就活における中小企業の探し方は?おすすめの就活サイトも紹介
目次
「就活時に中小企業はどうやって探すのがいい?」
「効率良く中小企業を探したい!」
中小企業への就職を志望している学生で、このような疑問や願望を抱えている人も多いのではないでしょうか。
中小企業の探し方には、就活サイトの利用や合同説明会への参加、先輩からの紹介など、さまざまな方法があります。ただし、探し方によって出会える企業の質や数が異なるため、自分に合った方法で探すことが大切です。
この記事では、就活における中小企業の探し方や企業を選ぶ際のポイントを解説します。また、中小企業に向いている人の特徴も詳しく解説するため、中小企業への就職を視野に入れている人はぜひ最後までご覧ください。
なお、利用する就活サイトが決まっていない学生には、「P-CHAN就活エージェント」がおすすめです。P-CHAN就活エージェントは非公開求人を豊富に扱っているため、ほかの就活サイトでは見つからないような企業と出会える可能性があります。
就活に不安を抱いていたり就活の進め方がわからなかったりする人は、ぜひ利用してみてください。
就活における中小企業の探し方おすすめ7選
中小企業の探し方おすすめ7選を紹介します。探し方で悩んでいる人は以下の方法で探してみましょう。
- 就活エージェントを利用する
- 求人検索型サイトを利用する
- スカウト型求人サイトを利用する
- 合同説明会に参加する
- インターンシップへ参加する
- 大学のキャリアセンターへ相談する
- 大学の先輩から紹介してもらう
就活エージェントを利用する
就活エージェントを利用すれば、就活のプロである専任のエージェントから企業を紹介してもらえます。また、選考の進め方や履歴書作成のコツ、面接対策などもサポートしてくれるため、就活が不安な人でも安心して利用できます。
効率良く自分に合った企業を見つけたい人や、自分で探す手間を掛けたくない人におすすめです。
求人検索型サイトを利用する
求人検索型サイトなら、数多くの求人から興味のある求人を自分で選んで応募できます。求人サイトには総合的なものから中小企業特化のものまであるので、複数のサイトを利用するのがおすすめです。
また、複数の求人サイトを利用することで、さまざまな職種の求人を見つけられます。そのため、就活の視野を広げるチャンスにもなるでしょう。
数多くの求人を見たい人や自分で求人を探したい人におすすめです。
スカウト型求人サイトを利用する
スカウト型求人サイトは、自分から応募しなくても、企業からスカウトがもらえる求人サイトです。スカウトをもらえれば、書類選考免除や一次選考免除などの特典を受けられるケースもあるので、就活を優位に進められます。
また、利用時は企業からのスカウトを待つだけなので、応募の手間や時間を少なくできるメリットもあります。ただし、自分が気に入った企業からスカウトが来るとは限らないため、スカウト型求人サイト以外のサイトと併用すると良いでしょう。
合同説明会に参加する
合同説明会に参加すれば、一度に多くの中小企業の説明を聞けるので効率良く企業を見つけられます。
また、就きたい業界や職種が決まっていない人の場合、さまざまな企業を見られるので就活の軸を決めるきっかけにもなるでしょう。一度参加するだけで得られるものが多いため、時間があるタイミングで参加することをおすすめします。
インターンシップへ参加する
中小企業のインターンシップへ参加することで実際の業務に携わったり、企業の人と関わったりできます。実際の業務を行うため、中小企業に対するイメージが明確になり、就職後のイメージのギャップがなくなるのも大きなメリットです。
また、企業によってはそのまま内定をもらえる可能性もあるため、積極的にインターンへ参加すると良いでしょう。
大学のキャリアセンターへ相談する
大学のキャリアセンターを利用することで、就活相談や進路に関する相談を受けられます。また、キャリアセンターから求人を紹介してもらえるケースもあります。
紹介される求人は、在籍している学生に向いているものばかりであり、ブラック企業を紹介されるリスクが低いのが特徴です。さらに、企業側も特定の大学に向けて求人を出しているので、採用される可能性が比較的高いのもキャリアセンターを利用するメリットのひとつでしょう。
大学の先輩から紹介してもらう
