「就活しない」は逃げ?しない人の割合は?他の生き方や選択肢を紹介

在学中に就活をする人は多い一方で、なかには就活しない人がいることも事実です。何かしらの理由で就活をしたくないと考えつつも、「就活をしなかったらどうなるの?」「将来は大丈夫?」と不安に感じている人も多いでしょう。
本記事では、「就活しない」という選択肢を取った際にどうなるのかを解説しています。就活しないメリット・デメリットや就活せずに就職する方法も紹介しているので、進路に悩んでいる人はぜひ最後までご覧ください。
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目次
「就活しない」は逃げではない
「就活しない」という選択肢に対して、「逃げではないか」と考えてしまう人は多いのではないでしょうか。しかし、就活しないことは決して逃げではありません。
就活する・しないは個人の自由なので、必ずしもどちらかが正しい・間違いということはありません。
当然ですが、就活したからといって将来の成功が保証されるわけではありません。大切なのは、就活を選択肢の一つとして捉えた上で、自分の目標達成に最適な選択をすることです。
ただし、特に理由がないままなんとなく就活をしないでいると、後悔することになる可能性もあります。就活すべきかしないべきか、しっかりと考えた上で選択しましょう。
就活しないまま卒業する大学生の割合
文部科学省が行っている「令和6年度学校基本調査」によると、大学(学部)卒業者のその後の状況(令和6年3月)は下記のようになっています。
卒業後の状況 | 割合 |
進学者 | 12.6% |
就職者 | 76.5% |
有期雇用労働者 | 0.9% |
臨時労働者 | 0.6% |
臨床研修医 | 1.7% |
上記以外の者 | 7.7% |
不詳・死亡の者 | 0.0% |
出典:文部科学省「令和6年度学校基本調査」
「上記以外の者」は、卒業後に進学や就職をせず、進学準備や就職準備をしている人に相当します。つまり、就活しないまま卒業する大学生の割合は10人に1人ほどです。
就活しないまま卒業する大学生は少数派ではあるものの、一定数存在します。
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就活しない人のよくある理由
就活しない理由は、人それぞれです。その中でも、特に多い理由は下記の5つでしょう。
- 就活を面倒に感じている
- 会社員になることにマイナスのイメージを持っている
- やりたいことがない・わからない
- そもそも働きたくない
- 他にやりたいことがある
- 不採用が続いて自信を失くした
- 就活に時間を割きたくない
就活を面倒に感じている
就活を面倒に感じて、就活しない選択肢を選ぶ学生がいます。
大学3年生になり就活が本格的に始まると、さまざまな準備や対策が必要です。具体的には履歴書・エントリーシートの作成、自己分析や企業研究などがあります。
そして面接においては、入退室のマナーを覚えて、明るく元気な立ち振る舞いが要求されるでしょう。長い時間をかけて対策をしなければならず、人によっては面倒に感じるかもしれません。
また就活中は企業説明会や面接の予定が頻繁に入るため、スケジュール管理が大変になっていきます。多くの学生は授業とアルバイトの合間を見て、上手く就活を進めていかなければなりません。
このような大変さと負担から「自分は就活をしない」と判断してしまう学生が多いようです。
就活がだるい理由に興味がある方は、「就活をだるいと感じる10の理由!対処法からポイントまで詳しく解説」も読んでみてください。
会社員になることにマイナスのイメージを持っている
「ブラック企業」や「サービス残業」などがニュースなどで報道される昨今、会社員に対してマイナスイメージを持つ学生は少なくありません。
中には、「休日も少なく、朝早くから夜遅くまで仕事をしなければいけない」「人間関係のトラブルが怖い」などと考えてしまう人もいるでしょう。このようなイメージが強いと、「会社員になりたくないから就活しない」と考えてしまいます。
やりたいことがない・わからない
大学生の中には、夢や目標が持てず、やりたいことがない・わからないという人も多いです。そのため、何のために就活すれば良いかわからず、就活へのモチベーションがなくなってしまう人もいます。
やりたいことがない・わからないという状態だと、履歴書やESの作成もなかなか進みません。その結果、就活に対して消極的になってしまう場合があります。
そもそも働きたくない
就活しない人の中には、そもそも働きたくないという人もいます。ある程度自由に生きられる大学生活の中で、「仕事に縛られたくない」と考える人は多いのではないでしょうか。
とは言え、ほとんどの人は生きていくために働く必要があります。働きたくないという気持ちが強い場合は、まず働くことにプラスのイメージを持つことから始める必要があります。
他にやりたいことがある
