるのは、見方を変えればメリットになるでしょう。
スカウト=採用確定ではない
企業から届くスカウトは採用を約束するものではありません。あくまでも「当社の面接を受けてみませんか?」といった趣旨を理解しておく必要があります。
書類選考や一次面接の免除があっても、それ以降は他の就活生と扱いは同じです。そのため、不採用通知が来ても「話が違う」と落胆しないようにしましょう。
プロフィール入力に時間がかかる
スカウト型の就活サイトではプロフィールの入力が必須です。プロフィールが必要だと分かっていても、この作業を面倒だと感じる就活生は多数います。特に、自己PR欄やスキル・資格欄は文字数が多く、文章作成に慣れていないと苦手意識が先行してしまいます。
とは言え、プロフィールの充実度がスカウト件数に比例するため、手を抜いてはなりません。企業はプロフィール欄に空白が多いとスカウトを諦めてしまうからです。就活を成功させるためには、時間をかけてプロフィールを入力するようにしましょう。
スカウト型の就活サイトを選ぶ際のポイント
以下では、スカウト型の就活サイトを選ぶ際のポイントを解説します。
- 取り扱い求人数
- サイトの使いやすさ
- サポート内容
- 利用者の口コミや評判
取り扱い求人数
なるべく取り扱い求人数が多いサイトを選びましょう。求人数が多いほど、自分にマッチする求人を見つけやすくなるからです。また、求人数の多さはサイトの実績にも比例します。
取り扱い求人数はサイトのトップページから確認できるため、登録前には必ずチェックしましょう。大手企業からのスカウトを狙っているなら、大手企業の登録実績が多いサイトがおすすめです。
サイトの使いやすさ
就活サイトは長くに渡って使うことが想定されるため、使いやすいサイトを選ぶことが大切です。具体的には、メニュー画面の配置や最新情報の確認が見やすいサイトを選びましょう。
使いにくい就活サイトをそのまま利用していると、大事なスカウトを見逃してしまうかもしれません。そのような事態を防ぐために、スケジュール管理やスカウトメールの通知機能があるサイトがおすすめです。
サポート内容
キャリアアドバイザーが相談に乗ってくれるサポートがあると、就活を有利に進めることができます。
例えば、面接対策やエントリーシートの書類添削機能があると非常に便利です。また、最新の就活事情についてのコラム記事があれば、最新の情報に合わせて就活を進められます。
利用者の口コミや評判
利用者の口コミや評判を見ると、よりリアルな使用感について分かります。就活サイト側がデメリットを公表することは少ないので、利用者の「ここは使いにくかった」という口コミは参考になるでしょう。
ただし、利用者の口コミや評判はあくまでも個人の感想です。全てを鵜呑みにする必要はありません。ひとつの口コミを信用するのではなく、複数の口コミや評判を比較するのがベストです。口コミや評判はSNSから拾うか、就活を終えた先輩に直接聞くのも良いでしょう。
スカウト型の就活サイトを活用する際のコツ
以下では、スカウト型の就活サイトを活用する際のコツを解説します。
- プロフィール画像を設定する
- 登録に必要な情報はなるべく埋める
- 1日1回はログインする
- スカウトされたら必ず内容を確認する
- エージェント型の就活サイトも活用する
プロフィール画像を設定する
プロフィール画像は必ず設定しましょう。自己PRなどの文章では伝わらない「自分らしさ」を表現できるからです。
趣味に打ち込んでいる写真や学校生活を楽しそうに過ごす写真など、個性をアピールできるものがおすすめです。顔出しに抵抗がある場合は、風景写真や自分が好きな物でも構いません。空白だけは避けましょう。
登録に必要な情報はなるべく埋める
企業はプロフィールを見てスカウトを送っているため、登録に必要な情報は全て埋めるのが理想です。自己PRや経歴などは文字数が多く埋めるのが大変ですが、プロフィールが充実している人ほどスカウト数も増える傾向にあります。
もちろん、登録初日に全ての欄を入力する必要はありません。時間があるときに埋めていきましょう。プロフィール欄は常時更新できるため、積極的に更新するのがおすすめです。
1日1回はログインする
企業は就活生のログイン状況もチェックしています。直近のログインから日が空いていると就活が終了したか、サイトを利用していないと思われてしまいます。
企業が送信できるスカウトは件数が限られているため、サイトを利用しているのか判断できない就活生は避けられてしまう可能性があります。理想は1日1回、忙しくても2日に1回はログインしましょう。
スカウトされたら必ず内容を確認する
興味のない業界や業種でもスカウトが届いたら、必ず内容を確認することが大切です。興味がない分野でも、内容を見て興味が湧くこともあり、視野を広げるきっかけにつながります。
スカウトには書類選考や一次面接免除といった、特別選考ルートが用意されているかもしれません。そのような待遇を見逃さないためにも、スカウト内容は最後まで目を通しましょう。
エージェント型の就活サイトも活用する
スカウト型の就活サイトだけではなく、他の就活サイトも併用しましょう。エージェント型の就活サイトでは、プロのキャリアアドバイザーが就活をサポートしてくれます。
求人を紹介してくれたり、就活についての相談に乗ってくれたりと、スカウト型の就活サイトにはない魅力があります。両者を併用することで、就活を効率的に進められるでしょう。
おすすめは「P-CHAN就活エージェント」です。隠れた優良企業に特化した就活サイトで、自分の強みを活かせる就職先を見つけられます。
スカウト型の就活サイトで就活を有利に進めよう
スカウト型の就活サイトは、自分の市場価値を確認できたり、求人を探す手間が省けたりするメリットがあります。また、中小企業やスタートアップ企業だけではなく、サイトによっては大手企業からスカウトが届く場合もあります。
とは言え、スカウト型の就活サイトはスカウト機能に特化している分、サポート体制に物足りなさを感じることもあるでしょう。サポート面も求めたい人には、「P-CHAN就活エージェント」への登録がおすすめです。
P-CHAN就活エージェントで扱っている求人は優良企業のみで、スカウト型就活サイトにはない求人を見つけられます。就活についてのアドバイスもプロのキャリアアドバイザーが行ってくれるので、効率良く就活を進めたい人はぜひ登録してみましょう。