大学の先輩からの紹介なら、実際の業務内容や残業時間などのリアルな現状を聞けるので企業に対して明確なイメージを持てます。また、紹介であればそのまま内定をもらえる可能性もあります。
ほかにも、求人には書いていない企業の現状を知れるため、就職後に「イメージと違った」「求人に書かれている業務内容と違った」などの状況にもなりにくいでしょう。
中小企業探しに使えるおすすめ就活サイト
ここでは、中小企業探しに使えるおすすめの就活サイトを紹介します。各就活サイトの特徴を理解して、自分に合うサイトを選びましょう。
就活エージェントサイト①:P-CHAN就活エージェント
掲載求人数 | 非公開 |
利用者数 | 非公開 |
特徴 |
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運営会社 | 株式会社ピーアール・デイリー |
P-CHAN就活エージェントは、60年の歴史を誇る老舗のエージェント型サイトです。長い運営実績により、数多くの学生から人気を得ています。
また、自分に合う求人を紹介してくれるだけでなく、信頼度抜群のES改善や特別選考ルートを受けられるのも魅力的なポイントです。
さらに、ES改善による書類選考率は驚異の98%(※公式サイトに記載)であり、ほかのサイトよりも群を抜いて精度が高いです。そのため、ESの書き方に自信がない人は、利用してみると良いでしょう
就活エージェントサイト②:doda新卒エージェント
出典:doda新卒エージェント
掲載求人数 | 約6,000社(2023年3月時点) |
利用者数 | 約14万人 |
特徴 |
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運営会社 | 株式会社ベネッセ i-キャリア |
doda新卒エージェントは、掲載求人数6,000社、利用学生数14万人を誇る人気のエージェント型サイトです。専任のエージェントから丁寧なアドバイスを受けられるので、就活の進め方が分からない人におすすめです。
また、最短2週間のスピード内定も可能なため、「今すぐ内定がほしい」と思う人にも向いています。さらに、面接の合否理由まで教えてくれる場合があるため、面接回数を重ねるごとに面接の質を高められるでしょう。
検索型求人サイト①:あさがくナビ
出典:あさがくナビ
掲載求人数 | 5,124社(2024年2月時点) |
利用者数 | 約40万人 |
特徴 |
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運営会社 | 株式会社学情 |
あさがくナビは、中小企業の求人を数多く扱っている検索型求人サイトです。求人検索だけでなくスカウト機能もあるため、効率良く求人を探せます。
また、スマホでの面接も可能なので、遠方に住んでいる人や何度も面接を重ねたいという人に特におすすめです。中小企業を選びたいという人は、とりあえず利用して損はないでしょう。
検索型求人サイト②:マイナビ
出典:マイナビ
掲載求人数 | 27,485社(2024年2月時点) |
利用者数 | 約80万人 |
特徴 |
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運営会社 | 株式会社マイナビ |
マイナビは、全国80万人以上が利用している国内最大級の検索型求人サイトです。オリコン顧客満足度調査でも6年連続1位(※公式サイトに記載)を獲得しており、知名度と実績の両方を兼ね備えているのが特徴です。
大企業はもちろん、中小企業の求人も多数掲載しているので中小企業探しにも使えます。また、自己分析や他己分析ツールも無料で利用できるため、自分に向いている職種が分からないという人にもおすすめです。
どの就活サイトを利用しようか悩んでいる人は利用してみましょう。
スカウト型求人サイト①:OfferBox
出典:OfferBox
掲載求人数 | 約16,930社(2024年2月時点) |
利用者数 | 約20万人 |
特徴 |
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運営会社 | 株式会社i-plug (アイプラグ) |