就活よりも優先したいことがある場合、特に就活という選択肢をとらない方もいるでしょう。例えば海外留学を検討している方の中には、「チャンスは今しかない」「社会人になってから留学経験を生かしたい」という考えの方もいるでしょう。
そのように明確な目標があるからこそ、あえて就活をしないという選択肢もあります。
不採用が続いて自信を失くした
一度は就活に挑んだものの、度重なる不採用ですっかり自信を失くし、「就活しない」と決めてしまう人もいます。
自分では精一杯アピールしたつもりでも、不採用が続いてしまっては自分の全てを否定された気持ちになってしまうのも無理はありません。一度だけの不採用であれば立ち直りも早いですが、連続して不採用となっては心が折れるのも当然でしょう。
周りの同級生が次々と内定を受けている状態であれば、さらに自信を失くしてしまいます。「自分だけ受からない」という現状に焦り、「それならいっそ就活戦線から離脱しよう」という考えに至ってしまう新卒生も少なくありません。
特に新卒の就活は経験やスキルよりも、「自社とマッチする人柄か」「これから自社で活躍できそうな人材であるか」といった人物面が重視される傾向にあります。そのため、「内定を得られない=将来性がない」と言われているように感じてしまい、就活するモチベーションを失ってしまう人も少なくありません。
就活に時間を割きたくない
就活に時間を割くことに抵抗感を覚え、就活しない選択肢を取る人もいます。例えば以下のような就活準備には多くの時間を要するため、強い抵抗感を覚える人も多いでしょう。
- エントリーシートや履歴書の作成・提出
- 自己分析
- 企業・業界研究
- 面接対策・模擬面接
ひとつ準備が終われば次の準備と、次々にやることが発生するため疲労が溜まっていきます。さらに準備をしても内定に繋がるとは限りません。不採用が続いてますますやる気を失い、最終的には「就活をしない」という選択肢を取る人もいます。
特にサークルや部活動、バイトなど学生生活を謳歌している人は、このような考えから就活を諦めてしまいがちです。
楽しい学生生活から離れたくない気持ちが強く、社会人になることへの不安を抱えている人は「社会に出たくないと感じる理由や前向きになる方法を紹介」も参考にしてみてください。
就活しないまま卒業した後の生き方
ひとえに就活しないといっても、その後の選択肢は一つではありません。就活しないまま卒業した場合、下記のような選択肢があります。
- フリーランス
- 起業
- フリーター
- 無職(ニート)
- 期間を空けての就活
フリーランス
就職しない場合、フリーランス(個人事業主)として会社に所属せずに仕事をして収入を得る選択肢があります。組織に所属する必要がないため、会社員と比べて仕事内容や勤務時間を自由に決められるのが特徴です。
フリーランスは、自分の頑張りが直接収入に関わります。自分で働こうという意思がなければ収入を得るのは難しいため、自己管理が欠かせません。また、確定申告などの事務処理を自分で行う必要があるため、業務以外の知識も必要です。
起業
会社に所属するのではなく、自分で起業する選択肢もあります。フリーランスと同様に自分で働き方を決めることができるため、ある程度自由に働けるのがメリットです。学生でも起業はできるため、やりたいことやビジネスチャンスがあれば早くから活動できるでしょう。
ただし、フリーランスと同様に自己管理が欠かせません。また、ビジネスの内容によってはまとまった資金が必要な場合もあります。
フリーター
正規雇用ではなく、非正規雇用(アルバイト)で生計を立てるフリーターとして働くことも可能です。専門的なスキルがなくても働きやすく、業界によっては勤務時間や休日などをある程度自由に調整できます。
一方で、福利厚生を受けられない・社会的信用が低いなどのデメリットがあることにも注意しなければなりません。昇給や昇進も少なく、基本的にはボーナスもないところが多いため、会社員と比べて収入は低くなりがちです。
無職(ニート)
世間でニートと呼ばれる無職も、一つの生き方でしょう。
ニートの定義は、15歳から34歳の若者でありながら、学校に通わなかったり仕事に就いていなかったりする人のことです。当然収入を得ていないので、ニートとして過ごすためには家族の援助が必須となるでしょう。
自由に過ごせるメリットはあるものの、社会的に孤立しやすいのがデメリットです。人によっては、ニートとして過ごす中で社会生活に対して強い不安を抱いてしまう可能性があります。
また、周囲の環境と条件が揃っていなければ長く無職で居続けることは難しいでしょう。例えば、親が地主で不労収入があるなどの特別な条件が求められます。家族からの理解が得られない場合は、十分な貯金を蓄えておく準備が必要です。
期間を空けての就活
在学中に就活をせず、期間を空けて好きなタイミングで就活をする選択肢もあります。期間を空けることで、入念な準備や下調べが可能です。
ただし、新卒枠での応募ができなくなり、選択肢が減ってしまう恐れがあります。
また、就活の際にこの期間で何をしていたのかを聞かれることがあります。上手く説明できなければ、企業側に不信感を持たれてしまうかもしれません。
単なる空白期間とせず、自分を高めるために時間を使えればハンデとはならないため、常に向上心を持つことが重要です。
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就活を一旦保留にするための選択肢
就活を一旦保留する選択肢には、下記のようなものがあります。
- 進学
- 留学
- 留年・休学
進学
大学院や専門学校などへ進学することで、現在学んでいる学問をさらに深く学んだり新たな分野に挑戦したりと、さらに自身を高められます。また、その期間で就活の準備もできるでしょう。
ただし、進学には費用がかかります。ただ就活したくないという理由だけで進学すると、勉強にも身が入らずかかった費用に対するリターンを感じられない可能性もあるでしょう。選択する際は、必ず学びたいことや目的を明確にしてから判断しましょう。
留学
留学して異文化に触れることで、価値観や視野を広げることが期待できます。また語学力の向上により、後の就活にも有利に働くでしょう。
注意点として、就活の際に留学の目的や成果について問われることがあります。上手く答えられないと、留学経験がプラスに働かない可能性があります。
また、留学にかかる費用は決して安くありません。本当に価値がある選択なのかどうかは慎重に判断すべきでしょう。
留年・休学
留年や休学することで、就活をするまでの猶予を作れます。ただし、進学や留学と比べて、期間中の活動が不透明になりやすいため注意が必要です。
後に就職する際に、この留年・休学期間での活動内容を問われることがあります。そのため、何かしらの物事に打ち込む必要があるでしょう。例えば資格取得などに力を入れると、自分の能力を伸ばせたり、就活に有利にはたらく可能性があるためおすすめです。
就活しないメリット
就活しないことには、下記のようなメリットがあります。
- 人間関係に悩まされることが少ない
- やりたいことに集中できる
- じっくり考える時間を作れる
人間関係に悩まされることが少ない
会社に所属しない場合、上司や同僚と付き合う機会がないため、人間関係に関する悩みが少なくなりやすいです。
フリーランスなどの場合、取引先との付き合いがあるかもしれませんが、どうしても馬が合わない場合や理不尽な要求をされた場合は、取引をやめるなどの決定を自分で下せるので、会社員と比べると気が楽でしょう。
フリーターの場合でも、苦手な人とはシフトをずらすなどの調整ができます。
とは言え、全ての人間関係を断ち切るのは難しく、人間関係の悩みを100%なくせるわけではないため注意しましょう。
やりたいことに集中できる
会社に入ると、必ずしも自分がやりたい仕事だけをできるわけではありません。会社にはさまざまな仕事があるため、やりたくない仕事も振られる可能性があるでしょう。
一方で、就活せずに就職しなければ、自分のやりたい仕事や勉強などに集中できます。やりたいことが明確なら、就活しないという選択はプラスに働くでしょう。
じっくり考える時間を作れる
進学や留学をすることで就活までの期間が空き、準備期間を設けることができます。その期間で、やりたいことや目標を再確認したり資格取得を目指したりと、就活のための準備ができます。
就活は、今後の人生を左右する大きなイベントの一つと言えます。なんとなくで就活するのではなく、万全の準備を行うことも大切です。
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就活しないデメリット
就活しないことには、下記のようなデメリットがあるため注意が必要です。
- 収入が不安定になりやすい
- 福利厚生などを受けられない
- 社会的信用が低くなる
- 人との関わりが少なくなる
- 新卒として就活できなくなる
- 社会人としての常識を身につけられない
収入が不安定になりやすい
フリーターやフリーランスを選択すると、収入は不安定になりやすいです。
フリーターは、景気や経営状況などによってシフトに入りにくくなることもあるでしょう。固定給ではないため、給料が安定しているとは言えません。
また、フリーランスは依頼がなければ仕事ができません。自分の頑張りやスキル次第では収入を増やせる反面、上手くいかなければ生活費すら稼げない恐れがあります。
就活しない場合は、収入面をどうするかも考えておく必要があります。
福利厚生などを受けられない
会社員の場合は、家賃手当や家族手当をはじめとする、会社ごとに定められた福利厚生を受けられます。一方、フリーランスやフリーターなど会社に所属しない人は、これらの福利厚生を受けられません。
仮に会社員と同程度の年収を稼げたとしても、福利厚生の面では会社員の方が充実したサポートが受けやすいでしょう。
社会的信用が低くなる