OfferBoxは、企業から応募オファーが届くスカウト型求人サイトです。オファーに応えるだけで選考が進んでいくため、スカウト型求人サイトが初めての人でも簡単に利用できます。
また、大手からベンチャーまで幅広い企業からのオファーが届くのがOfferBOXの魅力です。自分の実績を企業へアピールしたい人は登録してみましょう。
オファーボックスの評判について詳しく知りたい人は「オファーボックスの評判・口コミは?使い方やオファーが来るコツをレクチャー!」も読んでみてください。
スカウト型求人サイト②:dodaキャンパス
出典:dodaキャンパス
掲載求人数 | 約8,500社(2023年6月時点) |
利用者数 | 約99万人(累計登録者数) |
特徴 |
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運営会社 | 株式会社ベネッセi-キャリア |
dodaキャンパスは、99万人以上の学生が登録している大手求人サイトです。その人気から、オリコンの「学生満足度総合No.1」を3年連続で獲得しています。
オファー受信率は驚異の99%であり、数多くのオファーが受け取れるのが最大の魅力です。また、「適性検査」「オンラインイベント」などの各サポートも充実しているので、就活に不安を抱いている人は利用してみると良いでしょう。
dodaキャンパスの評判について詳しく知りたい人は「dodaキャンパスの口コミ・評判は?メリット・デメリットや向いている人を解説!」も読んでみてください。
就活で中小企業を探すときのポイント
中小企業を探す際のポイントを5つ解説します。優良企業への就職を実現するためにも、しっかりと押さえておきましょう。
- 離職率が低い企業を選ぶ
- 過去数年で業績が伸びている企業を選ぶ
- 残業時間が許容量を超えていないか確認する
- 福利厚生が充実している企業を選ぶ
- 年間休日数を確認する
離職率が低い企業を選ぶ
中小企業を選ぶときは、離職率が低い企業を選びましょう。離職率を見ることで企業で働く従業員の満足度がある程度分かるためです。
仮に離職率が高ければ、給与が低かったり仕事に社員がやりがいを感じていなかったりするなど、就職しても満足できる環境ではない可能性があります。
ただし、離職率は業界によっても異なるため、複数企業の離職率を比べてみるのも大切です。離職率がわからなければ平均勤続年数を見ることで、従業員の満足度がある程度把握できるでしょう。
過去数年で業績が伸びている企業を選ぶ
過去数年の業績が伸びているかどうかも重要なポイントです。過去数年間の実績を見ることで、その企業の将来性をある程度把握できるからです。仮に業績が伸び悩んでいるなら、本当にその企業で良いかを考えた方が良いでしょう。
また併せて注意したいのが、常に安定して業績が伸びているのか、あるいは一時的なものなのかという部分です。特に中小企業は急な業績悪化で倒産してしまう会社も多いので、業績が常に安定しているかが大切です。
直近1〜2年の業績だけでなく、全体の業績を見ることも重要と言えるでしょう。
残業時間が許容量を超えていないか確認する
残業時間は月間どれくらいなのか確認しておきましょう。残業時間を把握することで、業務内容のキツさがある程度わかります。
一般的に残業時間の平均は、月20〜25時間程度と言われています。
もちろん業種によってはこれよりも多くなる可能性はありますが、一つの基準として月45時間を超えないことは確認しておきましょう。厚生労働省が「時間外労働の上限規制」として、1か月の時間外労働を45時間までと定めているためです。
特別な事情がある場合のみ45時間を超えることはできますが、客観的に見ても1か月45時間の残業は多いと言えます。
福利厚生が充実している企業を選ぶ
福利厚生の充実度も、企業選びにおいて重要です。優良企業は従業員のことをサポートしたいと考えている傾向があるため、資格手当や特別休暇などの支援が充実しています。
求人を探す際は、年収や残業時間だけでなく福利厚生も併せて見ることで、働きやすい企業に出会いやすくなるでしょう。
年間休日数を確認する
年間休日数も確認しておきたいポイントです。一般的に年間120日以上の休日があれば多いと言われています。反対に、年間110日以下の休日数の企業は、一般的には休みが少ない部類に入ります。
また、年間休日以外にも「完全週休2日制」や「週休2日制」も理解しておきたい言葉です。