フリーターやフリーランスは、会社員に比べて収入が不安定なため、社会的信用が低い傾向にあります。社会的信用が低いと、クレジットカードや各種ローンの審査などが通らないというデメリットが生じる可能性があります。
特に住宅や車の購入でローンを組みたい人は、社会的信用の低さがデメリットとなりやすいので注意しましょう。
人との関わりが少なくなる
就活せずに会社に所属しないということは、人間関係に悩むことが少なくなるというメリットがある一方で、人との関わりが少なくなります。
人との関わりが少なくなると、人の意見を聞く機会が少なくなり、新たな発想や価値観に気づけなくなってしまいます。また、孤独感を感じることもあるでしょう。
会社に所属しない場合は、距離が近い友人・知人との関係を大事にすることが大切です。
新卒として就活できなくなる
大学在籍中は、新卒として就活ができます。新卒採用は基本的にポテンシャル採用であるため、さまざまな会社に採用されるチャンスがあるでしょう。
しかし、新卒ではなく既卒の場合、ある程度の実績や能力を問われやすく、新卒と比べると就職が難しくなります。一度大学を卒業してからやっぱり就活したいと考えても、新卒と同じようには就活できないことに注意しましょう。
社会人として常識を身につけられない
会社に入ると、新入社員研修や先輩・上司とのやり取りを通じ、社会人としての常識を学ぶことができます。しかし、初めからフリーランスなどの働き方を選ぶと、社会人としての常識を身につける機会がありません。
会社ではなくてもビジネスマナーを学ぶことはできますが、会社員よりも身につけづらい点には注意する必要があります。
就活しないと決断する前にやるべきこと
就活しないことは決して逃げではありませんが、就活しないことで収入が不安定になったり、人との関わりが少なくなったりとデメリットも多数あります。就活しないと早々に決断するのではなく、まずは行動を起こしてみて就活しないと判断しても遅くはありません。
ここからは「就活しない」と決断する前にやるべき4つのことを紹介します。
- 就活しない理由を考える
- 企業説明会に参加する
- インターンに参加する
- 第三者の意見を聞く
就活しない理由を考える
どうして就活しない決断に至ったのか理由を整理しましょう。理由もなく就活しない選択肢を選んでしまうと、数年後の後悔に繋がる恐れがあるからです。「面倒だから就活したくない」「不採用が怖いから就活したくない」といったネガティブな理由であれば、もう一度考え直す必要があります。
一方で、就職しない明確な理由があるのであれば、就活しない道を選ぶのもひとつの手段です。例えばどうしても就きたい職業があり、そのためには1年後の資格試験に合格しなければならない場合、就職留年や就職浪人として1年を過ごすという選択性もあります。
自分の選択を後悔しないためには、「面倒」や「今が楽しいから動きたくない」という一時の感情に流されないことが大切です。「就活しない」と決断する理由は何か、それは将来に繋がることか、一度冷静に考えてみましょう。
企業説明会に参加する
就活しないと決断する前に、企業説明会に参加することをおすすめします。企業説明会で刺激を受けることで、考えが変わることがあるからです。
企業説明会は会社のホームページだけでは入手できない貴重な情報を聞けるチャンスです。また質疑応答の時間もあり、働く社員のリアルな声を聞くこともできます。「どんなときにやりがいを感じますか?」「仕事内容を詳しく教えてください」など、積極的に質問してみましょう。
企業説明会は強制参加ではないため、「この業界にちょっと興味があるから話だけでも聞いてみようかな」程度位の気持ちで参加しても問題ありません。企業説明会をきっかけに就活に意欲が湧いたのであれば、企業研究や自己分析を進めてみるのも良いでしょう。
インターンに参加する
「就活しない」と決断する前に、一度インターンに参加してみるのもおすすめです。職場の臨場感を味わうことで仕事に興味が湧き、就活へのモチベーションを取り戻せる可能性があります。
インターンは大学3年生の夏頃から始まるのが一般的ですが、現在では就活の多様化が進み、大学1~2年生での参加も可能となっています。
注目すべきは、特定の条件を満たしている場合に企業が実施できる「採用直結型インターン」です。通常のインターンで得た学生の情報は採用活動に使用できませんが、採用直結型インターンは本選考の判断材料として使用できるのが特徴です。
自分と企業のニーズが合致すれば、インターンをきっかけに内定を得られる可能性があります。また、インターンに参加した大学生を対象に、一次選考の免除といった特別選考ルートが用意されているケースもあります。
採用直結型インターンで早期に採用が決まれば、憂うつだと感じている就活戦線からいち早く抜け出すことも可能です。参加回数の上限や規定はないため、興味がある企業からの募集があれば積極的に参加してみましょう。
インターンシップの最新情報について詳しく知りたい人は「25卒の就活で変わるポイントをわかりやすく解説!インターンの位置付け変更の影響は?」も参考にしてみてください。
第三者の意見を聞く
就活しない選択をどう思うのか、第三者の意見を参考にしてみましょう。
人の意見を聞くことで就活に対する不安が解消され、前向きに考えられるかもしれません。ここで言う第三者は、大学の先輩やアルバイト先の上司、親、兄・姉など、年上の人たちを指します。就活を経験している人であれば、より建設的な意見を聞ける可能性が高いからです。
周りに相談できる人がいない場合、大学のキャリアセンターや就活エージェントを頼りましょう。いずれも就活に特化したプロなので、就活しない考えを肯定しつつも、現状を打破するための良いアイデアを提供してくれるはずです。
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在学中に就活しなくても大丈夫な人の特徴
以下の特徴に当てはまる人は、無理に就活をしなくても大丈夫なケースもあります。
- 専門的かつ高度なスキル・知識を持っている人
- 常に将来のことを考えている人
- 積極的に行動を起こせる人
- やりたいことに努力を惜しまない人
専門的かつ高度なスキル・知識を持っている人
専門的かつ高度なスキル・知識を持っている人は、無理に就活をしなくても大丈夫かもしれません。なぜならスキルや知識があれば、就活以外のルートでキャリアを築いていける可能性があるからです。
一例として、企業に所属しないクリエイタータイプのフリーランスなどがあります。具体的にはデザイナーやライター、プログラマーなどの職種です。
ほかにも、難易度は高くなりますが特殊な資格を取得することで、医師や弁護士、税理士として活躍できる可能性もあるでしょう。
高度なスキル・知識を持っている人は、就活しないでも十分なキャリアを作っていける可能性があります。
常に将来のことを考えている人
常に将来のことを考えている人も、すぐに就活しなくても大丈夫な可能性があります。将来のビジョンが明確だと、必要なスキルや経験を今後の人生プランに落とし込むことができ、無理に就活に進路を絞らなくても良いからです。
例えば起業を目指して勉強をしている、特定の資格を得るために専門学校に通うといったアクションが起こせます。また同じ志や目標を持った人たちとの出会いが人脈となり、就活以外のキャリアを発見できることもあるでしょう。
将来のことをしっかりと考えている人は、必ずしも就活一本に絞る必要はありません。
積極的に行動を起こせる人
積極的に行動を起こせる人は、自分で道を拓けるため就活をしなくても大丈夫なタイプです。起業家になったりフリーランスになったりと、自らチャンスを見つけて働きかけていくことができます。
就活のルートを選ばなくても、仕事を得るために企業へ直接アプローチをして、自分の強みや魅力の発信もしていけるでしょう。
積極的な人は就活に時間をかけるよりも、企業と出会って人脈を広げるなど独自のキャリアを見つけていく方が効率が良いこともあります。
やりたいことに努力を惜しまない人
自分の強みをどんどん育てていける人は、無理に就活をしなくても困らない可能性があります。スキルは就活において強い武器となるため、卒業後の就活であってもスムーズに内定を獲得しやすいためです。
例えば「どうしても海外生活を体験したい」という目的がある人は、留学に向けて英語を勉強したり海外情勢を調べたりと、積極的に行動できます。目標達成に向けて主体的に行動や努力をした経験は、卒業後の就活の場でもポジティブに評価されるでしょう。
就活しない生き方を選んだときに行うべきこと
就活しない生き方を選んだときは、その選択が本当に正しいのかを確認するためや将来のために、下記のようなことを行うべきです。
- 就活しないという選択が自分の目標と合っているか確認する
- 自分が興味を持てることに打ち込む
- さまざまな立場の人の話しを聞いてみる
- 専門的な知識やスキルを身につける
- 資格取得を目指す
- お金を稼ぐ方法を学ぶ
就活しないという選択が自分の目標と合っているか確認する
選択そのものが正しいか正しくないかではなく、自分の目標ややりたいことと合致するかが重要です。就活しないことがやりたいことと合致しているかを再度確認する必要があります。
自分が興味を持てることに打ち込む
就活しないと決断したものの明確な目標がない場合は、自分が興味を持てることに打ち込んでみましょう。旅行やスポーツ、読書など何でも構いません。
興味があることに打ち込んでいる間に、仕事としてやってみたいことが見つかることがあります。例えば絵を描くのが好きならイラストレーターを目指す、ブログを書くのが日課になっているならブロガー・ライターを目指すなどです。
コツコツと打ち込めるものであれば、小さなことでも実績として積み重なり、仕事としてお金を稼ぐ仕組みが作れる可能性もあります。