「完全週休2日制」とは、毎週必ず休日が2日あることが確約されている制度です。一方で「週休2日制」は、週2日の休みのある週が1か月に1度以上あることを言います。間違えやすい言葉なのでしっかりと意味を理解しておきましょう。
中小企業に向いている就活生の特徴
中小企業に向いている人の特徴を紹介します。
- 早く出世したい人
- 成長意欲の高い人
- 自分の意見が通りやすい環境で働きたい人
自分に向いているかどうかわからない人は参考にしてみましょう。
早く出世したい人
早く出世したい人は中小企業が向いています。中小企業は大手企業と違って年功序列制度がないケースが多く、成果を出せば年齢に関係なく出世しやすい特徴があります。
一方で、大手企業は従業員数が多い分、長く働かないと出世しづらいケースも少なくありません。出世スピードを優先するなら、大手企業よりも中小企業の方が合っている可能性があります。
成長意欲の高い人
成長意欲が高い人も、中小企業に向いています。
中小企業は従業員数が少ないケースが多く、社員一人ひとりの責任が重くなりがちです。言い換えれば、大きなプロジェクトを早い段階で自分に任せてもらえるため、大手企業よりも裁量を持って仕事をこなせる可能性があります。
裁量を持って仕事をこなせば成長スピードが早くなりやすいため、成長意欲の高い人は中小企業でやりがいを持って働けるでしょう。
自分の意見が通りやすい環境で働きたい人
自分の意見が通りやすい環境で働きたい人も、中小企業に向いています。特に人数が少ない中小企業では、自分の意見や主張が通りやすいです。
大手企業の場合は何かしらの意見や決定をする際、決定権を持つ者の承諾が必要なため、若いうちは自分の意見が通りづらい特徴があります。
「もっとこうしたら良くなるのに」と思っても実現できない可能性があるため、若いうちから自分の意見を積極的に言いたい人は中小企業が向いているでしょう。
中小企業に不向きな就活生の特徴
中小企業に向いている人の特徴を解説しましたが、中小企業が不向きな人もいます。以下の不向きな人の特徴を理解して、自分に合っているかどうかを判断してみましょう。
- 高収入を求めている人
- 仕事に安定感を求めている人
- 福利厚生の充実を求めている人
高収入を求めている人
高収入を求めている人は中小企業に向いていないかもしれません。中小企業は、大手企業と比べるとどうしても給料が少ない傾向にあります。月収のほかにもボーナスも少ないため、高年収を求める人は大手企業の方が向いています。
ただし、中小企業だからと言って全ての企業の年収が低いとは限りません。企業によっては高収入も狙えるため、求人に記載の想定年収や企業の将来性を考慮して判断しましょう。
仕事に安定感を求めている人
中小企業は、大手企業と比べて資金力が低かったり実績が少なかったりするため、景気によっては減給や倒産するリスクがあります。そのため、企業に安定感を求める人は大手企業への就職が向いています。
また、ニッチな領域で急速に力を伸ばしている中小企業でも、競合他社が現れれば実績が低下する恐れがあるため、やはり安定感に欠けると言えるでしょう。
福利厚生の充実を求めている人
中小企業は、大手企業よりも福利厚生が充実していない傾向にあります。ただし、福利厚生が充実している企業もあるため、企業ごとに入念に調査しておくべきです。
また、最近ではさまざまな福利厚生を取り入れている企業が増えてきているため、自分に合う福利厚生があるかどうかも確認しておきましょう。
就活では自分に合った中小企業の探し方を見つけよう
就活において中小企業を探す際は、エージェント型、求人検索型、スカウト型の3つの就活サイトを活用しましょう。3種類の就活サイトを活用することで、効率良く就活を進められます。
また、求人サイトごとに得意・不得意があるため、求人だけでなく就活サイト選びも就活を成功させるための重要な要素です。
どの就活サイトを利用するか悩んでいる人には、就活エージェントサイト「P-CHAN就活エージェント」がおすすめです。創業60年の運営実績を持ち、これまで数多くの就活生を就職に導いてきました。
また、就活に対する不安や悩みも就活のプロである専任のエージェントが解決してくれるため、安心して就活を進められます。興味のある人はぜひ利用してみると良いでしょう。