一見仕事に繋がらないようなことでも、興味があれば打ち込んでいくうちにキャリアについて新しい発見が得られるかもしれません。仕事や収益に繋がることもあるので、まずは気軽に行動してみましょう。
さまざまな立場の人の話を聞いてみる
会社員やフリーランス、起業した人などさまざまな立場の人の話を聞いてみましょう。直接的な繋がりがない場合は、SNSで質問してみるなどでも構いません。
多くの人の意見を聞くことで、就活しないという選択が今の自分に合っているかを確認できます。ビジネスのヒントを得たり、人脈を広げたりするチャンスにもなるでしょう。
専門的な知識やスキルを身につける
就活をしなかった場合、進学などによって就活までの準備期間を作るか、フリーランスや起業などで会社に所属せずに仕事をすることになります。どちらにしても、専門的な知識やスキルを身につけて強みを持たなければ、今後厳しくなる可能性があります。
強みを持つためにも、常に向上心を持って学ばなければいけません。
資格取得を目指す
就活しないと決めたなら、資格取得を目指してみても良いでしょう。資格があれば特定のスキルを持った証明となり、就活をせずとも収入源を確保したり、キャリアの幅を広げたりできる可能性が大きくなります。
もし興味がある業界や職種があれば、関連する資格取得を目指してみましょう。将来就職したくなったとき、就活経験がない場合でも選考で有利に働くかもしれません。
将来のビジョンが描けていないなら、次のような汎用性の高い資格取得がおすすめです。
- TOEIC
- 日商簿記
- マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)
- 秘書検定
- ITパスポート
- 基本情報技術者試験
- 宅地建物取引士(宅建)など
資格は社会的な信用を得るときにも、強い味方となってくれる存在です。
値打ちのある資格ほど取得難易度は上がります。しかし将来のキャリアを考えれば、時間をかけて学習する価値があります。就活しないことで生まれた時間を有効に使いましょう。
就活におすすめの資格に興味がある方は、「就活におすすめの資格は?就活に有利で役立つ資格を業界別に解説」も読んでみてください。
お金を稼ぐ方法を学ぶ
働かなくても稼ぐ方法を学ぶのもひとつの手段です。例えば、以下のような方法があります。
- 株式売買
- 不動産投資
- 仮想通貨
- ネットショップ運営
- アフィリエイト収入
企業に属さなくても上記の方法で生活できるのであれば、無理に就職にこだわる必要はありません。
ただし、投資やビジネスを始めるには元手が必要であり、失敗すれば大赤字になる可能性もあります。また、ネットショップやアフィリエイトも収益化まで時間がかかるため、すぐに安定収入を得られるわけではないことを念頭に置いておきましょう。
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就活せずに就職する方法は?
就活せずに就職する方法は、以下の5つがあります。
- 国家公務員になる
- 地方公務員になる
- 長期インターンに参加する
- アルバイトから正社員に就職する
- 知人・友人などから仕事を紹介してもらう
- ワーキングホリデーに挑戦する
- 逆求人サイトを利用する
特に就活しないで就職する方法として人気なのが公務員です。就職するには就活をするのが一般的ですが、公務員なら一般企業のような就活をする必要はありません。公務員試験や面接を受ける必要はありますが、就活しない理由によっては選択肢のひとつになるでしょう。
公務員が選択肢にない人は、長期インターンやアルバイト、紹介などを通じて就活とは別のアプローチから就職を考えるのも一つの手段です。
国家公務員になる
国家公務員は、職種ごとに設けられた国家公務員試験に合格し、面接を受けて内定をもらうことで就くことができます。選考フローは、一般的な企業の就活とは異なります。
ただし、国家公務員試験は決して簡単ではありません。中には浪人する人もいるため、集中して勉強や対策に取り組む必要があります。
地方公務員になる
地方公務員は、各都道府県が実施する地方公務員試験に合格し、面接を受けて内定をもらうことで就くことができます。就職までの工程は、基本的に国家公務員と同様です。
地方公務員には、県庁職員や警察官、消防士などの職種があります。それぞれの職種ごとに受験要件などが異なるため、よく確認する必要があります。
長期インターンに参加する
長期のインターンに参加して、そのまま就職する人もいます。
企業が実施しているインターンには、大きく分けて短期インターンと長期インターンの2つがありますが、実施期間の長い長期インターンがおすすめです。
長期インターンは最短でも2週間以上と長く、企業の実務に触れられるのが特徴です。短期インターンより実践的な仕事体験ができるうえ、責任感の大きい仕事を任されることもあり、専門的な知識・スキルが身につくチャンスもあるでしょう。
長期インターンには、成績が優秀な人を対象に直接採用の機会を設けている場合があります。一般的な就活のように筆記試験対策や面接対策が不要であり、就活を面倒に感じている人でも成績次第ではすぐに内定をもらえます。
就活しないと決めたなら、インターンに絞って企業と出会う方法もおすすめです。
アルバイトから正社員に就職する
就活しないでも、アルバイトから正社員に就職が可能です。
アルバイトや派遣社員といった非正規雇用の形態でも、仕事を続けているうちに正社員として採用されるケースはよくあります。正社員を目指すときは、責任ある仕事を自ら率先して引き受けたり、仕事に対する意欲をアピールしたりしましょう。
アルバイトから正社員になることには、職場の雰囲気を知っているので人間関係の構築がしやすい、即戦力として活躍しやすいといったメリットがあります。また同じ職場であるため、ミスマッチに悩まされることがなく、長く働き続けられるでしょう。
ただし全ての企業が正社員雇用をしているわけではないので、注意が必要です。正社員登用制度の有無については事前に確認しておきましょう。
知人・友人などから仕事を紹介してもらう
知人・友人など知り合いに正社員や企業経営者などがいれば、そこから紹介を受けて就職を目指すのも一つの手段です。
人柄を知っている人からの紹介であれば、自分の適正に合った仕事に出会えるチャンスがあります。事前に仕事についても話を聞けるので、職場環境によるミスマッチを感じることはないでしょう。就活のようにさまざまな企業と面接を繰り返すこともなく、準備や手間をスキップできます。
ただしスムーズに就職ができるメリットがある反面、知人・友人に迷惑がかからないよう細心の気配りをする大変さがあります。紹介してくれた人の信頼を落とさないよう、常に誠意と感謝の気持ちを持って働きましょう。
ワーキングホリデーに挑戦する
ワーキングホリデーとは、海外の事業を手伝いながら収入を得る方法です。海外の農家やカフェ、レストランなど業種は幅広く用意されています。
フルタイムで就労できるため、海外での生活を楽しみながら収入を得ることが可能です。留学とは違い、自分で生活費を稼げる点は大きなメリットと言えるかもしれません。また、現地での言語が生活を通じて身に付くため、帰国後に改めて就活を行う場合も強い武器となるでしょう。
ワーキングホリデーは各国の大使館や領事館、または留学エージェントのような支援団体を通じて申請します。国や地域によって滞在期間や条件が異なるため、自分が希望する内容とマッチするかどうか確認した上で申し込みましょう。
逆求人サイトを利用する
企業からスカウトが届く「逆求人サイト」での就活も検討してみましょう。逆求人サイトとは、通常の就活サイトのように自分から企業に申し込むのではなく、企業から「弊社を受けてみませんか」とスカウトが届くシステムです。企業選びや応募などの手間を省けるため、就活そのものが面倒だと感じている人におすすめです。
スカウトされるということは企業からの期待値が高いとも言えるため、内定を得やすいというメリットもあります。自分の希望と企業の条件がマッチしているのであれば、そのまま就活を進めても良いでしょう。
ただし、スカウトされたからと言って内定が保証されているわけではありません。最低でも1回は面接を受ける必要があるため、就活を進めるなら面接対策を徹底しておきましょう。
スカウトされた企業が自分の希望と合わない場合でも、自分の条件がどのような企業にマッチしているのかを知る手掛かりにはなります。スカウトされた企業と同じ業界や職種に絞って求人情報を探してみれば、行きたい企業が見つかるかもしれません。
卒業後の就活を成功させるポイント
就活しないまま卒業した人が、その後の就活で成功するためのポイントは以下の通りです。
- 就活しなかった理由を整理する
- 自己分析をする
- 企業・業界研究を行う
- 面接対策を行う
- ハローワークに相談する
- 就活エージェントを活用する
就活しなかった理由を整理する
卒業後の就活を成功させるには、それまでに就活しなかった理由を整理する必要があります。就活しなかった理由が不明確なままであっては、再度同じ失敗を繰り返す可能性が高いからです。
例えば、就活対策が面倒で準備を怠っていた人は、スケジュールを決めて入念に準備することで、準備不足による失敗を回避できます。留学や資格取得などのやりたいことを優先した結果、就活しなかったのであれば、その出来事を就活でアピールできるか考えてみましょう。
このように、就活しなかった理由を整理することで、次の就活に向けた対策が立てられます。
自己分析をする
自己分析は在学時の情報を使いまわすのではなく、卒業後に改めて分析しなおしましょう。就活の軸や価値観は在学中から変わっていることが多く、最新の状態にブラッシュアップする必要があるためです。
自己分析は自分の性格や価値観を客観的に把握できるため、ESや面接でアピールすべきポイントを見つけられます。また、新たな強みや興味を発見することで、自分に向いている仕事や理想とするキャリアも見えてきます。
自己分析は入社後に後悔したり早期退職したりするリスクの軽減にも繋がるため、しっかり行いましょう。
自己分析のやり方を詳しく知りたい人は、「自己分析のやり方7ステップ!新卒が就活で自己分析をする効果的な方法」も読んでみてください。
企業・業界研究を行う
志望する企業や業界を絞り込めたら、自己分析同様、企業・業界研究も改めて行いましょう。
その際、在学時と同じ企業・業界であっても、改めて研究しなおすことが大切です。なぜなら、事業内容や方針は1年で大きく変わる場合があるからです。
例えば、M&Aにより企業方針が変わったり、法改正によりサービス内容を変更したりするケースもあります。このような変化を見逃さないためにも、企業・業界研究は改めて一から行いましょう。
企業・業界研究で得た知識は、志望動機や自己PRにも活かせるので、内定率アップにも繋がります。
面接対策を行う
卒業後の就活では、在学時以上に徹底した面接対策が必要になります。なぜなら、面接官の中には就活しなかった人に対して「早期離職をしてしまうのではないか」「人間性に難があるのではないか」などの疑念を抱く人もいるためです。
こうした考えから、「新卒で就職しなかった理由は何ですか」「空白期間には何をしていましたか」という質問をされるケースが多く見られます。このときに口ごもってしまうと悪印象を抱かれる可能性が高いため、事前に考えをまとめておき、スムーズに応えられるよう対策をしておきましょう。
ただし、 印象を良くしようと話を盛ったり、嘘をついたりしてはなりません。後から嘘がバレた場合、内定の取り消しや解雇になる恐れがあります。
ネガティブな理由であっても伝え方を工夫すれば、評価ポイントに転じる可能性があります。在学中に就活しなかったことを弱みにするのではなく、アピールポイントにできるよう、面接対策を徹底しておきましょう。
既卒の就活でアピールすべき点がわからない人は、「既卒の就活では何をアピールすべき?強みや求人探しのコツなどを解説」も読んでみてください。
ハローワークに相談する
ハローワークに相談するのもひとつの手段です。ハローワークは全国に500以上の拠点があり、誰でも就活相談を受けられます。希望条件で企業検索できるサービスもあるため、すでにやりたい仕事が決まっている人は積極的に相談してみましょう。
なお、ハローワークには以下のようなサービスも存在します。
サービス名 | 特徴 |
わかものハローワーク | ・34歳以下を対象としている ・求人の紹介や就活相談において、若者世代に特化したサポートを低起用している ・拠点数は全国に21か所とやや少なめ |
ハロートレーニング | ・職業訓練を受けられる ・自己負担はテキスト代のみ ・介護や事務、プログラミングなどさまざまなコースから選択できる |
新卒から間もない人であれば、若者世代に特化した「わかものハローワーク」がおすすめです。一方、「ハロートレーニング」は働きたい業種が決まっている人や、スキルを身につけて内定率アップを目指したい人に適しています。
自分の年齢や今後の方向性を踏まえて、これらのサービスを利用するか検討してみましょう。
就活エージェントを活用する
就活に対する不安が拭えない人は、就活エージェントの利用がおすすめです。書類作成のサポートから就職先の紹介、面接対策まで就活全般をサポートしてもらえるので、自分で就活準備を進める自信がない人に適しています。
さらに、個別面談などを通じて、就活に対する希望や不安などをヒアリングしてもらえるのも就活エージェントの魅力です。その内容を元に求職者に最適なサポートを提供してくれるので、スムーズな就活へと繋がります。
例えば60年の運営実績を持つP-CHAN就活エージェントの場合、企業との信頼関係を活かした特別選考ルートの紹介が可能です。1次面接をパスできるため、面接が苦手で就活を一度諦めてしまった経験がある人でも再挑戦しやすいでしょう。
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就活する・しないに迷うなら新卒エージェントに相談を
就活は、今後の人生を左右しうる、人生の重要な選択のひとつです。中には、就活しないという選択肢を選ぶ人もいるでしょう。就活しないのは必ずしも間違いではありませんが、事前にその目的を明確にしておくことが大切です。
もし就活に対してネガティブなイメージを持っていて行動に移せないのなら、P-CHAN就活エージェントを利用してみましょう。
P-CHAN就活エージェントは、専任のキャリアアドバイザーがマンツーマンでサポートを実施してくれる就職・転職支援サービスです。自己分析や企業研究、ESの作成方法に至るまでアドバイスをしてくれるので、就活への不安を自信に変えてくれる環境があります。
就活以外の悩みや不安も気軽に相談できるので、ぜひ一度無料相談してみましょう。
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